日々是迷々之記
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2005年12月27日(火) さっぱり、年の瀬

やはりというか、仕事を辞めた。もともとこの部署では今月いっぱい、来月からは同じようなことを他の部署でやることになっていたのだが。

例の上司は相変わらず臭うし、何よりもその体育会系気質が私には合わなかった。部屋に入るときは「入ります!」といい、みんなで「どーぞ!」と言う。出るときは「失礼します!」と言い、「おつかれさまでした!」と返される。トイレに行くだけでコレなので、全然体育会系でない私はアホらしくてつらかった。

噂によると、社員の人はもっとたくさんの決め事があるようだった。私物のカーディガンはダメ、茶髪もダメ。ストッキングは履いてもいいがソックスも履かなくてはならないらしい。誰がそんなしょーもないことを決めるのだろう。

どおりで茶色のバルキータイツに白のソックスとか変な足下の女性がいたりする。茶髪がだめなせいか、ショートカットの女性が多い。確かに今どきの髪型は色が明るいことが前提のヘアスタイルばかりなので、あまり選択の余地がないのだろう。

なんか高校みたいで息苦しい。私は派遣なのでジーンズにネルシャツとかでいいのでましだが、例の声出しとかは相変わらず声が小さいと注意されてばっかりだった。仕事自体はてきぱきとこなし戦力になっていたのだが、こういうこともちゃんとしないと社会人としてはダメってことなんだろう。

というわけで1月からの仕事は断った。そっちの部署だと準社員的扱いなので例のダサい決まりを守らないといけなくなるし。来年からは何をしようかな。


2005年12月19日(月) 恐怖の死んでしまえ男

今日は久しぶりにキれたような気持ちになった。相手は仕事場の上司。どういう人間かと言うと、3X歳独身、人当たりはいいが、おぼれている人を見殺しにするタイプだ。

日頃の口癖は「死んでしまえ。」ファックスの誤送信を受け取ったら、死んでしまえ!コピー機の紙が無くなってピーピー警告音を出したら、死んでしまえ!

風呂が嫌いで傷んだスイカのような匂いがする。姿勢が悪くて、座るときは左足裏を右の太股の下に挟むようにして座り、右手で左足のスリッパをつかんで、足をパタパタあおぐのが癖だ。

もうなんかこれだけで全否定するに十分な感じだが、最悪なことに何をしゃべるにもすごく嫌そうに言うのだ。うちはとある支店の分室なのだが、例えば電話がかかってきて、「○○さんいますか?」と言われるとする。○○さんという人がいないのでその上司に「○○さんにお電話なんですけど。」というと、「それってうち、○○支店かぁ?○○店違うん?そんな苗字だけでわかるわけないやろ?」とか言うのだ。

フツー電話したら、苗字しか言わないと思うのだが、この男って…と思った。

ついでに例の26歳の女子を「おい、小娘。」と呼ぶ。いくら何でもそれはないやろと思うのだが。

それでもって、絶対電話を取らない。大半はその上司へかかってくるのだが。「俺はエライからとらないんだもんね。」とでも思っているようだ。

そして今日の帰り、「俺は君たちに3つのお願いがある。」と言われた。「3つのお願い」って少女漫画かよっと思ってしまった。要は朝早く来いとか、挨拶の声が小さいとか、子供に言うようなことばっかりだ。それも仕事初日とかに言うのならわかるが、もう20日ほど経っているではないか。

結局偉そばりたいだけなんだろうなぁと思ったら、だんだん腹が立ってきた。ということで、派遣会社の担当に電話しておいた。担当も、「小娘発言」には驚いていたようで、上司の上司(課長)に直に言いに行くと言っていた。

まあこれでちょっと間おとなしくしてくれればよいが。


2005年12月15日(木) 白いクリスマス

どっかの有線でこれが流れたとき、ああ、懐かしいなぁと思った。私が高校生の時、ジュンスカイウォーカーズというバンドが演奏していた曲だ。当時、私はいわゆるビートパンクというものに没頭していて、ライブハウスだの学園祭だのによく行っていた。

