皇帝の日記
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舞台はタルサに戻って。 今日は二件の美術館をはしごしてみた。 一件は郊外にあるウエスタン人類学博物館。 日本語にするとへんてこりんな名前になるけれど、ようするにカウボーイとか、ネイティブアメリカンの初期の生体や生活習慣を、絵とブロンズの芸術を参考に学べる美術館。 郊外にあるので、結構な大きさ。
と言うかですね、ヒューストンを散々ぱら田舎田舎とばかにしてましたが、今なら胸を張って言えます。 ヒューストンは都会だった。 と。 タルサってば何にもない。 本気で。
二件目は滞在させてもらってるお家のお隣。 石油王フィリップさんのお家が、そのまま半分だけ美術館として公開されている。 お隣さんなのに、容赦なく入場料6ドルとられる。 まあね、別にフィリップさんは常駐して住んでるわけじゃなくて、別荘かなんかだからね。面識があるわけでもないし。 お隣さんとは庭を挟みあっているから、まるでこっちの庭が3倍くらいに見える。 でも実はフィリップさんのお庭。
フィリップさんが個人的好みで勝手に集めた美術品がおいてあるから、別に大したことないものも結構ある。 しかし、ちっこい日本館に若仲の絵が二枚もあったのは御慧眼と言うべきでしょう。
どうやら明日なんかのパーティがあるらしく、召し使いの皆さんが銀の食器を抱えて右往左往していたので、あんまりゆっくり見ることができなかった。 人種入り乱れる21世紀になっても、有色人種を一人も雇わないところに、フィリップさんの思想があるような気がした。 気がしただけ。
皇帝

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