エメラルドの空が落ちる
微かに揺れる光の中を
手を繋いで歩いていた
静寂が漂う螺旋の渦は
確かに其処に存在していた
形に出来ないモニュメントなら
いっそ叩き壊して
然様なら出来ないなら
今年も少し後で
掴むコトが出来そうだった
永遠という名の一瞬を
この手から逃して
君が居れば其れだけで良かったんだ。
| 2004年11月29日(月) |
live through hard times |
傍観するコトに慣れてしまったなら
体感してみても理解出来ない哀しみ
永遠を望んで果てを求めてみても
攻略する絵空事にあくなき探究心
i believe 嘘だとしても
a lot of 愛情の塊
捨てずに背負って生き抜く力を
我に与えよ
| 2004年11月27日(土) |
disturbance |
「晴れたらいいね」
笑う君
笑う僕
心の中
雨降り
最近、気まぐれに君を愛せないんだ
自己中心的な愚かさに身を任せ
繰り返される遠い日の歌
援護射撃に戦闘態勢
有難うも然様ならも無い
春が来ないなら今の時空も越えてしまう
其れでも待つだけ待ってみようか
君が隣に居てくれるのなら
今日は明日
昨日は未来
明日は連続
未来は幻想
過去は臨終
其れでもあたしは生きる
気にも留めずに笑う
「どうしようもなく、死にたくなる時って、ない？」
言ったあなたの背中
僕には小さな羽が見えたよ
微温湯に浸かって居るみたい
全て流し切ってしまうのは幻想か
無邪気な笑みを取り立ててしまう
愚かな人民より遥かに浅く
深い所へ眠りにいざなう
然様なら恋しい想い出達
全てが微温湯のように温い想い出
| 2004年11月22日(月) |
last night |
遠い昔に想いを馳せてみよう
回顧される記録たち
懐古される記憶たち
輪廻の向こう側に見える
転生の軌跡と晦冥
遠い昔に言葉を投げてみよう
返って来るのは虚しい連続
還って来るのは切ない冒涜
地球の裏側に臨む
変貌の奇蹟と光明
近い未来に見る夢が
あなたと結んで居られますように
あなたを傷付けてばかり
そんなあたしを赦してくれる？
神様が間違ってしまったの
きっとこの罰は他の誰かのモノ
そう想い込みたくて
苦しみから逃れる方法
探してみて手を伸ばして
あなたを求めてばかり
こんなあたしも愛してくれる？
死にたいって言ったら
君が必ず止めてくれるから
好きだって言ったら
君が必ず愛してるをくれるから
麻薬中毒
この身体に
神経全て使い果たして
君だけを感じて居たい
明日があれば
生きる意味もあると
言い放つ君の喉元
突き刺すこの指
終わりに出来れば
楽なコトもあると
立ち止まってる自分に
懸ける言葉の節
泣き出した昨日も
纏い行き着く先には
見える鳥の声
呼んでる星空
叫ぶ虹の橋
聴こえる神の音
姫が見た夢
腹立たしい
勘違いも
甚だしい
あいも変わらず
存在するのに
理屈抜きで
取引するなら
冗談満天
込み上げてくる
笑いと怒りと哀しみと
君のその一言が
僕の心をざわめきたてる
さようなら
愛しいひと
さようなら
月夜の晩に交わした約束
さようなら
言葉を飲み込んだ最後の夜
さようなら
大好きだった湖面の囁き
さようなら
さようなら
さようなら
歩いていきたかった道を
もう二度と振り返らない勇気
もう一度顔を上げる強さ
どっちを取っても後悔はしない
空に伸びる道に手を掲げてみても
何も掴み取るコトは出来ないけれど
信じていればいつか叶う
夢を胸に抱いて生きたい
後はそう突き進むだけ
寄り道万歳
紆余曲折でいいじゃない
明日は来るさ
笑おうよ
月がほんのり心を撫でる
優しさを含んだ眼差しで
愛し君を憶えて詠う
今生の出逢いと別れ
来世の奇跡と必然と
月は今夜も明日を指差す
切なさを孕んだ面影で
電話が来なくても
淋しくないように
初めから諦めたフリをして
いつまでも意地を張っていた
あたし
メールが少なくても
淋しくないように
受信ボックス空にして
いつまでも眺めていた
あたし
ただあなたに想われたいだけなのに
現実と非現実の狭間で
いきがって一人
残されたままで
倦怠感をひきずって生きる
毎日の中にも見えてくる
輝きを持って羽ばたく日々が
あたしにも訪れる
その日は必ずやってくると
白い息は熱くなり
やがて消えていく
まるであなたのように
隣で笑ってくれるのならば
もう他に何も要らないよ
あの日と同じように傍に居て欲しい
今も
そして
これからも
| 2004年11月03日(水) |
thirty-one syllables - train train - |
◇さよならの秒読みしてる山手線液晶画面が憎たらしくて
◇赤羽で見送るあなたもう居ない一人乗り込む快速ラビット
◇静かにそっと東京駅でお別れを紡いだ後には雨が残った
◇上野発時刻表を確かめる最後のキスは何時間後に？
◇ごちゃまぜのホームで見つけた瞬間に光が射した君の頭上に
| 2004年11月02日(火) |
clarification |
どす黒い過去の塊を
綺麗な流水で洗い落として
きらきら輝く宝物に変える
洗っても洗っても
落ちなかった想い出達も
あなたと一緒なら
少しずつ浄化されていく
そんな気がする
頑張っても頑張っても
届かない景色がある
珠のように光り輝く
未来を手に入れたいなら
巡り巡る季節の中で
一度だけでも
あなたを忘れる覚悟をしなくちゃ
もう二度と
あなたとの景色を
思い出さなくてもいいように
強く強く
生きていかなくちゃ
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