日々是迷々之記
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2003年01月29日(水) こんな派遣会社は逝け

今日は気が進まないまま早起きをした。先日Webの求人広告で見つけた企業にエントリー(興味があるのでやらせてください。みたいなことをメールする。)をしたらそれが企業ではなく派遣会社だったのだ。まぁ、よく読まなかった私が悪いんだけど。本当は先週の金曜日の面接だったのだが、全然気が進まないので今日に変えてもらった。本当ならば断ればいいんだけど、住所やら携帯番号やら事前に伝えてしまっているので、行かなかったらどっかにバラ撒かれそうで怖い。ということで水たまりがうっすら凍る突風の中、カブで某社Mに行ってきた。

入るとちょうど2分前だった。席に着き、目の前に置かれた資料に目を通していると、「遅れて来た方は急いで全文目を通してください。」と初老のスーツのオヤジに言われた。う、何か嫌な予感がする…。そのとき、化繊の白ブラウスに紺色の膝丈タイトスカートに金ボタンのおそろいベスト、黒のストッキングに黒のナースサンダルのOLさんが部屋の前に立ち、「今から当社派遣事業部部長○○から説明があります。」だんだんだんだん嫌な予感…。

さっきの初老スーツおやじが目の前に立った。「えー、わたくしが部長の○○です。まず我が社の成り立ちについて。えー、手元の冊子を開いてください。えー2枚めくるとですね、たくさんの企業様名が記載されています。えー、当社は資本金○○万円で株主に個人はいません。こちらの企業様が分担して持たれています。えー、そしてですね、我が社の親会社である○○銀行と取引をさせていただいています。えー、そういったつながりでですね、当社からの派遣先は○○銀行が5割、あとは業務を提携している地銀さんですね。それとそちらと取引のある、地元の企業様。そちらがほとんどです。」

どうでもいい話満載である。資本金がいくらだろうが、有名企業と株を持ち合っていようが、どうでもいい。私の望む仕事が条件の折り合う形であればそれでいいのだ。結局この手のどうでもいい話は1時間弱続いた。

派遣の仕事というのはまず派遣会社に登録をすることから始まる。登録時に雇用関係のあり方、保険の制度について、有給休暇について、タイムカードのつけかたについてなどを説明される。もちろん、登録時に提供した個人情報についてはいっさい二次使用しないとの旨も文章で提示される。このように派遣の登録説明会とは、「制度について」説明を受けるわけで、別に会社自慢を聞きに行く場ではない。

あと、傾向として派遣会社は「デキる女感覚」を出してくるか、「親身になってお仕事探します!」というような「フレンドリーさ」を出してくる。たいてい大手は前者、小さな所は後者が多い。だが、ここはどちらでもなかった。会社自慢に饒舌な初老のスーツ部長。その手下の制服OLさん。見てるだけでうんざりである。

説明会の後の一般常識テストもわたしにとっては意味がわからないものが多かった。漢字の読み書き、計算は私にとっては簡単だった。が、わたしより年上の人たちは四則計算でかなりとまどっていた。かけ算、わり算を足し算、引き算よりも先にやるんですよ、とか、さっきのスーツ部長が教えてるし。全然テストになってないじゃん。

そのあとの「次のうちの4択から間違ったモノを選びなさい。」はかなり迷った。ヒマな人はちょっと考えて欲しい。

1.上司に来た郵便物は「極秘」「親展」と書かれたもの以外は開封して渡す。
2.封を開けたら下に便せん、上に封筒を乗せゼムクリップで留める。
3.明らかに広告と分かるものに関しては渡す必要はない。
4.宛先の人物にすべて開封せずに渡す。

である。私は未だに「正しい答え」がわからない。私はいままで4.の「すべて宛先の人物に開封せずに渡す。」でやってきたが…。それは間違っているのだろうか。

もう一つ、悩んだのが「修得したパソコン操作」を選ぶ欄である。どれかに○を付けるのだが、例えばMSエクセルだとして「エクセル上級」「エクセル中級」「エクセル初級」「エクセル操作修得」とある。どういう基準で上級や中級を分けるかというのがはっきりしないが、私はマクロやVBAが日常業務の中で使えればまぁできるるうちに入ると思っている。ということで私はVBAまでモノによるけどできるので「エクセル操作修得」ってのに○をした。ワードに関しても「ワード操作修得」に○である。

するとそこにさっきのスーツ部長がやってきて、「入力程度、ですか?」と私の用紙を見て言った。そこで私がハァ?(・・)と思いつつ、「マクロ、VBAまで可能ですが?」と言うと、「それならば上級にマルをしてくださいね。」とまるで小学生にモノを言うようにして言った。わたしは「何で?」と激しく思ったが、テキはつかつかと机の間を閲覧しながら去っていった。「修得」ってのは「かなり深くまでわかってること」だと理解したのはまちがいなのだろうか?確かに「初級」の下に書いてあるから、「初級よりも未熟」って意味って言われればそうかもしれないが。にしても「言葉本来の意味」よりも「書いてある順番」を優先するというのもキチガイじみた話だ。

だいたい、人が何か作業してるのを見回って何か吐き捨てるように言って去るというのもうっとおしい。あんたは学校の教師か!と言いたくなる。言動まで教師じみているのは本人も自覚してのことだろうか。言葉の端々に「教えてやっている。」「わたしはエライ。」ってのがありありだ。不良債権を背負って1兆円以上の赤字を出している銀行が後ろ盾って、そんなにありがたがるもんでもないと思うが…。

とにかくこの時点で私は全然やる気がない。さっさと家に帰って「幸せリフォーム計画」でも見た方がましである。が、最後に個人面接が控えている。一般的にこの面接というのは提出された書類を見て、その分野に詳しい人が面接をしてくれる。私なら、貿易関係に詳しい人が来てくれるケースがほとんどだ。そうしないと、一連の業務の中で具体的に何ができるのかが伝わりにくいからだ。当然である。が、やはりというか何というか、この会社の面接はただのおっさんが出てきた。さっきのスーツ部長の一味であろう。白髪すだれの縦縞スーツに金色メガネ。ギョーザのような靴を履いた日本に1千万人くらいおりそうなおっさんである。

わたしの書類を見て、「はぁ、ここから近いですな。え、結婚してるのに扶養枠をご希望でないんですか?」と来た。勝手だろと思いつつ「ええ。」と答える。そして独り言のように、「アルバイト、派遣、派遣、派遣、自営、アルバイト…。正社員はされていないようですね。しかも派遣もすぐにおやめになっているようで。」別にやりたくないから正社員にならないだけで放っておけや、と思いつつも、「ええ、実力さえあればお声をかけていただけますから。短い契約のものばかりを選んだ方が、いろいろな経験をすることができますし、またスキルアップにもつながりますから。それに趣味に時間を費やすこともできますし。」と笑顔で答えてやった。

