時々日記な雑記帳

2006年08月27日(日) ss...7

***

愛してくれればよかった

そんな風に、いつか言えたなら
あたしはきっと、自由なんだ。

独り善がりにも聞こえるかもしれない

でも、それが今まで口に出来なかったのは
あなたの事をたくさんたくさん考えていたから

勝手なこと、言えるくらいになったあたしは
きっと 過去を断ち切れたんだ

あたしは 今 酷く自由

***

夢を魅させて

やさしさの詰まった 揺り籠

昔 あたしも其処に眠ってた

ゆったりと流れる時間は

まるで 未来の永遠

夢を魅させて

こんな毒だらけの世の中なら

あたしの様にならないように

その子を護ってみせる

強さを

やさしさを

その子自身が きちんと持っていると信じてる

あたしは その使い方を

その子に教えてあげるんだ

夢を魅させて

未だ 眠っていて

あたしが たくさん知っておくから

キミに 全てを教えてあげられるように

たくさん傷ついて

たくさん泣いて

たくさん喜んで

たくさん怒って

たくさん笑っておくから

キミと出逢う 其の日まで

夢を魅させて

あたしは きっと

何度だって立ち上がれる

キミを想ったら

キミを想えば

夢を魅させて

そうして

未だ見ぬキミは

あたしの力になってくれてるんだ

だから 必ず

キミが目覚めて

あたしと巡り会えた 其の時には

百万の味方になって

キミを護ってみせる

いつだって あたしは

キミの味方でいるから

夢を魅させて

未だ 目覚めぬキミ

此の先に 永遠の未来が待っているのなら

あたしは

キミを護るために

準備をして 待ってるから

夢を

魅させて

キミと出逢える 未来を

触れることが出来るであろう

其の 日を

***

人間に必要な成分以外に
自分には何かが欠落していると思った―

のは、小学生のとき。

自分の周りの人間は、其の場景に感情を顕わにしていた。

驚愕、恐怖、悲鳴、涙−−−

でも、俺は何も感じず、ただ無表情で佇んでいた。
選択出来る感情、すら浮かばなかったんだ。

校庭で飼育していた、兎の死体。

そこらじゅうを生き生きと走り回っていた、兎だ。

きっと誰も居なくなった夜に、野良犬か何かに襲われてしまったんだろう。


ああ、あの兎だ。


そう、ただ、見ているだけだった。
自分の周りや、その骸を見て、無機質に記憶していっただけだった。

俺だって、其の兎を可愛がっていた。

けれど、こんな自分の心理状態に気付いてしまった今、果たして俺は本当に兎に愛情という感情を抱いていたのか、疑問に思い始めた。

なぜだ。

すぐ横には、驚きと悲しみのあまり泣き崩れる女子。
無残な映像に恐怖し、目を覆い隠すクラスメイト。
泣いている生徒をなだめながら、青ざめた表情の教師。


なぜだ。

なぜ、俺は、どれでもない?

なぜ、俺は、何も出てこないんだ。

何も、感じないんだ?


命の重みを、感じることが、出来ない。
何かを、大切に想うことが、出来ない。


そう気付いた日から―

其の欠落した部分を補うように、ペルソナを創り上げた。


周りを見て、其れに似せて表情や声を作った。
そうすれば、俺は「そう感じている」と装える。

そうすれば、俺が欠陥人間だと、気付かれることは、無い。



***

HP仮開設・・・??出来た・・・か??爆
でも洒落にならん位未完成。爆

どこまで公開するのか分かりませんが、こっそり運営することにします。爆

知りたい方いらっしゃるようであれば、連絡くださいませ◎
いるかわかんないけど、そんな素敵な人ーーー!!爆

でーわーでーわ〜〜◎


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