My Precious Memories

2005年06月30日(木) アシンメトリーLife

いいフレーズが想い浮かんだのに
あなたに呼ばれる白昼夢を観て
真夏に降った粉雪のように消えた

此処から見える街の灯り
その数が人が生きている倖せの投影
此処から見える満月とくず星
その数が人が生きている孤独の照明

どっちが多い?

心に咲いた明るい光が眩し過ぎて
目を瞑った瞬間に見失ってしまった
求めて居たはずのモノは自らの手で殺めた

なんでもかんでも他人のせいにして
街の灯りを憎んで夜空を見ないよう下を向いて
それでも何度も同じ場所で躓くから
もうその道は通らないようにしようと想うのに
気付けばまた見たコトのある景色だ

なんでもかんでも自分で背負い込んで
街の灯りが恋しくて夜空を探して上を向いて
それでもこの身に降り注ぐのは
どうしようも無いくらいに痛い熱い残酷な太陽
気付いたらこの涙も枯れてしまうんだ

どっちも真実か?

このフレーズはあなたに一番に教えよう
そう想って大事に取っておいたのに
真冬の海の泡のように静かに姿を消した



2005年06月29日(水) 東京アイランド

息が詰まる
慣れって怖い
想いって怖い
人間って怖い

確かにあたしは一番近くに居るのに
どうしてそんな遠くに居るのかしら
余計なコトばかりが目に付く
新宿の雑踏が蜃気楼
何処まで進んでも辿り着けない
東京は怖い場所だ

何も持たないあたしだけど
それでも探す探す探す
窒息しそうな無数の人間の気配
たったひとつの宝物を取り戻す為
もう一度新しく始める為に

東京だけど東京じゃない
あの場所へ帰りたい
その為の帰り道を
これからの未来への帰り道を
あたし達はきっと今探してるのね

息が詰まる
日常が愛しい
哀しみが愛しい
人間が愛しい
あなたが愛しくて恋しくて
息が詰まりそうだ



2005年06月28日(火) 死んで猫に

死にたいと想っても
気付けば車の波は途絶え
周りは青信号に導かれ
あたしは一人取り残される

死にたいと想っても
気付けば列車は通り過ぎ
ホームで大きく口を開き
あたしは一人押し込まれる

帰る場所を無くしたあたしは
町から街へと彷徨い続ける

猫の泣き声だけはあの頃と変わらぬまま
行き場を亡くしたあたしの鳴き声を
悟って静かに誰かを呼ぶように
朝も昼も夜も明日もきっと
ただただなきつづける



2005年06月27日(月) あの空を越えたい

毎日眺めて居た
あの大きな窓から見えた
小さな遠い世界
今あの場所へ行ったら
何か見付けられるかな

烏が先かあなたが先か
夕刻を告げる音が響く町
状況は極めて単純で
目が覚めれば陽が昇り
気が付けば陽が落ちる
闇に支配された町には
形を変える月と消え入りそうな星
鍵を開ける気配を只待ち望む
そんな愛しい単調な日々

でももう今あたしは
一人で何処までも行ける
湘南の海に浮かぶ朝陽とサーファー達
焼津に沈む紅い夕陽と静けさ
檀之浦に吸い込まれて溶ける新月

黄色い線の外側だってあたしは歩ける
いつ線路に墜ちても
あたしはもう一人じゃ無いから
何処までだっていける

いつかのあの四角い狭い空は
只見上げるだけじゃ無い
高く手を掲げれば
破り棄てるコトも
抱き締めるコトも
あたしには出来る

心の奥底に棲み着いた
年月をかけた真実の優しさに
いつだって
今だって
あたしは愛されて居るから

二人であの空を越えよう



2005年06月26日(日) 座席表

「嫌なんでしょ?」

怒ったように
呆れたように
宥めるように
あなたはあたしに言うから

「違うの、不安なだけ。不満は無いの」

ぽっかり空いたあたしの隣
同じ班の男子と一緒になれば問題無い?
だけど皆あたし達のコト知ってるから
空白がボールペンの行方を捜してる

あたしに合わせようとするあなた
あの娘達を置いてあたしの隣に来ようとする
それも嬉しいんだけどね違うの
あたしを選んでくれるのは嬉しいけど
あたしが望んで居たのはそうじゃない