はぁ…と腑に落ちないような顔をして、「それじゃあ、ありがとうございました。」と言われた。結局、職務内容、希望条件などについての話は一切なかった。ここの会社は私が関わるような会社ではないようだ。

最初に2分前に来たときに「遅れてきた」と見なされた時点でこうなることはなんとなく予想できた。この会社は人材派遣会社として全然なっていないようである。私は意識的に住所の部屋番号のあとに○○号室と付けた。普段は部屋番号だけしか書かないので、これ以降、○○号室と書いたダイレクトメールが来たらその派遣会社が名簿を売っているか交換しているはずである。

さて、どうなるか楽しみである。私は家に帰りビデオに撮った「幸せリフォーム計画」を見ながら食事をし、ふと、今日もらった粗品を開けてみた。するとびっくり。冷蔵庫のキムコ(においとり)みたいなカゴに入った炭が入っている。立派な箱に入っているが全体的に紫にラメ入りで「炭で何もかもが治ります。」チックなださださコピーが書かれている。100円ショップで売ってても買いたくない商品といえばわかりやすいだろう。

こんなしょーもないもんに金つかうから赤字になるんだよと思いつつ、私は竹炭だけ抜き取って後は捨てた。


2003年01月23日(木) 雪だるまとアメリカ人

雪だるまである。子供の時作ろうとしたことはあったけれども、結局ちゃんと作れた記憶がない。胴体はうまくできても、その上に頭を乗っけるのが至難の業だからだ。仮に、直径が60センチだとしても体積は4/3 x πr3なので0.11304m3。降雪地などで建築物などの強度を計算する際、雪の比重は0.3らしい。ので比重を0.3とすると0.001m3で0.3kgなので、33.9kgにもなる。半分の直径が30センチのものでも0.01413m3なので約4.2kg。

なんでこんなことを考えたかというと。こんな記事を読んだからだ。
「完璧な雪だるまの作り方。」州立ブルーフィールド大学工学部(CNNより)

ここで紹介されている雪だるまは、北米式3段がさねのものである。下から胴、胸、頭となっているやつである。(スヌーピーのマンガに出てきます。)これを正しく作る方法を示しており、胴は直径90センチ。でかい。でも、これはころがすからまだイイとしよう。胸は直径60センチ。これは約34キロ。これを子供が持ち上げて胴の上に乗せるというのはムリではないだろうか。土台の高さも合わせると1m近く持ち上げなくてはならない。そして最後の頭。これは直径30センチで約4キロ。持ち上げられない重さではないが、150センチ以上も持ち上げなくてはならない。

何がどう完璧なのかは激しく疑問である。このニュースの最後には「雪だるま作りは小さな子供達にとって、物体の構造や質量を理解するために役立つ、楽しい遊び」と記されているが、こんなでかい雪だるまを作った日にゃ、「手が冷たいわ、腰は痛いわでぐったり」してしまうのがオチではないだろうか。

が、そう思うのは私が日本人だからであって、アメリカ人なら「オー!ワンダフォー!グッジョブ!」などと言いながら、鼻の頭を真っ赤にして「パーフェクトスノーマン」を作り上げてしまうかもしれない。恐るべし。


2003年01月20日(月) へとへと

今日もネットスケープ7.01を再インストールした。強制終了させると次回立ち上がらなくなるようだ。今回は匹数を指定するとその数だけゴキブリをデスクトップに表示させるプログラムをクリックしたら固まったのだ。なんだかな〜。今回はブックマークの位置も分かっているのでスムーズである。

でもめんどくさいには変わりなし。再インストールしたとたんIEのお気に入りを勝手にインポートしてくるのがガンだ。頭が痛くなるような文字化け。いっぺん全部削除して手動インポートをすればいいんだけれど。それでもツールバー上の文字化けは直らない。今も「險倶ココ譌・蛟倡ウサ」というフォルダがツールバーにあってちょっと嫌である。「個人日記」という名前のフォルダなんだけど…。

素直にIEにもどせば良いんだけれど、タブブラウザは至極快適だし、くそポップアップ広告をシャットアウトできるのも気に入っている。こういうときはウィンドウズはいいなぁと思わずにはいられない。タブブラウザもたくさんあるし、IEを使用していてもポップアップをシャットアウトするプラグインもあるし、こういう面では選び放題なのは事実だ。

今日はサイトをどういうふうにするのか考えていた。結論、コンテンツがまぜこぜなのが考えがまとまらない原因だとうすうす思うようになってきた。カヤック、パソコン、自転車、その他雑多なもろもろを全部一つのサイトの下にまとめようとするからあかんのではないか。ということはパソコンならパソコンというように独立させて複数のサイトにすればいいのかなと思った。でも、一度に複数のサイトを運営できるかといえば何となくまぜこぜになっていってしまうだろうなぁと感じる。何だか適当なこの性格がいやだ。

まぜこぜと言えば今日の夕食もおいしいけれどどうもしっくり来なかった。3日目のカレーに飽きが来たので、おでんを作ったのが悪かった。まずおでんと熱燗。ちょっと後でカレーを食べる。むちゃくちゃお腹一杯でしんどかった。たんぱく質の逆襲か。

と、意味もなく疲れたので今日も更新は日記だけである。


2003年01月19日(日) 今日のプチ物欲

ネット上を徘徊していると時に思わぬモノに出くわすことがある。たまにはこんなのも。

一万円台のトイムービーカメラ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1202/iodata.htm

かなり欲しいなと思ってしまった。マックでは使えないがコンパクトフラッシュのリーダーは持っているので問題なし。リチウムイオン充電池だったらいいんだけどなぁと思う。画質はそれなりのそれなりだけど、iMovieで遊んでみるとか、家人の変な顔などを撮影するためなら十分だと思う。

パソコンのUSBポートで使える電気ひざかけ
http://www.mib.co.jp/products/ohizamoto.html

面白いんだけどほんとにぬくいのかなという謎が…。家人に聞いたら発熱してるのがわかるほどはぬくくないんじゃないの?まぁ、「毛布だから」ぬくいとは思うけど。とのコメント。うん、じゃあ普通の毛布でイイ?

