のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2004年05月30日(日) 退屈すぎる休日

 土曜日は予定通り休日出勤で兵庫県は姫路市まで赴き打ち合わせ。終了後はそのまま足を伸ばして大阪まで遊びに行こうかな、とも思ったのですが面倒になったので黙って特急スーパーはくとに乗って爆睡しながら帰ってきました。またいずれ姫路には行くこともありそうなので、その時は大阪や奈良に行ってみようかな。
 んで、今日、日曜日。鳥取での恐らく初めての本格的な休日であります。
 鳥取に着任してから約二週間、観光だとかスーパー温泉だとか本屋とかCDショップとか最低限の娯楽に関してはこの街にはまず期待が出来ない、という判断を下したワタクシはこの休日はビデオ三昧と決め込むことにしました。スナック菓子と「伊右衛門」(サントリーのお茶ね)を買い込んで準備完了。
 先日、ここ「のづ随想録」上にて読者の皆様からオススメビデオを募集いたしましたが、案の定ほぼ“梨の礫”。いいです、もう。慣れてますから。そんな寂しい状況の中で真っ先にリアクションをよこしてくれたのが大学時代のかわいい後輩であるM。俺と同じように三谷幸喜ファンという彼女が『もしかしたら,ご覧になったことがあるかもしれませんが』と一応先輩の俺に敬語でオススメしてくれたのは邦画の隠れた名作『12人の優しい日本人』。
 勿論、何度も繰り返し見た作品ではありますが、折角オススメしてくれたことでもあるし、ここ1年くらい観ていなかったので久しぶりに観てみることにしました。ありがとうね、Mよ。
 三谷幸喜がかなりメジャーになったことで、彼が書いたこの作品も改めて脚光を浴びることとなったのですが、この映画はもともと彼が主催した劇団「東京サンシャインボーイズ」の舞台作品。これは自慢なんですけど、まだまだ三谷幸喜が今ほど有名でない90年代前半、ワタクシはパルコ劇場でこの作品の舞台を観ているのですね。劇場の中央に舞台があって、それをぐるりと観客が囲む形で観賞するこの作品はかなり衝撃的に面白かったのを今でもしっかり覚えています。

 日本に『陪審員制度』があったら、という設定がこの作品の土台です。若い女性が復縁を迫る別れた夫を口論の末に道路に突き飛ばし、夫はトラックにひかれて死亡。こんな事件を、典型的な“日本人”である老若男女の12人が有罪・無罪を判断します。場面はこの話し合いが行われる粗末な会議室だけ。これが三谷幸喜のお得意であるシチュエーションコメディの真骨頂です。
 「若くてきれい」「悪いことをするような人には見えない」「将来がある」などの理由(!)で11人が無罪を主張。一方でたった一人、有罪を主張するサラリーマン。彼が熱く語る中で徐々に他の陪審員達の意見が変わっていきます。正当防衛は認められるのか。犯人に殺意はあったのか。陪審員達の意見は有罪に傾いていきますが……。
「犯人の女性は、追いかけてきた夫にこう叫んでいるんです。『死んじゃえーっ!』」
「もしかしたら、彼女はへとへとになっている夫に“塩を送った”というか……」
「倒れこんだ夫に飲み物を差し出した――」
「『ジンジャエール!』」
 三谷幸喜らしい言葉あそびです。

 ええ、ひきつづきオススメビデオをしつこく募集しますので、いいからリアクションしてこいよ(あ、語気が荒くなってしまいました)。



2004年05月28日(金) 箇条書きな一日

■昨晩の酒が残っていた、ということではないが少し寝坊。この部屋は二段ベットのような妙な作りになっていて、どうも寝起きが悪い。目覚まし時計とケータイ2個分のアラームが鳴り響いてもなかなか体が覚醒しないのだ。途中、クリーニング屋に9枚のワイシャツを預けて、5分ほどの遅刻で事務所に到着したら、一緒に呑んだ先輩社員はまだ出社していなかった。おい。

