::KEiMOの世界::



出社  2002年03月28日(木)
おそるおそる、出社。
げ、制服がキツイ。こんなこと初めて。
仕事前、上の階の同僚(−Φ−)ちゃんと土○さんにささやかなお土産を渡しつつ、情報収集。え?制服無くなるの?へ?5月から事務所移動するの?なに?土○さん大野に異動なの?世界は動いています。

5分前に自分のフロアへ・・・
「あれ?明日じゃなかったの?」と皆豆でっぽう状態。
どうやら、私は1日まちがえて伝えていたらしい。
まぁ。早まった分にはいーでしょう。
おそれていたほど、上司は怒っていなかった。(陰では何言われてるか・・・?)
食べ物中心なお土産を配り、部長、総務にご挨拶。
決算関係の仕事も終了していたので、仕事に追われることもなく日常が始まった。

夜、アキとミーが家に来た。
私より先に来ていてビールを飲んでいた。
てっきり、食べに来たのかと思って、注文取っちゃったけど、
違ってたのならごめんなさい。
そして、なぜか私も一緒に肉をつついていた。
こりゃ、元の体に戻るのはむずかしいな・・・


到着ぅ  2002年03月27日(水)
うへぇ〜、づがれだ。
やはり、14時間は長すぎる。
腰は痛くて機内は寒くて、かるく乗り物酔いも伴って、発狂しそうだった。そんでもって、成田からリムジンで新宿へ出たのだけどこれまた渋滞にはまり、2時間半コース。新宿ついたら6時近かった。会社帰りとほとんど変わらない時間。

都内勤務組のアキ&Pに連絡しようかとも思ったけど、携帯は当然電池切れだから電話番号がわからない。あきらめて急行相模大野行きを待ち乗車。また座るのか〜。

結局、オダ○ガの駅に着くまで家にも電話しなかった。改札出てから、階段1人で降りれないので、家に電話。兄ちゃんが迎えにきてくれた。駅から家まで徒歩1分。それくらいはしてもらってもいいだろう。

部屋にトランク運んでもらってビックリ。
なんじゃこの汚い部屋は・・・
そういえば、出るときパニくってたし、時間も無くてオリャーっと荷造りして出てきたんだった。今から荷ほどきしてこれも片づけるの・・・?

途方にくれていたところで、下階からお呼びがかかった。
「須田さんが来たから、一緒に焼き肉食べなさい」
胃が痛いから肉は勘弁とかいいつつ、目の前に出された上カルビ&上タン塩をピカピカお姫様でたいらげました。

あぁ、明日は仕事か・・・気が重い。
どうするんだ、この部屋は・・・


エコノミー症候群  2002年03月26日(火)
結局、何の解決もないまま帰国することになってしまった。
きのうはベビーシッターの後、ビグラー家族と夕飯を一緒にとった。
ホテルの側のスポーツバー。きっと、アキやPが泣いて喜ぶような店。
有名なバスケの選手のサイン入りユニフォームやバッシュ(すごいデカかった)あり、マイクタイソン、タイガーウッズのサイン入りポスターあり、100個ものTVにはあらゆるスポーツが放映されている。スポーツ観戦に興味の無い私は、メニューと奮闘していた。結局わたしが頼んだ物より、ビグラーさんが頼んだ物のほうが美味しそうだったからシェアしてもらった。

アリッサはミッチェルさんが連れて帰ってくれた。
日本に帰ることを初めは言わないでおこうかとも思ったけど、
「仕事でもどらなくちゃいけないの。すぐにまた戻ってくるからね」とだけ伝えた。実際には1ヶ月以上はかかるだろうけど・・・

午前の便でチェックインに間に合うように朝6:45にミッチェルさんが迎えにきてくれた。お休みの所誠に申し訳ないっす。思ったよりも道がすいていて早くついた。荷物を預けてからカフェに入り、30分ほど語りながら朝食を取って別れた。私がいない間もアリッサのこと、よろしくお願いします。ペコリ(o_ _)o))

機内はほぼ満席。空いてる席あったら移動しようと狙ってみたけど、ダメだった。
14時間のフライト、過酷だ。連日の暴飲暴食がたたったのか、胃がいたい。そして、間違いなく太ったので(モーリーさんのところで計ったらパウンドだったから何キロ肥えたのかはさだかじゃないが)、シートがより狭く感じる。アトランタ〜日本の時差は14時間、ここは気合いで眠り時差調整しなければならない。寝る・起きる・食べる・寝る・起きる・食べる・・・またまた北京ダック状態で座ったままエサをあたえられ続けるのね。。。