うまい棒に味が13種類。ダイケンヨーグルもあり
http://www.yunaga.com/10-04.htm

どっちも全種類購入しても180円。すべてを10個づつ購入しても1800円。すばらしい…。うちの近所ではうまい棒、「めんたい」と「チーズ」しか手に入らないんでかなり欲しいです。

腕にパーム
http://review.ascii24.com/db/review/ce/terminal/2003/01/18/641239-000.html

日本語が通らないけど、人名をローマ字で入れて、英単語でスケジュールとか入れたら使えるなぁと思いつつ、「じゃあ携帯電話でいいやんか。」とひとり勝手に納得してしまいました。

ノキアの携帯電話
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/column/fun/2002/06/28/636885-002.html?

実は私、携帯電話に関してはソニーやシャープより、ノキアやエリクソンの方が好きです。理由はちょっとでっかいところといかにも舶来なそのスタイル。日本にも革命かなんか起きて、SIMカード形式で好きなデザインの電話を持てるようにして欲しいです。余談ですが、香港で携帯電話を購入&契約すると普通に海外で使えるようです。(もちろん日本でも。)

インドのフルート♪
http://homepage.mac.com/davidahmed/flute.html

フルートを鳴らせるフラッシュムービーです。タイコをッツトコトコトンとならしてそこで笛の穴をカーソルでなぞるとピョロロロ〜♪なごめます。ちょっと重いですが。この方の作られたフリーウェアでギターバージョンのこれがあるのですが、残念ながらMacOS Xバージョンしかありません。(こっちもかなりいいんですが。)

と、最後は別に物欲じゃないんだけどちょっと和んだので加えてみました。こんな感じで日々うろちょろしているとなかなかHPの更新は進みません。しかも、未だにどういうふうなデザインにするか迷ってるし…。いかん、頓挫しそうだ。


2003年01月17日(金) 徒労の一日

目が覚めて私はパソコンの電源を入れた後、コーヒーのお湯を沸かして、洗濯機を回し始めた。コーヒーを飲みながらニュースを読んだりごちゃごちゃやる。新聞を取っていないので時事的なニュースは押さえておかないと何だか回りと波長が合わなくなってしまうのだ。

ふと、アメリカヤフーのサイトで何かのニュースを読もうと思い立ちアクセスした。すると虹色のぐるぐる(ウィンドウズの砂時計にあたる)がぐるぐるして止まらない。洗濯機が止まったのでそれを干しに行き、戻ってきたがまだぐるぐるしている。私は強制終了させた。これがドツボの始まりだった。

ネットスケープを再起動する。だめである。起動中にぐるぐるになってやっぱり再起動を余儀なくされる。ネットスケープを上書き再インストールする。状況が変わらず。多分「初期設定」がおかしいのだと思うが、Mac OS Xに初期設定はない。しょうがないので全部ほかしてクリーンインストールすることにした。が、「お気に入り」は残したい。私はシャーロックで「favorite.html」を検索した。見つかったがそれはインターネットエクスプローラーのだった。うわわわん!

何でや!ということでネット上をIEで検索する。するとネットスケープのお気に入りは「bookmarks.html」だったのだ。ううう。今度は首尾良く発見。これのバックアップを取る。そこでどうせならということでこのネットスケープのブックマークをIEに移そうと思い、「favorite.html」に名前を変えて閉じたIEのお気に入りファイルに上書きした。そしてIEを起動してびっくり。お気に入りが全部文字化けしているのだ。聞いてないよ〜と今更ながらダチョウかよ!とセルフつっこみをしながら原因を探る。が、文字コードの問題だと思いつつもどうしたらいいのかは分からない。私はしょうがなく文字化けしまくったIEからネットスケープのサイトにアクセスして最新の7.01をインストールした。無事起動。また終了させてさっきのbookmarks.htmlを持ってきた。ほっ。やっと元に戻った。


気を良くしたわたしはラーメンを食べ、今日のやるべきことを思い出した。今日は銀行に行って、J-Phoneに電話をしてといろいろあるのだ。まずJ-Phoneに電話。最近家の中の電波状態が悪く、通話中にとぎれることもしばしばだ。隣に建設中のマンションのせいだとは思うがどうしたらいいのか相談してみることにしたのだ。そしたらそのオペレーターの女性がかなりマニュアルしゃべりでだんだん腹が立ってきて、余計に大げさになってしまった。2ヶ月くらいで電波状態が悪くなったって言ってるのに、家の前の海が原因だとか言うし…。あの、海は大昔からあるんですけどって思わず言ってしまった。ベランダでしゃべれとかいうので、結局こっちでどうにかせんかい!ってことかと思うと私の意地悪はエスカレートしてゆく。

「それでは結論としてあくまでこちらで対処して、J-Phoneさんでは具体的な方策は示していただけないということでよろしいですか?」と言うと、「いえ、お客様の大切なご意見として承らせていただきますので…」と言う。「それでしたら具体的に何をしていただけるのでしょうか?」と返すと「いえ、だから大切なご意見ですから…」と繰り返す。私もだんだんどうでもいいと思いつつ、適当な返事にむかついてきたので非常に意地悪だ。「それでは具体的に申します。実際にこちらへ来て頂いてどれくらいの電波障害が発生しているか調査していただけませんか?その結果を検討して頂いた上で対策を検討されたらいいんじゃないですか?」というと「個人のお客様に対して個別のご対応というのはいたしておりませんで…」と来た。私の腹立ちモードも全開で、考えなくても勝手に口が動く。「そうですか。それではマンションの管理組合を通して陳情差し上げたら対応して頂けるんですね?」「いえその…」

何だかパチンコとかのギャンブルをしている気分だ。別にお金を儲けるためではなく、ただ熱くなって無我夢中で攻めに入ってしまう。意味ないじゃん、さっさとやめなきゃ時間のムダとか思いつつも。

「あの、しばらくお待ち頂けますか?上司の方にお客様のご意見をお通しいたしますので。」と突然言い残し保留された。やれやれ、もうやめよう、しんどいしと思ったときだった。彼女は電話口に戻ってきて「今大切なご意見として申し伝えいたしましたので。」と言う。もう大切なご意見はええっちゅうねん。「で、何とおっしゃってました?上司の方。」こう言いつつ最後にしようと思った。「あ、あの、ですから大切なご意見として…」ねぇちゃんほんとにこの仕事向いてないなぁ。本当は上司なんかに伝えてないのまるわかりである。ただトーンダウンさせるために保留したんやろが…。何だかむなしい。

