皇帝の日記
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2004年06月25日(金) デカ

プリオ主演の方のロミオとジュリエットを見た。

やっぱりジュリエットの声がとんでもなく汚いんだけど〜?
ジュリエットは声が汚くなければならないという暗黙の了解が映画界にはあるんだろうか。
あと、プリオはどう見ても二枚目じゃないよね。

さて、物語というものは、社会的背景と一致してないとなりたたない場合がある。

ロミオが町から追放されたとして、シェークスピア当時は死活問題だったかもしれないが、今となれば、それこそ国外追放されたからってどうってことないのさ。
むしろ、南米にでも行ってエスパニオ〜ルの綺麗で豊満な姉ちゃんと会って、ジュリエットのことなんか忘れると思う。

ジュリエットだって、親から勘当されたら、当時は乞食になってのたれ死ぬコースが待ち受けていたかも知れないが、今時女一人身だって生きていける。
だから、現代では結婚を強要する父親が酷いだけの人間になってしまう。
夫がいなければ行く末は尼か娼婦、という社会だからこそ、嫁がせる親心ってもんがあるわけで。
ただの酷い父親だったら、娘が死んだくらいじゃ最後改心できないじゃあーりませんか。

あと、プリオの口から、事あるごとに高尚な詩が飛び出てきて困る。
つうか、一人称とか、日本語訳をつけた人のセンスが問われるかも。

なるほど古典を現代に持ち込んで当てはめた面白みはあるけれど、要工夫だ。
ウエストサイドがあれほど息が長い理由を考えてみるべき。

などとグチグチ言いながら、楽しみました。
ティボルトもマキューシオも死んでよし。
というか、ロミオ、マキューシオのこと好きじゃないよね。
実は。


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