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おとなの隠れ家/日記
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2004年08月30日(月)
台風大暴れ中




今、家でひきこもっている。

かなーり風が強くてとても外には出たくない。
雨は、しとしとか、ざーざーと降るものだが
窓ガラスにたたきつけられ、ぱちぱちと降っている。
その雨と風の音が気になって落ち着かない。


前の会社にいたころ
大きい台風がきたことがあった。
従業員を先に帰し、わたしはしばらく会社に残った。
シャッターを3分の2降ろして、店の中にいた。

シャッターを降ろすところしか外の様子がわからないので
というか、そこが唯一の出入り口だったので
シャッターを降ろしきってしまうのがイヤで。

テレビがなかったのでいまひとつ状況をつかめず
どこかで、甘くみていたのかもしれない。

風はどんどん強くなり、落ち着かなくなってきた。


いきなりガラスの割れる音がした。


車が衝突したときのような、なんともいえない不気味な音で
その音の大きさに息を飲んだ。


おそるおそる出入り口に近づくと
シャッターの上についているテントの鉄枠が風ではずれて
シャッターにたたきつけられ、その一部が
シャッターを降ろしきっていない部分のガラスに直撃して
入り口のガラスのドアをたたき割ったのだった。


割れたガラスを避けながら、シャッターを全部降ろし
建物が壊れるかもしれないと想像して
なんと、わたしはトイレに逃げ込んだ。

トイレ仕切りが狭いので丈夫だと、聞いたような気がしたので。
机の下も考えたんだけどね、狭すぎだし。 ぷぷ

音が静まるまで、じーっとしていた。
どのくらいの時間だったんだろう。
2時ごろ他の従業員を帰し、台風が過ぎ去って外に出たときまだ明るかったから、
2時間ぐらいなものだったのかな。


怖くてやや放心状態だったので、それからすぐに家に帰る元気はなく
(当時、車で片道小1時間ぐらい、通勤時間がかかっていた)
外に出ると、いろんなものが吹き飛ばされ、散乱していたし
看板が折れ曲がっていたり、ワイヤー製の塀が倒れていたりと
台風の爪あとを目の当たりにしたら、ちょっとブルっちゃって。

近くにお客の会社があったので、寄ってみた。
誰か知っている人に合いたかった
誰かとくちをききたくて。

それが今勤めている会社なんだよなぁ。
そのときのわたしをしっている社員は今も二人いる。
その会社に入社する7年ほど前の出来事だった。
縁があったんだろうな、不思議。


さてさて今回は?
このまま何事もなく台風は過ぎてくれるんだろうか?
それとも何かある?
自然が相手だし、どうなるのかわからない。

今がピークなのか
それとも、まだ先があるのか。


怖いよぉ。(半泣)




2004年08月29日(日)
現実といわれる結婚・妄想といわれる恋愛




恋愛を妄想だという話は、恋愛畑にいるとよく耳にする言葉だ。

まぁ、結婚したことがないわたしからすれば
結婚も妄想じゃないのか?と思ったりする。


妄想とは
わたし的には現実にはありえない、空想的な創られたモノというイメージで。
広辞苑的には根拠のない主観的な想像や信念と書かれている。


結婚を現実だというそもそもの根拠は何なんだろう。

契約書(婚姻届ともいう)にサインをするから?
永遠の愛といといたわりを誓い、それができなかったら罰せられるから?
寝起きを共にする、つまり生活と密着しているから?
もともと恋愛感情重視ではなく、結婚を意識して相手を選ぶから?
現実社会において結婚が不可欠だから?
夫婦の愛情がさめても、家庭としては壊すわけにはいかないと思うから?
結婚しておきながら誰かを好きになったり誰かと付き合うことが違法だから?
お金や財産が絡むから?
抜け出したいと思う生活でも、がんじがらめで抜け出せないから?
こどもがいるから現実だなんて、まさか言わないよね?

恋愛と比較して、結婚が現実的だと思うのだろうか?

恋愛なら見たくない、考えたくないことを避けられるから?
恋愛なら夢を語り、夢の中で過ごせるから?
恋愛なら年金やら老後のことなど触れなくていいから?
恋愛なら稼いだお金は基本的に自分が思う通りに使えるから?
恋愛なら義務ではなく甘いセックスができるから?
恋愛なら自分の時間やスペースを持てるから?
恋愛なら縛られないから?
恋愛なら男として、女として扱われるから?


