時々日刊たえ新聞
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2005年06月18日(土) 遠足

今日は小羊会の遠足でした。この10年くらい藻岩山登山するのが恒例だったけれど、今年の子ども達は「小樽水族館に行きた〜い」とか「(旭川の)旭山動物園に行きた〜い」(円山動物園じゃイヤだ〜!)「開拓の村に行きたい」と騒ぐ騒ぐ。去年の藻岩山歩きが思ったよりハードだったのが印象悪かったかしら。(笑)
それで子ども達の希望に従って「開拓の村」に行った。あまりお金がかからないから。子ども5人、大人6人、3台の車に分乗した。学校の遠足と違って決まりごとがほとんどない。準備も万端じゃないけれど臨機応変に出来るのは、人数が少ないグループで、子ども達の親たちと気心が知れているからでしょうか。
小羊会のメンバーはほとんど教会員の子どもだけど、だからって子ども達はおとなしかったり優しかったり…しません。(笑)言う事聞かないし、白けたことばかり言うし、大いにわがままを言う。当たり前だよね、子どもたちは今を生きているんだもの。
文句垂れてばかりいる子ども達が目を輝かす時がある。今日は、それが竹馬だったりブランコだったり水遊びだったりかくれんぼだったりした。大事な事はちょっと難しい事が挑戦したら出来るってこと。仲間がいること。そして一緒に夢中になって遊ぶ大人がいるといっそう遊びが楽しくなるらしい。
今日はその大人が教会の若き牧師・石橋先生だった。大ちゃん(今日はそう言いたい。笑)は普段はゆっくりした話し振り、歩き方なんだけど、今日は秘められたパワーが全開(いや半開か!?)。竹馬が上手い!金属の輪っかを棒の先で転がして遊ぶのが上手い。走ったら早い。(動作が敏捷であることが判明した)そして「かくれんぼ」の天才だとわたしは思った。このかくれんぼは壮大だった。場所は開拓の村のある一画。一画って言っても昔の倉庫や家が幾つも並ぶかなり広い範囲。隠れる場所は確かにある。昔の建物の中!倉庫群の農耕機の影とか、作業机の下とか。暗い影が沢山ある。古い家の周りは移動しながら隠れるのに好都合。一生懸命隠れて一生懸命探す。かくれんぼの極意はこれじゃないでしょうか。帰りの車の中で生意気盛りの女の子たち曰く「今日は面白かったワ」(~_~;)


2005年06月16日(木) 晴れ!

昨日辺りから天気がいい。職場のわたしの席から外に目をやると青葉の美しいこと。木々の葉が「おいでおいで」とわたしを誘っている。緑の牧場に伏していこいの水際に伴われたい!(^^)仕事も順調に進んでいるので、一日くらい休んでもいいね。そう思ったら即行動。お休みいただきました。昨夜から「わたし明日お休みなの〜!」と家族にしつこく言う。うれしいとしつこくなるのです。(笑)
したいことの一番目は布団干し。もう1年くらい布団干していない。(^^;)お休みの日も出かけてばかりいるから布団が干せなかったのです。まずは子ども達の布団をお日様に晒しました。ホカホカ。合間に買物に行き、お花を買ってお墓参りした。来週の木曜日はお休みが取れないから、天に召された人の1週間早い地上の誕生お祝いをした。ピンクとクリーム色のブーケのプレゼント。お墓の前に座って景色を眺める。藻岩山の頂上が見える。今度藻岩山に登ったら双眼鏡でこちらを眺めてみよう。その右手に札幌市街が見える。その光景の中で生きている人がいることの懐かしさ、親しさ…ちょっと感動し過ぎ。祈って、眺めて、歩いて心が落ち着く。お墓を歩いてこんなに楽しいとは!

