時々日刊たえ新聞
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2005年05月25日(水) 夜の珈琲屋さん

藻岩山のロープウェイの近く、昔よく子ども達と散歩したところにステキな珈琲屋さんが出来ていた。今夜教会の祈祷会に出席した後、Iさんに声を掛けられてその珈琲屋さんに行った。昔は資材置き場だったような気がする。15年経って、夜もお散歩出来る身分になりました。(笑)
今わたしには解決出来ないことがある。状況を変えたり好転させることは出来ないけれど、自分の心の問題だけはせめて解決していきたいと思う。けれど、それが出来ない。自分が変わらないってことが苦しい。辛うじて毎朝の祈りの中で力を得る。ところが夕方になると力が抜けて後ろ向きになっている自分に気付く。それで祈祷会に行く頃になると悪魔に魅入られたように元気がない。(^^;)「元気がない」ってことを祈祷会でほのめかしたため、Iさんが「お茶飲みに行かない?」と誘ってくれたんだと思う。喜んで行きました。
自分の罪が深いと感じている事。更年期の鬱かもしれないと気に病んでいること(笑)。すぐにひがみ根性が出ちゃうってこと、そんなことをお話した。自分の異常さ(過剰さ)が気になっていたんだけど、口に出せて良かった。Iさんは笑っていたけれど。彼女の抱えている課題のその後も聴いた。教会に行くのが怖くてしばらく礼拝に出る事が出来なかったIさんにだから、頑張らない話が出来る。元気が出ない時は元気がない人の話が心に沁みる。(^^;)
最終的にはこんなわたしをも神さまは愛して下さっているんだから、そんなに急かなくてもいいさと思う。

5月15日に聴いた奥村牧師のメッセージを思い出す。クリスチャンになったからっていつも喜んで生きられるわけではない、むしろ信仰を持って苦しい道のりを歩む事の方が多いのです、積極的にこの苦しみを負って行きましょう・・・こんな風だったかなぁ。励ましを受けた。

今夜、一人ではいくらでも祈りたいけれど、他人と祈るのがイヤだなぁって思っていたことを、反省している。
夜のデート、誘ってくれた友に感謝。二人の傍らで一緒に聴いていて下さったイエスさまに感謝。


2005年05月22日(日) こんなことが(5/16)・・・の続き

5月16日に友達のお墓を見つけて感動した事をここに書いた。その感動を身近な人にも伝えたくて(押しつけたくて)昨日土曜日は娘を、今日は夫を、Sさんのお墓に連れて行った。それぞれ、わたしが満足する感動ぶりだった。ね、ね!ステキでしょ!?と迫るわたし。(笑)夫は殊のほか感動してくれて「うん、すばらしい!」と言った。墓石の聖句が、細く柔らかい筆跡で彫られていたのが「Sさんらしい」と言い、「あのダンナ優しいんだなぁ」
5年前のSさんの葬儀には夫も一緒だった。Sさんは別の教会に通うクリスチャンだったけれど、一時期、うちの教会の礼拝に出て教会学校にも参加していた。それ以前に、彼女の体調が悪いとき、わたしが「うちの教会の前にも病院があるんだよ」と言ったら、数日後にはその病院に入院していた。それから彼女のかかりつけは教会の前の病院になってしまった。病室の窓から眺めた我が教会はわたしの目からもうっとりした。結局彼女はこの病院で亡くなった。わたしが礼拝の司会を初めて務めたその日曜日だった。Sさんを最後まで見届けたい気持ちが強くて、火葬場にも夫と行った。夫と共有したあの時。夫も今日思い出したのだろう。お葬式の時の話をし始めたもの。

「いりちゃんがね、Sさんの前の、空いているお墓に、わたしも入ったらいいって言うんだけど」と夫に話すと「ここならいいねぇ」と言う。簡素なその場所は、この霊園の中でもお安い方だと思うけれど、そのお金さえ無いので現実味がない話ではある。わたしも夫も誰かれに、お墓が欲しいならこの場所に!とお薦めしてしまうかもね。(^_^;)


2005年05月21日(土) 喫茶店のお弁当

教会のOちゃんと地下鉄沿線の喫茶店に行った。以前からOちゃんに「お弁当がすごく美味しいの。いつか連れて行くからね」と言われていたけど、「今度の土曜日がいい!」とおねだりしてデートが実現した。60代かな?ご夫婦でやっているお店。お弁当のおかずは、お刺身、天ぷら(えび、こごみなど)、味噌漬けした魚とホタテの焼き物、ウドの炒め物、菜っ葉の酢の物、手作りシュウマイ、だし巻卵、それから何だっけ…忘れた。味噌汁と小さなおかずがついて600円也。美味しい!安い!
実は明日の日曜日、教会の昼食はここからお弁当を届けてもらうことにしている。「電話でお願いした○○○です。無理なことを言ってすいません(実は300円の予算でとお願いした)」と言うと「いいんだよ、昨日フキを取ってきて用意してある」と言う。この店のウリは食材を市場に行って仕入れ、山菜等を自力で調達して・・・手を掛けて調理する点。何でも手作り、手は掛けるけれどお値段はお安く…らしい。うれしい店だと思う。一つ残さずきれいにいただきました。作る人の心意気を感じるお弁当をいただき満足しました。