「分かりました。確かに伝えて頂いたということですね。それでは経過を見守りますのでこれ以上電波状態が悪化するようでしたら解約させていただきます。」これで切るつもりだった。「あ、あの、それは困ります。申し訳ありません。」もう向こうも何を言ってるか分からなくなっているようだった。何だかむなしくなって電話を切った。ほんとに私は最悪だ。相手が何を考えてるか、どう困っているか手に取るように分かるくせに突っ込まずにはいられない。

そのとき、今度は家の電話が鳴った。びっくりしながら受話器を上げると不動産屋のマンションに興味ありませんか?だった。断ろうとしたが、どわわっとたたみかけるようにそのマンションの特徴や価格帯を説明し、どうです奥さん興味ありませんか?と来た。わたしは思わず「お母さんいないからわかりません。」と言ってしまった。なんててきとーなんだ。

すると敵は、「そぉなの〜?じゃあ、お父さんは?」と来た。いきなりの子供言葉に私は、「お父さんはいません。」と答えた。「夜には戻ってくるの?」と来たからやばい!と思い、「いえ、お父さんはいないんです…。ずっと。」と言った。すると相手はそそくさと電話を切った。確かにこの家には「お父さん」も「お母さん」もいないからまるっきり嘘ではないけれど…。

気を取り直して銀行巡りに行くことにした。ジャケットを着て、外に出る。思ったより風がつよい。ままちゃりは倒れてないといいけど…と思いつつ自転車置き場に行ったらびっくり。わたしのままちゃりのカゴにでっかい黒いビニール袋が入っている。しかも袋はパンパンだ。私は生物化学兵器や動物の死体だったらどうしようと思いつつ、そっと中を覗いた。すると中はくたびれたエロ本が充満していた。ぎゃー!私はああいうものが苦手だ。裸がどうとか言うより純粋に汚いから。私はその袋ひっこぬいて管理室に持っていった。

「あの、私の自転車のカゴにこれは入っていたんですけど。」と言うと管理人のじいさんは「ああ、誰かが間違えて入れたんだね。」と来た。誰が何をどう間違えたら私の自転車にエロ本が突っ込まれるのか説明して欲しかったが、さっさとその場を離れたいので私はその場を去った。

それから私は何故エロ本が自転車のカゴに入っていたか?について考えてみた。もし、誰かが間違えて入れたとしたらそれは多分中学生男子だろう。親に見つかるとまずいので自転車置き場でエロ本の裏取引。うん、これで間違いないだろう。と一人勝手に納得した。

その晩、私はだんなさんにそのことを話した。するとうぷぷ!と笑いながら「絶対それはない。単に邪魔だったからどっかに捨てたんじゃないの〜。それがたまたまなおぞう自転車だっただけで。ケラケラ〜」と言った。そんなもんか?私はその背後のドラマのなさに脱力した。もしそうだとしたら男子中学生がドキドキしながら裏取引している現場を勝手に想像していた私は一体…。

なんか徒労の一日である。明日もエロ本入ってたら絶対裏取引なんだけどな〜。(まだ言ってるよ。この人。)


2003年01月16日(木) 免許の書き換え。吉野屋。マック。

先日晴れてMT車を運転する資格を得た。今日はその卒業証書を持って、「AT限定解除」をしに行った。

現在、大阪には2カ所の免許センターがある。まぁどっちもそれなりに遠いのだが、まだ道がわかりやすい一方に何度となく行っている。いつもは電車&徒歩なのだが、今日はカブで行くことにした。が、何年ぶりだろうか?結婚してからは行ってないので4年ぶりかなと思ったが、去年、国際免許を申請しに来たばかりだった。まぁまぁ、去年は電車だったので「バイクで来るのは4年ぶり」ということにしておこう。

が、これがはまった。道を忘れているのである。道路上の標識を頼りにたどり着いたとき、時間は家を出てから2時間、距離は37キロだった。そんなに遠かったっけ…、と思いつつ手続きはすぐに済んだ。朝はコーヒーを飲んだだけだったので途中の吉野屋で「並盛りとおしんこ」を食べてブランチにした。(って全然ブランチってガラじゃないけど。)

吉野屋のおしんこはなかなかうまいなぁと思いつつメニューに目をやると「牛生鮭定食490円」がレギュラーメニューに入っている。そうか、朝食オンリーじゃなかったんだと思うがもう遅い。次は牛鮭にしようとココロに誓いつつ並盛りを食べる。

途中で60歳くらいの身なりのしゃきっとしたおっちゃんが入店してきた。彼は「特盛とビール」を注文し手酌で飲んでいた。あては特盛の肉部分と紅ショウガだ。時間は午前11時。うむ。なかなかかっこいい。私は370円を支払い店を出た。家までは15キロくらいだ。帰っても特にやることがないのでソフマップギガストアに立ち寄ることにした。そこでは思わぬ出会いがあった。アップルがこないだ発表したブラウザsafariを体験できたのだ。

そこにはベータ版のsafariをインストールした大福iMacが鎮座していた。それが早いんである。サクサク動く。接続はエッジの128kなので家のADSL8MBよりは遅いはずなのだが、ギャップはない。むしろ早いくらいだ。めちゃ惚れ。

しかし、しかしである。Mac OS Xは最小でビデオメモリが32MB。32である。私のメインマシンeMacと同じである。それで最小。なかなかつらいところがある。お金さえあれば12inchパワーブックが欲しいなと思っているが安いと言っても20万円オーバー。去年eMacを購入した私にはちょっと手が出ない。マックも数字のスペックが命の時代になりつつあるのかなと思うとちょっと悲しい。

しかし、あくまで私感だが今となってはヨイヨイのじいさんパワーブックである1400ちゃんがかなり私の感覚にぴったりくる。これにはテキストエディタと古いバージョンのブラウザをインストールして、コタツで字を書くのに使っている。CDロムドライブは壊れいているが、ファイル共有でeMacから吸い上げれば没問題。ファンがないのでとても静か。テキスト打ちだけならこっちの方が快適なかんじすらある。今日は家に帰ってからHPのねたをそのパワーブックで書きためた。

最高スペックはかっこいい。でも最高が最高である時間は思うより短い。それならあるものを最大限生かせるようにするのが実はちいさな幸せではないかと思う今日この頃である。パソコンにしかり、自動車にしかり。


2003年01月15日(水) ビバ!合格。が、実態は…

今日はMT免許の修了検定があったのだが、めでたく合格することができた。が、今思うと異常に緊張してしまい、運転中は「ぐぁー!」と叫び、クルマごと金網を突き破って家に帰ってしまいたい気分だった。実は緊張の余り、普段ではあり得ない失態を晒してしまったのだ。

