凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2006年02月21日(火) プレゼントその後

縫い物をするにはアユムが寝ている時しか出来ないわけで。
週末、アユムを8時に寝かせつけ、「さぁ、やろうか」とわくわくしているアイと二人、夜なべしてせっせと縫い物しましたとも。
ハート型が全然ハート型にならなかったりまぁ色々あったけど、とりあえず六歳児が作る縫い物としてはこれで充分というか、妥当だろうという程度の出来の物が出来上がり。

アイは満足気で「あとはラッピング♪」とかぬかしやがる。
バレンタインの残りのビニール袋系を出すと「プレゼントのラッピングはこれじゃないの。紙の袋なの」と分けの分からないが本人なりのこだわりを主張する。
はいはい、とラッピング用の紙袋を探してやると、それにお気に入りのシールを貼り、お手紙を添えて出来上がり。
「明日、皆に内緒で先生に渡すの」と言う。
えーなんで内緒なんだろう。恥ずかしいとか?

現在人と接するのが苦手な大人になってしまった私ではあるけれど、子供時代はそれなりに普通に毎日友達と外で家で遊びまわり、学校でも友達と一緒に行動していたので、こういうアイの個人プレー(?)は理解できない。ってか、今からそれでいいのか?とかなり不安。

さて。問題は先生はこんなもん貰っても嬉しくもなんともなかろうという点だ。
(↑そう思うならやるんじゃない)
(↑だって母だもの。我が子の喜び優先しますとも)
(↑都合の良い時だけ己の母性を主張)
(↑あったりまえじゃん使い分けしなきゃやってられないもの)
それとも教え子から貰えば総てが自分に寄せる信頼の証ということで、嬉しいんだろうか?
私は我が子からでもこんなもん貰ったら困るだけだけど。(←おい)
いや、我が子からだからか。使ってないとバレバレなわけだし。
先生はとりあえず貰ってくれたら後はどう処分しても教え子にはばれないから結構気楽かな。どうなんだろう。個人的に物を貰うってのは困るんじゃないのかな。でも旦那さんが小学校の先生をしてる友達のとこは家に教え子の家族が色々持ってくるって話だったけど。それに比べたら可愛いもんだから良いかな。連絡帳に一言書いておいた方がいいかな。でもそれも大袈裟かな。あくまでアイの気持ちなわけだし。反対に連絡帳に「個人的贈物は困りますので次回から注意してください」なんて書かれたりして。まぁ、その時はその時だな。

密かにあれこれ悶々とする母をよそに、アイは「先生に渡した」と嬉しそうに帰ってきた。
「これ、貰った」と可愛く折られた手紙を見せてくれる。
先生からのお礼の手紙だ。
「かわいいプレゼントありがとう。もしかしてあいちゃんがつくったの?だいじにしますね云々」
「ありがとうだって」
「だいじにしますだって」
アイは終始笑顔。嬉しそうに手紙を読み返し反芻し私に見せる。

有難うございます先生。これだけでもうアイは充分です。
ボロ布みたいなプレゼントはこれで充分役目を果たしたと思われます。
後はどう処分されても大丈夫だと思いますので。
まさかアイも先生が学校にあのブツをつけてくるなんて夢にも期待してはいないと思いますので。多分。
ってか、アイが作った物でしょどう見ても。
アレを母が作ったと思われたらかなり心外。
いや、レベル的には似たようなもんだけど。





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