2005年05月20日(金) 夫婦

朝早くから通院介助をした。70代の女性、自力歩行は出来るが若干麻痺があるため、手を握り腕を支えてゆっくり歩く。この方に初めて同行する。バスと地下鉄に乗って遠くの区の大きな病院に行った。昨日まで雨模様だったけれど今日は晴天。「Iさんの心掛けがいいんでしょうか?ヘルパーの心掛けがいいんでしょうか?」とわたしが言うと「ヘルパーさんでしょうね」と答えて下さる。なかなかユーモアのある方。わたしたちは仲良く冗談を言い合いながら5時間の外出を共に過ごした。さて、帰宅してお部屋に入ると、テーブルの上にご主人が書いたメモが置いてあった。「お帰りなさい。お疲れさま。僕は例の○○の店に行ってます。帰りは4:30頃。このバナナ、差し上げます。お食べください。」一緒に一回読ませていただいただけなんですが、ほぼこんな文章だったと自信があります。う〜んと唸った。名文じゃないでしょうか。(笑)
このご夫婦、ヘルパーが行ってもほとんど他人のように会話する。僕は僕、あなたはあなた…まるで若い世代のお互いを束縛しないような関係に見える。地下鉄の中で夫婦の話しになった時にIさんは「わたしたち夫婦って変でしょ?」と言われるので「いいえ。わたしにはステキに見えますけど」と答えた。Iさんはそれ以上、言及されなかった。ステキに見えるのは確かだけど、周りからは推し計れない色々なやり取りがあるんだろうってことも想像する。わたしたち夫婦も他人から見たら「ステキな」夫婦に見えるらしいから。(笑)
ヘルパーと帰ってくるはずの奥さんに名文を置いておくご主人。遊び心たっぷり。妻が何を思うかは、妻のみぞ知る。あ、神さまも知っているかも。(笑)


2005年05月18日(水) 桜咲く

札幌の桜は先週土曜日(14日)辺り一気に見ごろになった。今日の雨で、桜も一気に終わりそう。今年は案の定こぶしの白い花も一緒だった。山に白いこぶしの花が点在するのを見るのが好きなんだけど、桜と一緒じゃ桜の温かさには負ける。同時に街路樹に若葉が付き始めて爽やか色。藻岩山の南斜面に位置する職場の周辺にも若葉が日に日に萌えている。この若葉の光景、いつまでも見て飽きない。いつまでも見ていられないのが残念。過去の桜やこぶしの記事を抜粋してみる。(旧Web日記"いいことさがし"より)
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2000年5月5日(金)
野に山に庭に、きたこぶしの白い花が咲いた。灰色の山に白い点々。
この白が見えないと本当の春が来た気がしない。これで遅れていた桜も
あわてて咲き出すだろう。昨日現在わたしの周辺ではまだ桜は開いていない

1999年5月2日(日)
きのう街で桜の咲いているのを見ました。美しい!


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過去のオリジナル画像も引っ張り出しちゃえ。



ピンクの洋服は着ないけれど、桜色には心ときめく。


2005年05月16日(月) こんなことが

連休中に「春を探そう」というテーマで娘と近くの大きな墓地を散策した。国道に出ると渋滞に巻き込まれるため、国道に出る事のないその場所を選んだ。近くにはまだ雪が残っていた。聖句が刻まれているお墓に出会うと聖句を書き写したりして、楽しい時を過ごした。希望を持って死にたいねなんて話をしながら歩いた。変な親子だと思う。(笑)さて今日、わたしは午後お休みをいただき用事を済ませ、まだお日さまが出ていたので、また墓地に赴いた。というのも、先日見て歩いて気になる一帯があったんだけどそこに足を踏み込まずに帰ったもんだから。

