だだ争論

だだの日記

2007年03月31日(土) デブリーフィング

国に潜入したスパイが戻って来た時、
しつこくインタビューを行うことを
軍隊用語で「デブリーフィング」という。

見たこと、聞いたこと、体験したことを
洗いざらい話させることで、
本人は意識してなかった重要な情報を得る作業。


日記強化月間と位置づけた今月は、
まさに自分自身の「デブリーフィング」だった。

何かできごとがあった時に日記を書くのはわけもない。
だけど、取り立てて何もない日にもあえて書くことで
自分では気に留めてなかった事柄が、
本当は意義のあることだと感じることは少なくない。


実は、ある人のワークショップのエピソードとして
似たような話を聞いたことがある。

最初に参加者全員で自己紹介を行った。
趣味とか仕事とか当たり障りのないことを話す人もいるが、
その自己紹介を、3巡目、4巡目と続けて繰り返していくと、
次第にどうでもいいような話題が増えて
非常におもしろかったという。
でも、そのどうでもいい話こそ、その人の人柄や性格を表していて
とてもいい自己紹介になったのだとか。


毎日書くことで、一見すると
どうでもいいような話題もあったかもしれない。
しかし、そういう日ほど、
意外と自分の本質が表れたのではないか。

…なんてね。


まぁ、今回ひと月続けて書くことで、
自分自身、一定の成果は得られたのではないかと思う。
大きなムーブメントがあったのも事実だし。

日記とは、日記という対話者と会話しながら
頭の中を整理していく作業だ。
書いていくうちに、自分自身が何を言いたかったのかが
分かってくることもある。


これからも、月1、2回と
のんびりしたペースに落とすものの、
最良の対話者と、楽しく日記を書いていこうと思う。

では、またその時まで。



2007年03月30日(金) 「人の悪口を言わないのはおやじとの約束」

新書ブームと言われて久しいが、
僕も数年ぶりに新書を買ってみた。
後輩に勧められた「不動心」。
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が書いた本だ。

感情を露にしないなど、前々から彼の優等生的な言動が
気になってた。
まだ全部は読んでないけど、そういった話題にも触れられていて、
意外と感心することが多い。


そういえば、半年ほど前に、
松井選手の父親の記事が読売新聞に載っていた。

 甲子園での5連続敬遠の時、スタンドで観戦していた父親は
 敬遠そのものより、松井選手の
 試合後のインタビューが気になって仕方がなかったとか。

 『相手のことは分かりません』
 松井選手は、敬遠の感想を求められても、誰も責めなかった。
 それを聞いた父親は、胸をなで下ろしたそうだが、
 本当にうれしかったのは、相手を非難しなかった理由だった。

 『人の悪口を言わないのはおやじとの約束』

 「私にとっては思い出すのに時間がかかったぐらい、
 遠い日の約束でした。
 でも、彼の中で、私の言葉が確かに生きていた。
 それは心がつながっているからだと思うんです」


当時、高校3年生なのに、精神的にすごく大人だよね。
それに、小さい頃交わした約束を大事にしているって…。

松井選手の、今につながる原点を見たような気がした。


子供にとって父親の存在って大きいし、
なにげないことが、影響を与えることがあるだろうけど、
自分もいつか、こんな親子関係を築けたらいいなと思った。

まぁ、僕が結婚するなんてまだまだ先だけどね(←ちょっと弱気)



2007年03月29日(木) エポックメイキング

僕にとってエポックメイキングな一年というと、
この日記上でも書いた北アルプス単独行の2002年。
あの1週間で、自分の意識は大きく変わった。

今年はそれに次ぐ記念碑的な一年になるのではと、
ひしひしと感じている。
年初の小笠原しかり。

まぁ、今はまだ実感がないけど、
振り返ってみてそうであれば、いいな。

とりあえずの節目まで、あと1週間。



2007年03月28日(水) アウトドアグルメ2.0

前々から、山での食事メニューが課題。
いやね、日帰りハイクならいいのよ。
いろいろ食べたいもの食べられるから。

縦走時の食事が困りもの。


貧乏学生の頃からの習慣で、アウトドアの食事と言えば
 朝 パスタ
 昼 インスタントラーメン
 夜 ご飯+レトルト(カレーや牛丼) 
が王道。
山でも忠実に守ってきた。

だけど、下界と沸点が違うからか、
ご飯がうまく炊けないことが多い。
一日のエネルギー源であるご飯がおいしくないと、
けっこうストレスだったりする。
一日中行動して疲れてるから、食事にはワクワク感がないとね。

そんな時、周りを見渡してみると、
カップルや中高年夫婦、まぁグループだと、
だいたいおいしそうなものを食べてる。
うらやまピーと、ついつい羨望のまなざしに。


そこで、今年の夏は、
進化したアウトドアグルメを目指すことを宣言する。


とはいえ、僕自身、山岳部に入ってたとか、
ベテランの方に連れられたことがあるとか、
そんなんじゃなしに見よう見まねで始めてるから、
今ひとつどんな風にしたらいいのか分からない。

これから研究していくが、
例えば簡単に調理するものや生野菜などを取り入れたい。
あるいは、アルファ米を採用して
その分、ほかの食材を持ち込んでみるのもいいのでは。

この前家でホットケーキ作ってみたけど、
そういうのとか活用できないだろうか。
でも、キャンパーの食事とは違うからね。


そこで、みなさま方からオススメのメニューを
アドバイスしていただければ幸いであーる。
山でのお食事タイムをワクワクしたいよ〜。



2007年03月27日(火) 「運命」は思い込みで作れるけど

「フィンランド」と「穏やかな人が好き」という言葉に
反応してしまった土曜日の夜。
前回(昨秋)の反省から、
安易に運命の人とか論じるのは止めようと思ったけど、
どうしてどうして。すごく気が合うと思った。
雰囲気が自分ととても似てる。
紹介してくださった人、さすがやわ〜。

4人でお食事をし、気付いたら5時間経ってた。
楽しすぎてあっという間。

これからどうなるかは、まだなんとも言えない。
容姿だけ見たら、好みとは全然違うからね。
でも、前回になかった、確かな手応えを感じている。

いやー、メールのやりとりとかも、楽しいね☆
むこうも気があるのかなと感じさせる。

これは、ひょっとすると、ひょっとするぞ!