リサイタル  2002年03月24日(日)
きのうは、お姉ちゃんの友人まゆみさんとサチさん、その子供達3人と一緒にストーンマウンテンパークに行った。スノーマウンテンにあんなに広い公園もあったとは知らなかった。ただのでかい石の山だとおもっていた。

今日は、午前中レノックスにおろしてもらい、アリッサと2人で歩き回った。
午後は3時〜大木さんの家で子供達によるピアノのリサイタルに招待されている。

スターリング、アキちゃん、静香ちゃん、やすし君、さゆりちゃん、マキさんの子供のベンジャミン(通称ベン)がそれぞれピアノ演奏を披露。アリッサは彼らに花束を渡す役。リサイタルの後はバルコニーにでてちょっとしたパーティー。ここでも、ソメイヨシノは咲いているのだ。大好物のタルトも4種類も出ていて、大いに食べた。苦しい。

夜、特別な配慮でもう1日、アリッサと一緒に過ごせた。
モーリーさんの家に初めてのお泊まり。家から持ち出してきたマデラインのぬいぐるみを彼女に渡した。MAXとも仲良くなり、モーリーさんもアリッサを気に入ってくれた。やはり、アリッサのパワーはスゴイ。


マルコ  2002年03月22日(金)
今日から日曜まで、アリッサをキープ出来る。

今日は、アマヤ先生と息子のマルコと一緒にパターゴルフに行く約束をしていた。
マルコは幼稚園まで聖学院に通っていたけど(アリッサと同じ年)、今は旦那様の希望もあって、アメリカの小学校へ通っている。前に私がここへ来たとき、1日保母さんみたいなことをしたので、彼のことも知っている。彼は覚えていないだろうけど。その時、アリッサの好きな子もまた、マルコだった。今は、1年生ただ1人の男の子、けんたろうが好きらしい。アマヤ先生は聖学院の幼稚部の先生だった。去年から旦那様の仕事の関係で、シカゴに移る予定で家もSALEに出し、学校も辞めたのだがおもうように売れず、今もアトランタで暮らしている。私はずっと、日系人だと思っていたけど、実は和歌山から来た純粋な日本人であった。

1時過ぎ、アマヤ先生が学校へ迎えに来てくれた。
昨日までとても暖かかったのに、今日はとっても寒い。
マルコを小学校へピックアップに行く間(アメリカンスクールはまだ春休みになっていない)、「寒いね〜、外じゃキツイから、映画にしようか?」と話がまとまった。映画・・・まさか・・・「何観ますか?」「ICE AGEって知ってる?」やはり!「あ、実はつい最近観たんです」「そっかぁ、じゃ、他に何かやってるかな・・・?E.Tはどう?」あ、それいいねぇと返事しようとしたその時、アリッサが「私、ICE AGEがいい!おもしろいんだよ!」ゲー、2度も観るような映画じゃないだろ〜!

マルコをピックアップして再び検討。
アマヤ先生も私も「E.T.」が良かった。(知ってた?E.T.誕生から20周年なんだってよ!)けど、マルコもアリッサも「ICE AGE」と1歩も譲らない。泣く泣く「ICE AGE」を観ることに決まった。私が最初から最後までほとんど寝ていたのは言うまでもない。

5時には映画も終わり、夕飯にはまだ早い。
で、アマヤ先生のお宅におじゃますることにした。
旦那様の両親も去年から出てきていて、英語とスペイン語と日本語が飛び交った。旦那様はコロンビアの人。アマヤ先生は彼の両親をパパチャン、ママチャンと呼んでいてとても仲良く、これもアマヤ先生の人柄だなぁと感心した。

昔の恋人マルコとアリッサは若い者同士遊ばせて、大人は大人で語りを入れた。
「お姉さんに表情が似てるね」と言われた。そんなの初めてだ。(しゃべり方は似てるらしいけど)

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、夜はビグラーさんの家に送ってもらった。フロリダから今日帰ってくるので、週末はココに泊まることになっていたから。なんか、自分の家に帰ってきたように懐かしかった。まだ、飛行場から戻ってきてなかったので、打合せ通り先に入らせてもらった。アリッサのシャワーを終えた時、ちょうど皆が帰ってきた。

ミッチェルさんから電話が入り、アンソニーの家族が彼らの弁護士をクビにしたので、コートが1ヶ月〜半年先に延びることが確実になったと知らされた。有休も残っていないので、とりあえず来週1度帰国することにした。またふりだしに戻ってしまった。


家の中  2002年03月21日(木)
アリッサを迎えに来るので、午前中学校でベビーシッター。
20分も連絡無く遅れてセーラがやってきた。
私は、ここにはいないことにして陰から見守っていた。