『愛してると言って欲しいだけなの』

真実のその言葉があればあたしは
あなたがどんな娘と一緒に居たって
楽しそうに笑ってあたしの知らない話してたって
黙って微笑んで居るコトが出来る
真実じゃ無くても虚像だと判らないようなら良い
欲張りなあたしは本当は全てあなたを独占したい
でもそれを口にしてしまったらがんじがらめで
あなたは動けなくなってしまうから
だから「別に良いよ」って言ってるじゃない?
「ホントに?」なんて聞き返さないで。
もう決まってる座席表
今更変更なんて出来ない
皆に迷惑かけられない
あたしは我侭だけど自分勝手では無いよ

あの娘達の前で上手に笑顔作れるかなぁ?
あなたの『愛してる』を何度反芻したら
本物に辿り着けるのかなぁ?
純真無垢なあたしにだけに見せるあの笑顔
もう一度だけでいいから見せて欲しいよ
座席表はそのままで構わないから



2005年06月25日(土) 海誓山盟

目の前にある鋏をいっぱいに広げて
そっと手首に当ててみるけれど
胸の鼓動だけが高鳴ってやけに冷静
血を流す代わりに誰かの胸を痛める
あたしは勇気ある最強の臆病者

溢れ返るクローゼットの洋服は
もう全てあなたに見せてしまったから
また新しい洋服を買わなくちゃ
逢う度「可愛い」の為に毎回勝負服
あなたに逢った帰りの電車の中では
いつも次に着ていく洋服を考えるの

口だけの約束を繋げては
しがみ付いて生きて来た
もしも何もあたしが言わなかったら
何もかもが途切れてしまう気がして
あたしは狡賢い卑怯な大馬鹿者

胸を焼いてしまいたい
そしてまだ動いて居る心の臓を取り出して
其処に堕ちたシリウスを埋め込んで欲しい
これで独りぼっちになる準備は出来た
だけど脳だけは侵されないように保護して
偽物の心にすり替えてしまって
痛みを忘れれば蓄積された記憶は
きっといつまでも嘘のように眩しいまま

いつまでも傍に居るから
色とりどり咲き乱れる花
小高い丘の上佇む木の下
月が指し示す場所で笑顔
立ち竦むあなたへのキス
手を繋いで歩いて行こう
もう何も恐れる事等無い
もう誰も疑う事等無いの
だってもう此処には二人
あたしとあなただけなの
二人っきりで夢を見よう
目の前にある鋏であたし
伸ばして居た髪を切るわ
そしたら昔に戻れるはず
二人愛してると囁き合い
二人の為だけに花が裂く
月明かりで道が照らされ
分岐点の度に話し合って
あたし達は歩いて行くの
二度と褪めない夢の中で
二度と離さない夢の中へ
繰り返される現実の中に
あなたとなら発掘出来る
もう古代から続いて来た
寂びない内緒の二人遊び
きっとこの現実も繋いだ
この手で拓いて行けるよ
あなたと一緒ならあたし
あなたと一緒ならアタシ
永遠に此処でこうしたい
いつまでも傍に居るから
ずっとずっと一緒だから
未来なんか要らないから
今のリレーを止め無いで
今のままで良いからもう
今のままが良いんだもう
必要の無い未来の地図は
粉々に破いて海に流そう

あなたの瞳に光が宿る時
物語はもう一度発動する



2005年06月24日(金) 絵文字

「過去は振り返らない主義なの」
高いヒールをカツンと響かせて
見下すように邪悪に微笑んでみたい
現実は?
ペタンコサンダルで何も無くても
何故かこけて人波にぶち当たる
恥ずかしくてたははと想わず振り返る
その時君は?