墓地は今も拡張していて大変広い。気になってまた来てしまったその地帯は芝生で、小さくて簡素な石が整然と並んでいて、墓碑には「○○家」と書かれていたり十字架と聖句が刻まれているものが多かった。このフラットで質素なお墓を好んで選んだ人たち(家族)の中にクリスチャンが多いということがわかる。心和みながらお墓の間を散策しているとまるでスポットを浴びたように、惹き付けられるお墓があった。小さな横長の墓石には横書きで『わたしがあなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい。』と書かれていた。ヨハネによる福音書15章12節。墓石の右下に「○家」と書かれていた。はっ!とした。裏を見ると「□ □□1962.6.23〜2000.7.2  38才」なんと!わたしのだいじな友の名前が記されていた。わたしは彼女がここに葬られている事を想像もしなかった。ご主人の実家が本州だと聞いていたので、てっきりそちらにお墓があるのだと思って、ご主人にも聞かないでいた。ところが彼女のお墓にわたしは引き寄せられるようにして辿り着いてしまった。一万基もあるという大きな墓地。どうして今日ここに足が向いたのか、納得した。神さまは、苦しんでいたわたしの心をこうやって揺さぶられたのだろう。わたしを留まらせずに動かそうとしているのかもしれない。彼女が愛したこの聖句!涙が溢れそうになった。これからいつも思い出すね。この一帯からは暑寒別の山々が見える。その手前に札幌の街が見える。彼女のお墓とその光景に胸がいっぱいになった。こんなことがあるんだね。

Sさん、あなたの体はここに留まってはいないけれど、あなたのご主人はこんなステキな場所にあなたの好きな聖句を刻んで記念してくれたんだね、天国からあなたも見てる?あなたが亡くなる前に描いてくれたうちの教会の絵を開く。あなたは亡くなる寸前まで教会の十字架を見上げていたんだね。今その事を改めて想い出して言葉にならないものがある。わたしがそっちに行くまで待っていてね。話したいことがいっぱいある。


2005年05月12日(木) 天国からの合図

5月7日朝、アニー・フーバー宣教師は天に召されました。81歳。生涯のほとんどと言える50数年を北海道で神さまの愛を伝えるために過ごされました。フーバー先生が蒔かれた種によってわたしはイエスキリストを知ることになり、生涯神さまの声に耳を傾けながら生き続けたいと思うようになりました。フーバー先生ありがとうございました。どうぞ天国で安らかにお過ごし下さい。フーバー先生が喜んで召されて行ったことを信じて疑いません。

フーバー先生の葬儀が10日(火)11日(水)教会葬で行われたけれど、わたしは10日の前夜式のみ出席した。うちの子供たちも「お葬式に出たい」と言った。さんちゃんは聖歌隊のメンバーの一人として。いりちゃんは学校が終わってから直行した。わたしたちはフーバー先生と特に深い関係があるわけじゃないけれど、いつも細くて高い声で「おはよう!」とか「元気?」なんて声をかけられて、子ども達は皆愛されていることを感じていたのかもしれない。実際多くの子ども達(今では青年!)が出席していた。しばらく会わなかった子ども達の成長を見る同窓会のようだった。(^^)

お葬式に出席した娘とこんな会話をした。いり「フーバー先生は今天国で、何か合図を送っているかな?」・・・これは、昨夏からわたしが傾倒している精神科医エリザベス・キューブラー・ロスさんにまつわるお話でして・・・E.K.ロスさんは、別れた夫が死を目前にしている時、「あなたが死後の世界に行き着いたら、何かの合図をしてね」と頼んだのです(元夫は死後の世界があることを信じていなかった)。そして彼が亡くなると、家族にはピンと来る何かで確かに合図が送られて来たというのです。彼の墓に白い何かが見出されたんだっけ?美しいシーンなのに・・・忘れました。それを我が娘は真似してわたしにも要求しました。「お母さんが死んだら(死後の世界に行ったら)何か合図してくれる?」「うん、するよ!」さてどんな楽しい合図にしようかな。(笑)
娘が死が終わりではないってことを信じていることがうれしい。


2005年05月03日(火) 呻き

右の脇腹痛い。原因はわかっている。29日にタイヤ交換したんだけど、3階の我が家のベランダから夏タイヤを下ろし、冬タイヤを上げた・・・その筋肉痛に違いない。ちょっと体を傾けるだけでズキンと響く。困った体だこと。(笑)

この日記、日曜(礼拝)日記のようになっていますね(笑)。今週(5/1)は礼拝に出席したけれど説教のことが書けない。奥村先生の説教は詩篇126篇1節から6節、題して「涙の種まき」面白いに決まっている(笑)。けれど一人の女の子に愛されて託児に入りっぱなしになったため聴けなかった。そのことによって知ったことがあった。いつも託児をしてくれるヒデちゃん、ありがとう!あなたが子どもたちに仕えてくれていたから、わたしは説教をじっくり聴くことが出来たんだね。
前日4月30日(土)は奥村先生と石橋先生の牧師就任式だった。この日わたしは仕事だったので就任式を欠席した。月末の土曜日、連休を控えてこの日を休んだら仕事が滞ることを自覚している。3月末にも休んでいるしね。(小羊会キャンプで)それで涙を呑んで(笑)欠席した。どれだけすばらしい就任式だったかを誰彼から聞かされる。う〜ん、残念だ〜。でも欠席したことで知ったことがある。出たくても出られない人の淋しい気持ちがわかった。そんな土日だったのです。感謝。


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