ブルーハーツ、アンジー、たま、えび、筋肉少女帯、ユニコーン、戸川純、ミンカパノピカ、ローザルクセンブルグ、ばちかぶり、INU、ゲルニカ。懐かしい名前ばかりだ。当時は大槻ケンヂ(モヨコ)がオールナイトニッポンのパーソナリティをやっていて、やおい同人本の朗読コーナーなどがあり、私は勉強しているふりをして、にやにやしながらヘッドフォンをずっとあてていた記憶がある。

「音楽は唯一、タイムマシーンと呼べるものだ。その曲を聴くだけでその時代に気持ちがトリップできるから。」というようなことを言ったのは藤井フミヤ氏。うまいことを言うなぁと思った。すっかり生活やつれして、左手に灯油缶、右手にスーパーの袋をぶら下げて、なりふり構わずマンションの階段をガニマタで上がるおばさん(私のことである)ですら、白いクリスマスを聴くと高校生の頃にトリップできるからだ。

余談だが、今、ラジオでかかっている白いクリスマスは175Rが演奏しているらしい。実は私、この175Rというものの読み方が分からなかった。最初は130Rと勘違いしていたくらいだ。へー、ほんこんと板尾が歌手デビューしたのかと。そんなわけはもちろんなくて、これは「ひゃくななじゅうごアール」ではなく「イナゴライダー」と読むと知ったときは衝撃的だった。

ともあれ、音楽はタイムマシーンだ。白いクリスマスに目をつけた175Rの人はなかなかやるなぁ。


2005年12月14日(水) びんぼうかねもち

率直にそれらは何だろうと感じた。というのも、職場の女子(26歳)がかなり不思議な人だからだ。

女性が3人しかおらず、昼休みは自然と行動を共にすることになる。彼女は上司のとなりに座っているのだが、この上司(中川家弟似の独身男性で風呂が嫌いで毒舌系)のことがあまり好きでなく、というか、生理的に嫌なようなのだ。

「マジで私、10万円あったらこの仕事してないっすわ。つか、5万円持っててもしないっすね。借金だらけやからやるっすけど。」と昼休みに言っていた。うん、まーねと相づちを打ちながら私は複雑な気持ちになっていた。

というのは、彼女の服や持ち物が結構お金がかかっているからだ。ただのジャージみたいだが、アバクロだし、財布もブランド物、靴だって毎日違ったりする。私のようにフェリシモとユニクロで全身を固めている訳ではないのだ。

まぁ、お金のかけ方が違うと言えばそれまでなんだが。

その他にも、彼女は布団にカビが生えて捨てたので寒いとか、ガスは一ヶ月止められても一応大丈夫だけど、電気はキツイっすから夜中にチャリで払いに行きましたわ、とか、ああ、そう、とうなづきながらも私は驚いてしまう発言を連発する。

そんな彼女だが、別に悪い子ではないのだ。大塚愛を思いっきりくるくるパーにした感じでカワイイと言えばカワイイ。遅刻ぎりぎりに飛び込んでくるが、マスカラはばっちり、というタイプだ。別に嫌なんじゃないが、彼女といると自分の老いを思いきり感じてしまう。

「つか、今月で辞めますわ。」と彼女は言う。おいおい家賃とかは大丈夫なんかいな、と老婆心まるだしになってしまう私なのであった。私も能天気だが、そこまで貧乏だったらやっぱ働くしなぁ。うーん。


2005年12月09日(金) ミスザワールド「失われた世界」

私の好きなフレーズだ。この後にサムバディキルミー「誰かが私を殺すから」と続く。

一体自分とは何なんだろうと考えたときに、実は自分という物はないのではないかというのが最近の結論。誰かのイメージする私が複数集まって私というものがある。他人がいるから私というものがあるのだ。

今日は久しぶりに他人に頭を叩かれた。それ自体はふざけてやったことなんだろうが、力は強いわ、コンタクトは飛びそうだったわで、私は少しも楽しいとは思えなかった。それでも私は怒らない。誰も怒ることを期待していないからだ。要は、私は突っ込まれキャラだとみんな思っているのでそうしておいた。へらへらしておけばそれでオッケー。

こうやって文字を綴ったり、本を読んだりできる夜が好きだ。他人が介在せず、ただぼんやり漂う。時間は水のように流れてしまうので、会社勤めをする身としてはいつまでもその世界にいることはできないのだが。

