そろそろかなーと思っていたら、今年も来た! 妹から、温泉旅行のお誘い〜♪ 今年はどこに行こう?と言われて、取り敢えず福島はやめとこうぜと答えたら、異様にウケる妹。 相変わらずひとでな姉妹である。
福島を愛する県民には悪いが、客観的に見て、福島は危ないだろう。 災害復興応援と言われても、福島に行く気は無いし、福島産の食べ物は食べたくない。 福島の隣県産でさえ敬遠してしまうのに。 無料でもお断りしたいのが、正直な気持ちである。 「口に入るものは人を汚さず、されど口より出づるものは、これ人を汚すなり」 とイエスは言ったそうだが、信者ではない私としては「病は口より入り」を支持したい。 確かに福島の農家は気の毒だが、福島産解禁には私は大反対だ。 混ぜ物になったら、安全な物すら信じられなくなる。 どうしてもと言うなら、福島県内で消費するか、福島応援キャンペーンを支持するTV局や政治関係の人間が、進んで食べれば宜しい。 他の国民を巻き込むな。 学校給食に出す前に、国会やTV局の食堂で消費しろ。
| 2011年05月30日(月) |
映画「オーケストラ!」 |
マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を破って、パリでオープニングNo.1を記録したという、2009年のフランス映画。 フランスものが肌に合わないのは学習済みだが、主人が観たいと言うので、わうわうを録画しておいて、休日に一緒に鑑賞した。
ボリショイ劇場の清掃員として働く嘗ての名指揮者が、ボリショイ交響楽団を名乗って演奏旅行に出掛けるべく、昔のオケ仲間を集めるというお話。 役者はちゃんとロシア語とフランス語を喋っているし、現地語じゃなくて何でも英語で済ませてしまうアメリカ映画と違って、母国語を大事にするフランス人は他国語にも敬意を払うのかと一寸感動した。 その姿勢は大変評価するが、肝心のストーリーは、音楽をやっていた者として、それはあり得ないでしょ……と激しく突っ込みを入れたい。 そのあり得なさと言ったら、「のだめカンタービレ」の比ではない。 その点に目を瞑りさえすれば、感動的で楽しい映画だった。私の好きな小ネタ系もあるし。 主人に言わせれば、 「指揮者の棒がなあ……もっとちゃんと指揮の指導を受けて欲しかった。『のだめ』の千秋の方がずっと上手」 だそうで。 千秋先輩役の玉木宏君は、ちゃんと指揮のレッスンも受けたそうで、回を追う毎に見られるようになっていたもんな。 それでも、主人も「面白かった!」そうである。
クラシックが好きな人にも、そうでない人にも楽しめる映画だと思う。 但し、虚構を虚構として楽しめない人には向かない。 「のだめ」程度で、音楽を馬鹿にしとる怪しからんなどとキーキー怒るような人にはお薦めしない。
一寸ムカついた話。
もう2箇月以上も前の話だけれど、エンピツではなくブログで震災について書いた。 被災地以外の人が被災者が可哀相と言って、思いを寄せ過ぎて体調を崩さないで欲しいという事を簡潔に書いたら 「ショック。そんな事を言うなんて信じられない。好きで体調を崩している訳じゃないのに」 と言った人がいた。 私のブログにコメントを寄せた訳ではなく、その人はその人のブログで書いているのだが、明らかに私の事を指している。 (省くが、様々な理由から断定出来る。決して私の被害妄想ではない) 自分のブログなのだから、その人が自分のブログでそう吐き出すのも自由だけれど、 「くよくよするのはそういう性格なんだから仕方無いでしょ」 みたいな事を続けていて、こっちが驚いた。 性格だから仕方無い? 先のADHDの話にも通じるが、それは開き直っちゃ駄目でしょう。努力はしようよ。 「信じられない」とか言われてもね、こっちが信じられないよ。 簡潔に書いたから冷たいだの何だの言われてもね、同じ内容の事は専門家も言っていたんですが。 精神的に弱い人を傷付けるつもりで書いた訳じゃないし、それで勝手に傷付かれても。 あーハイハイ、被災者に心を寄せられる私って繊細なのよアピールですか? と意地悪のひとつも言いたくなるってもんだ。 ったく、めんどくせー奴だな!と思った事であった。
どっちのブログも見ている人にはわかってしまうのに、私には直接言わずに陰でコソコソ悪口を言うなんて卑怯だろうが。 文句あるなら直接言えよ!とは思ったが、こちらから乗り込むのもどうかと思ったので、こちらもこちらで直接は言わずに、本性丸出しのウェブ日記で吐き出させて貰った。 その記事が消えた今となってはどうでもいい話なのだけれど、余所行きの顔をしているブログには書けないし、私は私でムッとしたので。
震災の被災者に対して、義捐金の給付が始まったらしい。 役所の担当者が、コンピューターで口座入金の手続きをしながら、 「緊張しますね。かなりの金額になりますし、口座番号を間違えないように慎重になります」 と取材を受けていた。 全部合わせると、何億円というお金になるらしい。 一緒にTVのニュースでその様子を見ていた主人に、 「そりゃ緊張するわね。億じゃ間違えられないもんな」 と言ったら、ふとこんな事を訊いて来た。 「うちの銀行口座に間違って7億円とか入っていたら、シオンならどうする?」 私は即答した。
「返してって言われないうちに、全額引き出す!」
「……」 反応が無いので、ん?と主人の顔を見ると、露骨にドン引きの表情をしていた。 「え、じゃあ貴方ならどうするの」 「返すよ。だって、受け取る謂れの無いお金だろ。どうせすぐ向こうも気が付くよ。勝手に遣ったら犯罪だろうよ」 犯罪なのか。 でもそれって、振り込んだ相手の落ち度では……あーでも錯誤だから無効を主張されたら? みずほ銀行のジェイコム株の場合、錯誤による無効の主張は認められなかったが、あれはみずほの過失というより、システム上の理由だったような。 売買ではなく譲渡の場合、錯誤の主張は更に認められ易いのか。 そしてこちら側は、大金を受け取る理由が無い。普通はおかしいと思うから、その時点で善意の人間ではなくなってしまう。 やはり犯罪になる公算が高いのか? と主人に訊いてみたが、そんなん知らん、法律家じゃないんだからと言う。 どうしたら穏便に謎の大金を手に出来るのかという課題に私の思考が移行しつつあった時、主人の一言で我に返った。