2007年03月26日(月) 心頭滅却すれば…

普段不規則な生活をしているので、
「健康」という言葉には敏感に反応してしまう。

最近気になっているのが、温冷浴。
水風呂と熱い風呂に交互に計7回入るというもの。


温冷浴を知ったのは昨年末。
ガンバ大阪の加地選手が契約更改の席で、
クラブハウスに温冷浴ができる設備を取り入れてほしいと
要求していたニュースを見て。

へぇーと思って調べてみると、
・疲れがすっきり取れる
・血行循環がよくなる
・肌がすべすべ
・免疫力が高くなり風邪を引きにくくなる
・湯冷めせず、冷え性改善
・記憶力がよくなる
などの効能があるそうだ。

銭湯や温泉でたまにやってみる。
継続してやってるわけではないので
上記のような効果はまだ実感できないが、
とりあえずは、気分がすっきりしてよい。


工夫すれば家でもできると知って、
昨日さっそく試してみた。
湯舟に水をためて、シャワーで熱いお湯をかける。

水風呂に浸かるのは、かなり勇気と思い切りがいる。
だけど、1回浸かると体が慣れて、3、4回目に浸かる時は
冷たさを感じなくなる(感覚が麻痺するというか)。

家で手軽にできるとあれば、
これからちょっとずつやってみようかな。
(まったく続かない可能性もなきにしもあらず!)



ちなみに、昔フィンランドで氷の川に飛び込んだことがある。
フィンランドでも、サウナと冷水を繰り返す健康法が
伝統的にあるみたい。
サウナ小屋近くの川や湖では、
冬でも氷の水に飛び込める環境が整っている。
テレビでナイナイ岡村さんがやってたから、
知ってる人も多いのでは。



2007年03月25日(日) くもり空、待ったなし

風力発電機の技術士の小説を読んで以来、風車が好き!
春になったら久しぶりに
青山高原(三重県)の風車を見に行こうとずっと思ってたよ。

今日は朝まで雨が降ってたけど、
午後からは上がる予報。
太陽はなかなか現れないけど、
もう降らないだろうと判断して、
バイクにまたがり午前11時に出発進行!
(ちょっと見切り出発)

最高気温が18℃だったので、
ダウンジャケットはいらないかな、
予備の服だけ持っていけばいいやと考えていたが、
奈良に入っても気温は上がらず、太陽もまったく見えず。
けっこう寒かった〜。

三重県に入った頃からは、
山間部ということもあってさらに寒い。
おまけに、こっちはまだ天気も回復しておらず、
ちょっとガスってた。
う〜ん、このままでは風車がよく見えない?
寒すぎて、風車ポイントでゆっくりできない?

そう思って、風車まであと9キロというところで引き返す。


行くあてもないので、とりあえずまっすぐ帰ることにする。
だけど、体が凍えそうでとにかくつらい!
家に帰ったら、今日一日なんだったんだろう、
と思うこと必至だったので、月ヶ瀬にある温泉を目指す。

ここは、後輩セキショウ氏と、
”仲のよかった全盛期”(by セキショウ)に行ったことがあるよ。
利用者に必ずくれる手ぬぐいが今でも家に残ってて、
今回ももらっちゃった。
デザインが前と一緒。懐かしいね〜☆
湯舟の形状を見て、
お湯に浸かりながら地元の人と会話した内容を思い出しちゃった。


冷えきった体だけでなく、
テンションの下がった心もあったまって、最高に気持ちよい!
やっぱり温泉はいいね〜と感じた一日だった。



2007年03月24日(土) ゴアテックスでいこう

にいると圧迫感を感じていたほど。
おまけに、今の家はエアコンが付いてないから夏が超大変。
そんなことが積み重なって、
いつしか、休日には必ず外出する習慣ができていた。

当然、この週末もそのつもり。
土曜は神戸、日曜は青山高原に行く予定だ。

しかし、週末は雨。降水確率がとても高し。



ふふふ。実は、そんな日もあろうかと、
先日新しいゴア靴を買ったばかりなのだ!

さっそく使えるかと思うと、けっこううれしい。


今までゴア靴はトレッキングシューズしか持ってなくて、
非常に難儀していた。
仕事や町中に行くのに履いてくことができないからね。
それに、里山や街道歩き、
あるいは自転車、バイクに乗る時用の
防水な靴が欲しかったのだよ。

探していたスニーカーっぽいタイプが、
IBS石井スポーツでセールになってたから思わず購入。
さっそくお披露目のようだ。

雨雨ふれふれ もっとふれ
私の…
(雨の慕情 by八代亜紀)



2007年03月23日(金) ビバ★センチメンタリズム

きっと僕の住むこの街は 
夕暮れでできているよ
          「アロー」


僕達は恋をして呼吸する生き物で
この星のいくつかは僕達の・・・
          「俺たちの旅」


息を止めれば願いが叶うって
そんな気持ちを忘れないでくれ
          「凛」


難しい答えを自分で用意して
息苦しい程 悩んだりしている
          「ダイアリー」


最近じゃ道に迷う事もないけど
最近じゃ道を選ぶ事もしないんだよ
          「東京」


涙は流線形 こぼれて悲しい順に雨になる
          「流線形」


気付いていたんだろ?
僕が弱い人だって事胸の奥で
「使ってない勇気がまだ半分もあるんだろう?」 
          「あすなろ」
 

川辺りに沿って走りながら
「もうすぐ家だよ」と涙をはげました

今、ありがとう言い出せないかわり
悲しい成分が抜けた嬉し涙
          「リバーズエッジ」


ぼやけた記憶のすみで君が笑うからだよ 
切なくなるのは                         
          「ボーイズライフ」


探してることとか本当はなかった 
適当な理由で旅に出ました
          「kodama」


あくびの振りして 流した涙が
「抱きしめたい」とか 言うんです
          「グラフティー」


さよならの口笛は いま更に響き出す
          「センチメンタル・エキスプレス」

* * *

4年前より好きなアーティスト「GOING UNDER GROUND」
センチメンタルなメロディと歌詞に、
すっかり魅了されています(^o^)
誰かが言ってたけど、
都会に住む人の寂しさを感じさせ、
夕暮れ、電車の車窓から
都会の景色を眺めるのに似合います。