他人と一緒だと結構大変だ。気を遣ってくれる人は疲れないが、ただ自分の思うままに空気を読まずに振る舞う人は一緒にいて時間の過ぎるのが遅くてうんざりしてしまう。自己主張することで自分を形作っている人はそうせずにはいられないのだろうが。

生きていくことに意味はない。ただとても大きな川の流れのようなものがあって、そこに漂っているようなものだと感じる。その小さな物が何をしようと結局は流れていくことに変わりはない。そう思えば楽もしんどいも、おもしろいもくだらないも、たいした差ではないのだ。

そんな流れの中で死んだり、生まれたりが何千年か何万年か知らないが続いている。大きな大きな川下り。そう思うと一気に力が抜ける気がする。叩かれようが、自己主張の土台にされようが、そんなことは小さなことだ。表面だけの小さな出来事。一喜一憂してもしなくてもいい。

どうでもいいって楽でいいなぁ。


2005年12月08日(木) 音がわたしを

昨日の続きである。早起きして病院に行ってから会社に行くつもりだったが、やっぱり起きられなかった。心の奥の方がめんどくさいと言っているような気がした。しかし、うまくしたもんで、またも昼休みに看護士さんから電話があって、今日の20時までに取りに来れば特別に渡してくれるという。

私は粗末な農民のようにありがとうごぜえますだぁみたいなかんじで礼を言い、会社が終わって病院まで走った。

予想通りババア通販のカタログだった。血は争えない。私の趣味も通販だが、母親の手の伸ばし方はすごい。とりあえず知ってるものは全部、そして地方の名産品系まである。シムリー、住商オットー、シルクのジャスミ、ランズエンド、鹿児島うまいもの何とか、などなど。受け取るのが本当に恥ずかしい。

それと意味ありげな郵便が一通。郵便局から本人限定郵便のお知らせ。こんなものがあるのを初めて知った。これはあとでどうにかしよう。

バイパスをバイクで走ると気持ちがいい。マフラーを替えてから、軽くて気持ちのいい音になったので、回すのが楽しい。回して排気音を堪能するのはほんの数秒だけど、くわーん、くわーんと頭に残る。

家に帰るとおでんを煮込み、即席漬けを仕込みつつ、マックを起動し、ビールを飲む。そして音楽をかける。iBookはボリューム最大。が、元々そんなに音は大きくないので、換気扇の音に消されてしまう程度。今日はアメリカンなオルタナ系。ギターの弦がびょんびょん鳴って、孤独な単語を綴る。イエスタデイズサンセット「昨日の夕日」、セイブミーフロムストラグル「もがく私を救ってくれ」。目を閉じると音の中に吸い込まれて浮くのがわかる。

高揚ではなく浮遊。そんな気持ちが今日一日をどうでもいいものに変えてくれる。しんどさも、虚脱感も、切迫感も、強迫感も、やらされてる感も、背負わされている感も。全部がばかばかしいほどどうでもいい。

「かちゃ。」っと玄関の開く音でリセットされた。家人が帰ってきたのだ。音楽を聴いていたので、お風呂の水が満タンになってしまったがまあいいだろう。

自分で自分を解放することができるようになれば、毎日はさほど悪くない。


2005年12月07日(水) きょうの反省

昼休みにお茶を飲んでいたら携帯電話がぶるぶると震えた。ああ、電話や、と思って取ると、母親が入院している病院の看護士さんからだった。用件は2点。さっさと歯医者代金を払いに来ること、郵便物が来ていることだった。歯医者代金は先週からしつこく言われていたのに、私が週末行かなかったので怒っているみたいだった。寝たきりなので出張歯医者さんが来てくれたらしい。

だいたい経管栄養(鼻の穴から胃袋に通した管にカロリーメイトドリンクのようなものを流し込んで食事にする)なのに、なんで歯医者?と思ったが、そんなことを言うと鬼のようなやつだと思われそうなので止めておいた。でも「入れ歯の調整」だけで25120円は高すぎるような気がする。

明日行きます、ととりあえず先延ばしにしてみたが、それも何だかなぁということで、今日、帰りに行ってきた。大阪市の西から東、それもラッシュ時間帯なので50分くらいかかった。寒い、死ぬ…と思いながら病院にたどり着くと、なんと事務の人は5時半までしかいないので、お金は受け取るけどおつりは出さない、手紙も渡せないとのことだった。がぁぁ〜ん…。しかも日曜日は休みらしい。