■午前中のアポイントは思ったような商談にならず、テンション激ダウンで事務所に帰る。昼飯は温玉肉丼&生醤油うどん(2玉)。なかばヤケ食いでした。

■午後は夕方&夜のアポイントに向けて資料の仕上げ。会社用のノートパソコンはWin98でメモリが(多分)128M。俺は構わずアプリケーションをそのまま立ち上げっ放しにするタチなのだが、ほぼ快適にサクサク動いてくれるのだが、マイパソコンはWinXPでメモリが128Mなせいか、動きがトロい。21世紀のパソコンとは思えない遅さだ。やはりメモリ増設しなきゃいけませんね。

■夕方のアポイントは車で小一時間は走らなければならない兵庫県某町へ。車にはCDプレーヤが付いているのけれど、CDを自宅から持ってきていないので音楽を聴いて車で移動、という楽しみ方はできません。あ、一枚だけ鳥取に持ってきたCDがあったっけ。奥井亜紀って知ってます?

■朝のうちに預けたワイシャツを20時までに取りに行かないとクリーニング屋が閉店してしまうのだが、商談がはずみ、ワイシャツは断念。明日、打ち合わせに来ていくワイシャツがないんですけど。

■最後のアポイントを終えたのが21時。商談中に書類の修正が必要なことに気付いた俺は、事務所へ帰る途中にその書類を作った本部の先輩社員に文句を言いつつ(てめー素人じゃねーんだからよぉ――と怒鳴りたい気分だったが、そこはまあ抑えて抑えて)車を走らせる。夕食をテキトーに済ませて帰社。これからもうひと仕事かと背中がぎしぎしと痛みます。

■24時半、帰宅。昨日、近所のローソンで購入した「名糖ホームランバー(バニラ味)」を食べる。懐かしい味だ。

■おお、10,000アクセスが近くなってきました。



2004年05月26日(水) 最短記録

 別に藤原紀香がついてくることは最初から期待していなかったが、今、俺が住んでいるのはレオパレス21。敷金・礼金不要、というアレです。今時風呂とトイレが一緒になっているようなユニットバスは賃貸業的には少なくなってきているのだろうか、俺が住んでいる部屋も一応それは別々になっている。しかし、バスルームの狭さは筆舌に尽くしがたい。あれほど小さい湯船だと、湯を張って肩までゆっくり浸かろうなどとはとても考えられない。
 よって、“スーパー銭湯好き”のワタクシは鳥取に入ってからすぐにそういった類の大型銭湯施設を探し始めた。

 これが、ない。

 娯楽の少ない地方都市ならそんなスーパー銭湯のひとつやふたつもあってよさそうなものだと思うのだが、インターネットで調べても、仕事中に車で走っていてもまったく見つからない。鳥取駅の近くに「温泉町」とかいう地名があって、確かに古くから営業している地元に根付いた銭湯が幾つもあるようだが、俺が求めているのは“銭湯”じゃなくて“スーパー銭湯”です。でっかい湯船に露天風呂は必死、サウナは2種類くらいあって、ジャグジー風呂の寝そべり具合にはちょっとワタクシうるさいですが、風呂上りに美味い日本茶とソフトクリームが食べられる食堂があって──という、しっかり設備の整ったスーパー銭湯が好きなんです。
 で、発見したのが俺の部屋からほど近い『M屋』。意味もなく伏字にしてみます。スーパー銭湯と呼べるほどの敷地も建物の大きさもないけれど、まあ“天然温泉”なんて看板も掲げていることだし、とりあえず、とりあえず。
 昨日、部屋で夕食のローソン弁当(!)を食べ終わり22時半。昼間に下見をしたとき(仕事中に何をやっているんだ、俺)『M屋』の閉店が24時であることを確認していたので、まあゆっくり1時間ちょっとは久々の大きな湯船を満喫できるな、などと考えていたのだが。しかし。