家に戻って、教会の小学生たちのグループ「小羊会」で使う道具を作る。かねてより大きな手の平を作りたかった。教会の子ども達と「5本指の約束」を勉強するために。ピアノの上に置いて、我ながら「いい形だなぁ」と見とれる。(笑)家族からも「味のある手だね」と誉められた。それから新約聖書のタイトルを書いたカードを作る。全部で27枚。裏にはその聖書の代表的な聖句を書いてみた。「ピレモンへの手紙」と「ユダの手紙」の聖句に困った。(ーー;)識者の推薦を仰ぎたい。外が暗くなるまでこの作業に打ち込んだ。このカードで、順番並べや、聖句を読んで聖書の箇所を当てる遊びが出来ると思って作ったけれど、小学生には高度過ぎて出来ないかなぁ。第一、わたし自身も正確に出来ない。(^^;)おかげで聖書を沢山読みました。いいお休みを過しました。


2005年06月05日(日) 礼拝

日曜日になると書きたくなるこの日記。(笑)そうです。礼拝でのメッセージに今日も驚き励まされました。メッセージは奥村牧師による「魂への接触」(使徒行伝15章36節から41節)
先生の話された言葉の一つ「躓きさえ用いて(働いて)下さる神」に、わたしは思わずアーメン!と心の中で言いました。神さまありがとうございます。

毎週聖書の言葉に感動している。毎週何かしら喚起されている。慰められている。そのことをもっと書きたいと思うけれど、この日記じゃなくて「礼拝日記」とでも名づけて独立させようかしら。思案中。(^^ゞ

当地では今ライラックの花が咲き誇っています。


2005年06月04日(土) 日本画展

職場の前チーフヘルパーのIさんが日本画の個展を開いていると言うので遠くのギャラリーだったけれど出かけた。素晴らしかった。まずギャラリーがすばらしい建物だった。喫茶店とギャラリーは互いに独立しているけれど、一繋がりの感もある。お店への入口は石造りの塀。和風と思わせる佇まいだけど斬新な設計&建築だった。お店の名は「茶廊法邑(さろう・ほうむら)」と言う。そしてIさんの日本画の数々も素晴らしかった。描かれているのは植物の光景。そして魚。その多くは食材だった。(笑)わたしは「ねぎぼうずのうたげ」という緑と白の色調の絵が一番気に入った。何度も眺めた。幻想的なねぎぼうずの群れに一羽の蝶が止まっている。

Iさんとの出会いは鮮烈だ。わたしがパートヘルパーとして面接を受けに行った時「お昼休みなのでちょっと待っていてね」と言ってIさんは奥の部屋に引っ込んだと思ったら、オカリナを吹き出した。その音色にわたしはうっとりしてしまった。昼休みが終了してからおもむろに面接を始めたIさん、その時すでにわたしの心はオカリナの音に魅了されていて「ここに是非勤めたい!」と思っていた。わたしがパートヘルパーとして勤め始めてから、Iさんがクリスチャンであることを知った。Iさんの家では日曜日毎に礼拝が捧げられていた。ある年のイースターの日、Iさん宅にケーキを届けると、Iさんスリップ姿でちらっと玄関に現れて「今着替えていたの、ごめんなさいね〜」と爽やかに言って立ち去った後、なかなか姿を見せなかった。「ここに置いておきますね」と言って失礼した。大胆にして麗しく自由奔放なIさん。
介護保険が始まると同時にチーフヘルパーの職を辞し、中国に整体の勉強しに行っちゃった。その未練の無さと転身の見事さに感服した。日本画はもう20年以上続けているらしい。Iさんの姿が絵に溢れ出ていた。自由で華麗。そして神さまからいただいた自然の恵み(殊更食べ物)への愛が溢れている。(笑)いい画を見せていただきました。

そうそうギャラリー茶廊法邑でのわたしの失敗談を書き添えます。ステキな建物なので、興味もあってトイレを拝借。トイレさえも凝った設計&デザインだなぁと感動しつつ用を足した。どこも触らないのに自然に水が流れて行くのに感心したんだけど、さて、手を洗う段になって、洗う場所がない。外に出ても洗面台がない。仕方なくお店の人に「どこで手を洗ったらいいのでしょうか」と聞くと「えっ!?」と驚きの表情をする。トイレに来て教えてくれた。先ほど便座に座って、上から降りている細い筒、下で受けている白の玉石の鉢、風流だなぁと思って眺めていたんだけど、その鉢の近くのボタンを押すと・・・あらら筒からお水がチョロチョロと流れ出しました。これが手水だそうで。(笑)