送り出した大木さんとミッチェルさんの話では、車の中にアリッサの洋服がたんまり入っていたという。やはり、きのう家に入ったのは間違いない。しかも、お姉ちゃんが小学校の時に作ったドレス(アリッサも入学式のときに着た)も入っているのを事情をしっていた大木さんが気づいてくれた。後で、ミッチェルさんから返してもらうように伝えてもらおう。

セーラから鍵を受取り、エディとオフィスのブラウンマキさんと一緒に家に向かった。アマヤ先生はSALEにだしている家の買い取り希望者が現れたとかで急遽お休み中のマキさんにお願いしたのだ。弁護士のチャールズも来てくれた。学校来る前に買って置いた花束を2つ部屋に置いて、しんみりしながらも捜し物開始!なんか、土足でドカドカプライベートな部分に踏み込むのは気がひけるけど、メソメソしている場合じゃない。

必要なのは、アリッサとお姉ちゃんのパスポート。
学校の書類。アリッサのダンスシューズ(タップを習っている)
お姉ちゃんの遺言にまつわる物が見つかったらうれしいけど、
たぶん作っていないだろう。。。

パスポートはすぐに見つかった。見つけたのはエディ。さすが!
アリッサの洋服はほとんど持って行かれてしまっていたので持ち帰るのはあきらめた。遺言関係はやはり見つからなかった。

パスポートが見つかったので、ゆっくり部屋の中を見ることにした。
前に来たときに一緒に撮った写真が飾られていた。
出会った頃のアンソニーとお姉ちゃんの写真も笑っていた。
他にもたくさんの写真が出てきた。持って帰りたいけど、まだ持ち出せない。
一緒にアウトレット行ったときに買った物、日本から持っていった物、新しく増えた物たち、お姉ちゃんの暮らしぶりがうかがえる。ここで御飯たべて、ここでタバコすって、、、前に来て置いて良かったと思った。そして、去年来なかったことを後悔した。階段の踊り場の壁には、初めて家に行ったとき闇かくれんぼをやらされて、激突して作った私の鼻とおでこの痕が残っていた。(このとき私はむち打ち&鼻の軟骨を折っている)懐かしくて笑えた。でも、その時のことを知っていて、一緒に笑ってくれるお姉ちゃんはもういない。


うげ  2002年03月20日(水)
あと5日で親権がおりる!
という今になって、アンソニーの家族がファイリングをした。
ワンダーというお姉さんと、セーラという妹がそれぞれ
「アリッサはアメリカに住むべきだ」という意義を申し出たらしい。
肝心の母親からはその後なにも言ってこない。
とにかく、これで、25日に全て解決という望みは無くなった。
なんのために3週間も待っていたのだ!
おまけに、彼女たちにせっつかれて、警察が家の鍵を渡してしまったらしい。
両家そろったところで渡されることになっていたのに。
前もって、インビスティゲーターにお願いしておいて良かったと思う。
さらに、明日の12時から8時まで、アリッサをキープしたいとの連絡も入ったとのこと。まさか、家の中に入れる気じゃぁ・・・そんなことは、してはならない。私もエディとアマヤ先生に付き添ってもらい、明日家の中に入ることにした。


食生活  2002年03月19日(火)
午前中、いつもの4人のベビーシッター。
12時にデイビットが私たち5人をレノックスモールの側にあるフィップスプラザというモールへ運んでくれた。今日は、映画を観ることになっているのだ。

まず、フードコートでそれぞれ好きなもの勝手ランチ。
ここに来てすごく驚かされるのは子供達の食生活。
ビグラーさんとこのスターリング&アキちゃんは一切の野菜を拒否。御飯とふりかけだけで生きているようなもの。シリアル、ピザやナゲットとかは食べるけどね。
さゆりちゃんもそう。彼女は御飯に醤油をかけて終わり。野菜はニンジンなどをそのままなら食べる。サラダもドレッシングかかっていなければ食べる。肉も焼いただけとかなら食べる。ソースがかかってはいけない。
とにかく調理しちゃダメらしい。ハンバーガーも最近になってやっと口にするようになったとか。この前、ビグラーさんとこにさゆりちゃんもお泊まりにきて、私が唐揚げを作ったとき、フライドチキン好きな彼女が食べてくれなかったということがある。そのときはかなりへこんだけど、これなら納得。とにかく手作り物はダメなのだ。やすしくんもかなりの偏食らしい。しずかちゃんの野菜嫌いは、私の子供の頃とおなじくらいかな。♪ピーマン残しちゃいけませーぇん♪とクレヨンしんちゃんの曲にもでてくるようなかんじ。これなら理解できる。アリッサは、あまり好き嫌いがない。「何飲みたい?」と聞くと「お水くださーい」と答える。ジュースとかはあまり好きじゃないらしい。健康思考なお子さま。