つか、そんなの対応できないんすけど…。と私はトホホな気持ちマックスで訴えた。看護士さんは困っていた。そりゃそうだろう。んなこと関係ないねんけど、と思っているはずだ。とりあえず明朝9時ちょっきしに来て、手紙とお釣りを受け取り、ダッシュで会社に行くことにした。15キロくらいだし、中型の方のバイクなら多分10時の始業に間に合うだろう。

でも、ちょっと(いやかなり)行きたくない。そんなんであせって事故りたくないし、郵便物だってしょーもないババア通販のカタログかもしれないし、お釣りもらっても事故ったら元も子もないし。でも3万円出したからやっぱお釣りは欲しいし。どっちやねん。

寝たきり老人問題はみんなどうしてるんだろうと思う。一人の老人を養うために一人が収入を得て、別の一人が身の回りの世話をする。ということは、一人のために二人必要ということである。うちは父親がとっくに亡くなったのでまあいいが、一人っ子で両親が健在だったら正直面倒見切れないなんではないか。

こんな言い方は汚いのかもしれないが、本当にそう思う。

と、今までならここで深く落ち込んでいたのだが、今日はその先があった。嫌なら辞めるという選択だ。嫌なら失踪でもなんでもしたらいいわけで、それをしない今の自分は自分自身の選択だと思うようになった。くだらなくてもしょーもなくてもそれはそうなる必然性があったのだと思う。「柳に風」の柳みたいに適当にやっていこうと思う。

薄情者だと思われたくないのなら郵便を取りに行くなど世話をすればいいし、事故りたくないのなら遅刻すればいいし、選ばされるのではなく選べば気持ちはだいぶ違う。結果はまぁ同じなのだから。母親は生きているうちは生きておけば、と思う。

「明日は明日の風が吹く」とはうまく言ったものだなぁと今日は思った。


2005年12月06日(火) よくない季節

日曜日の大阪は激しく荒れ模様。夕方は6度しかないのに雨と風が強かった。私はあっさり風邪をひいてしまった。今日は咳でなんともしんどかったので早退してきた。そんなに忙しくない(はっきり言ってヒマ)のでいいらしい。

しんどくても食事はしないといけないので、スーパーで買い物。マクドでコーヒーとグラコロを胃に入れてきた。

家に帰り、パソコンの電源を入れると、ビールを飲む。これが半ば習慣化している。アルコールの依存性というのはかなり高いのではないか。パソコンを起こすことと同じくらい日常化している。

私の場合、アルコールは確実に効く。まず首から上が軽くなり、寒気が引く。明日は絶対仕事を休んでしまいそうだと思っていたとしても、まあ、行けるか、と思うようになる。

よくないなぁと感じつつも、何に対してよくないのかはよくわからない。明日も仕事だ。


2005年12月05日(月) FOMA買いました

ツーカー自体がなくなるとのことで、ドコモのFOMAを購入した。まだiモードがなかったころ、初めて買った携帯電話がドコモで、それ以来8年ぶりくらいのドコモである。

操作の作法が全然違うので戸惑う。自分のメルアドもどうやったらわかるのかわからないくらいだ。ツーカーだとMキー→0で自分の電話番号とメルアドが表示されていたのだが。結局これはマニュアルに頼ってやっとわかった。

このマニュアルがでかいのでびっくりした。高校の歴史の教科書くらいのボリュームがある。これを完読するのは大変そうだ。600ページもあるし。とりあえず、メルアドの変更、主立ったアドレス帳を手打ちで移動させる。それからドラクエをやった。これがプリインストールされているので、この機種を買ったようなものだ。

あっという間に1時間が過ぎ、レベル7までレベルが上がり、電池の目盛りが一個減ったのでやめる。案外目が疲れた。字が小さいからだろうか。肩も凝ったような気がする。

しかし、街中の人たちはこれを使いこなしているんだなぁと思うと感心してしまう。まだマックを使う方が簡単なような気がするのだが。

今回買った機種「N901is」のブルー
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/23857.html


