天上天下唯我独尊

2021年01月07日(木) 新春大歌舞伎「風の谷のナウシカ」

友人に連れられて映画館でナウシカを観たのは、小学校高学年だったかそれとも中学生になってからだったか、もう記憶が曖昧である。
映画版は原作漫画の一部に過ぎないらしいが、これまで読んだ事が無い。
歌舞伎化されたものが映画館で配信されると知ったのが、1年ほど前。
観に行きたかったが、映画館も上映日も限られていて、前後編に分かれているとの事。
当時はいつ甥っ子の守りで呼び出されるかわからず、予定の立たない生活だったので、諦めたのであった。
それが正月の2日間にわたってNHK-BSで放送されると知り、録画したのを数日間かけて鑑賞した。
日本人なのに歌舞伎等の伝統芸能には関心が薄く、実はちゃんとした歌舞伎を観た経験が無い。
そんな私の初歌舞伎は、昨年WOWOWで放送された「スーパー歌舞伎ワンピース」。折角なので一応最後まで観た。
歌舞伎の事はさっぱりわからないが、これは歌舞伎じゃなくて歌舞伎風ミュージカルだよね……?と思った。
それと比べれば、ナウシカは格段に歌舞伎っぽかった。これが本物の歌舞伎か……!と勘違いしかけたほど。
何が違うんだろう……と呟くと、主人がこう言った。
「両者の違いは、作り手の真面目さだろうね。
 ワンピースは、ありゃ歌舞伎に対する冒瀆だろ」
そ、そこまで言わなくても。

ナウシカの良かった所は、
・台詞回しがいちいち古語風
・お囃子
・舞い
これらのお蔭で、私のような初心者でも歌舞伎鑑賞をしたような気分を味わわせてくれた。
おっこれはと思った役者は2人。1人は墓の人、もう1人は皇弟。
皇弟役は近藤サトに不倫略奪されたものの2年で捨てられた三津五郎の息子らしい。てっきりもっとベテランの年寄りかと思っていた。
父ちゃんは時代劇の武士役で見たけど、ちゃんとナンバで歩いていて流石歌舞伎役者と関心したんだよな。母ちゃんは元宝塚らしいし、目を引くのは芸事の血筋だからなのか。
役者を知ればもっと歌舞伎が面白くなるのだろうが、やめとけそっちは沼だしかも金がかかるぞと知らせる声がするので、深入りしないでおこう。


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