弱い種なら芽吹かない
そんなはずない
弱いのは種じゃない
弱いのは種を撒く心
この心

なんとか芽を出した種でも
挫けてしまいそうになるよ
台風は容赦無く枝を折るから
それでも太陽は優しくて
大地は寛大だから
僕らなんとか育っていくよ
弱いのは僕の心の闇で
強いはずな自分の心を
目を瞑って想い描くのさ

何度弱っても立ち直れる
そんな強さがあるから
安心して病弱になってるのかもしれない

この世に生を受けて
此処まで成長しました
あとどれくらい歩けば
この世と離れるのか

わかんない。わかんない。
どうしてあたしは此処に居るの。
いつになったら死ぬの。
本当に死ぬ日は来るの。
そしたらあたしの生涯は、
輝くお星様にでもなるのかしら。

兎に角今は振り向かないで
歩いていくしか無いのです
哀しみに満ちた生涯よりも
幸せで溢れる生涯が良いな

僕が舐めるのは
めくるめく幻想の味
少し苦い蜜の味
蕩けるくらい溢れ出る
君への想いと一緒に流れる
沢山の飴玉で出来てる
僕の世界を
君にも一粒舐めてみて欲しい

聡明なる瞳の奥に見つめる世界
子供のまま変わらないあなた
美しく輝いていたあの景色
今は無惨な姿
略奪と犯罪の香りで満ちる
それでも瞳に映るのは
あの日二人で遊んだ
あのブランコと大きな木
夢で終わりにしないで欲しい
あなたの瞳にあたしも映して

夢に堕ちたらそこが現実
いったりきたりする世界
あたし自身が小さな宇宙

陽明とはぐれて歩く夏草の便り
最後まで緑を保つ毒薬の香り
あなたも一杯スプーンでいかが？

あなたに逢えるのなら何度でも
夢の中へとああ堕ちていくわ

驚愕の結末待ち伏せていても
それでもあたしにはあなたしかいない

燃えるような想いと共に
焼け落ちても構わないの

遠く空に見えるは何処かの炎上
今日も誰かが心を焦がして燃えている

声にならない声で叫ぶ
届かないと知りながら
それでもあたしは叫ぶ
何の意味も無いかもしれない
だけどどうしても叫びたかった

愛を唄う歌に流されて
消えてしまう前に急いで
濁流に飲まれる前に早く
この気持ちを声にして届けたい
大好きだよ
大好きだよ
一方的な想いばかりが募る
あなたの声は聞こえないまま