皇帝の日記
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さて、ハワイ、カウアイ篇は終了しました。 後から聞き出したところによると、プロポーズまでの道のりは、大変険しいものだったらしい。
まず、指輪を選びに二人で出かけたとき、ジャバさんは、すでに気に入った指輪を見つけていた。 それを旅行の前に買いに行きたかったのだが、期末試験に入ってしまい、なかなか取りにいけなかった。 テストの合間に、ようやく店に取りに行ったら、皇帝のサイズ4・75の枠がなかった。 取り寄せてもらって、急いで石を付け替えてもらう。
付け替えてもらっている間、ハワイで着るTシャツをGAPに買いに行ったりしていたが、GAPの買い物袋を提げて帰ってきたら、「テスト中に何をしているか」と皇帝に怒られた。
ハワイでプロポーズしたかったのだが、しょっぱな、皇帝がイヤリングを海に落として落ち込んでいたので、見送る。 キャンドル・ディナーのロマンチックな雰囲気で渡そうかと身構えていたが、カニの食べ放題で、二人とも手が蟹汁まみれに汚染されており、見送る。 翌日、やけに動き回るアクティビティだったので、見送る。 南海岸のレストランのビーチで、夕日を見ながら渡そうと、ケースをポッケに、ずっと構えていたのに、アザラシが登場し、このままではプローポーズを思い出すたびにアザラシになってしまう、いや、アザラシは違うだろう、というわけで、見送る。 翌日、北の灯台で、海を見ながらプロポーズ、と思っていたら、閉館していて見送る。 翌日、シダの洞窟でプロポーズだ、と思っていたが、閉鎖、見送る。 夜、椰子の林でプロポーズだ、と思ったら、蚊がいすぎて見送る。
もう駄目だ、と絶望していたら、最終日の朝、セールスの電話が朝の6時に鳴った。 時差3時間なので、セールスさんは9時のつもりでかけたらしい。 失敬な、と思ったが、外を見たら、空が朝焼けだ。 今しかない!
という長い葛藤と変遷を経て、ジャバさんは無事にプロポーズしたのでした。 おつかれさまでした。
皇帝

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