はじめは順調だった。S字もクランクも余裕。で、方向転換である。ここで問題が発生した。なんと、その路上に大量のフェニックスの枝が落ちているのである。横では植木屋さんがコース内のフェニックスを剪定しているのである。しかも、二人組の植木屋さんが脚立をえっさほいさと私の検定中のクルマの前をゆっくりと横切るではないか。…。とりあえずクラッチを踏んで待機する私。教官も無言だ。

こんな場合どうすれば良いのか。もうちょっと前に出ないと切り返しながらバックするのに十分な距離があるとは思えなかったので、無理矢理やるとまず失敗するだろう。実際に外で運転しているときなら、窓から顔を出して「にいちゃん、ちょっとのいて。」と言えば済むことだが、検定中にそれをやるのもどうかと思うし。結局その状況に気が付いた職員の人が植木屋さんに脚立やフェニックスの枝を片づけるように指示をしてくれた。この間、何分あっただろうか。基本的に教習中は停止時にニュートラルに入れてはいけないので、私はずっとクラッチを踏んでいた。だ、だるい…。

次の失態は指示速度(30km/h)を出すところで起きた。コースレイアウトの関係でここはセカンドでゆき、指示速度が出たらすかさずポンピングブレーキで減速、クラッチを踏んでローに落とすという段取りだ。30キロ出して、ブレーキをかけて、クラッチを踏んで…。ここまでは良かった。シフトノブに左手を伸ばすと火花が散った。「バチン!」「うぐぅ!」私は静電気体質なのだ。シフトノブに手を触れた瞬間に離してしまったので、ローに入らずニュートラルになってしまった。いかん!私はクラッチを踏み、どうにかローに入れた。はぁ。

しかし一息ついているヒマはない。目前に発着地点が迫っている。ルームミラーで確認、ウィンカーを出して、目視で安全確認だ。う、今ルームミラーを確認すべき場所を一瞬過ぎてしまった。あ、いかん、いかん。助けてくれ誰か〜。地獄のような思いで発着地点に停車させた。サイドブレーキを引いて、リバースに入れ、ルームミラーで後ろを確認してからブレーキから足を離し、キーをオフにして、シートベルトを外す。で、後ろから何も来ないことを確認してドアを開ける。だが、ここで問題発生。窓でアタマを打ってしまったのだ。しかも「どこっ。」と鈍い音がクルマの中に響いている。

言い訳をするわけではないが、教習車はいつも窓が開いている。それは踏切で窓を開けるし、横を確認するときなどにめんどくさいから開けているようだったのだ。(もちろんパワーウィンドウではないし。)が、今日はちらほら雪が舞うような天気だったので、わたしは踏切を越えた後で閉めたのだった。それを忘れていたというわけである。で、窓から顔を出して後ろを確認しようとすればアタマを打つのは当たり前である。

ああ、もうあたしゃだめだよ…。と失意を抱えて待合室へ戻った。

が、なんと合格していたのである。よく分からないが、「静電気でびびってチェンジ失敗。閉まった窓にアタマをぶつけていた。」とは不合格の理由に書きにくかったんだと思う。が、合格には変わりない。これで晴れて我が家のフォレスターを運転できるのだ。

が、しかし、未だにサードまでしか入れたことのない人間に扱えるシロモノなのかは乗ってみるまでのお楽しみである。


2003年01月14日(火) みきわめOK。マックもOK。

今日は11時からの教習だった。コースその1とコースその2を走り、だいぶ自信がついたと思う。課題も失敗しなかったし。車線を変更するときに確認をもっとわかるようにするようにとのことだった。う〜ん、見てないわけではないけれど、「見てます!」というかんじで見ている訳ではないのも確かだ。

明日に検定を申し込む。お昼頃には合否がわかるだろう。

家に帰るとかき揚げ丼とぶた汁を作りつつ、パワーブックのバックアップを取った。たった300MBだが多分一時間くらいかかった気がする。かき揚げ丼を食べ終わった頃やっと終わったくらいだから。それから物置部屋の古雑誌を引っ張り出して古いソフトウェアが入ったCDロムが付録に付いた雑誌を探す。幸いなことに1999年のMac People誌が見つかり、そこからNetscape Communicator 4.5をインストールする。無事動いた。メールも設定完了。それからテキストエディタや、アイコンを探してeMacでダウンロードし、Apple Talk経由でパワーブックに持ってくる。

気が付いたらもう夜である。検定のコースを覚えないとあかんなぁと思いつつ、マックのお世話に忙しい。でも何故か楽しいから不思議である。パワーブックはヨイヨイのじいさんでeMacは半ズボンの小学生という感じで同じマックとは思えないほど差がある。これだけ差があると、おのずと役割は分業されるのである意味楽しい。何と言っても昔作ったものをパワーブックで生き返らせたりできるし。しかもファンがないのでめちゃくちゃ静かである。キーボードも熱くならない。(eMacは隣の部屋でも起動していることが分かるほど常時ファンが唸っている。)

明日は昼からモバイル環境を整えてみたいと思う。この場合のモバイルは通信をすることが目的ではなく、あくまで家の外でパソコンを使うという意味だが。私の場合は日記をはじめとするテキスト書き、単純なパズルゲーム、eMacで受信したメールマガジンなどを転送してひまつぶしに読む。このへんを目標にしてゆきたい。

さて、どうなることやら。


2003年01月13日(月) クルマについて

今日も教習である。やることは方向転換と坂道発進、S字とクランクである。結論から言うと全部普通にできた。ATの時やったことがあるのと事実上ローギアしか使わないのでMTでもあんまり差がないからだ。ということで、検定のコースを走ることにした。

審査の場合、卒検は路上ではなく構内でやる。普通に走って、30キロ出して、前述の4つができればいいのでそんなに難しいものでもないと思う。が、さすがに免許を取って10年目なので右折の早回り、踏切で窓を開けるなどがおろそかになってしまう。そういうところが要注意らしい。

が、しかしである。今日はあまり練習にならなかった。めちゃくちゃクルマが多くてまともに走れないのである。私の通っている教習所はMT20台、AT20台、そしてバイクがある。車専用コースになっているのだが、バイクも課程のうち一時間だけこっちに来る。今朝は空車なしだったので40台プラスアルファがコースの中をぐるぐる回っているのである。恐ろしい、そしてじゃまである。「仮免許」のプレートを付けたクルマでさえ右折の真ん中でエンストしたり、下りでクラッチを踏んでどどど〜っと落ちていったりしている。ブルブル。