「今、このままシオンとの生活を続ける事について、かなり本気で考えたよ……」
離婚が頭を過ぎったという事ですか。 「や、やだなあ!! 冗談だよ、冗談に決まってるじゃん、7億猫糞して海外逃亡なんて!」 と慌てて口にしてみたが、あんまり冗談だったとは受け取って貰えなかったようである。
白か黒か。 ゼロか最大か。 兎に角私には加減というものが無いと主人は言う。 今日も夕食時に「ご飯は少なめでいい」と要望されたので、言われた通り少なめに盛ったら、 「少な過ぎだろ。シオンは中庸と言う言葉を知らないのか。何故いつも1か100なんだ?」 と言われた。 文句があるなら自分で盛れやと一寸ムッとしたので、言い返してみた。 「だって私、デジタル人間だから! 0と1しか無いの。貴方はアナログ人間だよね★」 「そういう問題じゃないから。全くもう……」 更にムッとしたので、また言い返してみた。
「ほら私、ADHDだから!」
それからも、主人に何か言われると、ADHDを言い訳にしたので、とうとう主人も嫌になったらしい。 ADHD禁止令が出た。 でも私は、禁止令なんて無視するけれどね。 だってADHDだから。
でも自分でも思った。 言い訳イクナイ。 ADHDだから仕方が無い、障害者だから仕方が無い? 仕方無くないよ! 障害を免罪符にするのは、刑法39条のキチガイ無罪と同じ。 撤廃すべきだろう。 障害もキチガイも不幸だ。 それを理由に虐げられるのはあってはならないが、それを盾に過剰な保護を世間に求めるのは間違いだと思う。 仮令障害があっても、それを補って周囲に迷惑をかけないように努力して生きないと。
なので私は世間に迷惑をかけないように、なるべくおうちの中にいようっと。 おうち大好き♪
ワタミグループの渡邉美樹が、陸前高田市の参与に就任したとか。 この人は実業家だが、都知事選に出てみたりと、政治もやりたいようだ。 商売人は政治に口を出すなとは言わないが、基本的に商売人は金のために動くものだ。 政治を自分の金儲けに使いやしないかと、それが心配である。 正しい政治理念の持ち主ならいいのだが、ワイドショーのコメンテーターとしての発言を見る限り、私はどうもこの人の考え方は好きではない。 陸前高田の市長は若いし、復興に際して外部の新しい意見を取り入れようという試みは良いのだが、いいように利用されたりしないかというのは、杞憂だろうか。 陸前高田の飲食店が全部ワタミ傘下になったりしたら嫌だなあと一寸思った。 遠いので多分行く事もないのだけれど。
本日の「世界仰天ニュース」は、子供の頃から変な子と言われ続けた片付けられない女の話だった。 結局それらの異常行動は脳機能障害によるもので、大人になってからADHD(注意欠陥・多動性障害)とアスペルガー症候群の診断が下された。 今の日本なら、それらの障害の認知度も上がっているし、早期に判って手を打てそうなものだが、30〜40年前は全て親の躾と本人の努力が足りないと言われていたのだ。 本人にとっても周囲にとっても、気の毒な話ではある。
この女性の半生を見ていたら、私と重なる部分が多かった。 ・興味のある授業には集中するが、そうでないものにはついて行けない ・忘れ物が多い ・整理整頓が出来ない ・変わった子、協調性が無いと言われる ・じっとしていられない ・普通の女の子が興味を持たない人体に興味津々 ・友達が少なくてコミュ障 などなど。 大人になって仏様のような伴侶に恵まれるところまで一緒だ。 でも私は、人の話を聞いていないようで実は聞いていたし(教師にしてみれば嫌な子供だったろう。窓の外を見てぼんやりしているからわざと指名してみたら、ちゃんと正解を口にするのだから)、手先は器用だし、水の感覚も大きな音も平気だし、この人とは違うよね! と主人に言ったら、彼は平然と言ってのけた。
「いやいや、シオンはどう見ても多動症でしょ」
ぽかーん。 そ、そうなの……!? 「えっ私って多動児なの?」 「もう『児』じゃないけれど、その気はあるよね」 ガーンとショックを受けている私に、主人は 「でもシオンはシオンだから。何も変わらないよ」 とフォローなのかもわからない言葉を投げた。 なので早速ネットで探し、ADHD自己診断なるものをやってみた。 35問中25問以上に該当したらADHDだというテストで、いきなり30点。 驚異の高得点である。 「いやいや、一寸落ち着きなよ。お風呂に入って、その後でもう一度やってご覧」 と主人に言われ、ひとっ風呂浴びて再挑戦。今度は主人にも訊きながらやってみたら、ギリギリ24点だった。 しかしこれは、殆どボーダーラインであろう。 「まあでも、大抵はそんなもんなんじゃないの」 と主人が、今度は本当のフォローを入れてくれたので、主人に同じテストをしてみたら、15点だった。 彼は極めてまともな人間らしい。 「シオンと10点しか違わないよ。大丈夫だって」 と言うので、全35問のテストで25点以上がアウトだと告げると、 「えっそうなの? 100問中の10点差なら大したこと無いけれど、35問じゃあ大分違うな!」 と前言を翻していた。フォロー台無しである。 「私、病院に行った方がいいの?」 と主人に訊くと、別に診断されたからって何が変わる訳でもないけれど、シオンがそうしたかったら言ったらいいよと言われた。 面と向かって貴女はADHDですと言われるのもショックだし、行かない事にした。 注意欠陥&他動性「障害」と診断が付いたところで、障害者手帳や年金などの特典を貰える訳でもないしね!
