皇帝の日記
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2003年01月08日(水) アリゲーター

昨日の日記は電力に追われてあまり何も説明できていないので、ここでラフィエットの説明をする。
ルイジアナ州ラフィエット。日本語読みするとラファイエット。最近連続強姦殺人事件があった上に犯人はまだ捕まっていないことで有名。
キリスト教原理主義が大きな力を持っているが、土地柄ブードゥー教のチャームなんかも売っていて、主義主張がよくわからない。

とにかく田舎。
昨夜はヒルトン・タワーというところに泊まった。
タワーと言うから横浜ランドマークタワーのような物を想像していたがこのヒルトンホテル、十五階建てである。
でもタワー。
なぜならば、この近辺にはビルがないから。
このホテルが一番背高のっぽさんなのだね。
その十三階の部屋に入れられたのだが、ラフィエットの全てが見ることができた。
森です。
日本と違って土地の起伏がないために森で地平線が拝める。
巨大な夕日が落ちる頃には、何故かアフリカ気分になる。

このようなところで一体なんの仕事があるのか、謎の深まる父。
父は「俺は頭脳を売っているんだ」とニヒルに答えていたが、誰に?
ワニしかいない。

今日は朝から米工場を見学した。
ケイジャン米は長粒米で、そのまま袋詰にしたり、すり潰して加工して売っている。
この工場、1927年にドイツから持ってきたとかいう精米機がいまだ現役で活躍している。物持ちのよいことだが、けっこうなパーセンテージで精米中の米が割れてしまうらしく、壊れた米はポンドいくらの安値で家畜の餌として売られているとか。
実害があるなら買い換えろよ。

午後からはケイジャン村へ。
去年からケイジャンケイジャンと言っているが、ケイジャンとは何かというと、話せば長い。
アメリカがアメリカになる前、ノバスコシア(アケイディアナ)に住んでいたフランス人が英仏戦争に負け、1750年ごろラフィエット他に移住。ルイジアナはフランスの植民地だったが、1803年アメリカが買い取り、今のルイジアナ州になった。
というようなことなのだが、十七世紀のフランス語なまりの英語に、プランテーションで働くアフリカン・アメリカンの言葉、スパニッシュが適当に混ざった結果、誰にもわからない不思議な言語ができあがっている。
言葉のせいかしらないが、自分たちがケイジャンであることを誇りにしている。

ラフィエット出身の画家でブルー・ドックというシリーズの絵を飽きずに何十枚も描き続けている、不思議な人がいる。www.bluedogart.comで絵が見れる。
なんというか不思議な絵だが、この人の絵の暗ーい感じが、そのままルイジアナの暗ーい雰囲気を表しているので、一見の価値あり。

長いのでまとまりがない。
明後日から学校再開。あーまちどーしー。
どうでもいいが上文、書き込んでて2年ぶりに自分が歴史専攻であることを思い出した。復学できるかな・・・。


皇帝