この前、久しぶりの新曲が発売!



2007年03月22日(木) 西へ東へ

今年はJR発足20周年。
そのため、青春18きっぷが8000円で発売されている。
大阪からだったら、二条駅まで往復しただけで、
元手が取れてしまう。
学生には嬉しいだろうなー。

僕も、昨日は4年ぶりに、この18きっぷを使ってきた。
絶好の行楽日和のためか、どの電車も満員状態。
今回は近場の利用だったのだが、
またいつか、鈍行だけを乗り継いで
のんびり旅がしたいなぁ。


18きっぷでの一番の思い出は、大学4回生の夏。
北海道・知床斜里から、3泊4日かけて京都に帰ったこと。
しかも、自転車やキャンプ道具一式(テントなど)を抱えて。
体力的にも、精神的にもけっこう大変だった。
あの頃の自分はよくがんばってたよ。
でも、時間さえあれば、
いつでもやれるだけの気力はあると思うんだよね。
ハートはまだまだ、大学生ですから。



2007年03月21日(水) 湖の辺の道

滋賀の北部はもはや北国だ。
そう言い切りたくなるほど山々が雪で覆われ、
駅に降り立った時に凛とした空気を感じた。
キリッと引き締まった感じが心地よい。

目指した賤ヶ岳は、ご存知の通り信長死後の継承権をかけて、
秀吉と勝家が戦いを繰り広げた場所。
頂上からは合戦の地形を見下ろすことができるうえに、
琵琶湖や余呉湖、伊吹山などが一望で、最高の眺めだ。

山頂での昼食後、そのまま山本山へと進路を向ける。
道の脇には雪が残るが、アイゼンをつけるまでもない。
冷たい風が吹き抜ける瞬間もあったが、
総じて日射しが温かく、長袖Tシャツ一枚でも充分。
針葉樹も多く、歩いているうちに、
まるで5月の頃と錯覚してしまうほどだった。

尾根からは奥琵琶湖の穏やかな水面が見えて気持ちよい。


琵琶湖を生まれて初めて見た時、
まるで海のように大きい、と思った。
僕にとっての湖は、ウナギで有名な浜名湖であったり、
日本一汚い佐鳴湖だったりしたので、規模の違いに圧倒された。

ちなみに、滋賀の旧国名である「近江」とは、
都から「近つ淡海(=琵琶湖のこと)」が転じたもの。
対して、浜名湖は「遠つ淡海」と呼ばれ、
浜松の旧国名「遠江」はここから名付けられたそうな。

そうは言うもの、琵琶湖の大きさは
浜名湖とは比べものにならない。

高校2年の夏。琵琶湖初体験は強烈だった。
浜松から自転車で関ヶ原を越えて、辿り着いた。
世界の大きさを実感した瞬間だったかもしれない。


琵琶湖沿いに整備されたこの「湖の辺の道(うみのべのみち)」を
歩いていて、ふとそんなことを思い出した。


(上)
ウィックロンのロンT
インナーフリース
白いシャツ
フリース
(ロンTだけの時もあったが、急に寒くなったりもした)

(下)
パンツ
ブレスサーモ
(ブレスサーモはなくてもよかったかも)

彦根市内気温
最高12.1
最低0.5



2007年03月20日(火) 帰ってきた、はちみつメロンパン

父親が、ソニー創業者一族系の製パン会社に勤めているので、
小さい頃から、パンを食べて育ってきた。
だから、ひそかにパンにはうるさいのよ。

そんな僕が、食べて衝撃を受けたパンがある。
それが「はちみつメロンパン」だ。
昨年の秋にローソンで販売(製造は山崎製パン)。
当時は、1日2個食べるのは当たり前で、
お店に売ってたパンを買い占めたり、
探し求めてローソンを4、5軒ハシゴしたりなんてことも。

かつてないほどハマってしまい、
見事、2006年の「だだ賞」の
コンビニ部門に輝いたほどだ。

だがしかし、当初から期間限定だったために、
年末までには消えてしまった。。。
まさに、幻のパン!


それがなんと、今日たまたまローソンに寄ったら、
新しくなって帰ってきていた。
その名も「れんげはちみつのメロンパン」。
早速購入して食べてみると、
以前のものと何ら変わらない。おいしさそのまま!
これからしばらく、ローソンに通いそう。
今回もフェア企画なので、そのうちなくなるかも。
みんな、急げ!