本日最も衝撃的だったニュース。 何気なくチャンネルを変えたNHKのBSアジアニュースにて。 その後ネットで探してみたものの、もしかしたら台湾のサイトには載っているのかも知れないが、残念ながら私にはソースを見付ける事は出来なかったため、ソースは私の記憶だ。
台湾のとある女性が、自分の貴金属・宝飾品(ニュース内では「ゴールド・ジュエリー」と言っていた)を、盗難防止のためにピーマンと一緒にビニール袋に入れて冷凍庫に仕舞っておいたら、夫がそれを生ごみと間違って捨ててしまったのでさあ大変。 台湾では生ごみは養豚場に送られて豚の餌になるらしい。 養豚場スタッフは3日かけて調べているが、女性の宝飾品はまだ出て来ていないという。
台湾では生ごみは養豚場行きというのは、初めて知った。 エコといえばエコなのかも知れないが、事前に分別とかしないのか。 もしかしてビニールもそのまんま豚に食わせるのか、と想像して、気持ち悪くなった。 しかし3日探しても見付からないと言う事は、既に豚の腹の中なのか、糞の中なのか、或いはスタッフの誰かがこっそり……と考えてしまった。 以前、日本の防犯特集番組でも、泥棒に入られたとしても見付からないために、小さいビニール袋に入れた貴金属をお茶缶のお茶っ葉の中に隠しておくという技が紹介されていてた。 本人も隠し場所や、下手をしたら隠した事自体忘れてしまいそうな危険な技だな……と当時も思ったが、こんな危険までが潜んでいたとは。 敵を欺くにはまず味方からとは言うが、夫、欺かれ過ぎ。 間違って捨てないでね、と妻が言う前に捨てられてしまったのか。まめな夫である。 日本では男子厨房に入るべからずと言うが、中国の男性は結構日常的に料理をするらしいから、台湾の男性もそうなのだろう。 この女性は旅行に出掛ける予定だったそうで、出発前にこの方法を実践したようだが、旅行はどうなったのだろう。 養豚場で気が狂ったようにスタッフに喚いていた彼女を見たら、やはり旅行どころではないようだった。
せめて、生ごみと間違われる食品ではなく、お茶缶の中だったら捨てられる事も無かったのに……と思っていたら、それは私だけではなかったようで、NHKのアジアニュースを紹介する役の日本人女性が、 「貴重品は、ピーマンと一緒にしておかない方がいいと思いますよ」 とにっこり笑ってニュースコーナーを閉めていた。
おしどり夫婦って何だろう。 喧嘩ばっかりしていても、ちっとも別れない夫婦もいれば、仲良しに思われていたのに離婚する夫婦もいる。 うちはよく「仲良しだね」と言われるが、おしどりかどうかは微妙だと思っている。 でも少なくとも険悪ではないかな。
小林聡美と三谷幸喜が離婚した。 結婚期間は16年だったそうで。 「これといったはっきりした理由は無い」と本人達は言うが、理由が無くて離婚などしない筈。 早い話、好きじゃなくなったから離婚するので、どちらかがうんざりしたのだろうと思われる。 何年か前に小林聡美のエッセイを雑誌で読んだが、一緒に旅行する予定だったのが、直前になって夫が行きたくないと言い出したので、あっそうと1人で飛行機に乗ったという話が書かれていた。 キャンセルの理由は、仕事でも葬式でもなく、「行きたくない」というだけだったそうで、随分な亭主だなあという感想を持ったものである。 それで臍を曲げるでも喧嘩するでもなく、淡々と1人で予定通りに行動する妻にも驚いた。心が広いというか、なんと言うか。 今思えば、夫に対して諦観していたのだろうな。 そんな事が十数年も続き、「この夫、要らないんじゃ……」という結論に至ったのではと、下種は勘繰ってみた。 「おしどり夫婦が離婚」と報道され、2人の事をよく知らない一般人も吃驚したが、やはり夫婦の事は外からではわからないものだと思った。
伝え聞いた話によれば、夫だった三谷幸喜は、妻を驚かせようとパンツ一丁で玄関前(当然内側だろう)で帰宅を待ち構えていた事もあるとか。 パン一で30分も待っていたりはしないけれど、似たような事は私もあると思い当たった。 押入れの中やカーテンの陰に隠れたり、床に倒れて死んだ振りとか時々やって、主人にスルーされる。 仰向けだとぷくくと震えてしまって死んだ振りにならないので、俯伏せに倒れているのだが、そうすると背中を踏まれて「ぐええ」と声が出てしまう。 「あ、生きてる生きてる。さ、ご飯にしようね」 「違うよ! 今のは死後硬直で中の空気が」 「死体が喋ったー」 という有様で、奥さんが倒れていてもちっとも心配してくれない。 うちの主人はこうして遊んでくれるのだが、パン一で待っていても奥さんにスルーされたとしたら、三谷幸喜は相当寂しい思いをしたのではないだろうか、と一寸思った。 でも、旅行をドタキャンされた奥さんも相当寂しかったと思うから、その辺はおあいこか。
被災地で、石原軍団がボランティアで炊き出しとか、芸能人が慰問とか、そういうニュースを聞くと、「ケッ、売名か」と思う人もいるのだろうが、私は素直に「偉いなあ」と思う。 だって自分なら、しないから。 売名行為だとしても、事務所の命令だとしても、泊まり込みでボランティア活動をするとか、知らない人に声を掛けられてにこにこして握手に応じるなんて、凄いよ。 自分には出来ない事を出来る人というのは、やはり凄いと思う。 私なんて、労働力も資金も提供していないし、そのつもりもないもの。 一般人対象のボランティア・ツアーなんてのもあるらしい。 お金出してタダ働きしに行くって、どんなマゾだよとも思うが、そういう気持ちを持っているというのは素晴らしい事なのだろう。
皇族にしても同じだ。 陛下にしても殿下にしても、頭が下がる。 避難所の床に膝を付いて、知らない人のお話を聞いて、うんうん頷くなんて、コミュ障気味の私にはとても無理……。 今上陛下と皇太子殿下・秋篠宮殿下は、生まれながらにそういう教育を受けて来たのだろうけれど、途中から天皇家に入った事を考えると、皇后陛下と妃殿下達は更に凄いという事になる。 私は天皇家に生まれなくて、そして嫁がなくて良かったー!と心底思う。 いつでも感情を表さず、静かに微笑を湛えていると言うのは、これはなかなか出来ない事だろう。罰ゲームであっても無理だ。 以前にも書いたが、真冬の国体開会式の猛吹雪の中でさえ、それを崩さなかった秋篠宮殿下御夫妻は超人である。 地元民でさえ余りの寒さに首を竦めて顔が固まってしまうというのに、お帽子に雪がこんもりと積もっても吹雪が顔を直撃しても微笑している東京人なんて、普通に考えてあり得ない。 うちの主人はご夫妻を肉眼で拝見した事があるのだが、 「オーラが凄い」 と言っていた。 そんなもん見えない私にはさっぱり判らないのだが、普通の人とは全く違うのだそうだ。 「天皇万歳とかそういう思想は全然無いけれど、あれは凄かった。やっぱり違うんだね、天皇家の人って。子供の頃からそういう教育を受けて来た人達の、覚悟みたいなものを感じたよ。凄いよ」 と、ただ「凄い」を繰り返していた。 秋篠宮殿下がそうなのだから、皇太子殿下も、そして今上陛下は、もっと凄いんだろうな。