でも、『ピカピカお姫様」(お皿ピカピカなるように全部食べる)と呼ばれ、いつも食べるの1番だった彼女だったけど、今回のことがあってから、食事時集中して食べなくなった。おなかも減っているし、食欲もあるのだけど、お話に夢中になって箸がすすまない。先に食べ終わった子供の動きを目で追って食べることを忘れる。何度も私が「ほら、口が動いてないよ」と注意しなければならない。1回の食事に1時間ちかくかけるようになってしまった。その他、「天使のような子供」と校長先生に言われていたように天真爛漫な彼女が友達と良くケンカするようになった。ケンカといってもつかみ合い殴り合いってのじゃないけど、そう、ひがみっぽくなったといえばいいのかな?「だって、しーちゃんが・・・」とか「しーちゃんばっかりずるい」とか。ずっと、ミッチェルさんの所に泊まっていてしずかちゃんと姉妹のような関係が出来上がってきたからかな?といい方に考えることもできるけど、ちょっと心配。

まぁ、なんとか食事を終え、デイビットと別れてモール内の映画館に。
今日観る映画は「ICE AGE」今、バーガーキングのキッズミールのおまけにもなっているもの。全てCGで出来ているアニメ。ジャングルブック氷河期版ってかんじ?ちょっとちがうか。まぁ、そのうち日本でも公開されるだろうから。。。前回の「CROSS ROARD」よりもわかりやすかった。英語も所々は理解できたし。結構笑えた。映画代は大人$6、子供$5ととてもお得。字幕無しでも理解できたら幸せだっただろうな。

映画が終わってでてきたら、デイビットが迎えにきていた。というより、ずっとそこでまっていたらしい。そこで、子供達を引渡し1人で買い物して帰ることにした。ここにいると遊びに行くということができないし、家にこもっているのは1番嫌いだからどうしてもウィンドウショッピングに走ってしまうのだ。と言っても決して物価は安くないので(円安だからかえって高いかも)見てるだけ。でも、フィップスプラザ内のGAP KIDSでサボと、ターゲットという日本で言えばヨーカ堂みたいなとこで、スクラップブック用のグッズを購入。スクラップブックは、ビグラーさんのを見て影響を受けた。もともと写真好きだから、ハマるだろう。

さすがに今日は迷うことなく帰れた。
ファーマーズマーケットで買った食材をつかい、回鍋肉を作ってみた。
日本では順子におまかせで料理などしたことがないので、もちろん作り方もしらない。それでも、キャベツとモヤシと豚肉と味噌&みりんで炒めたらそれらしいものが出来上がった。美味しかった。ただ、こっちの豚肉スライスにはなぜか軟骨が紛れ込んでいる。それに気づかずそのまま調理してしまったので、食べるの面倒くさかった。「お腹いっぱいなの」と言っていたモーリーも匂いにつられてやってきた。子供達には作る料理ことごとく拒否されていたのでドキドキしたけど、美味しい美味しいと全部食べてくれた。うん、やればできる!


方向音痴  2002年03月18日(月)
私はかなりの方向音痴。
高校の時も入学式の次の日、学校までの道がわからなくなり遅刻するところだった。教習所でも、教官にあきれられた。