まるで興味が無いのよ
そうじゃない余裕が無いの
もう只の生返事じゃない
そうじゃない表現が下手なの
あなたの会話はつまらないって
自分の話題はあんなに楽しそうなのに?
あなたに構っている暇は無いのよ
一方的に合わせるだけでも良い
本当にそれでも良いの?
あの人が楽しければあたしも楽しい
あの人の笑顔があたしの幸福
本当に そ れ が 幸 福 ?

「過去は振り返らない主義なの」
それでも保護したメッセージ
何度も何度も見返しては
折れたヒールを必死に戻そうとしてる
消えたハートマークは何処かを
今日も探してる



2005年06月23日(木) 東尋坊

あたしのせいじゃないのに
緩やかな匂いを保ったまま
何度も立ち止まってしまうけど
真っ白な紫陽花が仰け反って哂う
でも勇気を出して進もうとは
探しているキーワード「名所 海 崖」
確かにしているんだよ
候補はもういくつか決めてみた
あなたが導いたというのに
それともあたしの勘違いだったのかな
そういう言い方って無いよ

傷付いた代償はどうやって払われる?
傷付けた代償はどうやって免れる?
前から想ってたけど矛先はあたしでは無かった
包まれて居た愛情という繭の中でころころ
あたしは只ぬくぬくと転がって居れば良かった

突然開かれて裂かれて丸裸で
突き刺さるとげとげと、無神経。
空気ってこんなに痛かったんだ
忘れて居たもう二度と味合わなくて良いと
安心してすっかり忘れてしまって居た
あたしを傷付けるの上手くなったねもしも
痛みが増すばかりで最後の一撃くらったら
たった一人で東尋坊へ行こう
指輪 時計 バッグ 洋服
あなたと一緒なら何も怖くは無い



2005年06月22日(水) a tempo

エフェクターもっと効かせて良いかな
アコースティックにも飽きて来たし
見つからないコード手探りするより
シンセサイザーで簡単に打ち込めるし
でもソルフェージュからもう一度かな
ハミングでもしながら洗濯物干そうかな

ダルセーニョにぶち当たって
でもセーニョが見つからない
フェルマータも見えないから
きっとフィーネまで続けるしか無いんだろうけど

バッソ・オスティナートは闇に吸い込まれるだけ
あなたの耳に届くのはきっと只のラプソディ
リタルダンドしていく心音に怯えてる
ポコアポコで全然構わないから
だからちゃんとセーニョを見つけてよね

クレッシェンドしか知らない訳じゃ無いから
ピアニッシッシモだって時には重要だったりするし
今はきっとアインザッツで次を待ってるんだ
一通り出来上がって振り返った時に二人で
アンプロンプチュのような道が見えれば良い

だからあたしは目を瞑ってハミングしてるよ
いつかあなたもファルセットを聴かせてね



2005年06月21日(火) どっちでもいいよ

いつかなんて何処にも無い
あたしはからっぽ
でも人形じゃ無いのに

観賞用に愛でるだけなら
埃ひとつ触れぬように
ガラスケースの中にしまい込んで
実践的に使いたいなら
洋服も全部剥ぎ取って
在り得ない方向に身体を枉げてよ

楽しい?
嬉しい?

それなら良かった

でも
蹴り飛ばした缶コーヒーには
まだ中身が残って居て
靴擦れの痛いあたしの足に
沁み込んでそれが取れないんだ

下手に優しい手作りの
コットンで出来たパッチワーク人形
やっと完成したかと想って居たのに
どうせならビスクドールになりたかった
修復出来ない程割って壊して欲しかった
少しパーツを換えるだけで
新しいあたしになれてしまう

そんな簡単な話だったら良かったのかなでも
残念ながら今のあたしにはどっちでも同じコト
人間でも人形でも見えているのはひとつだけ
柩に納まるその瞬間まで
それまであたしは呼吸を続ける



2005年06月20日(月) relations

鬱蒼と茂るその先まで這わせて
求めて居た場所と違っても
引き返したりしないで
其のまま続けて頂戴ねぇ貴方
雨が天の恵みだなんて誰が言ったのかしら

陰鬱な空気を掻き分けて
本当は只純粋に楽しみたい季節
部屋に篭りっきりで二人で何をしようか
飽きるまで対戦ゲームしても良い
負けると判ってる勝負でも貴方となら良い
引き出しの奥からアルバム引っ張り出して
大嫌いな自分の顔を眺めるのも貴方となら良い