これらにあてはまるのか、それ以外に根拠があるのか知らないけれど


結婚を現実だと思うのなら恋愛も現実
恋愛を妄想だというのなら、結婚だって妄想じゃないかと、わたしは思う。

結婚すれば幸せになれる ←これこそ、まさしく妄想だろう?
妄想で始まり現実をつきつけられる、なんて言い方もされているようだけれど
大昔から結婚制度があるにもかかわらず、いまさらそんなこといってもさぁと
わたしは思うのだが。


恋愛は確かに始まりが最高に面白く、スリリングじゃある。
安定期に入り、何かの食い違いから歯車がずれはじめると
気持ちは急降下したりもする。

がしかし、恋愛には10年超えるものも、数週間で終わるものもある。
短期のものの中に妄想にすぎなかったというものがあるかもしれないが
長期のものに対し、それは妄想だったんだと当事者は思えるだろうか。

恋愛を火遊び感覚で捉えたとすれば、妄想とも考えられる。
結婚を、これで一生愛されると思うのなら、それも妄想だな。


もしも結婚が現実で恋愛が妄想だとすれば
わたしは何十年も妄想の中で生きていることになる。
それはそれで、あほっぽい気もしないでもない。
そうか、回りはそういう目で、わたしを見ているということなのか。


まぁいい。
現実だから、妄想だから
そういう頭書きには、あまり興味はない。
過ぎ去った過去や来ると決まっているわけじゃない未来に振り回されたくはない。
わたしには今を生きることで手一杯だ。




人は寄り添って生きたい気分のときがある。
誰かがそばに居て欲しかったりするときがある。

人はひとりになりたいときもある。

それが現実。


相手に頼りすぎたり望みすぎたりするからバランスを崩す。
バランスは自分で取るしかない。

それが現実。


男と女が出会って、結婚をするのか恋愛をするのか
外箱はどちらにしても
目的も結果も、さほど違いはないように思う。

いいとこ取りをして、それを妄想というのであれば
結婚も恋愛も妄想じゃないか?


と、そんなことを考えてみた。




2004年08月21日(土)
週末の探検




「それにしても伸びるの、早いですね」


美容師に言われた。
うん、わたしもそう思う。
今回は特に早いような。



前から行ってみたい洋食屋が美容室の近くにあって
でもその店は、2時から休憩にはいるため、時間が合わずにチャンスを逃していた。


今日は1時に美容室を出た。

「間に合うじゃないか♪」


今日こそはオムライスを食ってやると意気込んでいざ洋食屋へ。
店の駐車場が1台分空いていた。
ぐーんとオムライスが近づいてきた。
ミラーで後ろをみると、後続車がいた。
狭い道なので先に後続車を通そうと一旦駐車灯をつけてよけた。
すると後続車はわたしの目の前でその空いたスペースに入れた。


どうよ。


マナーを知らないばばぁめ。
文句をいってもご飯がまずくなるだけなので、諦めた。


バイバイ、オムライス.....


ああ、美味しいもの食べないと、おさまらない。


駐車料金が高いし、渋滞しているので
天神に車で行くのはあまり好きではないが(わたしが停める駐車場は30分250円)
美味しいものを求めて、いつもの定食屋に行くことにした。


カレイのから揚げとほうれん草のおひたし。
カレイは身と骨を別々に揚げてある。
おそらく骨はじっくりと低温で。
ビールのおつまみには最高に合いそうなパリパリ感が最高だった。
身は身で、ふんわり。
ほうれん草は茎が細く、わたし好みにシャキシャキな茹で上がり。
もんくなしに満点の食事で幸せ気分♪

食後、喫茶店に移りコーヒーを2杯飲んだあと
特に予定もなかったので、ぶらぶらすることにした。


わたしがウィンドウショッピングをするのは珍しい。
ウィンドウショッピングといっても文房具屋、雑貨屋、
百貨店の食器売り場、寝具コーナーなど、いわゆるリビングコーナーが主。
アクセサリー売り場や洋服類には近寄らない。

今日買ってきたものは
ブックカバー、包装紙、色とりどりのクリップ、クリアケース
あひるのほうきとちりとりのセット、温度計と湿度計がひとつになってるやつ
コースター、スリッパ....それにドーナツとサンドイッチ。(笑)

