皇帝の日記
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2003年03月10日(月) 生還

なかなか波乱万丈な旅の幕開けで、結構下の書きこみは気に入っている。

さて、多くの皆様が疑問に思っているらしいことを、まずはご説明。
ペルーは南米大陸の西海岸真中らへんに位置する一応民主主義の国。
首都はリマ。
公用語はスペイン語。
住んでる人々は、大抵スペイン人と原住民が混ぜこぜになったメスチーソの方々。
選挙のルールを守らなかったために、日系元大統領のフジモリ氏が追放されたのが記憶に新しい。
ついでに皇帝の大学の探検部の人が軍に山賊まがいに殺されたことも記憶に新しいので怖い。
通貨はソル。
今現在1ドル=3.4ソーレス(ソルの複数形)。
大抵の所、夜店ですらドルが通用するが、おつりは大体ソーレスで返って来るので、計算が面倒くさいから空港とかで両替しておいた方が良い。
街中に闇の両替師が潜んでいるが、なんか怪しいので利用しなかった。
中国だったらガンガン両替するけど(違法)。
やっぱり言葉がわからないと闇雲に色々不安。
日本からの直行便は無し(燃料が続かないから)。
ヒューストンから8時間フライト。

飛行機がリマ空港に着くと、そこには階段が。
到着ターミナルとか無いですか・・・。
かつて雲南に中国国内線で行った時に、怪しげな地方空港に深夜降ろされ、ハシゴを使ったっきりだ。
パソコンは既に失われ、階段を降りる私の胸の内はいかばかりか。
そしてモンワリ熱い。

とりあえず夜に到着したので、その日はそのままホテルに直行。
夜の明かりに浮かび上がる看板などをつらつら観察してみるに、韓国系の電気会社の進出が目立つ。
全体的に、中国っぽかった。
発展途上国の都市はどこもこんな感じなのだろうか。
鉄筋が屋根から飛び出ていたり、TVのアンテナが思い思いの方向を向いていたり。
ついでに犬があちこちで放し飼いだったり。
空気が半端なく汚かったり。
人々の顔がややバタ臭いとか、細かいところはもちろん異なるが、漠然と雰囲気が似ている。

そして、特に挙げておきたい製品が、インカコーラ。
中国にも非常コーラだの北京コーラだの、国産コーラの売り出しに力を入れてはいたが、インカですよ。インカ。

二日目の朝、早速飛行機に乗りこみクスコへ。
クスコはリマから飛行機で約1時間。
アンデスの山々の間に埋るようにひし形気味にある小さな観光都市。
今は雨期なので、エルニーニョの影響もあって毎日雨。
エルニーニョ。
セニョリータ。

標高が3000メートル以上あるので、なんというか、富士山の頂上くらい。
かつて、富士山五合目程度の雲南で高山病気味になった皇帝、ここは抜かり無く高山病予防薬を摂取。
父母も摂取したのだが、薬が米国人向けだったためか、やたらに効きすぎて、リマ空港に着く頃には、全員手足が痺れて動かないという危機迫る状態。
薬の説明を読むと、どうやら血液が酸性になるらしい。
血液が酸性??

釈然としないまま飛行機出発。
って、ちょっと待て。
なんか滑走路が異常に短い。
と思っていると、なんとカーブを曲がりながら加速開始。
ウソーん。
と心の叫びは無視して、飛行機は無事クスコへ。

リマは蒸し暑かったが、クスコは高原なので涼しい。
寒いくらい。
住民の顔つきも、すっかり100%インカに。
原住民の皆様は背が小さい。
皇帝が紛れても違和感が全然無いので、ちょっと自分が普通の大きさになった錯覚を満喫。

では次回、波瀾万丈クスコ旅行記をお楽しみに。
まだ血液酸性ですし。


皇帝