このまま雨が降り続いて
冷め切った心に降り続けば
やがて美しい雪に変わる
そうしたら貴方に少しでも
愛しく想って貰えるかしら

指で這って舌で這ってあたしを這って
一番天辺まで上った時
あなたの降らせる雨が一番好き
沁み込む匂いも全て大好き


「以上、不適切と想われるデータをデリートします」

意味の無い集合体の中でうずめく
欲望と感情と関係を
全てシャットアウトしたい。
再起動などしないで
この人類の発明品に雨は大敵
貴方に異物が雑ざってしまう
其れが許せないだけ
ウイルス感染の予防線、だよ。



2005年06月19日(日) 暗証番号が違います

ミジンコになった気分だ

受容から拒絶への道のりは
ジェットコースターのよう
少しずつ理解を深めていって
突如急角度で振り解かれる

別に慣れてる
何を今更
私の知らない秘密が
深い溝を想像させる
私の知っている秘密も
手放して創造させる
そうしたら次はアダージョで
心整えて音響かせて

未知の世界
知らなくても問題の無い
頑張れば覗いてしまえる
様々な可能性を秘めた世界
プレパラートまた割っちゃった
近づけ過ぎなんだよいつも

カナダモになった気分だ



2005年06月18日(土) 汚物

嘔吐された塊の中に犇めき合うのは
爛れた火傷の痕と燻ぶる艶笑反応
地球の歴史で見ればほんの一瞬でも
寂れた廃屋に雨が死んだ森に新芽

愛しくて堪らないからこの手に掛けた
其れで終わると想って居たのに
まだまだ続く込み上げてくる吐き気
関わっている全ての影を断ち切りたい
誘惑する可能性の生じてしまった現実と一緒に

泣き喚くあたしをあたしが見つめる
心の叫びが届いたかどうかなんて
無粋なコトは聞かないでおくから
泣きじゃくるあたしをあなたは抱き締める
一体どんな顔であたしを見て居たの?

嘔吐された液体中に蠢き合うのは
色を抜かれた記憶と激しく発色する想い
宇宙の時間で診れば止まった空間でも
咲き乱れる荒野に夢が生きる道に月明かり



2005年06月17日(金) favor

いつもの冗談のつもりだったのに
ほんの嫌味な一言のつもりだったのに
本気にされてしまったらショックです

結局そういうコト
あなたも男のヒト
所詮そういうコト

あたしにしか反応しないって
信じてた其れが
他の人にも動かされてしまう
膨らんではちきれんばかりに
想いまで持っていかれるかも
自業自得だって判ってるけど
信じてた其れを
全て否定されたような
そんな気がして
じゃああたしがあんなに必死に
くわえていたモノは何だったの?
訳判んないよ男のヒト

只一つ言いたいのは
「欲情するのはあたしにだけにして」

いくらでも白肌を曝け出すし
いくらでもくわえてあげるから
あなたが例え望まなくても



2005年06月16日(木) スクロール

してみたら、何か見つかるかもよ?

見つけて欲しくて見つけて欲しくなくて
でもやっぱり見つけて欲しい本当の気持ちが

ずるいあたしはいつもスクロールで逃げてる

ENDをちゃんと確認するまで
ちゃんと見返した方が良いかもよ

空白のスペースが何を意味するのか
きっとあなたなら判るはずよね
あたしに一番近かったあなたなら
それをどう判断するかは御自由に
もうあなたはあたしのモノじゃ無いみたいだから



























































































































































ホントはスクロールなんてさせたくないししたくないよ
しかも自分の言葉じゃ無いし
切り取って貼り付けただけの言葉だし
でも其処にあたしの全てがあるのは事実なの
気付いて気にして気に掛けてあたしを
なんでも無い日常会話の中にある
あたしの本当の声を
あなたがどんなに重たく想ったって
あたしの本当の声を届けたい
でも自信が無いから
昨日も今日も明日もスクロール
鈍感なあなたはいくつも見逃してきたはずね
あたしの想いスクロール