今日も、さゆりちゃん、やすし君、しーちゃん、アリッサのベビーシッター。
夕方開放され、気晴らしにレノックスモールへ。
「大丈夫?」と送ってくれたミッチェルさんに、「はい、まっすぐ行って1度曲がるだけですから」と笑顔で答え、RICHY'Sからチェック。別に何を買うってわけでもなくウィンドゥショッピングにあけくれ、日没前にモーリーのところへ帰れるように6:30にモールを出た。さて、運動不足解消に歩きましょ。と外へ出たのはいいが、どっちに向かって真っ直ぐ歩けばいいのだっけ?・・・レノックス沿いにピーチツリーロードを行けばいいんだよな。これがピーチツリーかな・・・てくてく歩く。なんか様子が変。戻ってみる。でもやっぱりピーチツリーロードって書いてある。お、バス停に黒人のおばあちゃん発見。たどたどしい英語で聞いてみる。「これ、ピーチツリーロードですよね?」「そうだよ」うーむ・・・と考え込んでいるとおばあちゃん、「どこに行きたいの?」「友達の家」「住所は?」「わからないけど・・・1022」「どこの1022」「それがわからない」頭の中を♪迷子の迷子の子猫チャン♪が回る。一緒に頭をひねるお婆ちゃん。そしたらバスが来てしまった。オーディエンスにすがったのはいいがさっぱり解決しなかったが、とりあえず、ピーチツリーロードだということに間違いはない。それならこのまままっすぐ行けば、曲がるところがでてくるはず!(曲がる所の目印だけは覚えていた)また、元の道をテクテク歩いた。・・・・テクテクテクテクまだつかない。テクテクテクテク・・・MALTAの駅発見!そうそう、そういえば前に案内されたとき、ビグラーさんが「ここが駅だから」と教えてくれたっけ。じゃぁ、合ってるんじゃん。と自信を持ち、テクテクテクテク・・・・おっかしいなぁ、こんなに遠くないはずだけど。やっぱ、車だと近く感じるのかな?もうちょっと歩いてみるか・・・テクテクテクテク1時間ほど経った。まだ目印が出てこない。目印は灰色と白の大きなマンション。見落とすはずがない。あたりもすっかり暗くなってきた。かなり不安になって、10分手前に電話があったのを思い出し引き返す。まず、モーリーの所へ。。。でたのはペッピーナ。彼女には日本語が通じない。道に迷ったって何ていうんだっけ?「I lost・・・」小声で言ってみる。たしかlost worldって映画あったよな。「What?」通じない。「Can I talk to morry?」「she is out.」どうやら隣の両親の家に行っているようだ。電話番号を教えてくれたけど、ペンもないので覚えきれず、あきらめた。ミッチェルさんに恥ずかしながら電話。どうか出て下さい!「hello?」あぁ、彼女の癒し系な声だ!よかった。これで帰れる。「あのぅ、道に迷ってしまいました。」「今どこ?」「なんちゃらって店の前です。周りにかんちゃらってのがあって。ピーチツリーロードにいるのは間違い無いんですけど・・・あのマンションが出てこないんです。」「え〜?そんなとこまで歩いたの?かなり距離あるよ。それに、彼女の家はレノックスロードを曲がったところだよ。迎えにいってあげたいけど、今車無いのよ〜。大丈夫?レノックスモールまで引き返して、右に曲がるのよ」と教えてもらった。そっか。出だしからまちがえていたのか。。。1時間かけて歩いたところは勿論1時間かけて戻るしかない。かなりクタクタになって、振り出しに戻った。レノックスロードをズンズン進むと、またMALTAの駅が出てきた。これが正解。そのまま進むとすぐに目印のマンションが出てきた。ここからが勝負。何故ってここまがるとモーリーの家まで、細い道で、外灯もとぼしいから。走るの苦手ぇなんて言っている余裕もなくダッシュ。車でなら2分ってとこだけど走ると結構ある。おまけに最後は上り坂。モーリーの家の前がさらに怖い。急な下りと上り坂。おまけに、木の根がアスファルトを持ち上げているから足をとられそうになる。でも頑張った。こんなに走ったのはいついらいだろう?軽いエクササイズのつもりで出かけたのに。汗だくだ。しかも変な汗かいた。


ゴチグルメな1日  2002年03月17日(日)
日曜日は礼拝の日。
面倒がりながらもなんだかんだと、毎週ちゃんと教会へ行っている。
でも、やはり英語の説教は何を言ってるのかさっぱりわからず日本語だって30分もスピーチされちゃぁ寝てしまうというもの。英語の賛美歌はもちろん口パク。献金も皆小切手きってる中ささやかすぎる紙幣を金額ばれないようにこっそり潜り込ませるのもまた苦痛。「これはイエスの肉であり、血である。」とまわってくる葡萄酒とパンを口にするのもなんとなく抵抗がある。「なら、行かなきゃいーじゃん」と言う声が聞こえるようだけど、そこは日本人、、、断りきれない。でもね、今日は自らの意志で大木さんに着いてきたのだ。アトランタ クリスチャン チャーチ お姉ちゃんのメモリアルサービスをやってくれたところ。この前もらったクロスのキーホルダーが相次ぐ引越でどこかへ行ってしまい、なんか落ち着かなかったのでもう1回もらいたかったのだ。もちろん、これからのこともお祈りしたかった。私はクリスチャンでは無い。仏教徒でも無い。でも、神様の存在は信じている。神様は心の中にいると思う。真剣に願えばかなうと思う。そんなこんなで、今日もまた行って来た。最後にしっかりキーホルダーおねだりして。

12時半に礼拝も終わり、お腹もすいた。
大木さんと旦那さまのディビット、お子さまのさゆりちゃん&やすし君と共に「コーナーズ カフェ」でランチ。外観からしておいしそう。入ったらやはり、大混雑で30分待ち。お子さま達は出たがってたけど、待つことにした。だって、私はカフェ好きなのよ。あの出来たてパンとカフェらしいフード達。。。待ったかいあり、かなり満足な味でした。おまけにゴチ。申し訳ない。明日の朝用にパンも買った。