はっきり言って、コンビニのパンでここまでおいしいものを、
僕は知らない。
(とか言いつつ、セブンイレブンのパンは
 どれもハイレベルだけどね)



2007年03月19日(月) 一心同体

現在使ってるバッグは、2年半前に買ったユニクロの。
肩がけにも手提げにもなる使い勝手のよさと、
小さくて必要以上に入れ過ぎることのない収納力が気に入って、
仕事、プライベートを問わず、
(アウトドアな日以外の)ほぼ毎日利用している。
1980円という安さが、
変に気を遣うことのない気楽さを生むのもいい。

しかし、長年使い込んできただけに、
ポケットが破れたり、持つ部分が切れそうだったりと、
かなりボロボロ。

まだまだ使いたいのだが、買い替えないといけないかな。
(仕事で使ってるし)破れたのを人に見られたら、
みっともないと思われそうだな。
そう思って新しいバッグを探してはみるのだが、
意外と使いやすそうなものが見当たらない。
現状のもの以上に、コストパフォーマンスに優れたものが
見つからない。
そこで、思い切って修繕することにした。


マジックミシンに持ち込んでみたら
1500円かかると言われて、正直迷った。
やっぱり似た物を買うことにするか。。。
でも、店員と話していて、きれいに縫わなくても、
破れたとこを補強する程度なら500円で済むことが分かり、
それでお願いすることに。

今日、できあがりを取りにいってみたら、
ボロボロの箇所が元通りに!
しかも、全然目立たない。
僕にとってこのバッグは「一心同体」同然だったから、
また使えると思うと本当うれしいよ。
これからもフル活用していくからね。



2007年03月18日(日) 思考を解き放て!

国立国際美術館の「夢の美術館」展を観てきた。
大阪市内の3つの美術館にある
20世紀の作品を一堂に会したもの。

20世紀といえば、ダリやエルンストに代表される
シュルレアリスムが台頭した時代。
難解な、というか、
どう理解したらいいかよく分からない作品ばかりだった(笑)。

途中で、数年前に名古屋で「ルネ・マグリット展」を
見てきた時のことを思い出した。
マグリットもシュルレアリスムの代表的な人。
絵の横に掲示された、彼のコメントが興味深かった。

「私の作品は、思考を解放するための
 物質的記号として構想されたのです」

普通の感覚、普通の思考で彼らの絵を捉えようとすると
よく分からないことになる。
そういったパターン化された自分の思考とか先入観を
いっぺんリセットさせてみるのも、
たまにはよいのでは、と思ったものだった。


今日観てきた中にもおもしろい作品があったが、
たくさん見過ぎて忘れちゃった。
図録でもないと、どんなのがあったか思い出せないや。
なので、若干の消化不良。

* * *

夜は3度目のクライミングジムへ。
3階は片手で数えられるくらいの人しかいなかった。
休日の夜はこんなものなのかな。今日は天気もよかったしね。
ひっそりとした雰囲気の中、
前回できなかった課題に取り組む。

1週間以上休息したので、腕の筋肉痛もバッチリ回復。
万全の状態で、いけるかなーと思っていたら、
あっさりクリア!
調子にのって、未体験の課題にチャレンジしても
ことごとく登れる!!
思わず心の中でガッツポーズ。
静かな喜びを一人で噛みしめてたよ。

やっぱり、登れるようになると
むちゃくちゃおもろい!!
傾斜がついてるとこでも、意外といける。
体の使い方が、なんとなく分かってきたような気がする。

でも、登れるところはだいたい一発でいけるのだが、
失敗したとこは、3回、4回と挑戦しても駄目。
きっと、一つのイメージに固執しているからなんだろうな。
もっと発想を広げるというか、
自由に考えていかないといけないんだな。
そしたら、違うルートを見い出して登れるのに。


そのうち腕が疲れてきて、手にできた豆もつぶれて
失敗する回数が増していく。そろそろ限界か。
さっきはクリアできた課題もできたりできなかったり。

まぁ、今日はいろいろ収穫があったし、このへんにしよっ、と。


PS. クライミングジムに自転車で通うようになってから、
  夕焼けってきれいだなーと改めて思うようになった。
  ほら、ここのジムへ向かう道って、あまり高い建物がないから。
  夕焼けがよく見えるよ。



2007年03月17日(土) ダイビングショップへGO!

そのうちやってみたいことの一つにダイビングがある。
今年始めるかどうかはまだ微妙だが、
一度お店を覗いてみようと思って、
先日教えてもらった梅田のダイビングショップへ。

店内をいろいろ回ってみて、
機材を買いそろえるとなったらけっこう高いなーと改めて実感。
最初はレンタルで、なんて思ってても、
いつか買うことになったら大変。
Cカードの取得もお金がかかるし、
ダイビングはまだまだ先の話になりそうだな。


”ぎょさん”(サンダル)だけでも買おうと思って
探してたのだが、どこにも見当たらない。
お店のHPで事前に調べていたので
スタッフに聞いてみたら、取り寄せになるのだとか。

基本的にビーチサンダルの類いは好きではないのだが
(学生の頃、ハーフパンツにビーサンで授業を受ける連中に対して、
 人にものを教えてもらう格好じゃない、と非難していたくらい)、
ぎょさんはいいよー。グリップ力があって耐久性も抜群。
小笠原で周りが使っているのを見て、よさを確認済み。

大阪で探し疲れたこともあって、買うことにした。
1000円ぐらいの買物なんだけど、
けっこう探してただけに、とても満足。



2007年03月16日(金) レジ袋の思い出

スーパーのレジ袋が、有料化の方向に流れつつある。
環境のことを考えると全面的に賛成だし、
学生時代の行きつけの店が有料だったので、
マイ買物袋を持参するのにはあまり抵抗がない。

そんな話を今回しようと思ったのは、
レジ袋有料化に関するニュースを見ていて
気になることが生じたからだ。


外国を旅行していて、
スーパーマーケットに立ち寄ることは多々ある。
文化の違いを生活レベルで感じ取れるし、
見たことのない、いろんなものが売ってて実におもしろい。
殊に、ハイパーマーケットは最高だ!