2005年06月15日(水) かくれんぼ

鬼の順番はあなた
ずっと隠れてるあたしは
見つけてくれるのを信じて
ずっと隠れてるあたしは
例え見つけてくれなくても
ずっと隠れてるあたしは
隠れたくて隠れてる訳じゃないわよ
鬼の順番のあなたが
自分でカウントダウンして隠したんでしょうよ

あたしの身体が雨に打たれて
腐食していって白骨化して
髑髏になって草花が生えて
そうなってもずっと待ってるの
それがかくれんぼのルール
例えば鬼が諦めて
「今夜はカレーよ」の一言で全て忘れて
温かいお家へ帰ってしまっても
知らないあたしはずっと待ってるの
寒さに震えながら星を見上げながら
意地悪な笑顔であたしを見つける鬼の姿を

ねぇいつまで数えてるの?


3、2、1・・・・・・



ねぇ何処に探しに行ってるの?

あたしは此処よ



2005年06月14日(火) アタシハシアワセモノだよ

あたしを愛してくれる人は沢山居る

お母さん、お父さん、家族、親戚、
友達、仲間、あの娘、あの人、皆・・・

そのコトに気が付いて
あたしは倖せモノだと想って
だけど笑顔にはなれなくて

だって
どんなに世界中に愛されたとしても
でもあなたじゃなきゃ意味が無い
あなたに愛されていなければ意味が無い

あたしを愛してくれる人は沢山居る
それはとても幸福なコトだけど
あなたの愛に勝るモノなんか無い
ひとつも無い



2005年06月13日(月) an ominous presentiment

何故か失恋ソングばかり聴いて居たのは
あたしに予知能力があったからかもしれない
それとも倖せな自分と比較して
他人事の不幸を楽しんで居ただけなのかもしれない
悲劇のヒロインになってみたいなんて
気軽に想って想像の世界に立って居たのかもしれない

だからほら
今になって罰がやって来たんだ

誰か嘘だと言って
あたしをこの悪夢から連れ出して
現実に帰して
あの人の下へ
あの人の腕の中へ
あたしを帰して

もう戻れないの?

あれ
あたしはどっちから来たんだっけ?

あれ
あなたと何処へ行こうとしてたんだっけ?

不吉な予感だけが胸を過ぎる
それを見ないフリしてあたしは
あなたと無理矢理手を繋ごうとして居る
それを認めてしまったら最後
あなたの顔すら見えなくなりそうで
吹き飛ばしてしまえ an ominous presentiment



2005年06月12日(日) 今の想い

やっと整理がついた
今まで沢山苦しめて
ごめんね

どんなに紆余曲折しても
結果辿り着く場所は同じ

君が近くても遠くても
あたしの想いは変わらない

答えはもうとっくの昔に
あたしの中で息衝いて居た

二人で咲かせよう
未来という花を
二人で裂かせよう
未来という地図を
二人で割かせよう
未来という奇跡を

その為だったらあたしは
何百日でも何百年でも
待っていられる
それが今の想い
やっと見えた
本当の心の声
例え君に届かなくても
見つけられた自分は
乗り越えてまたひとつ
君に近づけた
そんな気がする
それだけで愛しい
君が生きてるこの世界が
何よりも愛しい



2005年06月11日(土) 精神汚染

此処は何処?
あたしは誰?
あなたは何?

そうじゃないの
違うの
あたしがしたいのは
あたしが言いたいのは
違うの
お願い
判って欲しくて
どうしたらいいのか判らない

大声で笑い出すあたし
大声で泣き喚くあたし
大声で罵るあたし
あたし、あたし、あたし・・・
どれが、あたし?

