はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2008年06月23日(月) あいさつ

 子どもたちに、挨拶の大切さを伝え、
挨拶を徹底して行っています。

 身に付くというのは大変なことですね。
だから、じっくりと取り組みたいと思います。

 今日も挨拶の話をしたら
帰りにちゃんと覚えていて
「先生、さようなら」と
頭を下げて挨拶してくれた子がいました。

 ちゃんと先生の話を理解して
すぐ行動に移せるって
すごいなあと感心しました。
 
 私たちも子どもに恥ずかしくないように
正しい挨拶ができ、
やるべきことはすぐに行動に移せるように
取り組んでいきます。

 それでは、今日はこのへんで
ごきげんよう・・・
 



2008年06月17日(火) 花のように

 親子教室で植えた
ヒマワリとコスモスの
芽が出ています。

 最近、ガーデニングに興味を持ち始めて
気づいたことがあります。

 世界に一つだけの花という歌がありますが
子どもの育ちは
まさに世界に一つだけの花を育てるようだと思いました。

 子どもにとっての家庭は土。
根っこを張るのは家族、家。

 子どもにとっての愛情は太陽と水。
ぽかぽかと暖かく照らして
子どもを元気にさせます。
水がなくては、植物は育ちません。

 そして、太陽が照りすぎたり、水をやりすぎると
葉が枯れてしまったり、根が腐ってしまいます。

 冷たい冬も植物が次に芽を出したり、
花芽をつけるために必要なことです。
室内に取り込んだり
外に出したりする必要もあります。

 花には種類があるので
手をかけなくてもいいものもあれば
こまめに手入れをする必要のあるものも。
花を知って、花にあわせて育てると
大変きれいな花を見せてくれます。

 また、咲いては枯れ、
次の年には少し大きくなって
また咲き、
 まつ時間も必要です。

 自然から学ぶことって
本当に多いですね。
シンプルだし無駄のない方法です。

 幼稚園の子どもたちが
どんな花を咲かせてくれるのか
とても楽しみです。



2008年06月16日(月) ありがたい仕事

 実習生のお別れ会でのこと。

 一緒に過ごした年長組の子どもたちが
先生との別れを惜しみ
声を上げて泣いていました。

 それをみた実習生は
もちろん
感動をもって
一緒に涙していました。

 子どもといられる
この仕事は
本当にありがたい仕事だと痛感します。

 未熟でも、つたなくても
本気で関わってくれる大人を
子どもたちはわかっています。
そして認めてくれるのです。

 大人の仕事は
「成果を出して初めて意味がある」ことが多い中
精一杯が認められる仕事って
あまり多くないのでは。

 だから、やる気も出るし
子どものために
益々がんばりたくなるのです。

 また、素直な子どもたちの表現の裏には
素直に感情を表現し安心して生活できる
家庭の姿があります。

 おかげさまで
百石幼稚園の子どもたちは
本当に素直で感情豊かだと思います。
実習生の日誌にも
「ここの幼稚園の子どもたちは素直でとってもかわいい」と
色んな方が度々書いてくださるので、
子どもの心の育ちが感じられ
嬉しくなります。

 子どもたち、そして保護者の皆様に
感謝なんだよなあホント。

 体が疲れても
心が満たされる
今日もそんなありがたい一日でした。
 



2008年06月11日(水) ベビーマッサージで伝えたいこと

水曜日は親子教室の日です。

今日はベビーマッサージをしました。
0歳のひよこメンバーさんです。

ベビーマッサージは
子どもの体を考えるのに
とても役立ちます。

子どもの様子を見ながら
子どもに何が必要か考えながら
タッチすることで
子どもが喜び
笑顔で
自分も癒される。

子どもは沢山のパワーを持っています。
子どもに触れることは
とてもありがたいことなのです。

今日はおしゃべりしながら
マッサージのさわりだけ
行いました。

皆さん笑顔になって
沢山の声が聞かれました。

方法を覚えなくても
その根底に流れる
子どもに触れる意味を
感じていただけたらと思います。

また、楽しみましょうね。

そうそう、7月15日に
あゆみ保育園の支援センターで
アロマで作る虫除けスプレー講座をしますので
興味のある方はどうぞ。

今も虫除けにいいアロマを炊いて
この日記を書いています。



2008年06月05日(木) 世界環境デーに、当園の環境を考える

 CO2ですよ、皆さん。

今、悪者になってますけど、二酸化炭素。
少し前までは、フロンのオゾン層破壊でしたね。

 今日は、世界環境デー。
おりしも梅雨の晴れ間で
年少さんたちがお散歩に行きました。

園の畑の様子を見ながら
「じゃがいもの葉っぱが出てるよ!」
会話を交わして、のんびりと過ごす時間。

 なんていい環境なんだろうと
今更ながら、感謝するのでした。

 わかっています、今日の環境デーは、そういう環境ってことじゃないですよね。

 でも、こんなにのどかな地球を
いつまで残してあげられるのかな?と考えると
大人はもっと、自分たちの決定や行動のもつ意味を
考える必要があるのだと
つくづく思います。

 戦争も
 核燃も
 環境破壊も

 自然に起こるのではないのです。

1人の力は小さいですが、
誰かが、「きれいな地球を残したい」
そう思う心は
きっと世界に波を作ります。

まずは、できることから
そして、もう一歩前へ。

幼稚園でも、休まず一歩ずつ
続けていきます。
愛する子どもたちが
将来も幸せに暮らせるように。



2008年06月04日(水) ハーブに釘付け

説明している自分は気づかなかったのですが
皆さん、釘付けだったようです。

親子教室で「自然と遊ぼう」のテーマで行った今日の会。

身近な自然についても考えようと
栽培できるハーブをもってきて
手にとって頂き
香りをかいでもらいました。

後ろから見ていた先生が
「皆さん、釘付けで見てましたよ」と
後で教えてくれました。

ハーブを手にとり、特徴などをざっと説明しました。

幼稚園でも、ハーブを植えているので
大きくなった頃を見計らってつんでは
子どもと香りを楽しんでいます。

子どもたちは五感で感じると大変感動するので
「すごーい!いい匂いする!」と喜んでくれます。
「お母さんに持って帰りたい」という子もいます。

子どもを喜ばせたい
そう思ったとき
方法は案外シンプルだったりするのです。

野の草を摘んで
一緒におしゃべりをする。
そんな喜びを
どうぞお子さんとも楽しんでみてはいかがですか?

梅雨の晴れ間は
草花が生き生きとして
本当に緑が美しいのです。

オススメします。


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