 史上最悪の銭湯、と呼びたい。
 これほど「早く風呂をあがって帰りたい!なんなら、部屋に帰ってからシャワーを浴びたい!」と思わせる銭湯がかつてあったろうか。

 よく見てみると、入り口からして奇妙だった。山崎パンのバット(コンビニなどに納品されるときにパンが入っている大きな四角いプラスチックのケース)が古びた樽の上に積まれていて、そのまわりはなんだかわからないものが雑然と放置されている。『M屋』の暖簾をくぐった瞬間に俺は思った。
「……失敗した」
 なんともおんぼろな下駄箱。食堂と呼べないこともないがあまりそうは呼びたくないスペースには、手書きの煩雑な文字の標識に「準備中」とあって、中学の技術家庭の時間に作ったような木製の椅子がひっくりかえったかたちでテーブルの上に並んでいた。入浴料380円を払うとロッカーキーを渡されるのだが、これまた粗末なゴム紐にチープな鍵が結び付けてあるようなそれ。
 「男湯」の暖簾をくぐると、俺の絶望感は頂点に達する。着替えを入れておくロッカーの扉が赤茶に錆び付いており、水にぬれた床も妙にヌルついているような気がして気持ちが悪い。その気持ち悪さは風呂場にも継承されていて(継承すんなよ)、汚れなんだか経年のせいなんだかよくわかんないけどプラスチックの腰掛けや風呂桶が妙に変色しているし、洗い場の鏡は水垢の汚れが目立つし、床のヌルヌル感はおもわず爪先立ちになってしまうくらいだ。
 つい先日ニュースの特集で観た『○×温泉で衛生管理の不行き届きから、利用客数十名がナントカ菌に集団感染』とかいう背筋の凍る、というか足の裏がヌルつく話題を思い出した。
 とりあえず、顔と頭と体を洗って、逃げるようにその銭湯を出てきました。多分、20分と滞在しなかったと思う。
 部屋の風呂は狭く、部屋の近くの銭湯は絶望的にボロい。
 大きくて気持ちの良い風呂に入りたいよー。



2004年05月24日(月) うつくしき鳥取砂丘

 退屈なので今日も更新です。
 昨日、最後のアポイントを終えて鳥取市内に戻ってきたのは夕方の6時半を回ろうか、という時間だった。ずっと天候の悪いが続いたが、この日は久々に青空が広がっていて、高架になっている整備されたバイパスを車で走っているとすこしだけあけた窓から流れ込んでくる風が心地よかった。
 そして夕闇が少しずつ近づいてくると、西の空が微妙な色使いに変化していった。
 夕陽は日本海に沈んでいく。
 鳥取砂丘から望む日本海に沈む夕陽。俺のような素人でもウツクシい写真が取れそうじゃないですか。俺の部屋から鳥取砂丘は車で5分くらいのところなので、これは写真に収めなければならない、と思い立ち、俺はそのまま部屋へデジカメを取りに戻り、スーツのまま鳥取砂丘へ向かった
 土産物屋の無料駐車場に車を止め砂丘へ向かうと、もうしばらくすれば夕陽が沈んでいく、というくらいに太陽は水面に近づいていた。昼間は観光客が多いこの地も、さすがにこの時間になると人気は少なく、俺と同じように夕陽を目当てにカップルや親子連れが遠くに見えるだけだった。
 俺は記念写真用の台座に腰掛け、ぼんやりと砂丘越しの日本海と夕陽を眺めていた。小鳥のさえずりと、遠くに走る車の音がかすかに聞こえるだけで、穏やかな静寂が心に沁みた。

 向こうでは、カップルが俺と同じように腰掛けて寄り添うように夕陽を見つめている。
 向こうでは、若い母親の前を、覚束無い足取りで砂に足を取られながら子供が走っている。
 向こうでは、初老の男性が三脚のカメラから夕陽を覗き込んでいる。

 なんとも心が丸く優しくなるひとときだ。


 昼間はこんな感じですが……





 夕刻になると表情を変えます。







2004年05月22日(土) 退屈なこの街を過ごすには

 鳥取出張生活は続く。
 長期出張で迎える初めての土曜日。何の迷いもなく仕事です。午前と午後にアポイントがひとつ。午後のほうは、これがまた鳥取市内から車で小一時間も走らなければならない山奥で往復するだけでも大変です。明日も、何の迷いもなく、仕事です。