2005年06月03日(金) ありがとう

仕事中に、利用者のSさんが亡くなったという知らせが入った。4月までお元気で自宅のお風呂にヘルパー介助で入っていた。4月中旬に風邪の症状で入院されて回復することなく亡くなった。今夏、白寿(99歳)のお祝いをするのを楽しみにされていた。わたしはこの方の奥さんTさんのヘルパーとして最初にお宅に伺った。認知症だったTさん、朝ヘルプに入ると、まだ寝ていたり、ソファに座って身支度しているところだったりする。顔を洗う時は、タオルをゆっくり丁寧にたたんで、熱いお湯に通して絞り、そのタオルで自分の顔をゆっくり拭く。歯磨きもゆっくり。歩くのもゆっくり。おそらく子どもの頃から躾けられている丁寧さなのだろう。いつも自分のペースを崩さない。誰もとがめる人がいないので崩す必要も無い。顔を洗うと居間に戻って神棚に向かって手を打って頭を下げて、その後仏壇の前に行ってロウソクに火をつけ、お線香を上げ、お祈りを始める。言葉に出して祈るのをわたしは何度も傍らで聞いた。「○○(息子の名)の事業を成功させて下さい。子どもと孫たちが健康でありますように」自分のことは祈らない。いつも家族の事を祈っていた。その姿をご主人のSさんがソファに座って愛しそうに眺めていた。奥さんがヘルパーに入浴させてもらっているのをうれしそうに見ていた。奥さんが亡くなった後は、今度は自分がヘルパーを利用して入浴するようになった。Sさんがヘルパーを利用する頃はわたしは常勤になっていたので、S家の担当は外れていた。時々訪問すると「うちに来るヘルパーは皆出世して本部に入るんだ。あんたもそうだ」と間違った誉め方をする。この人の前にあっては「ちょっと違うんだけどなぁ」と思っても逆らえない。仰せの通りでございます〜とついニコニコしてしまう。入浴介助の時は湯船に浸かると必ず「あんたたちのおかげでいつも極楽だ。ありがとう」と口に出して言った。この人の「ありがとう」の言葉はいつもストレートで気持ちが良い。実は5月11日、わたしは担当ヘルパー3人とこの方を見舞っている。病院のベットで眠っていたSさんの腕にそっと触れると、目を覚まして視線を漂わせていたが、わたしたちに気付いて「おっ」という顔をした。それから「ありがとう」と言った。他の言葉は良く聴き取れなかった。何度も「ありがとう」と言った。Sさんと交わした最後の言葉が「ありがとう」であったことを、わたしは大事に心に温める。Sさん、わたしの方こそ、ありがとうございました。


2005年06月02日(木) 湿疹

今の職場に入った4年前の夏に最初に出て、以来半年に1回くらい出る湿疹が今また発症している。お嫌じゃ無かったら4年前の画像は(>_<) こちらです。←これは腫れています(^^;)。この湿疹が今回は左足の甲に出来ている。近くの皮膚科の先生はいつも「植物のかぶれ」と言い、肩に注射を打ち、飲み薬、塗り薬を処方する。前回、腕に出たときは意を決して大きな病院の皮膚科に行った。しかしそこのドクターも首を傾げるだけで、どうしてこういう湿疹が出るのかは教えてくれなかった。いつも出る場所が違うけれど、手足限定です。非常に痒いです。活動期は熱を持って腫れてどんどん拡がります。1ヶ月くらい出て、だいたいは副腎皮質ホルモンの薬をつけて、ゆっくり消えていきます。今回は最初に左手の甲に出て(3週間程前)、治まったと思ったら足の甲に(2週間くらい前)、それから左手の甲にまた現れています。足は今も拡がっていて痒くて仕方ありません。家にいるとついボリボリかいてしまいます。だいぶ慣れたこともあって(春〜夏の定期便のような感じ、しかし冬に出たこともある)受診しないで放置しています。経験のある方はいませんか?


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