時々日刊たえ新聞
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2006年04月30日(日) 信仰者の勇気

教会の週報をあらかじめ手にとり今日の石橋副牧師の説教要約を読んだら「信仰者の勇気」という言葉に大いに励まされた。説教聞く前から感銘を受けるとは。(^^)v説教のタイトルは「たくわえられる涙」っていうんですが。詩篇56篇1〜13節。実際に説教を聴いて更に元気が出た。
わたしが困難に出会って戸惑い苦しみ涙する時、神さまは、神さまの皮袋にわたしの涙を蓄えて下さる。(皮袋:旅人が水を蓄えて持ち歩く袋)弱くてへこたれそうな日々、神さまは叱咤激励なさらない。神さまは静かにわたしの涙を受け止め納めて下さる。そうしていただいているという確信が与えられ神さまの大きな愛を感じる。すると静かに湧き上がるものがある。諦めない。悲観しない。静かに湧き上がるもの、それは生きる勇気です。

ちょっと粛々と書いてみましたが、石橋先生の説教は笑って笑って、ほろりとして、静かにしみて・・・元気が出る。1ヶ月に一回のペースで説教を聞いていますが、いい味出てるなぁと聞き惚れています。お若いのに!は禁句かな?いつも説教聞いて爽やかな気持ちになります。


2006年04月29日(土) 本日はお休みなり

本当は今日は出勤するつもりだったんだけど、昨夜遅くまで残業して仕事をやっつけ、今日のお休みを獲得した。やっぱ、休むべき日は休まなくちゃね。嬉しい。\(~o~)/朝、ボーっとしていると娘が「今日はAさんのお誕生日だね」と言う。あ、そうだ!娘に言われなかったらきっと忘れていた…(ーー;)。

Aさんは今、清田区のキリスト教系の特別養護老人ホームで暮している。その前は数年病院で暮していた。その前は中央区の特別養護老人ホームにいらした。その頃から、4月29日はAさんのお誕生日として特別覚えてお祝いして来た(入院中は中断したんだけど)。お休みの日だから出かけ易い。Aさんのお部屋に入っていくと「あらまぁ。たえこさん、嬉しいわ」と満面の笑み。「今日はたえこさんが来て下さると信じていましたよ」(^_^;)良かったぁ、娘に教えてもらって。こんないい加減なわたしだけど、来ると信じていて下さる人がいることが嬉しい。
Aさんはお話している途中でも「眠たくて」と瞼が閉じてゆく。どうぞ横になって下さいと勧めて横になっていただく。手を握ると離さず、わたしの顔を見つめ「いつもはつらつとしていて、ステキだわ」とつぶやく。昼食の時間になったので「わたし帰りますね」と言うと「ずっとずっとお話していたいワ〜」と可愛くおねだりした。「また来年絶対来ますからね」と言って固く握手して、さようならした。これからは1年と言わず、Aさんを思い出した時は会いに行こうか。のんべんだらりと1年が確実にやってくるとは限らない、そんな思いがした。


2006年04月27日(木) 介護予防って何さ?

4月1日から介護保険制度が変わって、訪問介護事業所(ヘルパーステーション)勤務のわたしの仕事に大きな変化が起きた。例えばこんな風なことが要求されている。今まで自分が出来ない(出来づらい)部分の家事をヘルパーにしてもらっていたお年寄りが、今後はヘルパーと一緒に家事をして、数ヵ月後にはヘルパーが要らなくなるくらい「自立」することを目標にして訪問介護を提供せよ…。そういう比較的元気な人達は今後「介護予防」というジャンルに組み込まれる。「介護予防」に認定された人には(今後認定が切れる人から順次検討される)、新しい制度なので再契約し、ヘルパーが今までのようには使えなくなることを説明し、減らす方向で計画を立てさせていただくことになる。

わたしにとってはその第一号の利用者、80代男性のお宅に今日訪問した。「Mさん、介護保険制度が変わってね、これからはヘルパーに家事をやってもらうんじゃなくて、Mさんも一緒にやって、出来ることを増やして行こうって考え方に変わったんですよ」←こんなんで本当に理解してもらえるんかいな?
Mさんは「オレ、自分でやってるよ」と言う。そうでしょうとも。大方は自分で何とかやっている。ところが国が介護保険制度を導入し「さぁ、お年寄りはこれから自分の家で過しなさい。ついてはヘルパーさんに助けてもらいなさい。介護保険料を払いヘルパーを利用しなさい」と奨励したではないですか。これ以上機能が回復するのは難しいから、これ以上悪くならないために、困難な(例えば掃除をする)などの家事をヘルパーさんに助けてもらっているという人が多い。国ははっきり言うべきだ。「今後は国からはお金は極力出さないから、動ける人は自分のことは自分でしなさい、ヘルパー利用するのは控えて下さい」と。

具体的にMさんのヘルプは次のように変わる。週に1回2時間の生活援助だったが(1回利用すると381円×1月の利用回数)、今後は月に約1256円の定額負担で、1回1.5時間までの生活援助ヘルプが利用出来る。ただし、3ヵ月後にはヘルプが減り、無くなるという可能性が大きい。使えなくなるかもしれませんとしっかり伝えた(つもり)。Mさん怒るかと思ったら、怒らない。実は良く解かっていないのだろう。とりあえず、すべてに承諾をいただき契約を交わした。