震災後、あれだけガラガラだったスーパーの棚は今、殆ど品揃えが元に戻っている。 先日まで売っていなくて困ったリケンのノンオイル青じそドレッシングがやっと手に入って、そう感じた。 でも一寸残念な事も。 いつもの牛乳が入荷出来なくて、他から仕入れたらしい美味しい低音殺菌牛乳があったのに、元に戻ったせいでもう売られていない……。
うちは地震の被害だけで済んだが、津波の被災地はTVで見る以上に酷かったという。 現地入りした人から聞いたところによると、惨状を目にして本当に言葉を失ったらしい。 津波から数日後に、テレビ朝日の渡辺と言うベテランのアナウンサーが、現地からの中継レポートの最中に泣いてしまっていたが、大の男がそうなっても無理もないほどの状況だったのだろう。 そんな被災地には支援が寄せられ、今では豊富に物があるらしく、最近行った人によると、こっちよりもよっぽど豊かなのだとか。 何でもあると言う。家以外は。
知り合いの同僚が、被災地の同業者に仕事道具を差し入れに持って行った際、 「出来る限りのお手伝いはします。他に何か欲しい物はありますか」 と申し出たら、相手はなんと、 「今貰ったような物は何とかなるんですけれどね。アレとアレが欲しいので、あったら下さい」 と図々しくも抜かしたのだそうだ……人としてどうなの。 同僚は当然ムッとして、 「ハァ? 知るかよ。そんなもん、うちにだって無えよ」 と言い捨てて帰って来たという。 その相手と言うのは、以前から香ばしい評判の人だったので、さもありなんというところだったらしいが、それにつけても言い返した同僚はよくやったと思う。 知り合いの同僚というのも、結構人に嫌われるタイプらしい。(しかし本人に自覚無し) 毒をもって毒を制す。彼を派遣した人はそこまで見越していたとしたら、なかなかの切れ者かと思う。 そんな事言われてまでそこに支援する必要があるのかとも思うが、そこの所長(図々しい奴の直属の上司)は昔知り合いがお世話になった人だそうで、 「あの人(所長)は助けたいが、あいつ(図々しい奴)の手柄になるのは嫌」 というジレンマに苛まれているようである。
TVでは流石に流さないような非常にムカつく被災者の話をネットで見かける事があるが、非常識な人間はそれだけで目立つため、それが恰も被災者全てであるように思われるのは、遺憾である。
宝籤が当たった時の物欲リスト。
・ラフォンの眼鏡 「クリミナル・マインド」のガルシアが掛けているような、緑のお洒落な飾り縁の。 ・冷蔵庫 まだ動くが音が煩い、そして暑い。 ・車 宝籤が当たらなくても、そろそろ買い換えないと。普通の国産のでいいです。 ・ドライブレコーダー 宝籤が当たらなくても、車と一緒に付けるつもり。主人は持ち運びナビが欲しいらしいが、んなもん携帯電話で充分。身を守るためにはこっちの方が必要だと、私は主張する。 ・マリメッコのマグカップ 或いはウェッジウッドの野苺カップ 普通に買えるけれど贅沢品だから。壊れたら買い直すのも悔しいし。 ・デジタルカメラ 薄型で画素数の多い物が欲しい。ずっと前に主人が買ってくれたのは、厚くて重くて、当時でも一寸がっかりした。調べた上で良い物を買ったと本人は言うが、私が欲しかったのはこれじゃない。 ・ ・
考えてみても、これぐらいしか思い浮かばなかった。 そりゃ勿論、美味しい物を食べたり旅行をしたり(勿論安宿ではなく一流どころに宿泊で)と、豪遊はしてみたい。 でも、欲しい「物」で限定すると、案外思い付かないものだと思った。 少し前なら、化粧品が欲しいとかお洋服が欲しいとか着物や帯が欲しいとかスポーツジムに通いたいとか思ったかも知れないが、
ド田舎暮らしだとそんな物の出番は無い。
今までだって決して都会暮らしではなかったが、ここまで酷くなかったもの。 それで思い出したが、以前住んでいた土地に家は欲しかったかなあと思う。 昨年までは良さそうなマンションが売りに出ていたのだが、結局買わなかった(買えなかった)し。 買ったところで今すぐ住める訳でもないし、福島原発の状況によってはもっと遠い所に逃げなきゃならなくなるだろうし。 福島原発で思い出した。 本当は宝籤で、海外に逃げたかったんだわ〜。 でも私、英語出来ないし、英語を喋られる主人は行かないと頑なだし、結構本気で困っているのだ。
まあ宝籤が当たってから困れよって話だけれどさ。
私は猫舌だ。 熱々のラーメンが食べられずに氷を投入する私を、主人は信じられないと言う。 「熱い物は熱い内に」と言って、口中に火傷を負いながら食べる主人の方が、私には信じられないのだが。
そのように熱い物が苦手な私が、とんでもないミスをしでかした。 一夜越しのお湯で淹れた即席カフェラテが温すぎたので、レンジで温めたのだ。 ずずっと一口啜ったら、温め過ぎたようで、ギャーとなった。 唯でさえ猫舌なのに、普通の人でもこれは無理だろって熱さだった。 いつもならちゃんと確認してから啜るのに、TVに見入っていて確認もせずにいきなり口に入れてしまったのだ。 舌なので、火傷の万能薬・馬油も塗れない……。 水を飲んで、1日中氷を舐めているしかなかった。
普通の火傷なら2日程度で治るのに、今回は5日以上経ってもまだ僅かな痺れと痛みが残る。 やはり、相当酷い火傷だったのだ。 一生このままだったらどうしよう……。
| 2011年05月18日(水) |
小説「陰摩羅鬼の瑕」 |
京極堂シリーズを読むのは、実に10年振りか。 あの頃は嵌まって読んでいたけれど、あれだけ夢中になった割には、余り内容を覚えていない。 しかし今更読み直すのもしんどい。 そもそも借りて読んだので、手許に無いし。
で、シリーズ7作目(8作目とは言うが、「塗仏の宴」は、支度と始末合わせて1つと数えて良いだろう)を読んだ。 今回は買った。古本屋で。 1作目からお馴染みのメンバーは判るのだが、ちょい役程度の登場人物は、どちら様でしたっけ状態である。 それでも何とか話には付いて行けた。 しかしこの人の話は、要らない描写が無駄に多い。 もっとシンプルに描けないのかね。 1作目「姑獲鳥の夏」は、普通に書いていたのに、2作目からは、1つの文章が頁を跨がないように文字数を調整しているのだ。 無駄な単語の繰り返しは、そのせいなのだろうが、読み手にとってそんな物はどうでもいい。 この作者、偏執狂の気があるのだろう。憶測だが。 肝心の話は、まあ面白かった。 しかし関口君にはがっかりを通り越して、腹立たしい。 本当に役に立たないな、この人は……。 盲の探偵と合わせたって、1人前にもなりはしないではないか。精々0.8人前である。 尤も、関口や探偵が役に立っていたら、事件が成り立たない訳だが。
自他共に人でなしと認める私だが、そんな私ですら人でなしだと思った話。