見通しの悪い交差点でこっちが止まれから左折で本線に入るような場合でも、わたしが止まれのラインからちょっと前に出て確認しようとしたら、本線のクルマがびっくりして急ブレーキを踏んだりするのでこっちがびっくりしてしまう。流れ読めよ。そんなこんなでチャイムが鳴ってしまった。これで規定の4時間は終わってしまった。教官は私に悪いと思ったのか、取り急ぎコースその1を一周させてくれた。コースその2はまだである。

最後に教官は、検定を受けたいかどうか聞いてきた。要は見極めはOKしてあげてもいいけれど、コースを全部走ってないけどどうする?ってことらしかった。私は別に急いでないし、検定に落ちたらどうせもう一時間乗らないといけないのでもう一時間練習したいと告げた。まぁ、そのほうがいいでしょうねと言った。

う〜ん、これは考え方かもしれないけれど、見極めOKかどうかは教官が決めることじゃないかと思う。そんなこと生徒に聞くなよと思ってしまった。若い子とかだったら絶対練習不足って分かってても検定に行くやろうし。

何だか日本の免許制度はいろいろおかしいと感じた。MTの教習に来てるのに、ローとセカンドしか使えないし、30キロまでしか出せない。(しかもほんの一瞬)前が詰まってくると断続クラッチでとろとろ走る。こんなこと、自分の車じゃ絶対やりたくないけど。道路事情も違うけれど、諸外国は一時間目から路上に出て、全部路上である。そのほうがずっと実用的だと思う。踏切で窓を開けることよりも、100km/hからのブレーキングでどれくらい制動距離があるのか身を持って体験した方が役に立つと思うし。バイクに急制動や波状路があるのにクルマにないのも疑問だし…。日本の路上を運転している人でどれくらいの人が自分のクルマのブレーキングの限界を知っているんだろう?多分、フルブレーキなんか踏んだことないような人が、「強めのブレーキ→タイヤがロック→びっくり→事故」っていうパターンにはまるんだろう。

何しても別に良いけど巻き込むのだけは勘弁してくれ〜と思ってしまう。それには自分自身、うまくなるしかないのだ。きっと。


2003年01月12日(日) 忙しくも楽しい一日

久しぶりに早起きをした。今日から自動車教習所に通うのだ。車の免許はAT限定なのでそれの解除(つまりMT)の免許をとりにゆく。「審査」という名称だ。今朝は連続2時間乗った。乗ってびっくりしたのはアクセルを開けなくてもエンストしないことだ。ちっとも速度が上がってなくてもギアを上げられるのも驚いたが。あくまでバイクのギアしか操作経験がないが、バイクの場合「バァ〜ン、カチャ、バァァァ〜ン!」という感じで回転を上げ、すかさずアクセルを戻し、クラッチを握って(踏んで)、ギアを入れ、つないで、開ける。といった感じなのだ。(あくまで中型以下の場合。)が、車の場合、エンストはまずしないなと感じた。

やはり私の場合一番問題になりそうなのが「車線のまんなかを走ること。」のようだ。実は私はアメリカとカナダでしか運転をしたことがない(というかあれ位空いてないと怖い。)ので右側通行の体になっている。意識しているときはちゃんと右手でウィンカーを出せるが、油断すると左手がワイパーをかさかさ言わせてしまう。もちろん、走る場所も若干センターライン寄りのようだ。明日も乗るので大変だけどちょっと楽しみである。

昼からは眠たくてしょうがなかったので久しぶりにバイクで外出した。変な時間に眠ると夜寝にくいからだ。バイク屋さんでしゃべり、帰りにパソコンショップへ寄った。そこでは奇跡的な出会いがあった。なんと以前入手したパワーブック1400で使えるLANカードが売っているではないか。すかさず購入。

家に帰ると、早速カードのドライバをインストール。当たり前だけど認識してくれた。今度はネットワークの設定。これがかなり手間取った。Mac OS Xだとほとんど自動的に設定してくれたのだが、Mac OS 8.1はそうは行かない。かなり頭を使ってくらくらしたころやっとできた。早速ネットに接続。没問題。が、ブラウザが対応していないせいか、最近のホームページはちゃんと表示できないようだ。う〜ん、ネスケ3はちょっと古すぎる?ついでにファイル共有も試みた。これは簡単に出来た。満足満足。

そうこうしているうちに夜中である。明日は朝から教習なのでぼちぼち寝るのだ。しかし、私は世界で一番のんきな主婦かもしれない。最近よくそう思う。


2003年01月11日(土) パソコンずるずる地獄

また今日もパソコンの話である。興味ない人はこの日記つまんないんだろうなぁと思いつつも…。

さて、先日までほめたおしていたネットスケープ(ネスケ)をMacOS9.2の方にもインストールすることにした。なぜならそうすることにより画像作成と、HP作成とアップロードがOSの切り替えなしでいけるからだ。現在、画像作成はPhotoshopとIllustratorとFireworksを使用して作成。そのデータをデータドライブに放りこんで今度はOS Xで起動。それからテキストエディタでHP作成、んでもってFetchでアップロードしていた。が、しかしこれだと再起動がめどくさいのである。(余談だが、このへんのいきさつをだんなさん@Windowsユーザーに話すと唖然とされる。いいのさ…。)

ということでOS9.2で起動してネットスケープのサイトからダウンロードした。が、何回やってもインストールに失敗する。うぐぐ。ついでにMSNメッセンジャーもインストールした。こっちはOK。サイトでみたらOSX用のメッセンジャーもあるようなので、今度はOSXで再起動。で、インストール。だがだが、インストールはできるけれどサインインできない。Hotmailはちゃんとサインインできるのに。訳わからん…。(T_T)

ということで当分OSで分業させる生活が続きそうだ。まぁ、最新版のPhotoshop, Illustratorを買って、メモリを1GBとかにすれば解決する話なんだが。それだけで20万円くらいかかるのもなんである。

そんなこんなで便利なはずのパソコンも、どうも逆に使われている感じがする。やっぱしパソコンは趣味の領域なんだろうなぁ…。ということで今日の更新作業はなしで寝てしまうことにします。


2003年01月10日(金) 乙女、ネスケに感動!