これからわたしはMさんの訪問介護計画(予防介護の見地に立った!)を立てなければならない。その計画にはMさんを自立させるためヘルパーはこんなことをする(Mさんにはこんなことをしていただく)ってことを明記しなくてはならない。現場のヘルパーさんは、その訪問介護計画書のもと、仕事をすることになる。
わたしは介護保険が導入される前からヘルパーとして働いて来たが、当時楽しかったヘルパー仕事も今は理念が変わり、否定されているような悲しい思いがする。現場のお年寄りとヘルパーは、良い関係を築いて、ヘルパーは少しはお役に立って来たと自負している。今も現場では様々な感動を共有していると思う。
人は誰もが自立しなくてはならないんだろうか?寝たきりになるのは、避けたいことなんだろうか。人は最後はどっちみち寝たきりになるんじゃないだろうか。長いか短いかの違い。わたしは人の助けを受けなくていい年寄りなんか目指したくないよ。国がわたしを「自立」させたり、元気な年寄りにしようと画策することには関心がない。大きなお世話だと思っている。


2006年04月14日(金) 入学式

今日やっと娘の看護学校の入学式だった。わたし?行きましたとも。
実は夫は、本当に入学手続きが受理されているのか、心配していた。「入学式に行ったら、あんた(娘)の名前がないかもしれないと思って心配だった。名前があって、良かった良かった」と真顔で喜んでいる。入学手続きを取ったのが期限間近だったので、ひょっとして手違いで間に合わないとか、辞退者として扱われたかもしれない…とずっと思っていたらしい。すぐに入学手続き(つまり入学金送金)をしなかったわたしに対して不信感を持っていたらしいことがありあり。(笑)娘が一番行きたかった学校が、補欠合格の報せをする日を予告していたので、その日まで待ったに過ぎないんだけど。神さまはどんなことを見せてくれるかわからない、望みを棄てては失礼だものね。

入学式は取り立てて感激しなかったんだけど、その後の父母オリエンテーションでのカリキュラム説明に驚いた。すごい勉強量だ。そして単位取得について基準がはっきりしていて厳しいなぁと感じた。ま、勉強するのは、わたしじゃないから、いいや〜。(笑)いりちゃん、ガンバ!
そうそう、入学式を終えて帰宅すると、玄関にダンボールが二つ、デンと置かれていた。学校の依頼で本屋さんから直接送られてきた看護学校のテキスト、全部で50冊。代金は14万弱。(^。^;)

わたしは娘の進路の事でずっと祈ってきたけれど、具体的にどこそこを合格させて下さいとも祈ったけれど、いつも行きつく先は「神さまの御用に用いて下さい」だった。彼女が生涯神さまから離れずに、神さまのお役に立とうと思って生きてくれたらいいなと願っている。もちろん息子に対してもそう願っている。


2006年04月08日(土) クマ

「お母さん、目の下クマだよ」そう言われるようになって久しい。自分でも自分のクマがわかる。今朝はまた格別気になった。クマに押し上げられて瞼がしっかり開かないんだもの。(笑)娘も「うん、すごいね」と言って否定しなかった。
パソコンするようになってから目の下のクマが出来たんだっけ?だとしたらすでに8年目くらい。今の職場に入ってひどくなったんだっけ?だとしたらもうじき5年。何故年数に拘るかと言うと、10年前のわたしはまだ目元すっきりしていたんだと言い訳したいがため。
さらに今日、わたしは久々昼間からスーパーに買物に行った。すると、娘が仲良し子ども館(幼稚園前の幼児を対象にした札幌市主催の野外保育、現在は廃止されている)で出会って中学まで一緒だったmadokaちゃんのお母さんに何年ぶりかでお会いした。彼女の変わらず若々しいこと。お肌ツルンツルン!わたしは自分の目の下のクマが相手を驚かせているんじゃないかと気になってしょうがない。久しぶりにお会いする人の反応を探っている…わたしは落ち着かない。

数日前、職場で主任からブルーベリーの丸薬をいただいた。わたしの目の疲れを気遣ってくれてのこと(彼女自身も疲れて、目の下クマなんだけどね)。今職場では介護保険の請求事務のソフトが変わって、3月分の請求事務をぶっつけ本番、新ソフトで処理している。正確に言うと昨日処理を終えた。3月中旬頃には果たして新ソフトで請求事務をやり遂げられるのか!?心細かった。主任も「出来るのか心配で心配で胃が痛い」としばしば口にした。「何とかなるから!」と言うわたしも、実は自信があって言うのではない。毎朝仕事のことを祈らずにいられない、(神さまに守られて)きっと出来る!と気合いを入れていた。昨日は、ソフトの会社の担当者に何度電話したことだろう。恥もかなぐり捨ててしつこく電話した。これが出来たらひとまず終了ってその目の前に来てお手上げ状態だった。根気強く電話で教え続けて下さった担当者に電話のこちらで深々と頭を下げる。終わった時は心底安堵した。その後、支援費(障がい者のヘルプ)の請求事務も終了することが出来た。目の下にクマが出来たって…この安堵感は貴重です。
さて、介護保険制度は4月1日から大変化。それに伴う請求事務も変わるはず。さらに支援費制度は「障害福祉サービス」と名を変えて、これまた大幅な変更、4月分の請求事務(1ヵ月後!)はどうやったらいいんだろう?(どちらの制度も「改正」にあらず「改悪」です!)請求事務の他に新しい制度での契約、アセスメント、訪問介護計画書の作成…これらの仕事は終わるってことがない。循環し続ける。1ヵ月後も2ヶ月後も1年後も、わたしは祈り倒して仕事を続けていることでしょう。(笑)
ところで、目の下のクマを消す方法ってあるでしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。


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