2005年08月30日(火)
代わりに。



仕事中
持って行くように言われた書類を届けたら
その代わりに とばかりに
かなり重たい荷物を渡された

これをどこに持っていいのかわからず
なら一番使いそうなところへ・・・とゆっくり歩く
だってホントに重いんだもん

「えー?すみれさんが・・・?
 あー 来た来た!!」

かなり向こうの方で 電話中の先輩が私を見て笑う
その中 Sさんが足早にこちらに来て
私から荷物をさっと受け取る

あら 依頼主はSさんだったのか
と思ったら

「これ ここに置けばいいの?」

わざわざ代わって下さったんだ



こんなふうにしてくれる人って 早々いないんじゃないかな





2005年08月20日(土)
サラサラ感UP。



髪をここまで伸ばしたのは何年振りだろう

頭を左右に振ると頬に触れる髪
これまでミディアムショートが殆どだったから
こういう感触にちょっと憧れてた

先日かけたストレートパーマのおかげで指通りもよくサラサラ


これって ほんのり自己満足





2005年08月19日(金)
なんだかなー。



キミは片手しか使えない今
メールもままならない

唯一 朝の電話だけが残ったけれど
今日みたいに夫が休みな日にはそれもおあずけ


調子出ねぇなぁ・・・





2005年08月18日(木)
安心ではない安心。



「脱臼や」

・・・だそうです
ゴムの付いたテニスボールをひとり打っていて
救急車で運ばれたんだって

あー 事故ではなくてよかった・・・


朝の 久しぶりの電話
嬉しかったよ





2005年08月17日(水)
包帯姿。



仕事中にキミからの着信音
今日までお休みだったはず
電話くれたってコトは 今はひとりなのか
少し話せるかな

「仕事中か?」

                       「うん でも平気だよ」

「いや だったら切るわ
 写真見た?」

                「ううん 
                 送ってくれたのか まだ見てないや

                 ねえ 帰ってきたの?」

「うん 帰ったで」

                             「元気?」

「写真見て」

                       「だから!元気なの?」

「だから写真見て〜(笑)」

何かあったんだな・・・
コメントなしの写真を見ると
包帯でぐるぐる巻きになったキミが写っている

「なにこれは!」

思わず声が出る


キミからの今日の連絡はここで途絶える

何したんだろう
事故?ケガ?

早く安心させて





2005年08月15日(月)
和み。



「久しぶり!元気だった?」

満面の笑みを浮かべるSさん
2パターンある制服の片方をずっと着てらしたのに
今日は別の方

            「こっちを着るのは珍しいんじゃないですか?
             新人さんみたいですね」

「何言ってるんだよ〜」

照れくさそうに笑ってる


あれ 待てよ?
確か一昨日逢ったはずだぞ(笑)



残業でかなり遅くなってしまった今日
こんな時間に残っているのは いつも忙しい特定の方々
Sさんもそのひとり

「お先に失礼します」

と言う私に
居合わせた方々一斉にお約束の

「ええええええっ!もう帰っちゃうの?」

出たで〜おい(笑)

                     「もらいもののお菓子だけど
                      あるからあげるよ」

Sさんは昨日起こったトラブルのことを話してくれた
あるチームのミスにより
遠くまで出向くことになってしまったそうで
大変だったらしい

「今日は早くから出勤だったんですか?」

「ううん 遅番だったんだけど
 犬が7時くらいに起こしに来るんだよ」

嬉しそうに話しながらSさんは

「ご苦労さん」

と言って 階下へ降りていった





2005年08月13日(土)
聞きたがり。



キミによく言われる

「この写真は どうして撮ったの?」

                      「でた(笑)
                       撮りたかったから撮った
                       それだけや」

私に送ってくれた理由や そのときどう思ったかなどが
とても気になってしまうのだ



昨夜
前回のデートでキス出来なかったことを彼はどう思ったのか 
尋ねようとしたけれどやめた

理由なんていいや
そう思えたから



仕事中に彼を思い出したとき
ふと彼の匂いまでも感じる

覚えていられるのは今日だけだけど





2005年08月12日(金)
稲光の中で。



昨夜
ここに来て過去の日記を読んでいた

衝動的に彼に送ったメールのおかげで
デートが出来たときの日記を読んだら
ちょっと送ってみようかと思えた

でも時はすでに22時半
もうこの時間では無理

「明日逢えるかな
 返信は明日でいいよ」

期待半ばで送信

返信が届いたのは今日の午前中
こんな時間に今夜のデートが確定するなんてね










聞いて欲しい話があった
彼にも「いつか聞いて」とは言ってあった

彼の方から振ってくれたけど

「いいよ 何てことない話だから」

             「何てことない話だったら 話してみれば?」

ゆっくり話してみる私
彼なりの意見を言ってくれたあとで

「どちらを選んでも後悔はするよ

 たくさん悩めばいいんだよ
 そして出た答えは正しいと思うよ」

涙が出そうになったのを抑えるために話を変える

「雷が鳴ってるね」

しばらく話をした後
助手席の私を抱き上げ 自分の方へ



ひとしきり彼にしがみついてから 
話し始める

「そうだ この前のキス出来なかった時さ」

ここで吹き出し 爆笑する彼
そんなにおかしかったかな

                      「まだかなーと思った?」

やばっ お見通しだ(笑)