部活の最中に被災し、ただ1人生き残った生徒がいた。 津波に遭って建物に押し潰され、身動きが取れなかったその子は助けが来るまで、友達の死体の上で過ごしたそうだ。
大人でも普通にきつい経験だ。 思い出したくないだろう。 本人も語りたがらないし、こういう時は、無理に話させたり思い出させたりしてはいけないと、その道のプロも言っていた。 それなのに、しつこく話を聞きたがる連中が。 マスコミである。 そりゃこういう刺激的な話は、ネタとして欲しいだろう。 しかし本人の気持ちを考えたら、話を聞かせて欲しいなんて言えるか? 何度断っても彼等はしつこくやって来る。 流石に授業中に学校内に入っては来ないが、主に部活の時にしつこく訊かれるらしい。 余りにしつこいので、隣町に練習場所を変えたが、それでもどこからか嗅ぎ付けてやって来るのだそうだ。
この話を聞いて、流石の私も怒り心頭である。 人でなしの私が認定してやる。 こいつ等は更に人でなしだ。 これは、学校から正式に新聞社に抗議を申し入れてもいいレベルだろう。 人の心の傷を抉るような真似をするなんて、人間として最低だ。
時間はかかるだろうが、この子が辛い経験を乗り越える事が出来るようにと願わざるを得ない。
買っちゃった♪
えへへへ! 欲しかったのー♪ ずーっと前に上京した時、東京見物で叔母にNHK放送センターに連れて行って貰った事がある。 その時土産物屋で見掛けたのが、大河ドラマ主題曲集だったか、時代劇主題曲集だったか忘れたが、そんな感じのCDであった。 うお! すげー欲しい! しかし当時の私は貧乏人。 いや今でも金持ちではないが、1円でも出し惜しみする人間だったので、とっても欲しかったのに買わなかったのだ。
馬鹿だよなー。 買えば良かったのに。 その後インターネットの時代になって、色々と探してみたが、同じ物は入手不可らしかった。 後悔しながらも月日は過ぎ、最近になって新しいのが出たと知った。 それがこれである。 当然すぐに注文した。 主人の職場経由で買ったのだが、取り纏め役の人がこれを見て言ったそうな。 「随分渋いですね〜」 そ、そうなのか……。
届いてすぐに開封した。 横から覗き込んだ主人は、作曲者名を見て、 「錚々たるメンバーだな……」 と。 冨田勲、芥川也寸志、武満徹、間宮芳生、三善晃、山本直純、池辺晋一郎、坂田晃一、三枝成彰など、私でさえ見た事のある名前がずらりと並んでいる。(宇崎竜童と谷村新司も入っているが) 一通り聴いてみて、最初の方の曲は知らないのも多いけれど、「赤穂浪士」は年末になると討ち入り関連の番組でBGMに流すので、聞き覚えはある。 最近の大河は見ていないけれど、実家にいた頃はちよこちょこと見ていたし、懐かしい曲もある。 こうして聴いてみると、1番いいなあと思うのは「いのち」だろうか。 心を掴まれる。 でも何かと似ている……「おしん」かっ。 調べてみたら、あれも坂田さんの曲だった。 そう言えば当事も似ていると思った記憶が甦った。 三田佳子主演だったっけ。医療関係の話だったような。 肝心のストーリーは全く知らない。私は観ていなかったのだ。 でもこのドラマが好きで好きで、その後医療関係に進んだ同級生がいたなあ。 ドラマとして面白かったのは「葵〜徳川三代〜」。ジェームス三木は凄いわ。人間としては兎も角、脚本家としては。 でも、テーマ曲とドラマが私の中で1番強く結びついているのは「独眼竜政宗」。 曲を聴いただけで、1番強烈だった場面が甦った。 政宗が、母親に毒を盛られるのだ。 「母上……!」 「お前の好物であろう」 と母親は無表情で静かに言う。滂沱たる涙で。 観ているこっちも滂沱。岩下志麻凄いと思った。 あ、そう言えばこれもジェームス作品だったか。 あれは名作だわ。また観たいな。
| 2011年05月15日(日) |
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」 |
人気のライトノベル(ラノベ)が原作のアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」とそれに続く映画「涼宮ハルヒの消失」を観た。 ただの学園青春ものかと思ったら、実はSFだったので、主人も一緒に楽しんでいた。 しかしこのアニメ、時間配分が……無理に28話に広げる必要はあったのだろうか。 長門がただ座って本を読んでいるだけの場面は進展が無い事に途中で気付いて早送りしたし、「エンドレスエイト」なんかは途中飛ばしながら観た。 尤も主人は 「これは新しい手法だな。同じ繰り返しのようでいて微妙に違っているし、案外凝っているんじゃないのか」 などと感心していたが、イラチの私には受け入れられなかった。 まあでも、全体的に悪くなかったかなと思う。 少なくとも、途中でつまらなくなって纏めて消去などという事にはならなかったのだから。 映画「消失」も結構面白かった。 でもキョンの行動は理解出来ない。 私だったら、ハルヒのいない世界で、さっさと朝比奈さんに告白して付き合う道を選ぶけれど、最初に変態扱いされてしまっては(あの場面では大笑いした)難しいかも知れない。 結局こいつはハルヒを好きなのか? そこからして理解出来ない。 登場人物の中で、私はハルヒを1番好きではないのだと思う。 あの大上段に構えた態度ときつい性格と声が苦手かも。 声。 声は声優さんが発しているわけだが、耳に突き刺さる感じがするのだ。 発音はいいのに、何故か聞き取り難い。私の可聴範囲を超えた周波数なのだろうか。
でも、よく考えると、私が苦手とするその属性達は、私も持ち合わせているのだ。 だから嫌いなのか! どうせなら、神属性が同じなら良かったのに。 私がその能力を持っていたら、もう少し有効に使って、世の中を良く出来ると思うのだけれど。 今なら確実に原発問題を収束させるのに使うよ……。
福島第一原発で、また爆発が起きた。 前回の水蒸気爆発なんてもんじゃない。かなり大きい。 大量の放射性物質が、広範囲に亘って撒き散らされたため、避難区域と屋内退避区域が一気に拡大された。 私の住んでいる所も例外ではなく、屋内退避勧告が出された。 しかし食べ物は残り少なく、買い物にも行けない。 外に出られないので、逃げようも無い。 「だから言ったのに! メルトダウンの時点で、仕事なんて辞めていいから早く外国に逃げようって言ったじゃない、あの時に逃げてりゃ良かったのに!」 と噛み付く私に、 「まあでも起きちゃったもんは仕方ないよね」 といつも通りの主人。 そんな他人事な態度に、火に油を注がれて、益々怒り心頭な私。 何故、何故この人は私の言う事を聞かないのだ。 あの時私に従っていれば助かったのに。 私まで巻き込まれる事はなかったのに。
という夢だった。 嗚呼もう気分は最悪。 取り敢えず、実現しないように主人には喋っておいた。 頼むから、逆夢であってくれよ……!