というわけで私はネスケ(=ネットスケープナビゲーター)に激しく感動している。(30過ぎて乙女ってのもなんだかな〜だけど。まぁまぁ。)

ブックマークを颯爽と整理した私は、今度はメールアドレスを取得した。netscape.netのアドレスである。これはHOTメールのようにブラウザの中でやりとりするものではなく、ネットスケープのメールソフトでやりとりするので普通にプロバイダからもらえるアドレスのように使うことができる。しかも、本文中に挿入される広告は強制ではなく消すことができるのがうれしい。ついでにこのアドレスはインスタントメッセンジャーのスクリーンネームとしても使うことが出来るようだ。まぁ、アメリカンオンラインのメッセンジャーなので他に持っている人を知らないからやる相手がいないわけだが。

ここで本家ネットスケープのサイトを見てみたら、最新バージョンの7.01でポップアップ広告を抑制する機能が加わったとあった。即座にアップグレードした。快適、快適である。これで海外サイトによくあるカジノやら宝くじの広告を見ないで済むのだ。

気を良くした私はサイトの更新作業にとりかかった。ここで問題発生である。ネスケのコンポーザーではフレーム形式のサイトが作れないのだ。仮にタグ編集モードで作っても保存の段階で消されてしまう。う〜ん、バクなんだろうか。ここでやはりというか、初心に戻ってテキストエディタ[mi]とFTPソフトの[Fetch]にお世話になることになった。いやはや。

まぁ、タダだしあくまで初心者向けのHP作成ソフトなのでフレームが作れなくてもしょうがないのかなと思う。そのほかの場面では明らかにタグ打ちより早いわけだし。これからは一日一項目づつアップしていこうと思います。


2003年01月09日(木) さらば!IE

朝からパソコンに向かい、お気に入りの整理をすることにした。以前からお気に入りはてんこ盛りで3スクロールくらいがぶちまけられていて、非常に使い心地が悪かった。で、とうとうちゃんと整理することにしたのである。

使っているブラウザはIE5.0。Windows版はそうでもないみたいだが、マック用はお気に入りの整理が非常にやりにくい。「かちっ!ずるずる〜。」の繰り返しで手を離すところが微妙で一階層間違ってしまったりして非常にムカムカする。で、疲れてしまってなんとなくネットスケープの方を立ち上げてみた。すると、お気に入りの整理はかなりいろんな機能がありそうだった。もちろんIEのお気に入りのインポートも出来る。ということでまずネットスケープにIEのお気に入りを移動してみた。

すると、あっという間にお気に入りが整理できた。説明しにくいが、クリックしてドラッグするのは同じだけれど、動きが人間の意識に合っている気がした。気分良く、そのままネットスケープを使うことにした。するとかなり使いやすい。リンクをクリックするときはちょっと長くクリックしたままにするとコンテクストメニュー(ウィンドウズでいう右クリックメニュー)が出てきてどういう風にリンクを開くか選ぶことができる。何か便利だな〜と今更感心してしまった。

で、がさがさといろいろなメニューを開けて見るとComposerというのがあったので開けてみた。簡単に言うとHPを作れるソフトだった。ワープロソフトみたいにテーブルを挿入したり、文字を打ったりでき、同時にブラウザでプレビューもできる。もちろんタグをごりごり書くこともできる。

う〜ん、と素直に感動してしまった。私は今まで自分のサイトは全てタグを手書きで作っていた。方眼紙に紙で800x600の枠を書きそこにいろいろなものを配置し、そのとおりに素材を用意して、テキストエディタでテーブルタグを打ち込んでいた。ブラウザで見た感じを確認するときは保存して、閉じて、ブラウザでそのファイルを開いて確認するのだ。この方法はお金もかからないし、知らないタグや直しようのないスタイルシートを使われたりしないので気に入っていた。ただ、異常に時間がかかるので、一度作ってしまうと更新がおっくうになってしまうのが問題だった。あと、Javaスクリプトは当たり前だけど一文字間違えても動かないので、どこが間違っているのか検証するのが至難のワザだった。

しかし、このComposerを使えばそのへんの問題は全てクリアできそうだった。ちなみにちょっとページを作ってタグを見てみたが、素直なタグになっていた。今は知らないけれど昔のWindows用FrontPage Expressでは色指定が一般的な16進数ではなく"yellow"とか"blue"とか単語でされていた。当時その形式をサポートしていたのは最新バージョンのIEだけだったので、某企業のシステム室でWebベースの社内ソフトの画像部分を作っていた私は死ぬ思いで全てを16進数に書き直した思い出がある。このへんくらいから、私のマイクロソフト嫌いは始まったのかもしれない。

話は逸れたが、ネットスケープは全体的にかなり使えそうだ。これでHPを全面リニューアル予定なので、皆様ご期待下さいませ。m(--)m


2003年01月08日(水) わくわくでにこにこ

とても頭が悪そうな今日の日記のタイトルだが、今の気分はまさに「わくにこ」なのだ。それはやっぱり、アップルの新製品がどどどとやってきたからである。昨晩、いらいらしながらも基調講演のストリーミングを夜中まで待っていて結局挫折したが、今朝速攻でWebニュースをチェックしたらまさしく「キター!」(@_@)〜☆と言ってしまった。

日本のアップルのサイトはつながらないが本家サイトは普通につながったので熟読した。QTムービーも3本あって、「大きな人と小さな人」バージョンはあまりいいとは思えなかったが、一番右側の長いものはすごく好きだ。最後に新パワーブックがぐるぐる回って「It's a wonderful world.」がロック系にアレンジされていてとても軽快。好きだな〜。「PCってほんと使えない。」の菊地桃子嬢は引っ込めて、これをテレビでやってほしい。イッツ・ア・ワンダフォーワァ〜っていいではないか!「ファミリーPC」なんてわくわくしないコンセプトより単純明快。かっこよくていい。

ハードウェアとしては17インチのパワーブック、12インチのパワーブックがメインで私は12インチパワーブックに激しく萌えている。縦横比が男子学生のアルミ弁当箱みたいでちょっとどんくさい感じなのが好みなのである。ソフトウェアはブラウザのサファリが個人的に気に入った。IEは全体的にアイコン類がもっさいのであまり好きではないが、多数ははやっぱりこれなのでしゃあないなぁという感じで使っていたからだ。お気に入りの管理もやりにくいし。が、サファリちゃんは見た目QuickTime Playerみたいにそっけない銀色の枠である。お気に入りの管理機能もかなり作り込まれているとみた。

と、かなり今回アップルを褒めたおしている私だが、冷静に考えると相変わらずちょっとどうかな的面が随所にあった。12インチパワーブックはポート類が左側にあり、マウスなどを使う場合取り回しが悪そうな点が気になった。(私は右利きである。)サファリはMac OS X 10.2(Jaguar)以上しか対応しておらず、ベストは10.2.3だそうな。そんなマイナーバージョンアップで対応しなくなるってどんな作りやねんと突っ込まざるを得ない。標準装備されている無線LANの規格(802.11g)も日本ではマイナーな方の規格でなんでそんなんするかな〜と思ってしまった。

