皇帝の日記
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2008年11月06日(木) お手伝いさん

の使い方がわからない。

というか、普通に暮らしている限り、お手伝いさんは必要ないよね。
つわりマックスでも、身の回りの事くらいはできますから。
それ以上に、他人が四六時中家に居るという煩わしさ。
誰もいないかな?と思って、プウとしようものなら、突然現れる恐怖。
義父母の家には、常時2人以上のお手伝いさんが勤めている。

それでは、日本ではあんまりなじみが無いお手伝いさんとのおつきあいの一端を、じりじり観察していたので、ちょっとご紹介。

お手伝いさんはとってもシビアなお仕事で、やる事が無い、すなわちいらないので、クビになってしまう。
だから、いつでもお仕事を探して、あっちこちに出没しては、何かしていく。
そんなわけだから、居候としてできることは、極力彼らの仕事を奪わない事なのだ。
お手伝いさんがしそうな仕事に、手を出さないということ。
これ、けっこう難しい。

テーブルの上に、誰かの使用済みのコップが置いてあるとしよう。
これからキッチンに行って、水を飲もうと思うので、ついでにそのコップを手に取り、流しに持って行く。
これはNG。
コップを片付けるというお仕事を、奪ってしまうから。
むしろ、「水を飲みたいので持って来てください」と頼んだ方が、親切という、良くわからないロジック。

居候の皇帝に限らず、お客さんでも、時々食後の食器を重ねて、片付けようとしてしまいますが、これも駄目。
カチャカチャし始めると、お手伝いさんがあわてて飛んでくる。
仕事を取っちゃ駄目なのです。

夜寝る前に、リビングに散らかした物を片付けるのもNG。
お手伝いさんの朝一のお仕事だから。
でも片付けたい。
ああ片付けたい。

どんな基準があるのか未だにわからないでいるのだが、お手伝いさんによっては、別のお手伝いさんが片付けた物を、更に片付けてしまう。
例えば、雑誌を三冊くらいテーブルに広げておいたとする。
お手伝いさんAが、テーブルの上にきれいに重ねてしまうとする(ああ、読んでたところなのに・・・とか思うが)。
次の日、お手伝いさんBが、更にそれをマガジンラックにディスプレイしてしまう。
次の日、お手伝いさんAが、何を思ったのか、それを本棚に入れてしまう。
というわけで、読みかけの本などは、気がつけばどっか行ってしまうのだ。
読んでる本は、バッグにでも入れておけってことか(でもそのバッグも片付けられてしまう)。

後、お風呂場にかけてあるタオルで体を拭いた後、またタオルラックにきちんとかけておくと、使ったかどうかわからないので、駄目。
いやん、と思うのだが、足拭きの上にぐしゃっと落っことしておくか、バスタブにぐしゃっと落っことしておくしかない。
洗濯籠に入れるという説もあるのだが、他の洗濯物が濡れるので、あんま良くない結果になってしまう。
というのも、時々濡らしてはいけない洗濯物(シルクとか)も籠に入っているのだ。
ドライクリーニングに出す洗濯物を、籠からわけるのも、お手伝いさんの仕事だから。

後で着よう、と思ってベッドの上に洋服を置いておくと、洗濯物と間違えて持ってかれてしまう事もある。
また、ちょっとドレッシーなパジャマに、アイロンをかけられてしまった事も。
ノリでパリパリのパジャマ。
うーんフォーマル。

お手伝いさんの行動パターンと活動時間帯がわかるまでは、一日に何度も「あー・・・」ってなっていた。
最近、ようやくいつ頃どの辺に誰が現れるのかがわかってきたので、うまく攻撃をかわす事ができるようになってきた。
やりそうなことも、事前にわかりはじめてきた感じ。

お手伝いさんって、便利な筈なのに。


皇帝