あ、それから料理の本を2冊買った。


モノが増えるはずよねぇ
だって、全部なーんとなく買ったんだもん。 ぷぷぷ


街中のカップル、夫婦、こども
今時の若い人たちのファッション、それぞれの店の接客態度などなど
人間ウォッチングも欠かさなかった。

日頃、会社と家の往復と銀行や役所関係にしか出向かないので
たまには一般的な方々の週末の様子や店の雰囲気、渋滞を味わうのも悪くない。


疲れたけど。(苦笑)


初めて入ったお店でテイクアウトしたサンドイッチ
さっき食べたんだけど、これがとても美味しかった。


ベーコン、チキン、レタス、アボカド、ピクルスが
フランスパン(ソフトタイプ)に挟んであった。

なによりも
テックスマックス(テキサスとメキシコの味)の味付けに思わずにやり。
わたし的には大当たり、バリうま♪
コロナビールがあったら最高だったけどなぁ。






2004年08月17日(火)
さつまいもに絡むお盆のお話




こどものころ、おやつでふかしいも、結構食べたな。
あつあつのおいもにバターをつけて食べるのが好きだった。


さつまいもって、
好きなわりには食べる機会があまりなくて

てんぷらの盛り合わせとかで、薄いのがちょこんと付いてくると
一番最後までとっておいて食べるくらいに
わたし的には貴重だったりする。(笑)


先日、ネットショッピングでさつまいもを買った。
例の「どっちの」でも取り上げられた上質のさつまいもらしい。


油を多めにひいて、スライスしたさつまいもを少し焦げ目がつくくらいに焼いて
何もつけずにそのままでいただく、これが好きでね〜♪


帰省の日時を知らせるために実家に電話した時に母にその話をした。

「上等のさつまいもで、味もなかなかだったよ」と。


帰省準備で荷物をバッグにつめていた時、ふとさつまいもが目に入った。

「重いしな」

一旦はやめておこうと思ったが、10本ほどバッグに詰め込んだ。


持ち帰りったさつまいもを母に自慢げに見せた。


「どうよ、立派でしょ」

「ほんとねぇ、仏さまも喜ぶわよ」

「え?」

母は、さつまいもを一本手に取ると、そのまま仏壇にお供えした。


お盆にお供えする食事もくだものも全部決まっている。
手のひらに乗るくらいのミニスイカのとなり(所定の位置)に母はさつまいもを置いた。


「買い忘れたの? さつまいも」

「アンタが持ってくると思っていたから」

「でもさ、持って来るなんて一言も言ってないし、現に出かける寸前までその気なかったし」


お供え用に必ず必要なさつまいもをなぜ母が買っていなかったかが気になった。


こどものころから知っている風景で
小さいテーブルの上に(20センチ四方くらい)おままごと用のようなおわんやお皿が
いくつか並んでいて(外側は黒くて中は紅い食器たち)
そのひとつひとつに本物の食べ物を並べて仏壇に供える。

いつも同じメニューで
ご飯、そうめん、ゴマ豆腐、きゅうりの酢の物、デザートは白玉団子だ。
そうめんに醤油をたらしている母の姿をみて
確かにそうめんは麺だけで食べると味気ないけれど、仏さまは味がわかるのだろうか
本当にこれらの食事を食べているんだろうかと思い、母に聞いてみた。


「ちゃーんと食べよんなっとよ」(訳:食べていらっしゃるのよ)


と、きっぱり。
なんでも、仏さまにお供えしたものを後で食べると、味がしないらしい。
くだものとか、お菓子とか、味気なくなるそうだ。
だから、お供えしたものを人にあげてはだめだと、味が落ちているので。


「そうか、本当に食べているのか」


線香でもあげてみようかと仏壇の前に座り、蝋燭に火をつけた。
チーンと鳴らして、手を合わせた瞬間、仏さまに、ちょっとまってもらった。

「ねー、うち、ナンミョウホウレンゲキョウだっけ、ナムアミダブツだっけ?」(おい)


「それはナンミョウホウレンゲキョウよ」という母。

「オレの家系はナムアミダブツだ」という父。(聞いてないって 笑)


仏壇は母方のものらしい。


手を合わせ目を閉じて、仏さまに話しかけてみた。

「どっちでもよさそうだけど、やはりそういうわけにはいかないんですかね?」


返事は返ってこなかった。(笑)


