皇帝の日記
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2009年03月10日(火) 退院

ラリラリながら退院している。
メールとか、i-phone で見れたり、時々接続が悪くて開けなかったり。
返事はちょっと遅れますが、元気なのです。

さて、母はアメリカドラマ「ER」が嫌いだった。
緊急患者の前で、医者や看護士が痴話げんかをするからだ。
「人が苦しんでる時に、失礼しちゃうわよね」と言っていた。
その通りだと思う。

そして、今回皇帝の腹を開けた医者は、アシスタントの女医さんと、地元の野球チームの話をしながら縫合していた。
縫合と言っても、医療用の糊で貼付けてあるので、鍼と糸は使ってないのだが。
チームのカラーがどうのとか、使用するボールの大きさがどうのこうのとか。
失礼しちゃうわね、とは思わなかったが、どうでもいいから早く手を動かして、閉めてくれ、と思っていた。
部分麻酔なので、上半身が外傷のショックで痛くもないのにガタガタしていて、けっこう辛いのだ。

それにしても、たかが傷を閉めるだけなのに、赤ちゃんが出てから、ジャバ夫さんが退室して、かなり手間がかかっているようだった。
輸血こそしなかったが、水の点滴を受けながら、段々体も冷えてきて、さむいーさむいーと半べそになっていたら、ようやく処置が終わって、ナースステーションに移動。
帝王切開って速いって聞いていたのに、話が違うじゃないか、と思っていた。
そのうちイサムさんにあったりしているうちに、そんな苦労も忘れてしまった。

で、退院直前。
担当医が最後の傷口のチェックなどをして、「はい、帰ってよろしい。また来月来てね」と言われて退出。

・・・・・・・・・・・・・してしばらくして、また医者が戻って来た。
「忘れてたけど、卵巣に良性腫瘍が有ったから、取ったからね」

忘れてたのか!!?

かなーり初期のことなので、忘れていたが、卵巣膿腫があるかもしれない、とか日本の医者が言っていたが、腫瘍だったらしいのだ。
卵巣は取らないで、腫瘍だけ取れたから取った、とのこと。
「4インチくらいになってた。ラッキーだったね」とか言われた。
う、うん?

忘れられたショックと、腫瘍を取りながら野球の話をしていた驚きと。

日本の医者は暗過ぎたし、アメリカの医者は明る過ぎだ。


皇帝