福島原発でメルトダウンが起きていたという話、東電も政府も本当はずっと前から知っていたのではないかと思った。 これは国民に対する重大な裏切りだ、隠さずに全てを公表しろ!という人もいるけれど、もし震災直後に発表していたら、日本は大混乱に陥っていただろう。 買い占めどころの騒ぎじゃない。 だから、敢えて知らない振りをして発表しなかったのなら、それはそれで仕方の無い事なのかな、と思った。
基本的に、隠蔽は良くない、情報公開が大切だとは私も思うのだけれど、世間がある程度落ち着いてからの公表は、今回ばかりは正解だった気がする。 でも、避難地域はあれだけでいいのだろうか。 未だ県内に残って、砂遊びが出来ないとか、校庭での授業が出来ないとかで、このままでいいのかどうか不安という父兄がいるが、うじうじ悩んでいる暇があったら、とっとと引っ越せばいいのにと思う。 本当に子供の事が心配なら、せめて子供だけでも県外に退避させた方がいいのでは。 あっでもそうしたら、転校先で「放射能がうつるぞー」って苛められるんだっけか。 でも後で健康被害で苦しむよりはいいと思うんだけれどね。 転入前に放射線検査を受けて、汚染されていません!と胸を張ったらいいと思うよ。
最近何故か思い出す風景がある。 夏の終わりか秋の初めの、よく晴れた日。 煉瓦色の広い駐車場の中に、他の車は殆ど無い。 車から降りて、林を抜けて、海を見た。 両側には土地がせり出していて、海は狭かった。
あれはどこだったのか。 気になって、主人に訊いてみた。 「ああ、あそこか。一緒に行ったよね」 主人が口にしたのは、津波の被災地だった。 「そこには泊まらなかったけれど、近くに有名なホテルがあって、駐車場の隣が道の駅だったろ」 主人は道の駅が大好きだ。 じゃあ道の駅に寄る序でに、林に立ち寄ったのか。 駐車場から海に向かって右手に道の駅があったかと訊くと、確かそうだと答えが返って来た。
防風林の木は、全て流されたという。 知り合いも、そこで流された。
私達が見たあの景色は、もう無いのだ。 そう思うと、なんかしょんぼりした。
そろそろ美容院に行こうかなーと思っていたところに震災が起こったのが3月。 地震の影響で停電の間は兎も角、電気が通って暫くしても、ずっと店にはシャッターが下りたままだった。 店舗内の片付けが大変なのだろうか、割といい店だからまたここに頼もうと思っていたが、営業していないのなら仕方ない。 余所の店に行ってみるかと思ったが、近隣の店は示し合わせたように、全て閉まっていた。協定でもあるのか。 昨年この地に引っ越して最初に行った店は、看板が外されていた。 地震で落ちたのかと思っていたが、2週間後、そこには老人介護関係の看板が……単に潰れただけか。 潰れても仕方が無いくらいの店だったからなあ。 老人率が高い田舎なので、デイケアやら補聴器やら、老人関連の店は矢鱈多い。 客の来ない美容院より、老人相手の商売の方が、まだなんぼかましだろう。
開店を待っていた美容院は、さっぱり開店の気配が無く、ある日シャッターに貼り紙を発見した。 読んでみると、それは店舗移転のお知らせであった。 折角徒歩圏内に良さそうなお店があると思ったのに、移転とな! 「どこそこ跡地に移ります」と書いてあったが、その「どこそこ」が余所者の私には判らない。 仕方が無いのでネットで調べてみた。 こんな田舎の情報なのに、ちゃんとあった。ネット凄い。そして怖い。 どこそことは、以前に潰れたお店らしい。 幸い、そこも徒歩圏内であった。これなら今後も通える。 更に探してみたら、お店のスタッフによる情報サイトもあった。 5月から新店舗で営業開始とあるので、営業開始日に早速電話して、予約を入れた。
朝9時半かー早いなと思って行ってみたら、既に客が何人もいて驚いた。 震災前には殆ど貸切だったのに。 美容師と客の会話に耳を傾けてみると、殆どが震災関連だった。 私は古参客ではないし、散髪の間も雑誌や本を読んでいるので会話する事も無いのだが、流石に「地震どうでしたか」と訊かれ、少し会話を交わした。 その中で、前の店は店舗内は大体無事だったが、テナントで入っていた建物がもう駄目で、建て直すのだそうで。 そら出て行かざるを得ないか……新店舗も美容院として使えるように内装しなきゃならないしで、引越しも大変だったようだ。 それで2箇月近くかかった訳か。 しかもその間、出費はあるのに収入が無いのだ。 商売するって大変だなあと、改めて思った。
で、今回、数年振りに髪の毛を染めて貰った。 以前染めて貰ったお店では、染め上がり待ちの間に頭皮がヒリヒリして禿げるんじゃないかとビクビクし、もう毛染めなんてするもんかと思ったものだが、今回はちっともそんな事無かった。 髪の色も明る過ぎないし、パーマと散髪もして貰って、仕上がりはとても気に入った。 担当してくれた若手美人女優似の美容師さんにお礼を言って、気持ちよくお金を払って来た。 引越し前に数年間住んだ土地ではいい美容師さんに会えず、里帰りの度に地元のカリスマの所に通っていたけれど、ちっとも期待していなかったこんな田舎にカリスマがいたとは。 今度は夏に来ようっと♪
| 2011年05月10日(火) |
夏のボーナスまだあ? |
車検の季節が来た。 前回は車検切れで公道を走ってしまったので、今年はお知らせ葉書が届いてすぐに予約を入れた。 引き取って貰った日の夕方に、車屋さんから電話が来た。 「調べてみたらあちこちに故障が見付かりまして」 なんと、フロントガラスの隅っこに小さい罅が入っているという。 ほぼ毎日乗っていて全く気付かなかったが、これは放置すると危険なのだそうだ。 他にもブレーキオイルの交換やら、車検代と併せて、十数万になるという。 あうあう、どうしよう……。 何かあったら電話しろと主人に言われていたが、普通に考えて、今すぐ新しい車を買える訳ではない。 百万単位なら兎も角、十数万程度なら、修理して暫く乗った方がいい。 車の事は主人に丸投げな私でも、それぐらいの判断は付いたので、そのまま修理してくれるようお願いした。
帰宅した主人にすぐに伝えたが、 「えー、オイル交換は要らなかったんじゃ」 と言われた。 でもそこは大した金額じゃないと思うよ。 それにプロが換えとけと言うのだ、素人は従ったほうが良いのではないだろうか。
うちの車もそろそろ十年選手。 まだ走れるものの、既にあちこちガタが来ている。 次の車検で買い換えるかーと言っているところだったのだが、次の車種を決め兼ねているのだ。 そしてお金の問題がある。 先日の大震災で「どうせあの世には持って行けないんだし!」と悟った筈の私であったが、現実問題に直面すると、やはり「お金は大事だよ〜」と思うのであった。 300万、1年で貯まるかな……(無理だろ)
遅くに帰宅した主人が、飲み会での様子を話してくれた。 主人は実際の年齢よりも若く見られる事が多く、今日も 「あれ、春さんってK木さんより年上なの?」 と言われたそうだ。 主人の後輩であるK木は、それを聞いて憤慨したという。 「いやいやいや、僕いつも春さんに敬語遣っているじゃないですか! 同い年だったら敬語遣いませんって」 「ハハハ、そう言えばそうか」
そんなK木氏は、愛妻家である。 K木の娘は、主人曰く「両親のいいとこ取り」でなかなか可愛いのだそうだ。 (因みに息子は父親似でアホ顔。逆じゃなくて良かったと他人事ながら思う) お嬢さん可愛いんだって?と同僚に言われたK木、、 「そうなんですよ。あいつは母親に似まして」 と言ってのけたそうで、横でそれを聞いていた主人は、お茶を噴き出しそうになったという。 「あいつは凄いよ、何たって自分の奥さんが1番だと思っているからな。何かと言うと、二言目には『でもうちの奥さんが1番美人ですけれどね』って言うんだぜ。客観的にちっともそんな事無いのに」 と主人が呆れ果てているので、 「それは、見た目じゃなくて性格が美人だと言う事なんじゃ」 とフォローを入れてみたが、主人はブンブンと首を横に振った。 「全然。あいつの奥さんの事も知っているけれど、性格的にもどうなのよそれはって感じなんだよ。なのに奥さんに首っ丈なんだ」 「あ、そう……」 でも、それはそれで素晴らしい事だと思う。自分で選んだ奥さんを貶すより、よっぽどいいよ。 客観的に微妙な奥さんでも、亭主本人がそこまで気に入っているのなら、本人達は幸せなのではないだろうか。
「ところで、K木は兎も角、貴方はどうなの? 奥さんが1番美人だと思ってる?」 と奥さんとして気になるところを付いてみた。 「うちの奥さんは1番ですよ」 「1番『美人』かどうかを問うているのだが」 「充分可愛いからいいの、見た目じゃないの。うちの奥さんは唯一無二の存在ですから」 とヨシヨシしてくれたけれど、何だかお茶を濁された気分だ。
夕食が早過ぎたのか、夜になって、急に空腹感に襲われた。 主人が 「こないだ買ったチーズでも食べる?」 と言うので、一口分けて貰った。
ホントに美味しい……!
