皇帝の日記
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ラリラリながら退院している。 メールとか、i-phone で見れたり、時々接続が悪くて開けなかったり。 返事はちょっと遅れますが、元気なのです。
さて、母はアメリカドラマ「ER」が嫌いだった。 緊急患者の前で、医者や看護士が痴話げんかをするからだ。 「人が苦しんでる時に、失礼しちゃうわよね」と言っていた。 その通りだと思う。
そして、今回皇帝の腹を開けた医者は、アシスタントの女医さんと、地元の野球チームの話をしながら縫合していた。 縫合と言っても、医療用の糊で貼付けてあるので、鍼と糸は使ってないのだが。 チームのカラーがどうのとか、使用するボールの大きさがどうのこうのとか。 失礼しちゃうわね、とは思わなかったが、どうでもいいから早く手を動かして、閉めてくれ、と思っていた。 部分麻酔なので、上半身が外傷のショックで痛くもないのにガタガタしていて、けっこう辛いのだ。
それにしても、たかが傷を閉めるだけなのに、赤ちゃんが出てから、ジャバ夫さんが退室して、かなり手間がかかっているようだった。 輸血こそしなかったが、水の点滴を受けながら、段々体も冷えてきて、さむいーさむいーと半べそになっていたら、ようやく処置が終わって、ナースステーションに移動。 帝王切開って速いって聞いていたのに、話が違うじゃないか、と思っていた。 そのうちイサムさんにあったりしているうちに、そんな苦労も忘れてしまった。
で、退院直前。 担当医が最後の傷口のチェックなどをして、「はい、帰ってよろしい。また来月来てね」と言われて退出。
・・・・・・・・・・・・・してしばらくして、また医者が戻って来た。 「忘れてたけど、卵巣に良性腫瘍が有ったから、取ったからね」
忘れてたのか!!?
かなーり初期のことなので、忘れていたが、卵巣膿腫があるかもしれない、とか日本の医者が言っていたが、腫瘍だったらしいのだ。 卵巣は取らないで、腫瘍だけ取れたから取った、とのこと。 「4インチくらいになってた。ラッキーだったね」とか言われた。 う、うん?
忘れられたショックと、腫瘍を取りながら野球の話をしていた驚きと。
日本の医者は暗過ぎたし、アメリカの医者は明る過ぎだ。
皇帝

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