「唇が腫れたって言ったじゃない?
 あの時点で
 『だからキス出来ないよ』って言ってくれればよかったのに
 
 腫れたって聞いたところで
 気付くようなあたしではないんだから」

                           「うん 納得」

納得するんじゃないわよ(泣)



抱き締められるときはいつも
私が彼の首に腕をまわす形だということに気付き
彼の腰に手を回してみる

「どう?」

               「あんまり抱き締めてる気がしないなぁ」

逆に私の方は 彼をしっかり捉えている感じがする

「でもやっぱりこれがいいかも」

いつもの形に戻る




   こうやって 彼とはいくつも見つけて 確かめあって来たんだ




ブラのホックに手を掛けた彼が言う

「あ 今日はちゃんとついてる」

そうなんです(汗)
いつだったか全部掛かってなかったことがあって
かなり笑ったことがあったっけ

はずしたブラを見てひとこと

「わー 黒だぁ
 いやらしぃ〜」

よく言うよ
毎回黒なのに
で そのブラを私の頭に乗せるのはやめて(泣)




とても気持ちよく 刺激的な耳への愛撫
ここんとこ一方的にされるだけなので
彼にもしてあげてみる

「ビリビリ来るね」

苦笑しながら言う
時々体がぴくっと反応するのが楽しくて




お互い明日も仕事
今日は早めにお開き
やっぱり私が一方的にイジメられただけ

稲光がだんだんと明るさを増し
雷鳴が轟き 稲妻が見える中でのデート
そういう意味でも気持ちよかったよね




車を降りる間際のキス
今日もたくさんキスをしたのに物足りない
そう言うと

「次回 次回!」


雨がかなり降る中を降りる

「家まで走れ〜」

彼は言うけど そんなのはいいんです
窓越しのキスは必ずするんです



今日もたくさん笑った
パワーをたくさんもらえたって言う証拠だね





2005年08月11日(木)
青の人。



営業の方々が仕事で使う携帯端末を初めて触った

あの音はここから鳴ってるのか・・・と
色々いじって遊んだ後で顔を上げると
私を見て笑ってる人がいる

「何笑ってるんですかー!」

                「いやぁ 何してるのかなぁと思って」

この人は 私の言い方や動作を見て笑うことが多い


青の制服が目に入ると ほっとする
助けてくれる人だから






2005年08月08日(月)
「プラネタリウム」。



   ♪見えなくても 輝いてて
    触れようと君の名前を呼ぶ
    一番眩しいあの星の涙は 
    僕しか知らない

    消えそうなくらい 輝いてて
    触れようと手を伸ばしてみた
    一番眩しいあの星の涙は
    僕しか知らない

    いつだって見つけるよ 君の場所は
    僕しか知らない

    僕しか見えない


今好きなのはこの曲





2005年08月06日(土)
髪型。



仕事帰りにキミからの着信
そのまま家まで話す

先日キミに話した会社での迷惑話を
とても気にしていてくれてる

「すみれは 人あたりが優しいから」





髪を切った後の写真をくれたのは家族旅行中
それを知っているキミは

「すぐに消せ」

と言うひとことを添付

誰もいないときにこっそり見る
わざと目線をはずしてるキミがそこにいる

「前の方がよかったか?」

いえいえいえ とっても新鮮よ





2005年08月05日(金)
キスのないデート。



キスも 抱き締めることも何もしないデートなんかデートじゃない・・・
帰って来てすぐは そう思ってた
少しイライラしながら寝る

でも朝になってみると
彼と逢えた嬉しさだけが残っていた




「あまり長居しないつもりだから」

乗り込んで
お土産を頂いたときにそう聞こえた気がした
でも私は

「どこでもいいから車移動してもらえるかな
 ここはイヤなんだ」

短時間とはいえ自宅のすぐ近くはイヤだった

意外にもいつもの公園の駐車場へ向かう車
さっきのは聞き違いだったのかな





買った時計のことを熱っぽく話す
だいぶ気に入ってるみたい
後は毎年恒例夏の大イベントのお土産話

そしてその滞在先で起こった 原因不明の唇の腫れ
もうだいぶいいんだけど と話す彼

   この時点でキス出来ないことを言ってくれれば
   あんなに期待しないで済んだのに

話は延々と続く
気がつけば3時間経過
その間 彼はずっとしゃべりっぱなし


「ホントはこれ渡してすぐ帰ろうと思ってたんだ」

          「そうなの?じゃあ私 余計なこと言っちゃったね」

「ううん いいんだ」





もうすぐ深夜1時半
帰るために背もたれを起こす彼を見て驚いた

「えっ?キスしないの?」

              「だって・・・ 
               まだ腫れが完全に引いたわけではないし
               うつしたくないから」

さっきまで微笑んでいたはず私の顔が
急速にこわばっていく
だったらもっと早く言ってくれればいいのに

「逢えるときに逢って イベントのお土産を渡そう」
そう考えたんだろう






さっきも書いたけど
朝になったら いつものデート開けの朝と同じだった
昨夜の彼を想って微笑んで

抱き締めてもらえばよかったと思うけど
触れてしまうときっと抑えが利かなくなると考えた・・・
そう思いたい


逢えればいいんだ
大切な人に