リッツに付けて食べてみた。やはり美味い。 今度は酒が欲しくなる。チーズには赤ワインだと主人が言うので、貰い物の赤ワインを開けた。
うえ〜〜〜
やはりワインは苦手だ。一口飲む度に、酷い顔になる。 そんなに不味そうに顔して飲まなくても……と主人は言うが、開封しちゃったんだし、飲まなきゃ消費し切れないだろうが。 責任を持って主人に全部空けて欲しいところだが、彼はほんのふた口、お猪口1杯分でもう真っ赤っ赤で、これ以上飲んだら死んでしまう。 仕方が無いので、私が飲むしかない。 1人で半分ほど空けた。流石に1本全部は無理。 アルコール容量的にではない。味の問題だ。 美味しかったら余裕で空けるんだけれどな。 チーズとリッツも結構食べた。 これは、心配だ。 折角頑張って、食べる量を減らしていたのに、これでは元の木阿弥ではないか……!
それでも結構いい気分になって、お片付けに台所に立った主人に絡んでみた。 そしたら主人がひょいと避けたので、バランスを崩した私は、そのまま横にひっくり返った。 体を支えようと手を付いたのだが、それが間に合わずに変な方向に捻ってしまった。 「シオン、大丈夫か」 「ううん、大丈夫じゃない……肩が、肩が痛いよう〜」 嗚呼これはまずいと思いつつ、自分でもどうにもならなかったのだ。 咄嗟に体が動かないというのは、恐ろしいと思った。 老人体験装置というのがあって、視界の狭い色付き眼鏡をかけたり、腕や脚に錘を付けたりするが、そんな物無しでも老人の気分を体験する事が出来た。 体の自由が利かないのは恐ろしい。 どうせなら、元気な年寄りになりたい。
でも、出来れば歳は取りたくないな!(無理)
急に、ショパンの幻想曲を聴きたくなった。
出だしの部分が「雪の降る町を」に似ているこの曲を、youtubeや手持ちのCDを再生して聴いてみたが、やっぱりいいなあと思った。 そのうち、聴いているだけでは飽き足らなくなった。 弾けもしないのに何故か持っている楽譜を引っ張り出して、数年振りに電子ピアノの蓋を開けたが、譜読みだけで疲れてしまい、なかなか先に進まない。 1日やそこらで弾ける曲ではないのだが、イラチな私にはそれではつまらない。 なので、昔やった曲を弾いてみる事にした。 案外指は位置を覚えているもので、吃驚した。 勿論すんなり弾ける訳ではないが、最初はゆっくり、そして徐々にテンポを上げて行った。 当初の目的とは違う方向に行ってしまったが、指の運動のために、ハノンやツェルニーも加えて、毎日練習してみた。 そして3日後。
腕がだるいよう……。
日常の家事にまで支障を来たしそうになったので、ピアノの蓋はまた閉まったままになった。 昔はこれぐらいで腕がだるいとか痛いなんて事は全く無かったのに。 歳を取るってこういう事なのか。
| 2011年05月06日(金) |
映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」 |
一体何だったのかは忘れたが、私の言葉を聞き間違えた主人が、 「はぁ? 『セックス・アンド・ザ・ハゲ』って、なに人の事馬鹿にしてんだよ?」 と聞き返して来たので噴き出した事があった。 「違う! そんな事は言っていない。貴方の耳はどうなっているんだ」 と言い直して納得して貰ったが、元の言葉は似ても似付かぬ台詞だったのに。 翌日になって、元の台詞は何だったか、主人に訊いてみた。 「ね、昨日私、何て言ったんだっけ? ほら貴方が『セックス・アンド・ザ・デブ』って聞き違えた」 「言ってねーよ。誰がデブだよ。酷いな、亭主の事をデブとかハゲとか」 いやいや、確かにデブだけれど、ハゲではないだろ。 というか、その程度でハゲなんて言ったら、全国のハゲに泣いて抗議されるぞ。 因みに、肝心の私の元の台詞は、主人も覚えていなかった。 何だったんだろう……。
さて、「セックス・アンド・ザ・シティ2」を観た。 映画としては、前回の方が出来は良かったかなと思う。 今回はドタバタが目に付いて、雑な印象を受けた。 本人登場のライザ・ミネリとティム・ガンはわかったが、ハイジには気付かなかった。一体どこにいたんだ。ティムの隣か? 劇中では、今回もサマンサが飛ばしていた。 4人組の中では、彼女だけが独身だからか、それにしても1人で飛ばし過ぎだ。 それでもキャリーに 「せめて一晩寝かせてからにしなさい」 と言った場面では、大人の貫禄を感じた。 子供は見ちゃ駄目な場面が盛り沢山だが、その手のネタで笑わせてくれるサマンサは結構好きだ。見ている分には実に楽しい。 それにしても、皆金持ちだなーと庶民の私は羨ましく思う。 飛行機のファースト・クラスなんて私、乗った事無いよ……!
