皇帝の日記
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今日は。 釜山の人々は、相変わらず親切です。
韓国にジンジルバンという素晴らしい文化があることは以前にも書いた。 そのジンジルバン、もっと素晴らしいことには、24時間営業なのである。 ホテルなんか予約しなくても、ジンジルバンを渡り歩いて、韓国を一周してもいい。
友達がLGに勤めているのだが、偶々釜山駅で道を聞いたおっさんが、LGのえらい人で、同じ会社だと言うだけで、親切にも初対面だというのに釜山で一番いいというジンジルバンに、車で落っことして言ってくれた。 車で一時間。 しかも夕飯にカルビをご馳走してくれた。 ・・・・・だからその親切は一体・・・・。 夕飯を食べたビーチは散歩道と車道をはさんでいて、マイアミを思い出させてくれる。 でも通行人は黄色い。
温泉各種、露天風呂、サウナ、マッサージ、レストラン、カフェ、垢すり、カラオケ、スポーツセンター等等の施設ががっちり充実して、お値段たったの1000円。 ジンジルバンの相場は1000円なのか。 垢すりをしてもらうと、面白いくらいうどんのように垢が出ました。 しかもフロア全部ぶち抜けで、オーシャンビュー。 この土地でホテルは経営していけるのでしょうか。 つか、近くにマリオットがあったけど、そこへ行く意味がわかりません。 んで、眠たくなったら、無料で枕と毛布を貸し出してくれて、海を眺めながら横になる。 老後は釜山だね。
朝はそのまま、高級リゾートのようなジンジルバンでのんびり過ごす。 ようやく私に夏休みが来たと思いました。
ソウルは遊びに行ったんじゃなくて、勉強しに行ったんだよな、そういえば。 と思いつつ、後半崩していた体調もなんとなく回復。
午後はビーチへ繰り出し、バカップルを観察しながら台風のため荒れまくる波へ足を無理に浸したりしてすごす。 そして、またしてもLGの親切なおじさん登場。 釜山の有名どころを、ビックで豪華な車に乗せて見に連れて行ってくれた。 何故そんなにも親切なのかと聞いてみると、釜山に始めてきた人に、素晴らしい印象を持ってもらうためだ、とのこと。 郷土愛ですか。 十分素晴らしいです。 素晴らしいけど、やっぱり人に連れられていくと、地名とか印象に全く残りませんね。 寺とか山とか、海とか見ました。 遊覧船は台風で欠航。 波は荒れてたけど、天気はおおむね良好なまま。
夜に、友達の伯父さんが釜山駅の近くに住んでいるとのことで、お邪魔しに。 日本から友達がわざわざ来ているというので、釜山タワー、映画祭の会場、生鮮魚市場の見学に連れ出してくれた。 夜だというのに。 親切だ・・・。 夕飯に、釜山の刺身を食べさせてくれるといって、市場の中でお食事。 新鮮な、タイ、ヒラメ、なんだか良くわからない海蛇みたいななんか、を巨大な皿山盛りに出してくれる。 刺身はコチュジャンか、わさび醤油でいただく。 新鮮でうまい! でもいくらなんでも刺身だけ食べつづけると飽きるなーと思っていると、サンチュがこれまた山盛り(おかわりフリー)登場。 サラダにクルクル巻いて食べる。 でもやっぱり飽きてくるので、日本人としてはご飯が欲しい。 というか、刺身には白いご飯。 そう思って聞いてみたら、このあと味噌汁(辛いチゲ)が出され、それにぶっかけて食べるから、いまは待て、とのこと。
えー・・・。 でもご飯が食べたい・・・。 おなかが一杯になっちゃうから駄目、と釘をさされたが、刺身でご飯を巻いて食べたい欲求に勝てず、ご飯を注文。 もりもり食べる。 予言どうりにチゲがでてきたので、これもモリモリいただく。 本当に量が多い。 しかも、釜山の子供はそんなに山盛り食べられるのか、伯父さんも伯母さんも、たーんとお食べとばかりに、がんがん人の皿に焼き魚の身をむしっては入れてくれる。 皿の四分の一を残してギブアップ。
ところで、私のおかしな標準韓国語は何とか通じているようなのだが、彼らの釜山訛りは韓国人の友達にも通じないらしく、コミュニケーションが難しかった。
食事の後で、気分が晴れやかになったので三年来変えていない髪形を変える気になり、美容室に寄った。 そこでやたら真っ直ぐに髪を切られた。 友達は日本人形みたい、と言ってくれたが、市松人形のようになった。 まあこれもよし。
ようやくここに来て、バケーションを満喫して、明日帰国。 強行軍ながら、釜山にきてよかった。
皇帝

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