 鳥取の人には申し訳ないが、まあとにかく退屈な街である。
 呑みに行くにも遊びに行くにもその選択肢は極端に少ない。繁華街と呼ばれるあたりもどちらかというと上野もしくは御徒町の裏通り、といった風情で、とてもネオンが呼んでいる、というような場所ではない。先日も東京から一時的に応援に来た同僚と「鳥取の夜遊びだあ」と呑み始めたのだが、それはここでは言えないような悲惨な結果となり、黙ってラーメンを食べて帰ってきました。
 こちらでの本格的な活動が始まった木曜日の夜。早速夜10時過ぎまでの残業となり、適当に晩飯を外食で済ませた後、ふらりレンタルビデオ屋に立ち寄ってみた。
 この退屈な街を過ごすのには、ビデオだ。そして疲れた心と体に必要なのは“笑い”だ。え、本当かよ、と思うかもしれないけれど、こン時はどれどれどんな映画を観ようかな、などとのんびり店内をうろつく時間も余裕もなかったのだ。結局『ダウンタウンのごっつえぇ感じ・7』『爆笑オンエアバトル・パペットマペット編』『爆笑オンエアバトル・おぎやはぎ編』の三本という、かなりなマニアックさも見せたチョイス。知らない人は全く知らないだろうが、パペットマペットもおぎやはぎも面白いんだよぉ。夜中に観ながらひっそりと大笑いしてました。
 で、今晩もビデオを返しがてらに何か他の映画でも借りていこうと、店内をじっくり見てまわった。結局手にしたのはこれ。

『爆風即完LIVE・東京腸捻転』(若手芸人のお笑いビデオ。またかよ)
『刑事物語5─やまびこの詩─』(もう何年も会っていない古い友人が、確かエキストラで出演している、という話を突如思い出して……)

 いや、他のビデオ、たとえばサスペンスとかホームコメディとか、ちゃんとした映画を借りようと思ったんですけどね、思いつかないんですよ。観たい映画はたくさんあるはずなんだが、どうも探し当てられない。
 というわけなので、ここで『鳥取砂丘近くのレオパレス21で長期出張生活を強いられているのづにオススメのビデオ』を募集します。あ、いや、別に“鳥取砂丘近く”とか“レオパレス21”っていうのはどうでもいい部分ですからね(こういうことをちゃんと言っておかないと、妙なビデオを紹介する莫迦野郎が多いからな、俺の周りには)。ワタクシにお勧めしたい映画・ビデオ作品を、その見所と一緒に教えてください。
 紹介してくださった映画を観た際には必ずのづ随想録上でその感想文を披露しようかな、と。
 楽しみにしています。



2004年05月17日(月) あ、いけね

「あ、いけね」
 と思ったわけです。しかし後の祭り。のづ写日記を更新してて、おもわず地名を出してしまいました。
 一応、記者発表も終わったことだし(──って言ったって全国ニュースになるような話ではないのでどうでもいいのですが)ぶっちゃけてしまうと、私は今、砂丘の街・鳥取県は鳥取市におります。鳥取県がどこにあるか分からない、なんつー人はいないでしょうね。
 わが社のチェーンがアレをナニして、つまり鳥取県へ進出することになって、私はそのオシゴトでこの地に赴任したわけで。一昨年の滋賀県大津市、今年2月末までの愛媛県松山市に続く長期出張第三弾。また不摂生の日々が始まるわけですな。

 先ほども申しましたとおり、この地はやっぱり“砂丘”で有名です。鳥取市内は見事なくらいに小さな街ですが、ちょっと車で市内を走っていると『←鳥取砂丘』というような表札がじゃんじゃん現れます。
 数週間前に、今回の仕事の事前調査で鳥取を訪れたときも、同僚と一緒に「まずは行くべきでしょう」とレンタカーを飛ばして鳥取砂丘を目指しました。思っていたよりも“しっかりした砂丘”で(どういう感想だ)、素直に感心したものです。その日は運良く天気もよかったものだから、視界の下半分が砂丘のベージュ色で、上半分が空色──という状態はなかなか経験できるものではありません。
 何故か、というかやはり、というか、観光客狙いのラクダがあちらこちらで静かに佇んでおりました。まあ、ラクダが砂丘の端から端を競走馬のように疾走するわけがないのでそれが正しい姿なんですけど。砂丘だからラクダって、その発想があまりに直球。観光客が嬉しがってラクダをバックに写真を撮ろうとすると、アラビアのロレンスみたいな格好をしたオニイサンが、
「すいませえん、ラクダとの記念写真は有料なんですぅ」
 と遮る。有料のラクダって……、とかいろいろ突っ込みどころ満載の鳥取砂丘なのであります。

