皇帝の日記
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母の新盆なんざますが。
そのせいかどうか、夢で母に会った。 帰って来ているらしい。 今までも良く夢を見たが、それは生きている頃の母親を思い出しての夢であった。 だが今回は、向こうから来たっぽい夢だった。
一緒にどこかを旅行しているのだが、突然段差の激しい下り階段が現れた。 母は高い所や急な階段やらが苦手で、旅行に行っても、遺跡のてっぺんとかに登るのが怖かった人である。 そこで、「お母さん、ここは危ないから、別の道を探そうか?」と言いながら振り向くと、すでに母はすたすたと軽快な足取りで下っているのである。 しかも、階段ではなく、その横の手すりみたいな、細いスロープを。
それで、「ああ、本当にこの世の人ではない様子だなあ」と思ったのであった。
お母さん、あの世で高い所平気になったのでしょうか。
皇帝

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