連載小説
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2012年03月16日(金) ブロマンス?

最近聞いた言葉ですが。
「ブロマンス」って何だろう。と思って検索してみた。
そうしたら、こう書いてありました。

兄弟(brother)とロマンスの合成語。
男性同士の親密でプラトニックな関係を指す。


ふむ。つまりはニアホモってやつですか?
恋愛は描いていないんだけど、見ていると男同士が何やら怪しげな妄想かき立てたくなるほど親密な感じって事だよね。
なんかアメリカ発祥の言葉っぽいのですが。
ホモって言葉が基本蔑称らしいので、アメリカとかではおおっぴらには使えないのかもしれませんよね。
だからニアホモは無理。
で、ブロマンス。ですか?
語感としては、あまり綺麗じゃない気もするのですが。
(日本語で「ぶ」が付く言葉はそんなにいいもんじゃないので。
「ぶ男」とか「ぶ気味」とか「ぶ細工」とか「ぶ格好」とかさ…。

だから日本ではやるかどうかはともかく。
海外でも、「ゲイ」じゃなくて「それっぽい雰囲気なんだけどゲイじゃない」みたいな曖昧なものが認知されて来たって事かもしれません。
ゲイ、とか言っちゃうと、マジで本物のゲイみたいですもんね。
日本のボーイズラブなんかはファンタジーだしさ。
ボーイズラブまで行かない「ニアホモ」は、更に違う。

まあそういうわけで。
この定義によると、商業BLはみんな「ボーイズラプ」であって、「ブロマンス」じゃない。
むしろ「ブロマンス」があるのは、一般作品である。
その中で展開される、なんかみょーに親しいよね〜。な妄想をかき立てられるような作品があったら、それが「ブロマンス」というところでしょう。
二次創作でホモ描きたくなるタイプの作品だな、うん。

で、更に言葉が作られると、今度はそれをテーマに作品が作られたりするわけで。
男同士の親しい関係性が主題の作品…とか作られるわけだよね。
ゲイを題材にしたムービーじゃなくて、なんか怪しげだけど、あくまで友情なんですよ、ええ。プラトニックですけん。
みたいな…。

むう、それちょっと見たいかも。


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