皇帝の日記
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2009年04月18日(土) 痛風

イサムさんが病に倒れたのと、時を同じくして、ジャバ夫さんも原因不明の足の激痛にひっくり返っていた。
原因は割と簡単に判明したのだが、それは痛風だった。

100%スコットランド系で男性と言う、遺伝的に痛風を発症しやすい先天的条件を備えながら、ワイン、ビール、コーラ飲みまくり。
肉が何より大好きで、甲殻類を愛して止まないという、後天的暴飲暴食が引き金となり、ある意味なるべくしてなった病である。

そして、二人が病に倒れた週、ちょうど医療保険が切り替わったのだった。
子供ができた事だし、家族全員をカバーしてくれる、ちょっとお高めの、良い保険に。

医療保険未開の地アメリカでは、良い保険の審査はめちゃくちゃ厳しい。
この保険も、皇帝の妊娠が発覚してから、ずっと「入りたいです!」とアプローチして、審査に審査を重ねて、ようやく入れたのである。
(出産のリスクを回避してから加入許可したと、見えなくもないな、この保険屋にゃろーめ)
それも、掛け金が月額××百ドル。
年間に換算すると、もう素直に医療費払っちゃった方が良いんじゃないの?という高額保険。

正直、無駄じゃないの?と思っていた。
でも、もし今日、ロスからやってくるジャバ夫さんが、交通事故に遭ってしまったら?
イサムさんが、重病にかかって、年単位で通院する事になったら?
それを私が面倒見れるのか。
この異国の地で。
と考えると、多少家計に打撃が有っても、安心料としては高くないのではないか、とか思っていた。

それで、加入した週からこの有様。

業突く張りの保険屋が再審査を要求しそうだ。
でもなんも悪い事してないもんね。
ふん。

そして、かわいそうにジャバ夫さん、皇帝の出産から今日までで、20ポンドも痩せてしまった。
皇帝が出産してすぐは、薬でラリッている妻と、産まれたばかりの赤ん坊を世話しながら、病院の堅いソファーに泊まり。
退院してからはロスとサンタバーバラを行ったり来たり。
イサムさんが入院したら、またソファーに眠り、病院の食堂の、悪徳業者が作るわけのわからない食物を食べ。
その上、骨折より痛いらしい痛風で、肉抜き、魚抜き。
それでいて、仕事量は変わっていないようなので、それは痩せてしまうでしょう。

女医さんの話によると、痛風は分娩の痛みとイーブンだそうな。

イサムさんは順調に体重が増えて、9ポンド6オンス。
もう新生児用のおむつは卒業。


皇帝