宝籤が当たったら、ファースト・クラスに乗ってみたい。 ささやかな夢である。
元々そんなに飲むほうではなかったが、震災後、ぱったりと酒を飲まなくなっていた。 だって、へべれけになっている時に揺れたら大変だから。 一瞬で素面に戻って、素早く避難の準備をする自信が無い。 へべれけになるほど飲む事なんて殆ど無いのだけれど、万が一を想定したら、酒なんか飲んでいられなかった。 何とも無い振りをしていても、常にどこかで気が張っていたのだと思う。
引っ越し一周年記念行事として、引越し当日に食べに行った店に行ってみた。 本当はきっかり1周年で行きたかったのだが、震災の影響でお店が閉まっていたのだ。 旅行客らしき人もいて、割と盛況だった。 私は去年と同じ物を食べ、お酒も注文した。 んふー♪ 美味しい。
帰り道、一寸ご機嫌になった私は、何を思ったか、 「よーし、地震で傾いた物を数えて帰ろうぜ!」 と言い、 「じゃあ私からね。ひとーつ」 と店を出てすぐ隣の建物を指差した。 外壁一面がブルーシートに覆われていたので、流石の酔っ払いも不謹慎と悟った。 勿論主人に窘められたので、すぐにやめた。
不謹慎と言えば、主人の同僚が、3月11日の大地震直後に 「よーし、チリに津波返しだ!」 と言っていたらしい。 でもチリより日本の方が被害甚大だったよ……駄目じゃん! というか、太平洋のどちら側で地震が起こっても、日本がダメージを食らう仕組みになっているのか。
飲食店の生肉による集団感染のニュースを見た。 大腸菌と言えばO157が有名だが、157があるという事は、当然他に少なくとも156はあると推測出来る。 しかし殆どの大腸菌は無害らしく、今回のO111はO157同様、腸管出血を惹き起こす毒性の強いものなのだそうだ。 私もユッケは好きだし、牛肉のステーキなら断然レア派だ。 尤も牛ステーキなんてここ何年も食べていないし、ユッケは自宅で馬刺しに生卵を混ぜるぐらいで、外で食べた事は無いのだが。 しかしこうなると、生肉を食べてはならないという旧約聖書の教えは正しかったのか。 生肉は美味しいが、実は怖いのか。
しかしそれ以上に怖かったのは、えびす社長の会見だった。 この人、患者じゃないのか? 少なくとも普通じゃないと思った。 社長と言うのは会社で1番偉い人なのだろうが、周囲の人も一寸どうかと思った。 だって、謝罪の際に椅子に座ったままで頭を下げるのって、マナーとしてどうよ? 土下座の必要はないが、頭を下げるなら、立ち上がって礼をすべきじゃないか? 一緒に会見に臨んでいた年寄り達、年長者なら若い社長を窘めるとかあってもいいと思ったのだが、社長と一緒になって着席したままだった。 おかしな人の周囲にはおかしな人が集まるのか、それともおかしな人の近くにいると影響されておかしくなってしまうのだろうか。 何れにせよ、同じ羽の鳥なんだなと思った。
今年も、主人の誕生日がやって来た。 二十歳まで生きられるかどうかと医者に言われたほどの虚弱児だが、既に倍以上生きている。 大人になっても虚弱だが、これでもだいぶましになったらしい。
そんな虚弱中年に、誕生日ケーキを買った。 と言っても、2人暮らしなのでホールケーキではなく、地元のケーキ屋で買ったショートケーキである。 蝋燭も立てる?と訊いたが、要らないと言う。 尤も今家にあるのは、震災の時に貰って来た普通の蝋燭、しかも使いかけのやつだが。 夕食後に紅茶とケーキを出し、お誕生日おめでとう、と主人に言った。 折角なので歌も歌おうかと申し出たのだが、それも要らないと言われたのである。 そしてケーキを一口食べた主人が、何やら声をあげた。 どうした!?と思って顔を向けると、ケーキを口に入れたまま、目を丸くして固まっている。 そしてもぐもぐしてから一言、 「美味い……!」 今まで一緒に色んな物を食べて来たが、こんな反応は初めてである。それだけ美味しかったという事か。 確かに美味しいのよね、ここのケーキ。 田舎のケーキ屋なのに、クオリティは高い。 でも1切れが小さい上に、お値段も高いのよ……なので滅多に買えない。
私からのプレゼントも届いた。 事前にネットで手配しておいたのである。 「何かな何かな〜」 と言うので、 「プとラとダがつく物だよ」 とヒントを教えておいた。 正解は、越後製菓!ではなく、亀田製菓。 主人の好物である。
嘘は吐いていないよ!
今年の連休は終了なので、自宅で映画(録画)を観た。
「シャーロック・ホームズ」 2009年のアメリカ映画、ホームズ役は「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.という時点で、違和感を感じた。 だってこの人、見た目がイギリス人っぽくないよ……もっと南か東の血じゃないのか? (ウィキペディアによると、両親共に一応イギリスの血は引いているらしい。でもユダヤだったりドイツだったりと混血なのか) 映画が始まると、違和感は益々強まった。 誰、この肉体派探偵……ホームズってこんな感じだっけ?? 話にも付いて行けず、面白くなくて、半分ほどで停止して消去してしまった。 興味を惹かれたのは、ホームズの事務所を訪ねた、加藤ローサ似の女性のドレスだけ。 襟のフリルが餃子みたいで、スカートの後ろがバッスルになっていて、外套がそれを邪魔しないような面白い形だった。 あと、ワトソン君の婚約者に見覚えがあったぐらい。トラヴィス巡査、こんな所で何してはるんですか、みたいな。
「シャッター・アイランド」 2010年アメリカ、レオナルド・ディカプリオ主演。 患者視点のキチガイ系映画なので、観ていてしんどい。 でもガイ・リッチー版の「シャーロック・ホームズ」よりずっと面白く(not楽しく)観られた。 あーそういう話なのね……と最後で全てが明らかになるのだが、ちょいと切なくなる。 精神病は普通人に伝染しないが、この話では伝染し、家族全員が不幸になる。 普通の病気と同じで、早期発見と早期治療が大事なのかね。
「東のエデン」「東のエデン劇場版�機廖崚譴離┘妊鷏狆貳猫供� 2009-2010年の日本のアニメ。 これは面白かった。 「ノブレス・オブリージュ。あなたが今後も救世主たらん事を」は、我が家の一部地域(私の周囲だけ)で、一寸した流行になった。 この国を変えるために、君なら100億円を何に遣う? 私も真剣に考えてしまったが、そのために必要なのは、お金ではなく権力なんだよなあ。 そうなると、やはり「この国の王様になる」が正解なのか。 因みにキャラクター・デザインは「ハチミツとクローバー」の人だそうで、絵が可愛い。 同じアニメでも「攻殻機動隊」は一見絵は綺麗だが、よく見るとデッサンがおかしくて、話にも付いて行けずに数回で脱落したのだった。
いつの間にか、ロト6の抽選が週2回になっていた。 今年度から回数を増やしたのか。 それだけ私の当選確率が上がるのかと思うと(本当は変わらない)、夢が膨らむ。 トト籤も始まったしね!
億単位のお金が当たったら、1ドル80円の今のうちに半分はドルに換えておこうとか、フクシマから遠く離れた国外に逃亡する準備をとようとか、日頃から考えている。 「その時は貴方も仕事辞めて一緒に移住するんだから、今のうちに旅券取っておこうね!」 と主人に言ったら、 「シオン1人で行きな。僕は残るから」 との意外な返事。 何故逃げないのかと訊くと、彼はこう言った。 「逃げても仕方無いだろ。愈々大変な事になったら、ボランティアとして無償で働くかもな」 主人の考えが、私には全く解らない。 逃げても仕方無くないし。 私にとって貴方がいない人生なんて詰まらないし、外国では英語の達者な貴方がいないと困るんですが。(そこかよ)
それはさておき、現実問題が迫る。 震災直後は「あの世に金は持って行けない。有意義な人生のために、生きているうちに遣っちまおうぜ!」という気分だったが、現実を見詰めると、そうも行かなくなって来た。 今度車検を迎えるうちの車も、そろそろガタが来始めている。 来年の車検までには買い換えようという話が出ているが、当然お金がかかる。我が家にとっては大金だ。 今年の車検だって、結構なお金がかかる筈。 やはり無駄遣いは出来ないな……と、遣ってしまってから思うのは、いつもの事である。
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