皇帝の日記
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| 2007年03月26日(月) |
カウアイ3・ウエストコースト |
本日は西側に行ってみることにした。 ハイウエイは島を一周しているわけではなく、西北に高い山があるため、そこで一旦途切れているのだ。 だから、島の北と西をつなぐルートは今のところ無いわけですね。
島の西側は、そんなわけで切り立った山に囲まれていて、人があまり住んでいない、山登りリゾートとなっております。 更に、山に阻まれて、開発されていない、美しいさんご礁のビーチもあったりする。 でも阻まれているので、ヘリコプターか船でないと、近づけない。 ので、今回は山登りからアプローチすることにした。
とはいえ、けっこう山の上まで、車で乗り入れてしまえる。 せっかくスニーカーを履いて出てきたが、もしかしたら歩かないで済んでしまうかもしれない。 そう思っていると、ワイメア渓谷に到着。 「太平洋のグランドキャニオン」とマーク・トゥエインが言ったところだ。 実際のグランドキャニオンのグランドっぷりからすると、明らかに小粒だが、滝とか流れているし、南国風でよろしい感じでした。 渓谷の中には、ヘリコプターが何台か飛び交っていて、ジャバさんが乗りたがっていた。
山道を更に車で上がっていく。 飛行場に着いたときから気がついていたが、野鳥の中でも、やたらに鶏が多い。 野良の鶏で、大抵家族を構成しながら、ハイウエイ、観光名所、ホテル、人の家をうろうろしているのだ。 車ではねないように、ゆっくり走ってみる。 途中、「ネネに注意」の看板が。 ネネはカウアイのシンボル鳥だそうです。 鳥まみれだ。
コケエ・ロッジ博物館に入るが、博物館と言うほどのものではなく、山小屋に、貝殻とか展示してあるだけで、入場料も取らない。 自然に寄付せよ、と書いてあるので、一人1ドル入れておく。
カララウ展望台で、ついにその先は車両通行止めになってしまった。 車から降りて、歩き始める。 その先には、プウ・オ・キラ展望台があるのだ。 それはそれは、美しい景色が待ち受けている、と、ジャバさんの英語のガイドブックに書いてあるので、根性をこめて歩く。 歩く歩く。 途中、何故かおばさんパンツが道に投げ捨ててある。 更に歩きまくると、谷の頂上、片側が絶壁の青い海で、片側が山々の緑という絶景ポイントに到着。 歩いてよかった。 西側の土は何故か赤く(たぶん鉄分が多い)、火星っぽい質感の展望台だった。
帰りは来た分だけ歩かなければならず(あたりまえ)、せっせと歩く。 ジャバさんが水分補給と空腹を訴えるので、ロッジ博物館まで戻り、そこでハワイ焼きという不思議な調理法の豚を食べ、一休み。 この「コケエ・ロッジ」が「コクローチ」に聞こえるらしく、ジャバさんが一人で「ゴキブリ博物館。ぶはは・・・」とうけていたが、アメリカンジョークは良くわからないので、暖かく見守っておいた。
さて、西側には、かつてクック船長が始めてハワイに降り立った地があるというので、山を下って、街に侵入。 映画リロ・アンド・スティッチのモデルになった街だそうな。 しかしクック船長の銅像は小さいのか見つからず、通り過ぎてロシアン・フォートへ車が着いてしまった。 ロシア人が造った、大砲込みの見張り台みたいなのが、海に向かって設置されている。 かなり大規模で、昔は病院とかの設備も入っていたらしい。 ジャバさんが看板の説明を読んだところによると、
ロシア人がハワイ人に、ここにフォートを造ってもいいか?と聞いた。 ハワイ人はいいと言ったが、完成すると、ロシア人を騙して追い出した。 地元のハワイ人は、しばらく使ったが飽きたので、別のハワイ人に譲った。 そのハワイ人たちも、いつかいなくなった。
という、アバウトな感じだった。 遺跡は特に保護されている様子もなく、鶏と雑草が繁殖している。 「どーでもいいです」と思われていそうな遺跡だった。 そして、皆がクック船長を見つけられないらしく、詳しい地図が出ていた。
その地図に載っていた、メネフネ・ディッチ(水路みたいなの)を見に行くことにした。 車両が一台しか通過できない、行き止まりな道を行く。 心細く走行していると、つり橋があったので、降りてみる。 振り返ると、そこに水路があった。 あからさまに「どーでもいいです」と思われている風だ。 またジャバさんの解説によると
昔、ポリネシア人(今のハワイの人)とかが来る前に、メネフネというすごく小さい人達が住んでいた。 メネフネが本当に居たのかどうか、誰ももうわからない。 見たら石になるらしい。 メネフネが造ったらしい水路は、何十メートルも続いているが、別にメネフネが使った形跡はない。
なんだ、メネフネ。 気持ち悪いぞ。 自分で使わないものをわざわざ造ったというところも、気持ちが悪い。
サウス・ショアを戻りながら、途中オーシャンビューのレストランで夕食にする。 まだ明るかったのだが、イーストコーストに宿を取っているので、こういうところでないと、夕日を見ることができない、と思ったので、さっさか食べて、レストランにくっついているビーチに出る。 水が透明できれいだ。 海に沈む夕日は美しかろう、と思ったのだが、雲が出ていたので、途中で太陽が隠れてしまった。 残念。 と思っていると、なんと、カウアイに30頭しかいないとされている(と、昨日の夜ホテルのテレビで放送していた)、ハワイアン・モンク・アザラシがビーチに遊びに来たのだ。 そして、そのまま砂の上で眠り始めた。 すばやく、現地の人の手により、アザラシの周囲に黄色いテープがひかれる。 近づいてはいけません、ということらしい。 やがて、空が赤くなる頃、アザラシは波にさらわれて、海に帰っていった。 ラッキーだ。
帰り道、ハイウエイ50号に合流するツリー・トンネルで渋滞にとっつかまる。 まったく動かない状態が15分ほど続き、何故路面電車を走らせないのだ、とか議論する。 バスでもいいから、島一周線があれば、誰も、特に観光客はレンタカーなんか借りないのに。 ああ、そうか、レンタカー屋の陰謀か。 とか言っていた。
山で二人とも蚊に刺されたので、薬を買いに、最近できたという、リフエのKマートに行く。 カウアイの店は大抵17:00頃には閉まってしまうので、開いているのは、アメリカ本土から来ている、チェーン店ばかりだ。 靴下と、デジカメのメモリーを買って、店を後にする。
ホテルに帰ると、何故か腹一面に蕁麻疹がでていたが、別に痒くないので様子を見ることに。 車で日に焼けたのか、右肩が真っ赤になっていた。
本日も小雨が時々降る他は晴天。
皇帝

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