皇帝の日記
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2008年02月19日(火) 逃げる

結婚したら、役所の人が「DV(ドメスティックヴァイオレンス)にあってしまったら」という冊子をくれた。
全文英語だけど、役人が「よく読むように」と念を押すので、帰ってから女友達(米人)に助けてもらいながら読んでみた。

そしたら、読めば読むほど、手伝ってくれている女の子が「あたしの彼と一緒だ!」を連呼。
読み終わる頃に、すっかり彼女が精神的DVの被害者だと判明。
がびーん。
肉体的に暴力されてると、すぐ気がつくけれど、精神的に言葉で暴力されていると、されてるほうもしているほうも、まわりも気がつけない罠。

彼女の場合、無視されたり、急にやさしくされたりを繰り返し、定期的にパニックに追い込まれていた、とのこと。
わー逃げろー。

というわけで、彼から電話を無視。
メールも無視。
家に来ても出ない。

を繰り返して三日後。
彼からのメールを見せてもらったら
「次の電話を取らなかったら、もう二度と連絡しない」
「ごめん、ずっと仕事が忙しくて無視してたけど、本当は寂しいんだ」
「いい加減にしないと、別れるぞ」
「今親がいるから会いにいけないけど、明日絶対朝一で会いに行くから」
「これから女の子に会いに行きます」
「愛してる」
「何様だと思ってるんだ。ぶす」
と、脅しと甘やかしが、見事に交互に(しかも10分おきくらい)来ていて、こいつは本物だって認定。

そういう間にも、彼からは5分おきくらいに電話がかかってくるし、もう本と、変な人だって気がついて良かった。

彼女が、「彼が全然電話もメールもくれないの。無視されてるの」って泣いている時には、「仕事が忙しくて、かまってられない」とか言っていたくせに。
10分おきのメールと5分おきの電話って。
どんだけ時間あるんだよ、お前。
と、我が家のルームメイト全員の突込みを受けて、めでたく変な彼氏は着信拒否となりました。

ありがとう、役人。
ありがとう、パンフレット。
こうしてまた一人、国民が救われた。


皇帝