過去今あの頃スピカ二人希望府中未来愛してる精神安定剤温かい首筋瞳ハルシオンヒント桃ノ花ビラ604発作ありふれた恐怖匂い幸福論お揃いディズニーランド肉じゃがラサール仲間孤独キスROLL笑顔世界の終り綴る死依存貴方クリスマス0402大好きミスチル裏切り可愛い涙包丁殺して存在秘密飛行機SEX亜美連運命嗚咽理由新宿買い物競馬カラオケすれ違い共生強制強請我侭大嫌い椎名林檎歌舞伎町鋏ぴょんぷー夜一人焦燥感Simple羨望時間雨サミット話し合い優しい声厳しい冷たいジブリ大学ゼミバイト知らない自転車引越し夢親生理的寝顔繋いだ手魅力世界の全て指輪時計ピル失敗餃子町田舎睫毛明日月曜日輪廻前世来世牛角ゲームユウナデス一緒スピッツ勘違い今度内緒パソコン携帯小説詩想い嬉しい恋しい愛しい
生きたい・君と



2005年06月10日(金) 鳴らない、電話

只信じて待つ
それしか出来ない
あたしは大馬鹿者
それすら出来ない
只繋がって居たくて

結局自己嫌悪でしょ?
それでも
今日も電話は鳴らない

もういっそのコト
電源ボタン長押ししてしまおうかな
もうそっちの方が
楽になれるんじゃ無いかなどうかな

だけど
数秒後に電話が鳴るかもしれない
数分後に電話が鳴るかもしれない
数時間後電話が鳴るかもしれない
明日には電話が鳴るかもしれない

淡い期待は叶えられなくても
信じるコトに意味はあるでしょ?

それにまだ
物語は始まったばかりだって
まだたったの第参話だって
知ってた?



2005年06月09日(木) 真帆片帆

これは重要なコト
良く注意してみて

今 風はどっちから吹いている?

大空に浮かぶ月が映る大洋
順風に立ち向かう勇気と希望
今 真帆

大空で揺らめく太陽に色が付き
横風に戸惑わない自信と根性
今 片帆

舵を取るのは自分自身
この両の手でしか無いから
君と確かな右手で繋がりながら
不器用な左手で生きる航海を続ける



2005年06月08日(水) 交換日記

人は死ななくても生まれ変わるコトが出来る
そして何度生まれ変わってもあたしは
あなたを見つけて好きになる
そう、想うの。



2005年06月07日(火) 比翼連理

おもいでは
いつもやさしく
てをとりあるく
いつもあたしを
かんちがいさせてくれる
なんでもないことでも
いつもうれしくなって
でもほんとうのところはどうだったの?

あしたがみえない
ならばいっそのこと
たのしいあしたをかってにつくればいい
のぞんだみらいがやってこなくても
そのちいさなきぼうだけで
ばかみたいにしあわせに
にっこりとかわいいえがお
いつでもおぼえていてほしい
たまにおもいだしてほしい
いつかふたつのみちへわかれたとしても



2005年06月06日(月) アタシのミライ

傷付きたく無い
哀しみたく無い
心を閉ざしたままで
そうしたら
あなたの声まで見失ってしまった

気付いたら
喜びなど無い
笑顔など無い
心を開こうとしても
どうしてかな
あなたの姿が何処にも見えない

過呼吸みたいに苦しくて
海に溺れたように苦しくて
あなたの腕を必死に求めたけど

沈んで行く

そんな明日が何時やって来ても
大丈夫になる
大丈夫な訳無い
大丈夫にならなきゃ

あなたの隣に居られない
もしもそんな哀しい運命だったとしても
来世でまた逢えれば良い

なんて 嘘

傍に居てよ
手を繋いで居てよ
抱き締めて居てよ
傍に居てよ

見えない未来で唯一恐れているのは
つまりはそういうコト
見えない未来で唯一望んでいるのは
つまりはそういうコト



2005年06月05日(日) カレのシンジツ

居眠りなあたしが一時間とちょっと
窓に映る過ぎ去っていく闇と自分の顔を
只見つめて瞳潤ませて居たコトを
家族が寝静まりかえって深夜三時まで
あなたを想いながら曲を聴きながら
嗚咽を堪えて一人涙していたコトを

この苦しみは誰のモノなの
あなたの心から派生したモノなの

何も出来ない自分
あなたはどうして話してくれないの
話してもあたしが何も出来ないから?

