皇帝の日記
目次もくもくぶらり過去旅ぶらり未来旅


2004年07月12日(月) ジバゴ

「ドクトル・ジバゴ」を見た。
原作はロシアの本で、発禁処分を受けていたものの、海外での評価が高くてノーベル賞を取ったとかなんとか。
ジバゴという医者の一生を描いた、暗くて寒そうなロシアの物語だ。

ロシアが大変だった時代の話。
それはわかるんだが、人一人の一生に降り掛かるにしては、豊富すぎる内容だった。
血の粛清に巻き込まれたり、独ソ戦に従軍したり、パルチザンに誘拐されたり、実家が労働者に解放されたり、嫁が国外追放になったりする。
時代背景オンパレードで、詰め込みすぎ。
この時代、こういうことが有ったらしい、という全てを、ジバゴの人生に詰めてしまった。
それが映像化すると、もっと不自然で盛り沢山な印象になる。
歴史の勉強もできて、受験生にやさしい内容でした。

さて、映画ってのは、見終わってしばらくしても、まだ感想が出てくることがある。
そういう映画は良い映画だと思う。
どうでも良い感想が湧き上がってきたとしても、それが印象に残ったのだということなわけで。
なんの思い出にもならない映画よりはいい。

以前紹介した「アマデウス」だが、この映画はモーツアルトのことを描いた映画でもあり、サリエリのことを描いた映画でもある。
と同時に、サリエリさんちに、いかに珍しくて美味しい、イタリアのお菓子があったか、という映画でもある。
思い出すのは、サリエリのおうちにあるお菓子ばかり。
特に、モーツアルトの嫁が食べさせてもらってた、マカロンみたいなお菓子が美味しそうだった。

新ジャンルお菓子映画。


皇帝