15日の仏さま用の夕食は「こも」とよばれる、風呂敷サイズのゴザのようなものを
想像してもらうといいんだけど、それに包んで精霊船に乗せてお持ち帰りしていただく。


テイクアウトね。(笑)


その後、精霊流しの終点で、仏さまが食べ終わっているだろう「こも」のお供え物の残骸は
回収し焼却されるので、燃えないもの(プラスチック類やトレーなど)は
こもに包んではいけない.....ああ、こんなとこにも分別ね。(苦笑)





2004年08月16日(月)
オトコガデキタ



生きる気力が無いと
私の人生、終わったようなもんよと


笑顔からも暗さがどことなく漂っていた友だちにオトコができた。



あんなに明るくなるもんかい?(笑)



「出会いはあるって」


そういうわたしの言葉をアリのため息ほども信じていなかった彼女だが


「まあこの言うとおりねぇ」


なーんてかわいいこと、言ってた。



踏み切りを見たら飛び込みたくなるとまでいっていたことを思うと
病院の薬よりも効果的だったんじゃないかと、オトコが。



オトコさまさまだよな。



よかったよ、本物の笑顔が戻って。




2004年08月15日(日)
お嬢さん、お茶しませんか?



中華街の真ん中で振り向いた彼女の笑顔は昔のままだった.....



ここ何年も会っていなかった。
以前は帰るたびにあっていた。


高校1〜2年はいつも一緒だった。
お互い学校には背を向けていたがクラブ活動は熱心だった。
気があった。
価値観も近かった。
オトコの趣味も似ていた。


3年生になると、少しづつ離れた。
ふたりの求めるものが重ならなくなった。
おまけに
3年生の時に仲良くなった女子を彼女がキライだったので
わたしは難しい立場になった。


おとなになっても、その難しさは微妙に影響した。


わたしと彼女は住む世界が変わってしまった。
共通の話題や友人が居なくなった。


わたしはお酒と共に人生を
彼女はお酒を飲まない人生を

わたしはオトコありの人生を
彼女はオトコなしの人生を


未だに共通しているのはお互い独身だということ。


夜の飲み会まで時間があった。
ホテルは彼女の家の近くだった。
なのに会わないままで帰ることが気になっていた。


ホテルの隣にあるコンビニがなくなっていた。
少し歩いて別のコンビニに行った。
帰り道は中華街を通った。
好物の胡麻団子をみつけ4つ買った。


彼女が働いているであろう店の看板を正面に見た。
店の前は通らずに左に曲がろうと思った。
四つ角に差し掛かり、左に曲がろうとした瞬間
なぜかわたしは右側を向いた。


横浜に比べれば猫の額ほどの中華街のど真ん中を彼女が歩いていた。


目を疑った。
間違いなく彼女だった。

わたしは彼女に走りより、声をかけた。

「お嬢さん、お茶しませんか?」


仕事の休憩時間だったらしい。
一時間ほどおしゃべりした。


時間があればひとり旅をしている彼女
最近は、まとまった時間がとれると阿蘇方面に行くらしい。
車に自炊道具を積み込んで、山に登り、温泉に入り、
ひとりの時間を満喫しているようだ。

いつか、自然に囲まれて自給自足の生活をしたいと言っていた。


次は何年後に会えるのかな?
っておい、それはかなり嫌味じゃんか。(笑)




2004年08月14日(土)
洗脳




恋愛至上主義という言葉も、恋愛に洗脳されていると言えなくもない。



恋の奴隷.....いい響きだわ♪



スキだよと迫られ続けられ
イヤだと思っていない相手ならば
だんだん好きになっていくという話を聞く。


まぁ、これもある意味、洗脳に近いものがある。



わたしは洗脳されやすいらしい。
母の折り紙付だ。
しかしながら本人はそう思っていない。

一見、パーフェクトに洗脳されているようで、9割止まりだろうと。


洗脳を仕掛けられるのがわかる
わかって乗る
そういう自分を知っている。


洗脳されつつあるな
ま、いいか

とか

きゃ〜〜〜
わたし、洗脳されてるっぽい

とか

残りの一割が、わたしにそう話しかける。


つまり
洗脳されている気がするということは洗脳されきってないんじゃないかと。
洗脳されているということは、それに気づかないもんじゃないかと。


こういう部分は、オトコにしてみれば、可愛げがないように映るかもしれないね。
身を任せることができないともいえるわけだから。


ひょっとして
わたしを洗脳できるほどのオトコに出会ってないのか?