午後は散歩がてらレノックスモールを1人歩こうと思いとりあえず、モーリーさんの家に送ってもらったら、ひとしさんの車が止まっていた。そうか、今日ビグラーさんはフロリダへ行くんだった。飛行場まで送っていった帰りに寄って夕飯おいしい所へ連れていってくれるってそういえば言ってたっけ。でもまだ2時すぎたばかり。夕飯には早くないかぁ?と思っていたら、「ファーマーズマーケットに食料買いに行くけど敬子ちゃんも来る?」とひとしさん。あれ?おいしいお店は・・・?と思いながらも着いていくことにした。ファーマーズマーケットは、前に校長先生に連れていってもらったアジアンスクエアだった。ま、今日は昼間においしいモノたっぷり食べたから夜はカロリー控えめに自分で作るか・・・とあれこれ買い出し。味噌やごま油など、クローガーでは手に入らない食品を中心に購入。「さて、帰りますか。。。でもその前に、家寄っていく?」とひとしさん。へけ?それこそ増田さんが・・・なんてちょっと驚いていたら、「この前、ゴハンごちそうするって言ったでしょ。リズ(ビグラーさんのファーストネーム)からも敬子が1人で寂しいだろうから食事誘うように言われてるし。それに、インターネットやりたいでしょ?」なぁんだ、それを早くいってくださいよぉ。と肩をバシバシたたきつつ懐かしのビグラー邸へ。とりあえず、モーリーさんのとこでの話とかをリビングでしていたら、ピンポーンと訪問者。ガラス越しに目が合ったその人はもえのちゃん(増田さんの子供)だった。学校で借りた本を返しに来たとのこと。彼女が帰ってから、「増田さんまた頭悩ませちゃうねぇ。お2人ってのは・・・ねぇ」とひとしさんと笑ったのは言うまでもない。お言葉に甘えて、ネット使わせてもらった。この家に滞在中、ほぼ毎日つかわせてもらっていた。メールやBBSで友達と連絡とれるから。おかげで、ホームシックにもならなくてすんだ。

日も暮れたので、ディナーに・・・
ステーキ、焼き肉、イタリアン・・・何が食べたい?
といわれ、「何でもいいですぅ」なんて答えながらも、和牛じゃなくちゃイヤなの私。イタリアンにしてもらった。

ひとしさんの仕事(大工)のパートナーで美食家でもあるビルのお勧め店でもある、『ippolito's』へ。駐車場の空きを探している間に店の外まで人が並んでしまった。とりあえず、名前を記帳しに中へ入ったら、2名ならどうぞ。と先に入れてくれた。ラッキー。大人数だとテーブル空くのを待たなければならないようだった。メニューはひとしさんにおまかせ。イカリングとマッシュルームのグリル、サラダ、本日のスペシャルであるシュリンプのパスタをオーダー。エビは衣がついてないと好きじゃないとは言い出せなかった。まず、最初にガーリックトーストがどーんと出てくる。これは、オーダーに関係なく出てくる。ガーリックトーストというよりガーリックブレッドと表現した方がいいかな?焦げ目のあるあのカリカリとした食感のものとは違うのだ。見た目的にはガッカリだったけど、食べたら最高だった。シュリンプのパスタはちょっと柔らかすぎたのが残念だったけど、シュリンプは衣なしでもおいしかった。イカリング&マッシュルームのグリルは食べても食べても無くならず、テイクアウト。今度他のメニューも食べてみたいと思える店でした。

今まで、アトランタは食が合わない、どこへ行ってもマズイ。
と言っていた私。ただ単に、お姉ちゃんが連れていってくれるところがまずかっただけなのね。ちょっとアトランタが好きになってきた。


ミニツアー  2002年03月16日(土)
昼間、モーリーさんがガーデニングの講演を聴きにいくのでMAXと共に着いていった。場所は、私の泊まっていたシェラスイーツのそば。HASTYだっけ?名前忘れたけど、植物や庭石、ベンチなどの他小動物まで扱っている店。ちょこっと講演にも出てみたけどさっぱり何話してるのかわからなかったから、MAXと2人で抜け出した。SHOP内をMAXに手をつながれ案内された。動物コーナーでは、毛の長いウサギやモルモットみたいなやつ、タランチュラ、ミツバチの巣作り(ガラスケースではさんであるので中がよく見える)、オウム、蛇、イグアナ・・・結構楽しめた。中庭では、ミニチュアトレインの線路があったけど、残念ながら車輌が無かった。いつもはあるらしい。あんまり、MAXがかわいかったので、通りすがりの人に写真撮ってもらった。(わたしはロリコンでは無い・・・と思う)