2005年12月03日(土) わたしの壁

今「バカの壁」を読んでいるのでちょっと影響を受けている。

仕事場には、こないだの日記に出てきた天然ボケの女子と孫がいるけど絶対そうは見えない女性がいる。この孫がいるようには見えない女性が、私のことをちょっとだけ閉じさせる。

ほんとにいい人なんである。気配りもできるし、適度に明るいし。でも、何だかおばちゃん特有のプライバシーに踏み込む話題が好きなんである。「結婚してるの?」「だんなさん何歳?」「子供さんは?」もうパターンである。慣れたけど、何か嫌だ。英語で「Mind your own business.」(ほっといて)という慣用句があるが、それをそのまま言ってやりたい。

こんなことを思うのが、わたしの壁なのかなと思う。友達とはぎゃあぎゃあわあわあとしゃべるけど、職場で自分から雑談をすることはない。プライベートなことは一切聞かない。(下の名前ですら知らないこともよくある。)ただ黙々とやるべき事をやり、効率を上げることを善だと思い日々働く。

これって暗いとか思われるんだろうなぁと思いつつも、なぜだか壁を作ってしまう。私のこういうところが会社勤めに向いてないのかなと思ったり。

なんか、会社社会って安寧で逆にいらついてしまうことがある。職種にもよるんだろうが、究極の選択もないし、生死もかかってないし、ある一定の時間そこにいて仕事をしていれば、頭の中は何を考えていてもお金がもらえるのだ。楽だけど、こう、じりじりするような不安感がある。派遣なのにこんなことを思うようじゃ絶対正社員にはなれないだろう。60歳まで毎日一緒って…。

それをこなすのが正しい社会人なのかもしれない。ま、きっとそうだろう。そんなところに立ちふさがる私の壁。いやはや難儀なところにおっ立ってるなぁ。


2005年12月01日(木) 死ぬほどO型

仕事2日目。私以外の二人は今日から参加。一人は若いお嬢さん、一人は孫がいるとは思えないような女性。私は一番パソコン操作に長けているということで二人に挟まれるように座席に着いた。

この若い方の女の子が、あんまりかしこくないんである。漢字や敬語は苦手で、大塚愛をヤンキーにしたような、でもタメ口しゃべりでも憎めないような不思議な子だった。もう大ボケの連発で、中川家弟似の社員さんに、漢字辞典とことわざ辞典を買うて来たろか?と突っ込まれる始末。「広島県って何でしたっけ?」と聞かれたときには思わずフリーズしてしまった。人間そのものがである。せめて、「どこでしたっけ?」と聞いて欲しかった。(^^;)

でもまあ、天然なだけで嫌なかんじはしなかった。私はヒヤアセをたらりとかきながらも黙々と仕事をしていた。すると、例のお嬢さんは、「なおぞうさんて、絶対A型ですよね?見ててわかります〜。」と言うではないか。いや、私は典型的なO型なんすけど…と思い、いや、そんなことないすよ、家とかむっちゃ荒れてるし、大雑把でアレなんっす、と訳の分からないことを言ってしまった。

でも、仕事とか見てるときちんとしてはるなぁっと思うんです、と言われてしまったのだ。ということは、仕事中の私はA型人間的キチンとさんであるということである。知らず知らずのうちにがんばっていたのだなぁ。

買い物をして家に帰る。食事とかやる気無さマックスであった。ちくわ、皿に載せるだけ。さんま、焼くだけ。一応イカと野菜は調理した。独身だったらこんな日の夕食はまずマクドやなと思いつつ。正直言って、俺が作る方が弁当のおかず、種類多いんだよね、とだんなに言われて思わず蹴っ飛ばしそうになった。嫌なら食べなくてもよろしいのだ。

こんなふうに典型的にO型のくせに、A型なふりをして働く。だから何か疲れるのかなぁ。このまま40歳くらいまで働き続けたら過労死する自信がある。まぁ、いばるようなことではないけれど、ぼーっと自由に過ごすことには自信がある。日なたで二つ折りにした座布団を枕にして、毛布にくるまって古本を読みたい。

今日はひとつも本を読まずに終わってしまった。そして明日も仕事。ネパールとか行きたいなぁ。(脈絡なし)


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