あれは、フィンランドかスウェーデンの
どちらかだったと思うのだが、
スーパーで買物をしてお金を払った後、
レジ袋をもらってないことに気付いた。
あれっと思って周りを見渡すと
レジの手前に袋がぶら下がっているではないか。
日本と違ってセルフ式なんだな、と思ってレジまで戻り、
袋を一枚引っ張った。
店員にじっと見られた視線を感じたものの、
何も言われなかったので、そのまま持ち去った。

別のスーパーでも同じような出来事を体験していて、
なんか心のどこかで引っかかっていた。


そう。今にして思えば、あのレジ袋、
実は有料だったんじゃないかと感じている。

何年も前のことなのに、急に気になり出した。
しかし、いかんせん確かめようがない。

この真相を分かる方がいらしたら、教えてほしいです。



2007年03月15日(木) 一人でできるもん!

他人に対する興味・関心は人一倍強いものの、
人見知りする性格が災いして
人間関係はちょっと苦手。。。
相手との距離感にいつも悩む
(その割にかまってもらうのは
 めちゃくちゃ好き)

なので、一人で何かをするのは、
楽しいとまでは言わないけど、少なくとも苦ではない。

最近になってようやくそのあたりに開き直りが生まれ、
一人でどこまでできるものなのか注目するようになった。


一人旅
一人登山
一人映画
一人カフェ
 →うん。ぜんぜん余裕。
  逆に、旅行とかだったら一人ならではのよさがあるもん。
  登山でも、人に連れられて行くよりかは、
  責任感や綿密な計画が必要となるから、危ないとも思わない。


一人居酒屋
一人バー
 →基本的に、お酒は嗜む程度なのであまり好きではないが、
  まあ、できる。したことがある。


一人フレンチコース
一人パティスリー
一人ファミレスでパフェ
 →若干、緊張感を伴っての食事となる。
  フレンチは仕事(普通に客として食べるだけ)だったのだが、
  店員の視線というプレッシャーは重たかった。
  一品ずつ料理がサーブされる時に、
  店員と絡まざるを得ないし。
  パティスリーとかパフェは、
  基本的に僕は甘いものが好きなので、
  あまり気にならない。
  店員が一回運んだら終わりだし
  一人の世界にこもれる。


一人カラオケ
 →長年の課題だったが、昨年ようやく実行。
  高松に遊びに行った時、フェリーの時間までの暇つぶしとして。
  地方都市は21時で駅前が閑散として困る。
  スタバをはじめとしたカフェや食事処が閉店になってしまい、
  飲み屋かカラオケかの二者択一だった。
 
  歌い始めるまでは緊張するが、慣れると一人でも楽しいよ。


一人ディズニーランド(遊園地)
 →アミューズメント好きなので、一人でも行きたいとは思うが、
  なかなか勇気が出ない。
  TDRは遠いけど、USJなら家からも近いしできそうな気がする。
  仕事以外で行ったことがないので、
  ぜひとも次回はプライベートで。

  
一人観覧車
 →最難関。
  したことのある人(某マイミク)の話では
  気分転換にもなっていいらしい。
  「一周する間に、新しい自分に生まれ変われそう」と
  前向きに宣う人(その人は未体験)もいた。
  だけど。。。人目がやたら気になる。
  簡単そうで、なかなかできそうもない。



・・・寂しい人とか、言わないでね。



2007年03月14日(水) ソフトランディングを目指せ!

日、高知で起こった胴体着陸。
家に帰ってニュース映像を食い入るように見ていた。
数日後、あれ乗るんだよね。
伊丹→高知の全日空機(ボンバル機)。
なんかドキドキするなー。


僕自身、まだまだ未熟で迷走中。
どこに着陸するのか模索中だけど、
あれこれやりつつも、ソフトランディングを目指したいね。
まずは、安定した軌道につけるように、
精神的に大人になりたいです。



2007年03月13日(火) ここに、本当の僕はいますか?

こういうところに日記を書いていて、
どこまでが本当の自分なんだろうと最近考える。
実際の僕を知る人が、ネットで日記を読んで、
果たして共通性を見いだしてくれるか、それとも。。。

まぁ、別人に感じることはあるまい。
ただ、日記には、僕の一部分しか切り取ってないような気もする。


実は、そのことを考えるようになったのは、
日記を読んだ山のお友達が、
僕とテンションが似た女の子を知ってるから紹介するよ、と
言ってくれたから。
その山友達は、3回程度しか会ったことがないので、
日記を読んだだけで、
どこまで僕のことを理解してもらえてるのかがよく分からない。
そもそも、僕はどちらかと言えば無口だし、人見知りもするし。

日記の中の僕と、現実の僕。
他人から見たら、どこまで同じなんだろ。



2007年03月12日(月) マーチ!

演劇を趣味と呼ぶようになったのは、せいぜい2、3年前から。
今までは演劇のなんたるかが分かってなかったから
とにかく数をこなしていろいろな作品に触れたいと
月イチペースで観てきた。

だけど、時間的、金銭的な事情もあるので、
今年は少し行く回数をセーブするつもり。

気付いたら、前回観てからなんと4ヵ月のブランクが空いていたよ。

今日、観に行ってきたのは、売込隊ビームの「マーチ!」
ここの劇団はお気に入りのうちの一つで、
毎回欠かさずに観ている。
割とオーソドックスな作品が多く、クセがないので、
演劇が初めてな人でも、自信を持ってオススメできます。
(まあ、断られるのが目に見えてるんで、
 あえて僕から誘うことはまずないですが)

派手さはないものの、堅実でハズレが少ない。
僕の位置づけでは、イチローのイメージ。
ホームランは少ないけど、
ここぞという時には、確実にヒットを打てる、みたいな。

今回の「マーチ!」も、結末は不条理ながらも、
いい意味で売込隊ビームらしく、僕にツボな笑いが多い。
しっかり満喫させてもらいました。
相性のよさを感じます。


家に帰って、もらってきた(というか勝手に渡される)
他劇団の折り込みパンプを観ていたら、気になる公演がちらほら。
セーブすると宣言しておきながら、早くも気持ちが揺らぎそう〜。