 しばらくの間はこんなどうでもいい鳥取リポートを続けながら、のづ随想録は一万アクセスを目指します。

 お誕生日おめでとう、Tくん。遅くなったけど。



2004年05月16日(日) これから出発です

 出張準備という無間地獄から開放されそうです。
 今、羽田空港の出発ロビー。11時15分のフライトで日本海側砂丘方面へ長期出張に出発します。
 昨日は休日にもかかわらず、この出張に関わる業務の打ち合わせ&準備で一日会社で仕事。この時点で仕事の準備はなんとかカタチにしたものの、“俺自身が長期出張するための準備”はまったく手付かず。こんな状態ではゼッタイ出発なんて出来ない、と思いながら、結婚記念日の約束をまだ果たしていなかったのでツマとともに新宿の焼肉店へ。俺はその後再び会社に舞い戻って、身の回りの書類などを整理して家に帰って来た。
 さあ今度は“俺が長期出張で生活するための準備”に着手。だってホラ、一応2ヶ月近くはまたまたマンスリーマンションで生活するわけなんだから、それなりに身の回りのものを持っていかなければならないでしょう。
 とはいえ、ややもたれ気味に満腹状態。かつここんとこの忙しさの疲れにまたどどどっと襲われ、作業は遅々として進まず、なんとか巨大ダンボールにパンツやら靴下やらワイシャツやらアレやらコレやらを詰め込み終わったのが午前四時。
 二時間ほど仮眠して、地元の駅から羽田空港直行便の高速バスで羽田空港にへたり込みました。

 さあ、また、忙しくなります。では、行って来ます。最近、めっきりリアクションメールも少なくなってきたので、こんな時なのでのづにメールなんか送ってみたらいいじゃないですか。ほら、恥ずかしがらずに。



2004年05月05日(水) 珍しく、今日はお休み

 今日、こどもの日のたった一日ではあるが、何年か振りで、ゴールデンウィーク中に休みとなった。
 例年この時期には『当然のように仕事ですよ。別になんとも思わないですよ、ええ、ええ』と、かなり精神的に内角低めに捻じ曲がった文章を書き続けていたが、改めてゴールデンウィークに休めといわれてもナニをしていいか分からない。慣れてないんですよ、こういうの。
 人事異動でこの春から上司が変わったせいもあって、『ゴールデンウィークには必ず一日は休暇を取ること』というお達しが出たのがそもそもの始まり。部内に連休中のスケジュール表が回覧されたりなんかして、しっかり休みを予定に入れているかどうかがチェックされるような状態であった。その頃俺は四国だ山陰だ長野だ新潟だと出張であちこちを飛び回っていたので、とりあえずテキトーにこどもの日に休みますってことにしておいた。それが結局変更することもなく、今日の休日となったわけで。
 予定など立てていないから、することがない。
 で、まあ、いつものようにのづ御用達のスーパー銭湯に行って昼間っからまったりしていたんだけど、その話はもういいですね。

 突然ですが、実は、来週末からまた長期出張に行くことになりました。

 最長で7月末まで、砂丘で有名なあのウラ日本へ(今のところ伏せておきます、会社的に)。またマンスリーマンションのちいさな部屋で独り暮らしの約2ヶ月、といったところでしょうか。明日からはその準備で仕事も忙しくなってきそうです。
 体調に気をつけて、頑張ってきます。
 ガイドブックによると、あの地はこれから夏に向かって岩牡蠣が旨いそうですな。牡蠣ですよ、牡蠣。どーせ退屈な土地なんだから、そんな楽しみくらいないとねえ。


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