夜、モーリーとペッピーナに連れられ、ダウンタウンに繰り出した。
やはり、私はこっちの方があっている。
久々に人だかりをみてワクワクしてきた。

「ナイトクラブに行こう」と誘われたのに、何故か「ここが一番有名なホットドック屋VASTRY」「ここが一番有名なドーナツ屋KRISPY KAMERS」と食べに走っていた。たしかに、出来たてのドーナツは美味しかった。工場がくっついていて、出来たてをBOXに入れてくれるのだ。モーリーは2箱(24個)も買った。その後、ミッドタウンに移動しハードロックカフェやらなんやらあちこちにそれらしい店が出てきた。車を止めて、どこに入るか検討。IDを持っていなかったので、入るたびにドアマンに止められた。無理矢理VIZAカードで乗り切った。初めの何件かはHIPHOP系で気に入ったんだけど、彼女達が気に入らなく素通り。最後やたらと混んでいる店に入ったらそこはピアノ2台の生演奏(カントリー)だった。ウゲェっと思ったけど、今度は彼女たちが気に入ったのでそこに決まり。しかもそこだけは入るのにお金がかかった。今日は全てモーリーが出してくれた。そんなわけで、私の本場クラブデビューは果たせなかったのであります。


お引っ越し  2002年03月15日(金)
今日からモーリーの所へ。
着くのを待っていたように彼女はドアの所に立っていた。
そして、MAXが笑顔でhelloと言ってくれた。
しかも自分から。その笑顔のかわいさにクラクラしてしまった。
(けして、ロリコンではない・・・と思う)

やはり、部屋はこの前来たときとあまり変わっていなかった。
けど、ベットとトランク置けるスペースがあればいいのだ。
問題無し。

その後、モーリーの家のすぐそばに住んでいる大木さんの家で、
彼女の子供さゆりちゃん、やすし君と静香ちゃん、アリッサのベビーシッター。くたくた。

で、夜は「5シーズンズ」で先生方のお疲れさま会。
なぜか私も参加。積み立てたお金で学期末に毎回やってるんだって。
私は、お姉ちゃんの分でごちそうに。しかも、1学期と2学期にお金かけなかったから、今回はゴージャスに「5シーズンズ」になったんだと。きっと、お姉ちゃんは悔しがっているだろう。彼女は、山本美紀先生と幹事だったらしい。ビグラーさんもフロリダへは飛行機で行くことになったので出発日が延期になり、出席していた。今回、田村先生という唯一の男性が日本へ帰るのでその送別会もかねていた。山本幹先生は私の後ろに立って、彼への別れの言葉を涙ながらにスピーチ。その間ずっと私の顔には彼女の唾液が降り注いでいたのであった。でも、こんなに熱く語ってもらえる田村先生ってスゴイ。改めて、聖学院って良い職場だったんだなと思った。


ご卒業  2002年03月14日(木)
今日は、聖学院の卒園・卒業式。
スターリングの卒園式とその後流れで小学校の卒業式両方出席。
どっちも、少人数だからこそできるすばらしい式だった。
去年、ここでアリッサが卒園し、それにはお姉ちゃんもアンソニーも出席していたんだなぁ。としみじみ思った。在校生が送った唄は幼稚園、小学校ともに感動した。良い歌だ。とくに、小学校のやつ、なんて題名だったかな?

♪歌はいつの日も 心の奥に
 友達のように優しく いつでも側にいるよ
 時は 流れても 力のかぎりぃ
 この歌を共に歌おう なんちゃらかんちゃららぁ  

 今はもう涙 忘れたけれど
 あのときに歌った歌が 勇気を僕にくれた
 だから 僕たちも 心をこめて
 この歌を君に送るよ 僕らの歌声を
 
 sing a song sing a song 歌おう
 sing a song sing a song 合わせて
 sing a song sing a song 響け
 歌声いつまでも〜

・・・一部思い出せない。
とにかくジーンときたのだ。
今度アリッサに教えてもらおう。


謝恩会ほか  2002年03月13日(水)
きのう、PTA役員の方にThank you cardを渡しながら、「お手伝い出来ることあったら言って下さい」と伝えたら、「明日、謝恩会があるのでイス出しなど手伝ってもらって、よかったら出席して下さらない?」と誘ってくれた。

で、今日は謝恩会。しっかり出席。
幼稚園〜小学校まで生徒数60人弱、教師20人弱、オフィスの方々と父兄。そろって、講堂でお食事。そして、生徒によるタレントショー。ピアノやクラリネットの演奏、空手の披露、一番驚いたのは、まだ幼稚園のノア君のバイオリン。上手すぎる。あたし、5歳のころって何できただろう?・・・今も特技無しだけどネ。


