天上天下唯我独尊

2021年12月16日(木) 11月11日

ポッキーの日でもチョンガーの日でもない。
第一次世界大戦の停戦記念日で、おフランスやベルギーでは第一次世界大戦休戦記念日、イギリスやカナダではRemembrance Day(戦没者追悼記念日)、アメリカでは名前や日にちが変わったりの紆余曲折を経て現在はVeterans Day(退役軍人の日)として落ち着いたそうな。
アメリカではこの日、大統領がアーリントンを訪れて、無名兵士の墓に花輪を供えるのが恒例行事になっている。
そして、その無名兵士の墓は、陸軍歩兵連隊が24時間警備に当たっているという。

↓参考資料(4:15〜)


生きていても死んでいても、お国のために戦った兵士に対する敬意がそこにはある。
一方、日本では。
先日、アイドル・グループ「嵐」の櫻井翔が元日本軍兵士に失礼な質問をしたという記事をネットで読んだが、そこには「軍人」に対する敬意は欠片も感じられなかった。
戦後教育の敗北を見た気分である。



2021年12月05日(日) 夜中にひっそりやる話

1箇月ほど前か、公開された劇場版「きのう何食べた?」の出演者の発言が、一部の人々に何やら問題視されていた。
映画の前に既にドラマ化されている「きのう何食べた?」は、ホモカップルの日常を、料理を交えて描いた漫画が原作。
その主演俳優の一人が、
「夜中にひっそりやる話だと思っていたのが、劇場の大スクリーンに映し出される気恥ずかしさもあります」
とインタビューで発言した部分が抜粋されて、一部のネットユーザーを刺激してしまった模様である。
ネット上では、LGBTが広く認識されるようになったこの時代に演者がそんな事言うなんて!とか、原作を読み込んでもっと作品を深く理解して欲しかっただの言っている人がいて、辟易してしまった。
というか、元々深夜の時間帯に放送されていたドラマなんだから、「夜中にひっそりやる話」で間違っていないと思うんだけど。
それに皆が皆ホモレズを認めている訳ではない。
特にノンケの男性は、ホモが嫌いなものなのだ。
今時そんな事を正直に言ってしまったら、下手すりゃ社会的地位を失いかねないから表に出さずにこっそり心の中に仕舞っているだけなのに、それを真に受けて同性愛が世間に受け入れられていると思い込んでる方がどうかしている。
自分が言い寄られない分には別に害も無いしーと、自分は同性愛に寛容だと思っていた妻子あるノンケ男性、目の前でホモカップルのキスを見せ付けられて、あー無理だわもう無理ほんと無理無理無理無理と目が覚めたという。
大人なので表面上は普通に接しているけれど、ホモとの仕事が終わると精神的に削られてもうぐったりしてしまうらしい。
あの場面、記憶から消し去りたい……と彼は苦悩を絞り出すように言っていた。
世が世なら、気持ち悪いものを見せられたトラウマによる賠償金を請求出来そうなものなのに。
この感覚は、女性にはわからないだろうなーと思った。
いや自分も一応女性な訳ですが。中身は小学生男子とはよく言われるけれど。

因みに私は原作漫画は未読、ドラマも未見。
面白いと評判ではあるけれど、基本的にホモにも料理にも興味無いからな……。


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