皇帝の日記
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2010年01月11日(月) お茶を飲み

渡米してからと言うもの、色んな方々にお茶をいただくので、あきらかに自分が買うお茶よりランクが上の物を飲んでいます。
ありがたいことです。
しかし、良いお茶を新鮮なうちに飲んじゃおう、と思って先に開けてしまう為、自分の買った安いお茶が古くなって、ますますいけてない味になっている事だろう。
嗜好品なのに、嗜好していない味に。

さて、ゲッティセンターに行って来た。
展示品を観る目的ではなくて、芝生の上でピクニックをしよう、というわけで。

というのも、先日サンタモニカの銀行に行った帰りに、芝生のある公園に寄ったのだが。
芝生でイサムさんをハイハイさせたい。
思う存分遊ばせたい。
と思ったのだが、お土地柄か、公園の芝生の中にタバコの吸い殻やら、ガラスの破片やら、注射器の針やらが落ちていて、とても赤ちゃんを放す気になれず。

ゲッティセンターは、常時清掃人がうろうろしているので、ディズニーランドよりきれい。
喫煙マナーにも厳しい。
週末は多くの親子連れがピクニックに来るのだ。

しかし、朝突然「行こう!」と決めたもんだから、なんの準備もしておらず。
ミルクやらオムツやら、なんとなく必要な物をぎゅうぎゅう紙袋に詰め込んで出発。
途中日本食スーパーで、おにぎりとウーロン茶を買って、ビニール袋にぶら下げて。

イサムさんの服も「芝生の汁が、シミになるから」と、すでに最もミルクが激しくシミになっている汚いパジャマ。
ジャバ夫さんは、昨晩遅くまで会社のパーティーでインタビュアーとして働いていたので、そのまま寝ちゃった、ヨレヨレの埃だらけの会社パーカー。
皇帝は、標高の高いところに行くので、スキーで着ていた、ゴアテック。

もっさ〜。

なにやら・・・。
家のない一家みたいだ・・・。

更に小脇に抱えているのは、皇帝が赤ちゃんの時に使っていた毛布。
今はぼろぼろなので、レジャーシートとして活躍してます。
はい。

ジャバ夫さんと
「やばいね、これは・・・」
「うん、我々すごい不幸そうだね」
「せめて、幸福そうにしよう」
と、ニヤニヤしながらゲッティ行きのモノレールに乗り込む。

他の家族の赤ちゃん達は、皆よそ行きのちょっと良い服を着ている。
高貴なイサム王子が、同情するなら金をくれの人に見える。

もっさもっさと出かけてみれば、なーんと、思ったよりもポカポカ暖かい、良い陽気。
ゴアテックでは暑い。
上着を脱いだ皇帝は、タンクトップ。
その二の腕には、イサムさんに噛まれた、見事な青タンが。

家のない不孝な家族な上に、DVの疑いまで。

こそこそ。
ちょっと庭の隅っこで、ぼろい毛布を敷いて、おにぎりを控えめに食べながら、イサムさんを放牧。

するとイサムさん、はりきっちゃって、猛然と芝生の上をハイハイダッシュ!
同じくピクニックをしている家族のところに行っては、「かわいいねー」と言われて、大喜びで駆け回っていく。

うん、最大の目的は達した。
浮浪者夫婦は、満足したのであった。
もっさ〜。


皇帝