夕方は、ビグラーさんのお友達、モーリーさんの家にごあいさつ。
15日〜ビグラー家族(旦那さんを除く)がフロリダへ行くので、彼女の家へステイさせてもらうことになったから。ちょうど、今日が誕生日ということで、彼女の大好物バーガーキングとクローガーでチョコケーキを差し上げた。ビグラーさんのところでも、「家にいてもいいんだよ」と言ってくれたけど、学校へ行くのに足がないし、ひとしさんと2人だと、ご近所に住んでいる増田さん(もえのちゃんとよう君のお母さん)に「2人っきりってのは・・・ねぇ?」っていらぬ心配させてしまうからね。

モーリーはきのう3ヶ月かけていた小説を書き上げたらしい。その間、掃除は一切していないとのこと。前々からひとしさんから噂は聞いていたけど、たしかにすごい。家中、モノであふれている。おもちゃの部屋は、TOYSHOPのようだし、食べ物の買い置きも、賞味期限前に食べきることは無いであろう量がある。(食料品店の倉庫なみ)イスも20脚じゃくだらない。それが全てリメイクされてるの。ラッピング用リボンも衣装BOX5箱分は余裕である。ほんと、足の踏み場も無いとはこのことだ。1人息子のMAXは6歳。お父さんがチャイニーズだったので、オリエンタル入ってすごーくかわいい。っていうか格好良い。でも、人見知りするみたいで、聖学院の子供とは違い、あたしに興味をしめさない。モーリーは片言の日本語を話すけど、MAXは全くわからない。上手くやっていけるかな?すぐ隣に両親が住んでいて、そっちにもごあいさつ。帰ろうとしたころ、ペッピーナというユーゴスラビア人の女の人がやってきた。彼女もここにステイしてるとのこと。ジョージア大でバイオリンを勉強してるんだって。部屋は、あたしが来るまでに住めるように片づけてくれると言うが、はたして・・・そんなことはムリだと思う。


cross roard  2002年03月10日(日)
アリッサとしーちゃん、ミッチェルさんと一緒に映画。
初め、「ピーターパン」を観ようと連れ出したんだけど、
ブリトニーの出ている「cross roard」に多数決で決まった。
ちょっと、アリッサには早かったかな?
最後まで「どうしてピーターパンじゃなくなったの?」と言っていた。
字幕無しで何話してるのかさっぱりだったけど、何となく内容は理解できた。


ミッチェルさん  2002年03月06日(水)
今日は学校へ行った。
ビグラーさんに先に帰ってもらい、ミッチェルさんの家にお邪魔。
彼女は、アリッサのホストファミリーになってくれている。
とても声のかわいい人。初めて電話で「ミッチェルですぅ」と聞いたときは、ファーストネームだと思っていた。空港で初めて会った彼女はどうみても日本人。(実はチャイニーズでした)あれ?と思っていたら、ミッチェルはラストネームだった。ミッチェル梨絵さん。これからもお世話になります。


泣く  2002年03月05日(火)
今日は学校へ行かず、1人お留守番。
ひたすらビデオ鑑賞。
緊急病棟24時、フレーフレー人生、非婚家族、ウソコイ、できちゃった婚、マリア・・それらがmixで5時間テープに10巻入っている。ビデオの背表紙には全て『泣く』とかかれている。タイトルのつけ方って人それぞれでおもしろい。


幹先生  2002年03月04日(月)
ビグラーさんの家は学校から離れているため、学校へは彼女が出るときに一緒に行かなければならない。当然、丸1日学校にいなければならない。結構苦痛である。

幹先生は、私と年も近く、この学校では珍しくラフなお方。
クリスチャンでも無いので話が合い、あれこれ気を使ってくれる。
今日も、「子供とずっと一緒だと大変でしょ?夜送っていってあげるから息抜きしよう」と連れ出してくれた。

カフェでお茶して、OLD NAVYで買い物して、食事して・・・
ひたすらしゃべりまくった。いい子ぶらずに話せるのって幸せ。


日曜日  2002年03月03日(日)
またまた教会へ。
もうしわけないけど、説教中グーグー寝てしまった。

帰ってきて1日、スターリング(6歳)&アキちゃん(3歳)のお相手。
子供苦手なあたしがスゴイ!
でも、すごくなついてくれてかわいかった。


お引越し  2002年03月02日(土)
昨夜、これからのことあれこれ考えてホテル代節約のため、急遽ビグラー先生のお宅にホームステイすることに決めた。

で、朝からお引越し。今日に限って雨ザーザー。
トラックだったからトランクはびしょ濡れでした。

ホテル代、1212ドルなり。


暇  2002年03月01日(金)
今日は学校にも行けず、1日ホテルで過ごした。
とりあえず、洗濯。
そして、寄付をくれた方々へThank you cardを送る。
なんか、父兄宛だからそれらしい文にしなければいけないので、あれこれ考えていたらすごく時間かかってしまった。後はひたすら、借りたビデオを見まくった。結構はまります。








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