それはそれで楽しみだよな、今後の。(にやり)




2004年08月13日(金)
責任という言葉で思い出した



責任とってよ
あなたの責任でしょ

と言われ続けておとなになったかどうかはさておき


そう言われないように話をもっていくおとなが増えたように感じる。
これ、ヒトと関わりたくない病も影響しているのかもしれない。


「だれもアンタのせいだって言わないってば」


そういうケースに当たることがある。


何かを聞けば、言い訳がましい。
疑問を持てば、疑われていると思う。
意見を言えば、責められていると勘違い。


話できないじゃないか、そんなじゃ。


先入観に染まりすぎだって。
話してみなきゃわからないことまで先手打たれてしまうと
次の言葉もでやしない。


たとえば仕事なら
ミスがどうやって起きたのか考えてみることが大切なのに
次からはそういうことがないようにします、と言われたってね。
その「そういうこと」がどういうことなのか、わかっていなければ改善しない。
その場しのぎの言い回しなんてウンザリ。


たとえばオトコとオンナなら
キミが、あなたがそうしたのよ、という話になると
思い込みだの、勘違いだの、そんなつもりはなかっただの
責任のなすり合いのような話になりがちだが、
わたし的にはそんなの、どうでもいい。
誰が悪いとか、悪くないとかじゃなくってさ
なにがどうなって、そうなったのか、それを知りたいだけなんだから。



ちゃんと話もできないわけ?
そういうもどかしさが最近増えた。






2004年08月12日(木)
責任




毎年8月5日に行われる筑後川花火大会が延期になっている。
歴史もあり、規模も西日本ではトップクラスの花火大会がだ。


理由は、警備上の問題らしい。
警察と主催側での折り合いがつかないとのこと。


まず頭に浮かんだのが
以前にあった、どこだったかな、花火の後、
帰る時だったかに歩行者が誘導のまずさから道路で重なるように倒れ
事故に繋がったという話。

警察側が相当たたかれていたことを思い出した。


わたしとしては
花火大会が延期になったとしても中止になったとしても影響はない。


でも
花火大会が楽しみな年頃の人たちはどうか?
懐かしさを楽しんでいた人たちはどう?


昔からずっと同じ場所で行われてきた花火大会がなぜ急に問題になるのか?
なぜ、そうやって伝統的なものを守れないのか?


わたしはそれが気に入らない。
おとなの都合なんだろ、どうせ。


いつだってそう、なんだってそう。
考える時間はあたえずに取り上げる。
問題を解決する手間ひまよりも、なしということにする。

そう、何かあれば責任問題になるから。



それでいいん?




2004年08月11日(水)
わたしにとっては大仕事




今日は会社で就業規則についての本を読んだ。
日々の仕事に流されて、就業規則作り変えという仕事をかかえたままにしていた。


今、会社にある就業規則は古いもので、産休や育児休業について詳しくない。
だんだんと後輩のおなかが大きくなってくるのを目にすると
人を入れなきゃいけない仕事が刻々とせまっているのを感じる。


後輩はつわりがひどいタイプだったので、それが落ち着くまでと
わたしは新規採用の話に蓋をした。

社長をはじめ、他の社員らが、わたしが全く動きを止めたことを
不思議に思ったらしい。

わたしに直接ではなく、妊婦である後輩に会社は辞めないと決心したのかと聞いたらしい。
数日前、後輩がかなり調子を戻してきたので彼女に言った。

「あなたが落ち着くまでは、人を入れてストレスを増やしたくなかったから」



うちの会社にとって妊婦の社員は初めてのこと。
これを機会に、会社の雇用に関する方針のたたき台にしたい。
新規採用、そして働く女性のために。


こどもがまだ小さい家庭の社員に、時々甘くなるわたし。
専業主婦である奥さんも大変なんだろうが、旦那も旦那で大変なのだ。

(それをわからん、つまんねー奥さんもらっているヤツもいるにはいるのだが 苦笑)

こどもが学校にいくようになるくらいまでは
いくらかの譲歩もあっていいんじゃないかと。


仕事をきっちりこなし、さらに前向きであってほしいという狙いが大元にはあるが
くだらないことで、家庭を刺激したくないというのもあって。


気持ちよく仕事したいし、協力しあわないといい仕事はできないと
わたしは思っている。


就業規則の雛形となる本は、ずいぶんと新しい項目が増えていた。
そんなことまで?と思わなくもなかったが、
働く人だけでなく会社も守らないといけないのだろう。

会社に因縁ふっかけるやつも増えたかなという気がした。
当然の権利などといって、社員から会社が追い込まれてしまうこともあるのだろう。
そこいらは融通きかせろよ、と言いたくなるような項目も。


