皇帝の日記
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「クレーヴの奥方」というフランス映画を見た。 17世紀の恋愛小説を元に、現代風に作り直したものだ。 最近そういうの多い。 古典を現代風に直すの。
もう新しく物語を考えるのが面倒くさいのだろうか。 それともやることはやり尽くしたのだろうか。
さて、別に面白いことは何一つないこの映画。 やんごとないご家庭で執り行われる、静かな恋愛物語だ。
マニアックに見所があるとすれば、まず主演女優が、こないだ「ロバの皮」でロバの皮を被っていた、カトリーヌ・ドヌーヴの娘だ。 「気品に溢れる美しさ」とパッケージの解説には書いてあるが、終始エラとギョロ眼に心奪われて、美しいかどうか見極め損ねました。
あと、フランソワの死に様があまりにも見事。 唐突過ぎて、死んだことに気がついてあげられなかった。 え?死んだの?という空気。
悲劇の中心はクレーヴの奥方かもしれないが、個人的にはフランソワの死だけが悲劇だった。 フォーエヴァー、フランソワ。
皇帝

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