2007年03月11日(日) エコライフ その2

先日になってようやく、「不都合な真実」を観てきた。
これは本当に、みんなに観てほしい。
僕自身、地球温暖化について
ある程度の知識を持ってたつもりだったけど、
細かいところで、いろいろクリアーになることが多かった。


 「問題なのは無知ではない。知ってるという思い込みだ」

冒頭に出てくる、マークトウェインの引用。
本当にその通りだと思う。
地球が温暖になっていく事実そのものについては、
知らない人はいないはず。
だけど、その事実をかじっただけで
知ったつもりになってる人も多いのではなかろうか。
現状どの程度深刻なものなのか、
どれだけの人が分かってるのだろう。

と声高に叫んでみても、
温暖化の悪影響を肌身で感じないことには
どうしても人ごとになってしまうのもよく分かる。
僕自身がそうだったもの。


エコロジーに関心を持つようになったのはこの前の小笠原旅行から。
縁あって町からだいぶ離れたジャングルの中の宿にお世話になった。
当然、下水道なんて整っていない。
自分が出した汚水(食後の洗い物や、お風呂、トイレ含めて)が
目の前のジャングルにそのまま帰っていく現実を見たら
そりゃあ、環境にも向き合いたくもなる。

で、そこの宿のオーナーさんが、まさにエコロジーな人で、
シャンプーや洗剤(洗濯&台所ともに)を使わずに済む
いろいろな取り組みの仕方を教えてくれた。
その一つとして、シャンプーの代わりに酢を使う方法を、
大阪に帰ってきてからも実践している。
水も汚れないし、お風呂もカビないし、意外といい感じ。
一時期皮脂の量が気になったけど、
酢の量を増やしたら問題なくなった。

今まで髪にシャンプーを使うことになんの疑問も持たなかったので、
ちょっと目から鱗な気分。
それと同じように、本当はなくてもいいのに、
無駄に使ってるものってけっこうあるのではと思った。
ちょっと生活を見直してみよう。
簡単なところから、エコライフを実践していこうと考えたわけだ。


でも、実際のところ、何が環境にいいのかって一概には言い難い。

例えば、牛乳パックはバージンパルプを使用する。
リサイクルできる瓶の方がいいとか思っても、
日本中の牛乳を瓶にしたらトラックの輸送量が3倍になって
環境汚染になってしまうとか
(人から聞いたので、真偽のほどは不明だけど)。


まぁ、いずれにせよ、心がけようという気持ちが大事。
下記URLを参考に、ささいなことから始めてみるよ。
http://www.futsugou.jp/takeaction/index.html



2007年03月10日(土) 九条を守ろう

大阪に住み始めてかれこれ4年が経つ。
前まで住んでた京都と比べて大衆感のある川が多く、
それが故郷・静岡を連想させるので当初から気に入っていた。
京都のように、町に気取った感じがしないのも◎
(あ、でも、京都は今でも引っ越したいと思うほど好きだよ)

そのなかでも、僕が住むのは九条というところ。
案外気に入っていて、
同じ町内(300m移動しただけ)で
引っ越しを経験したこともあるくらい。

それほどのお気に入りなのに、最近少し危機感を持っている。


例えば初対面の人と自己紹介をすると
お互いの住む場所に話が及ぶ時がある。
そこで僕が「大阪の九条です」と答えると
だいたい8割くらいの人が「えっ、西九条?」と返してくるのだ。
その都度、いやいや、西九条と一緒にしないでくれ、と
心の中でつぶやく。

西九条はね、「此花区西九条」。
九条はね、「西区九条」なのだよ

確かに距離も近いし微妙に似てんねんけど、
西九条は駅前にマクドナルドがないくらい田舎なんだよ。

とはいえ、JRの駅があるというだけで、
抜群の知名度は揺るがないようだ。
しかし、京都や神戸の人が知らないのはまだしも、
大阪の人でも西九条と間違われるのは勘弁してほしい。
一応、地下鉄の駅があるし、街も断然賑わってる。
梅田にも難波にも近く、どちらにも出やすい。
そのうえ、再来年からは神戸にも、難波・奈良にも
電車一本で行けてしまうのだよ。ふふっ。

地価が安いのも魅力の一つ。
JRの大阪環状線内で、家賃がもっとも安いと言われている。
まさに、いいことづくし!

なのに、「えっ、西九条?」だなんて。。。
冗談抜きで、8割の人はそう言う。
僕は悲しいよ。


だから僕は、これから断固として九条をアピールしていきます!



2007年03月09日(金) 待ちに待ったぜ!

日本を代表するアイスシリーズ(と勝手に思う)スーパーカップに、
久しぶりに新味が登場した。
その名もズバリ「白桃」

名作「キャラメルチョコ」を越えられるかと期待して食べたが、
まあまあいけるんじゃないでしょうか。
白桃の香りと甘さがほどよく、
半分だけ食べようと思っていたけど、気付いたらぜんぶペロリ。
(某コミュでは酸味が足りないとか言われてるけど)

「とよのかいちご」は異例のロングランとなったが
(ただし、そんなに好きではない)、
下手に変な味が登場するよりかは、
長く続いてほしいな。

それよか、「キャラメルチョコ」を復活させてほしいね。
あれは本当によかった!