しかし、あんまりガチガチというのもな、疑り深くなってしまう。
採用試験で悩まなきゃいけないじゃないか。


就業規則の作り変えと新規採用、そして後輩の今後。
気は重いのだけれど、わたしに残された時間はそうない。




2004年08月09日(月)
ピュア




見失った
そんな気がした


1+1がゼロになった
無になった


蝋燭を勢いよく吹き消すと
部屋が真っ暗になったように
黒にすっぽり包まれた




リセットというよりは
シャットダウン

自分にそう言い聞かせた


わたしの最後の逃げ道



大きく息をすって
頭の中を真っ白にする努力をしてみた



求めていた
ピュアなもの


探してみた


そこにあると
わかっていたわけじゃない
今思えば
あってほしいと願ったのかもしれない



願いは通じた
ちっちゃいこどもが
ちっちゃい手で
わたしの頬をなでてくれたような
そんなピュア


ほっとした




2004年08月04日(水)
出産方法と愛情




今は自然分娩と無痛分娩を選べるらしい。
いつからそうなのかは知らないけれど。


どちらにしようか迷っていた後輩は実家の母親に相談した。


「痛くない方がいいんじゃない?」


一度は痛みを味わった方がいいんじゃないかと思っていた後輩だが
母親のその言葉にほっとして、無痛を選ぶつもりでいた。


ところが義理の母親は自然に産んだ方がいいのでは?とのこと。
義理のお姉さん(こどもを3人産んでいる)は

「痛い思いをしてこそ、愛情がわくってものよ」

と。
だからこそ、苦労しても頑張って育てなきゃと思うらしい。


そこで後輩は思った。

「無痛分娩で産んだことがないのに、なんでわかるんだろう」


確かに彼女のいう通りだ。
自然に産んだ人たちに、無痛だったらこどもに愛情がわかないなんて
わかるはすないもの。


後輩のこういう思考が、わたしは好きだ。
どちらを選ぶにせよね。



かつては、母乳が出ないと役立たずと呼ばれた時代があったらしい。
おむつはお手製に限る、紙おむつなんて邪道だ、という話も聞いたことがある。

でも今は、栄養バランスが考えられたミルクも人気があるようだし
布製手づくりのおむつが干してあるのを見ることもない。


愛情がわくかどうかは、これらと関係ないんじゃないかと思う。
わくかどうかを考えていること自体、わたしには邪道に思えるのだが。


確かに昔から言われている。

「おなかを痛めた子だから(かわいい)」って。


んじゃ、おなかを痛めもしなければ、
つわりの苦痛も味合わない父親は
こどもに愛情がわかないとでも?


こんな思考のわたしは、後輩と、とても気が合う。




2004年08月02日(月)
AUGUST 2004




ほどよい弾力に笑みを浮かべ
赤みを帯びたソレをまじまじとみつめる


爪を甘く立て
皮を丁寧にはがし
指でかきわけて
鼻をちかずけてみると
キミの香りが僕をふるいたたせる


しばしその香りを楽しみながら
渇いた唇を舌で舐め
すぐにでも
むしゃぶりつきたい衝動を抑えながら
ソレの様子をうかがう


濡れて光ってる


タベテホシイノカイ?



上唇と下唇を大きく離して
そのままあてがった


唇に感じる潤いが僕の顎の動きを激しくさせる



ぴちゃぴちゃと音をたてて
軽く吸い込みながら
しゃぶった
夢中でしゃぶった



キミを支えている手の


手の平から手首を通りひじのあたりまで


蜜が幾通りものルートを作り
すべりおちる



ジュクジュクジャナイカ



すするのが間に合わなくて
唇からあふれた蜜は顎の先まで到達した


コンナスガタ ヒトニハ ミセラレナイナ



年に一度しか会えないことが
僕をさらに貪欲にしているようだ



キミノスベテヲ アジワイタイ




熟したソレは
僕をキミの中へ
どんどん引きずり込んでいった











ああ
やめられましぇん
台湾のアップルマンゴー
じゅるり