そうあたしは何も出来ない
でも
あなたに触れるコトは出来る
髪を撫でるコトは出来る
抱き締めるコトは出来る
優しくキスするコトだって
身体を重ねるコトだって出来る

心は?

傍に置いておくコトが出来る
あなたを一生忘れないコトが出来る

あの言葉を嘘にしないで
だからあたしはいつかの言葉を
もう風化してしまったかもしれない言葉を
今あなたに贈るわ
時の流れは無情なモノね
嫌な女だって哂っても良いから
聴いて頂戴


あたしはあなたと、ずっとずっと一緒にいたい。
ひとりでいる自分は、限界が見えてしまっている。

あなたが見つけてくれた、あたしの中の人を愛する心を
すべて、惜しみなく、あなたにあげたい。
そしていつか、あなたに愛される存在になりたい。

ありがとう



2005年06月04日(土) アナタのフシギ

世界中でひとりぼっちだって
そう信じて疑わずに生きてきた
そんなあたしの傍にいつの間にか
あなたは寄り添って優しく見つめて
何にも無い所でもすぐに転ぶあたしに
飽きるコト無く何度でも手を差し伸べて
何でも無いコトでもすぐに落ちるあたしを
呆れるコト無く何度でも抱き締めてくれるの

電話越しの声だけであたしの心は有頂天だし
一目見つめれば自然と笑顔が零れてくるし
手を繋ぎ街を歩けば堂々と存在出来るし
少しくせっ毛の髪を撫でれば安らぐし
唇重ねるだけで胸の鼓動は高鳴るし
抱き締めれば不安も消えて行くし
境界線取払えば一つになれるし
あなたの隣は悪魔も逃げるし

まるで魔法の保護呪文
あたしの身体を包む不思議な光で
あたしは守られて今日も生きてるって
やっと気付いた
あなたの居ない風待月の夜に



2005年06月03日(金) カノジョのコエ

みんなみんな消えてしまえ

あなたの心の叫びを受け止める資格が
あたしにあるのかどうかは判らない
ただそんなあなたの心が安らかにと
願うだけのあたしはずるいのかな

同調して響き合う悲鳴

「みんなみんな消えてしまえ」
【みんなみんな消えてしまえ】
『みんなみんな消えてしまえ』
《みんなみんな消えてしまえ》
〔みんなみんな消えてしまえ〕


それなら自分が消えれば?
そうしたらみんな自然と消えるのに

それを選べないのはまだ
きっと自分が判らなくて世界を恐れて
あなたの心が他人に怯えて居るから
それでもまだ
心の何処かでみんなを求めてしまうから
ひとりぼっちが怖いから
最初から失うコトで期待しないコトで
必死に自己防衛するあなたはとてもヒトらしく
愛されるべき存在であると
あたしは想うのに



2005年06月02日(木) Let's try !!

汚い言葉をこの口から吐き出してしまえば
大人の仲間入りも出来るかもしれない

・・・・・・ 「Fuck you!!」

うーんなんだか
大人って想ってたより子供なんだね
汚れるコトが大人になるコト
という訳でも無いんだね

じゃあどうやったら大人になれるのかな

・・・・・・ 「Marry me??」

えっとなんだろう
そんな言葉でどんな拘束が出来るのかな
きっと君の心は一生
捕らえられないままだろうね

大人になるって難しいね、パパ、ママ。



2005年06月01日(水) coloration

鴇色に留まった時間を越えて
出逢えた二人を取り囲む古代紫
躊躇した百群手探り合って
目の前に広がるのは柑子色の世界

チャコールグレイを上手く隠したつもりでも
あなたは上手にセピアで染めて見つけてしまうのね
ウイスタリアが呼んで居るわあなたのコトを
あたしは発色の良いカナリヤの声で送ってあげる

スノーホワイトのように積み重ねて
勿忘草色のようにココロ解放して
オリエンタルブルーの空に
蘇芳の星を見つけに行こう

二人の色違いのお揃いが
輝きを増して膨張しても
壊れて割れてしまわないように


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