衛澤のどーでもよさげ。
2010年09月09日(木) エアロバイクについて。

季節のせいか精神面の調子がはげしく浮き沈みしている衛澤です。今日は絶好調だヨ!

インターネット検索をしても情報がほとんど見つからないので、敢えて書いておこうと思います。
私は二年前、家庭用エアロバイクを購入しました。自転車漕ぎ運動の機械です。特に「Xバイク」と呼ばれる省スペースのものを択びました。カワセ社というメーカーの、IMC-86という型番号の品物が我が家に届きました。
そのXバイクで気分よく有酸素運動をしておりました。

使用しはじめて一年が経つか経たないかの頃に、異変が起こります。それまで静かだったXバイクが異音を放ちはじめたのです。
異音はペダルを漕ぐと立って、「ゴトゴト……」という重い音だったり、「カタカタ……」という硬い音だったりします。ペダルを漕いでいる間ずっと音がする訳ではなく、法則性なく音が出たり途切れたり静かだったりします。
この旨をカワセ社宛てにメールで伝え、修理をする方法があるなら教えてほしいと頼みました。そうしますとカワセ社から直ぐに返信のメールが来ました。
私が使用している品物は保証期間内だから返品もしくは交換に応じてくれるとのことです。但し交換の場合はIMC-86は既に廃盤になっているので、発送されるのは型番号IMC-85の「スーパーXバイク」になります、と。
(このとき私は気付かなかったのですが、「修理」という選択肢はなかったのです。)

私はカワセ社の申し出によろこんでしまって、直ぐに「スーパーXバイクと交換してください」とメールを送りました。交換は無償で行われ、故障品の引き取り送料もカワセ社持ちでした。

さて、スーパーXバイクで気分よく有酸素運動をします。今度は一年半ほど経ったでしょうか。先に使用していたIMC-86と同じ症状が、IMC-85にも出はじめたのです。
ペダルを漕いでいると「ガタン」という手応え(足応え?)があったり、ときにはペダルが折れそうな衝撃と音がしたり、ペダルが外れたような振動と音がしたりもします。
日中なら「ちょっとうるさいかな」と思う程度ですみますが、早朝や夜間だと御近所の反応が気になってしまう程度の騒音です。
Xバイクの特徴であり魅力は「音が静かで近所迷惑にならない」ということです。その魅力がまったく失われた状態である訳です。ペダルは当たり前に漕ぐことができますが、できれば早朝に使用したい私は再びカワセ社にメールを送りました。
「この音の原因や、音を出なくする、または音を小さくする方法がもしもお判りでしたらお教え頂けませんでしょうか。」

回答のメールはやはり直ぐに来ました。
「消耗部分の一部が削れたりして異音が発生しているのかと思われますので、音を小さくするには中の部品の交換等が必要になると思われますので、難しいかと思います。」
つまり修理できないということです。原因が判っているのに。
「又、誠に申し訳ございませんが保障期間を1年を目安としておりまして、現在IMC-85
スーパーXバイクも廃盤となっておりますので、現在在庫が無い状況となっております。
つきましては、同様の商品を今回に限りまして特価にてお送りする事は可能とさせて頂きたく思いますので、ご確認の上どうぞ宜しくお願い致します」
という訳でXバイクではない別のエアロバイクを安価でおすすめされてしまいました。

この新たに勧められたエアロバイクについて検索で調べている間に知ったのですが、家庭用エアロバイクの大抵は連続使用時間の上限が三〇分なのです。私は、今年の七月までは三〇分を一セットとして間に一〇分弱の休憩を挟んで二セット漕いでいましたが、八月からは毎日のように二セット連続プラス一セットと、僅かな休憩を入れるだけで九〇分漕いでいました。二度めの故障の原因はおそらくこれでしょう。一度めについては判りません。

それにしても、家庭用エアロバイクの寿命が約一年で、修理の道がないというのは、いま更ながら驚いております。空調機のリモコンを修理に出そうとして電気店で「買い換えになります」と言われてしまったときくらい驚いています。
修理という選択肢がないということは、寿命が一年ということは、エアロバイクユーザは毎年エアロバイクを購入しなくてはならず、かつ使い捨てだということです。一年に一度一万円弱なら購入費用は何とかならなくもないかもしれませんが、省スペース設計になっているとはいえ、エアロバイクは決して小さなものではありません。要らなくなったからといって簡単にごみとして捨てることができるものではありませんし、家にずっと置いておく訳にもいきません。何かと面倒。

いまのところ、私はIMC-85スーパーXバイクをまだ使用しています。お安くおすすめされましたエアロバイクは、購入を控えようと考えています。日中に使用するならスーパーXバイクはまだ充分に使えますし、もし新しいエアロバイクを購入するのなら他社製にしようかと思っています。カワセ社製品が駄目というのではなく、他社製品の使用感も知りたいというくらいの気持ちです。
カワセ社製だけでなく、他社製品も同様に一年程度で異音を放つようになるのかしら。もしそうなったら、やはり修理できずに買い換えになるのかしら。
そう考えると、買わずにトレーニングジムへ出掛けて行って頑丈なエアロバイクを漕がせて貰う方がいいのかしらん。でも、「自宅で有酸素運動」できるのが家庭用エアロバイクの魅力です。
この辺りのことを家庭用エアロバイクユーザのみなさんはどのようにお考えなのか知りたいのですが、検索してもなかなか言及した文章には辿りつきません。

私のスーパーXバイクはいつまで私の使用に耐えてくれるでしょうか。私の方が耐えかねて新たにエアロバイクを購入してしまうのでしょうか。
取り敢えずは、私の身に起こったエアロバイクに関することをそのまま書いてみました。
エアロバイクのことを検索で調べている人がこの記事を見つけることがあったら、何らかの参考になればいいなと思います。

2010年09月02日(木) 相済みません。

ほぼ毎日エアロバイクを九〇分漕いで尻が痛くなっている衛澤です。

私は性別適合手術をタイで受けていて、その記録記事を「タイランド手術紀行」という自サイトのコンテンツにしています。二〇〇四年に一回めの、二〇〇九年に二回めの渡航をしました。一回めの渡航については帰国直ぐに記事をつくってしまったので、だいたい思った通りの記事がきちんとつくれています。しかし、二回めの渡航については、帰国してから暫くは体調が奮わず、記事を書くことができませんでした。
書くことができないまま、一年半が経ってしまいました。
一年半も経つと、経験したことでも忘れてしまいます。メモを取ってあっても、そのメモが何を言おうとしているのか書いた本人ですら判らなくなってしまっています。

私の体調管理が巧くいかなかったために、二〇〇九年の渡航記は、最早や完成を諦めざるを得なくなりました。もしも期待して待っていてくだすった方がおられましたら、大変申し訳ありません。ただいま現在書くことができる精一杯の記事を上げておきましたので、どうか御容赦くださいませ。
ただいま現在の限界を上げておりますが、もしも今後、二回めの渡航に関することを思い出すことがありましたら、順次記事を追加していきたいとは考えておりますので、期待せずにお待ちください。
近年中に三回めの手術のための渡航をする予定ですが、その渡航記はきっと帰国直ぐに取り掛かって早めに書き上げようと考えております。


エンピツユニオン


Copyright © 2004- Soh Ezawa All Rights Reserved.