そして、今年の夏は再び「チョコミント」を販売してほしい。
チョコミントにブルガリアヨーグルトをかけると
むちゃくちゃうまいんだ!!
(ちなみに、どちらも「明治」)
あれは、2006年における僕の最大の発明だと自負している。
みんなにもぜひ試してほしいよ。



2007年03月08日(木) なりゆき

「ぼくはいつも計画だけなんだ。計画は山ほどもある。
  寿命が千年くらいあったら、はじから実行に移す。
  千年ない時には、よく考えて選ぶ」
 「考えないという手もある。
  そこは手が届かない領域だと思って、なりゆきに任せる」
                   『スティル・ライフ』より

 「なりゆきというのは世界への信頼である。
  事態の推移という波に乗っていればいいところへ
  到着することができると信じること。
  もともと奮励努力ではなく意志弱行を旨として生きてきたから、
  世界の運行を信じないわけにはいかない。
  怠け者はオプティミストであらざるを得ない」
                   『明るい旅情』より


昨日の夜、急に今日休むことにしたけど、
計画を立て切れないまま、朝を迎えてしまった。

映画、演劇、散髪、山、クライミング、バイク、
お絵描き、読書、カフェと
いろいろやりたいことの候補はあるのだけど、
公演時間や予約時間などの都合があったりで、
なかなかうまいこと予定が立てられない。

昨日の時点では山に登ろうとゆで卵作って用意してたんだけどな。
仕事を一つ片付けていたら、もう昼どきだし。。。
あー、なんか気ばかりあせるな。開き直らねば。

ひとまず、この後ヘアサロンに予約入れてみたけど、
未だに髪を短くするかこのまま伸ばすか決めかねてる。

ええい、ままよ!



2007年03月07日(水) SL広場でインタビュー

昼どき、東京・新橋のSL広場をぶらぶらしていたら、
テレビ東京のインタビューを受けることに。

同じマスコミ業界の一員として
テレビや新聞がどのように制作進行しているか興味があったし、
僕自身、街行く人のアンケートを取る仕事で
彼らの大変さが分かってたから協力したいという思いもあった。

いざ、テレビカメラを向けられると緊張する〜。
本当にこんな機械で、普段見てるテレビが作られるのか、とか
上空にぶらさがった集音マイクで、
ぼそぼそと喋る僕の声が拾えるのか、とか
いろいろ気付くことがあり、いい経験になった。
(ちなみに、番組名聞いたけど知らないのだったので忘れました)

とはいえ、インタビューを受けてはじめて分かったのだが、
質問のテーマが「会社に不満はありますか」みたいな内容。
一応質問されたことには一生懸命答えようとするものの、
万が一社長に見られたらまずいなと思い、  
歯切れの悪いことしか言えなかった。。。
スタッフの人らはきっと、
僕の話を聞きながら「使えないなー」と感じたに違いない。
なぜなら、逆の立場の時、
僕もそう思うことがあるからだ(スミマセン)。


どの仕事でも大変なのには違いないが、
同じ、情報を発信する仕事に携わる身として、
彼らは彼らで、大変なんだなーと共感に似た思いだった。

例の「あるある」の問題で、人ごとのように感じなかったのは、
発注元(テレビ局)やスポンサー、視聴者から
常に斬新な切り口や目から鱗な情報が求められ、
現場で制作する人間が四苦八苦するというところ。
だって、身近な食材や何かが実は健康にいいとかなんて、
毎週続けるの無理でしょ。

桜の穴場スポットを紹介したいとか言われても、
紹介された時点で来年からは”穴場”ではなくなるので
毎年それを続けるのは大変なんですよねー。

ん、なんかこのまま話を続けたら仕事のグチになりそうな。。。


話題転換。
今日、日帰りで東京に出張してきた。
関西人の一員としてアンチ東京的なスタンスを取ってきたが、
最近、東京は東京でおもしろいところだなーと思い始めた。
人ゴミとか好きじゃないとこもいっぱいあるけど、
人やモノ、文化が集積される、都市としての魅力を感じる。
2ヵ月後も東京に行く用事があるので、
今度はゆっくり楽しんでこよーっと。
今日は最終の新幹線の時間まで、みっちり働いてきました。疲れた。



2007年03月06日(火) エコライフ その1

最近、図書館で資料を探して、時事問題についてまとめることが多い。
例えば、年金分割、熟年離婚、地球温暖化とか。
なんか学生の頃を思い出すよ。
大学のレポートと違ってお仕事だから
やっつけで片付けられなくていろいろ気を遣う。

こんな仕事してる割に、文章書くのとかあまり得意じゃない。
読書感想文とか、小さい頃から超苦手だった。
読書感想文の上手な書き方を理解したのは、大学最終年の時だしね。
こう書いたらよかったんだと気付いた時は目から鱗だったよ。


で、地球温暖化についていろいろ調べていたこともあって、
現在公開中の映画「不都合な真実」はぜひ観たいと思ってる。
今週末はまだやってるかな。
環境のために、僕たち一人ひとりができることは
限られているかもしれないけど、
小さなことでも積み重ねていかなくてはならない。

昔はこんなこと考えるのめんどくさい人だったんだけど、
この前の年末年始から意識が変わりつつあるよ。

これについては、また後日続きを書こうと思う。



2007年03月05日(月) クライミングに挑戦

最近周りでやる人が多くて、少し気になってたクライミング。
nさんに練習をご一緒してもらい、一念発起してやってみた。

で、ジムに入ってみてまず驚いたのが、
若年層が意外と多いということ。
クライミング自体マイナーなスポーツなので、
高校生が一生懸命に取り組むイメージがまったくなかった。
しかも、クライミング好きな親に連れられてだと思うが、
チビッコもけっこういる(しかもしっかり登ってる)。

nさんに教えてもらいながらさっそくチャレンジ。
初期に設定したルートはひょいひょいと登れた。
意外と簡単。
だけど、難易度を少し上げると、とたんにできなくなる。
これは、簡単なルートは体格と腕力にものを言わせていたから。
重心の動かし方もそうだし、腕が楽な状態で登らなくてはいけない。

なるほど。確かに、上級の人は、登ってる身体のラインがすごく美しい。
僕の場合だと、突起物をつかんで腕力で体を上に上げようとしていて、すぐに筋肉がへばってしまう。
うまい人だと、僕みたいに必死にしがみついた感じがしないし、
腕を曲げてしがみつきながら、ぷるぷる筋肉を震えさせていない。
あと、足の使い方もポイント。
足を有効に動かして突起物をつかみやすいように体を動かすらしい。

とりあえずの改善ポイントを理解したうえで、
初級のインストラクションに参加。
初級とは言っても、僕みたいな超初心者はいなくて
課題をクリアする人、多数。
僕はというと、ことごとく失敗。
けっこう悔しい。
高校生くらいの女の子も軽々登っていて、
しかも、その子がかわいかったりするから、
それがなぜかよけいに悔しい(笑)

その後も練習していたが、
上記のように腕の使い方がなってないので、
腕がすぐにパンパンに。
頭の中ではイメージできてるのに、うまくいかなくてもどかしい。
いったん休憩し、さらに一生懸命取り組もうとするが、
岩にぶらさがる筋肉さえなくなってあえなく力尽きる。
激チーン!

これはちょっと、少し通ってみないと気が済まないゾ。
趣味として確立されるかどうかはまだまだ未知数だけど、
少なくとも、何度かは足を運んでみたいと思った。
しかも、ここのジムの雰囲気が「ドミトリー(by nさん)」な感じで
なじみやすい。

あんまり運動した印象はなかったけど、
家に帰り着いた時はかなり疲労。
腕が使い物にならない状態だ。
チャリや山登りだと主に足を中心にした疲れなのだが、
今回は、腕を中心にした疲れで、ある意味新鮮。
その疲労具合がいつもとは違った充足感を感じられてよかった。

まだまだこれからやなー。



2007年03月04日(日) ぽかぽか陽気

うん、なんのひねりもないタイトルだ(笑)

最近、こんな暖かいのに、なぜか会社内では風邪が蔓延中。
休んだ人の仕事をサポートするために無理がたたって
また別の人が体調を崩す。さながらデスマーチのよう。
僕は今のところ大丈夫だが、
昨日、今日と、朝起きると喉が痛いのが心配。

昨日も昼頃に後輩K氏から、
「今から松江に来ませんか」と誘いを受け、しばし熟考するものの、
喉が痛くてテンションが上げられず断念。
(力不足でごめん!)


今日は早くから目覚めたので、
昨日借りたCDを返却しに難波まで。
で、ほか所用を済まして、いったん家に戻ってきたとこ。
朝はそうでもなかったのに、
この時間になるとすごく暖かいね。

なので、タンスから春物の服を取り出すところから
今日の第2ラウンドがスタート。
ただし、その前に、ちょっとお昼寝を(笑)



2007年03月03日(土) 興奮のるつぼ

この1週間とても疲れたので、今日は一日、休養日と決め込む。
で、朝からショッピング。難波から梅田まで。
PC関係に服、書籍など、満足度の高い買い物だった。

唯一の誤算が、メレルのシューズを買い逃したこと。
先日、仕事中に見つけて5980円は安いなーと思ってたのだ。
ゴアテックスの方は完売してて、ビブラムソールのが残ってたけど、
ゴアじゃないんだよな。。。残念だけど、またの機会に。

あと、この前winからmacにデータを移し替えるときに
iPodおよびiTunesのデータが飛んでしまったので、
ツタヤで、今までデータに入れてたものを借り直す。
半額キャンペーン中だったので、ラッキー!

* * *

池澤さんの本が1年ぶりに出た!
「池澤夏樹の旅地図」という名前だけあって、
対談、インタビュー、書評?など、
旅に関する話題が盛りだくさん。
小説ももちろんいいのだが、
こういった内容の方が読み応えありそう。
いつ、どこで、どうやって、どこから読むか。
それを考えるだけで今からワクワクする。
楽しみだっ!!

こんなことで興奮するなんて、
なんて単純で幸せな人なんだろうと、
自分のことながらつくづく思った。



2007年03月02日(金) 霧氷ってなんだ!?

もう3月。暦の上ではすっかり春だ。
ご存知のように今年はとても暖冬で、
東京では観測開始以来初めて雪が降らない冬になったそうな。
大阪でもほとんど降らなかった。

雪とは無縁な温暖な地域に生まれ育ったので、
今でも雪はなかなかなじめない。
スキー・スノボーといったウィンタースポーツも苦手で…。

しかし、最近になって雪山に興味が出てきて
今年はついにアイゼンも買ったほど。
(残念ながら、今シーズンは使用機会がなかったけどね)

それで、去年あたりから雪山経験者の方々から
「霧氷」という言葉を耳にするようになった。
ただ、それがなんなのか、未だに分からない。
文字通り、霧が凍ったんだろうけど、
イメージがわかないよー。

「霧氷まつり」で有名な三峰山にも期待に胸を膨らませて行ったんだけど、
雪すらまったくなかった状況。

あぁ、来年こそは分かるのかな、霧氷。
無氷はもういいよ。



2007年03月01日(木) 朝焼けコレクター

「そらのある風景」という写真シリーズを見ていて、
写真っていいなーとしみじみ思った。

僕自身、フィルムカメラは2台持ってるんだけど
旅で撮ることがもっぱら。
社会人となった今ではすっかり機会が減ってしまった。
久しぶりに持ち出してみようかな。
空の写真を撮ってみようかな。

そう。空は好きです。
いつからだろう。2年くらい前からかな。
空っていいなーと思うようになったのは。
空のことを想像するだけで、穏やかな気持ちになれる。

特に好きなのは朝焼け。
空気が凛としていて、静寂に包まれてて。
夜の真っ暗闇から徐々に青みがかっていく様子は
何度見ても飽きない。

思えば、初めて見た外国の景色も朝焼けだった。
夜空港に着いてそのままバスに乗り、
目が覚めたらまだ真っ暗。
少しずつ空が明るくなり
見えてきたのが荒野が延々と続く地平線。
太陽が顔をのぞかせた時は、
ここで新しい一日が始まるのかと気が引き締まった。
今でも忘れられない風景のひとつ。

朝焼けに対する思い出は尽きないね。
そうだ。今度、新しい朝焼けを探しにいこう。


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