「ワイルドなまでに革新的。」(Wildly innovative.)とは良く言ったもんだと感心する。ほんまにそのとおりやし。でもこれで一般の人がウィンドウズよりアップルを選ぶかどうかはあやしい、というか一部の私のような変わり者しか選ばないだろう。「値段のわりにカタログスペックがしょぼい。」「みんなと同じじゃない。」この二つでマックは選択肢から外れるからだ。

ここからはあくまで私感だが、何でも最高スペックだったらいいってもんでもないと感じる。いくらCPUが最速でもインターフェイスが好みじゃなかったら私は絶対に選ばない。私がウィンドウズのパソコンをあんまり使わないのはこの点に尽きる。デスクトップにはブリーフケースやら、ネットワークやらのアイコンが勝手に置かれており、ゴミ箱に捨てれば消えるわけではない。何かインストールすれば勝手にデスクトップにショートカットを置くのもうっとうしい。最悪なのがウィンドウズメディアプレイヤーの子供っぽいスキン類だ。緑色の頭とかいかにもデジタルのアートです!って感じで選んだ人間のセンスを疑ってしまう。プレイリストと再生/停止ボタンだけあれば足りるのに。

その点マックだと好き勝手にできるのがうれしい。デスクトップに書類をぶちまけようが、ハードディスクとゴミ箱だけでがらんとさせられることもできる。金を出して買ってるんだから好きにさせてほしいのだ。

と、話は逸れたが「見た目でわくわく」できるって私にはとてもうれしいことである。触りたいなぁ、新パワーブックたち。


2003年01月07日(火) 今日は七草がゆ

七草がゆを食べると年末年始の暴飲暴食で疲れた胃袋をいやすことが出来るということで、八百屋で七草がゆセットを買ってきた。ミニ土鍋におかゆを作り、そこにさっとゆがいて小さく切った七草を投入した。

ことことこととおかゆが炊ける音を聞きながら他のおかずを作る。コタツに入って土鍋を開けると中にはおかゆが湯気を立てている。テレビでどうぶつ王国を見ながらのんびり食べる。耳の垂れたチワワはかわいいなぁと思いつつ。

なんだか最近ろくなことがない。昨日の某運送会社もそうだし、今日の某銀行もそうだ。機械の使い方を聞いただけなのに、慇懃無礼でアンタこんなことも分かんないの?みたいな態度はちょっと悲しい。「口座から出金して振り込み」って「一度現金を手にしてから振り込む」って意味だと思った私の方がバカなんだろうか?カードで全部済ませた後、別のオペレーションとして通帳記入をしないと通帳に書き込めないとか、元が何銀行だったかによって、機械が全然違うあんたの銀行の方がよっぽどアホちゃうかと思うが。でも、まぁいいか。考えるのもめんどくさいし。

結局他の人と関わるとなんだかろくなことがない気がする。が、この考えを突き詰めると無人島で一人暮らししかないのかもしれない。パソコンもネットも好きだけど無ければないでまぁ大丈夫だろうし。

現在夜中の2時過ぎだが、こんな時間でも混み合うところは混んでいる。今まさにサンフランシスコではアップルのCEO(だっけ?)のSteve Jobs氏の基調講演が行われていて、ストリーミングをリアルタイムで見るべく起きていたのだ。が、しかしつながらないようだ。

う〜ん、今日はなんとなくだめな日である。某掲示板では私の書き込みがぼこぼこに煽られて、また別のところでちょっと愚痴ったら即座に先の書き込みを全文コピペされて再び叩かれまくり。その重箱の隅をつつくための粘着度に心底ビビってしまった。こういう人らというのはどうやってトレースしているんだろう?あんまり怖いのでその掲示板を見るアプリ自体をゴミ箱へ突っ込んで空にしてしまった。某掲示板はやめようっと。おもしろいけど、叩かれることに対して私が耐性なさすぎのようだ。

ということで正月が終わってどーもいまいちな今日この頃である。明日はもうちょっと楽しい日だといいなぁ。


2003年01月06日(月) どっこい正月

正月である。が、お年玉をもらうわけでもなく、親戚まわりをするわけでもなくごく普通の冬の日である。

1日。
だんなさんに雑煮を作ってもらう。というのも私が作ると大根と人参のみそ汁に焼き餅を放りこんだだけになってしまうので、毎年お願いしている。鶏ガラでダシを取り、具は鴨肉、大根、金時人参、三つ葉というゴーヂャスさである。私の仕事はストーブで餅を焼くことである。後は買ってきたおせちに、大吟醸をブレンドした濁り酒である。720mlを購入したことを激しく後悔する、ウマウマ濁り酒であった。微妙に辛口系なのでおかずに合うのだ。来年は一升瓶を買うことを固く誓う。

2日。
日本橋へ行く。目当てはパソコン関連掘り出し物である。とある店に福袋があってかなり惹かれたので店員さんに「何が入っているんですか?」と聞いてみた。すると「ジャンクです。としか言いようがないですね。」とのお答え。恐ろしいのでさすがに買わなかった。後で某掲示板で見てみるとネタばらしされていて、中身は台湾製の1万円くらいのDVDプレイヤー、IEEE1394の外付けHDケース、毛バタキ、謎のCD-Rだったそうな。これで19800円は高くないかい?

3日。
キタへゆく。目当てはまたもやパソコン関連掘り出し物である。が、大雨で寒いわ、むちゃむちゃ混んでるわで力尽き、ヨドバシ梅田はプリンタ用の紙を買っただけで退却。館内放送で駐車場から出るのに1時間半くらいかかるのでご了承くださいと放送していたのでクレイジーだと思った。バスで行ってヨカッタ。そのあとソフマップ梅田でずっと欲しかったUSBのメモリを購入する。500円也。8MBだがデジカメの写真程度なら十分やりとりできる。

実は年末にウィンドウズパソコンとマックでファイル共有を試みたのだが、挫折したのである。Mac OS Xのジャガーならウィンドウズとの共有も簡単みたいな宣伝をしているが、ウィンドウズ側がNTFSでフォーマットしてあると出来ないそうである。FAT32ならできるけど。うちはずっとNTFSなのでめんどくさいからやめ。アップルはこういうことをちゃんと宣伝せーよと思う。思わずジャガー14800円を買うところだったじゃないか…。

ということで500円のUSBのメモリはかなりお役立ちである。

4日。
名古屋へゆく。カナダで結婚した友達の実家が名古屋にあり、正月は名古屋に帰ってきていたので会いに行ったのだ。ゴージャスな家に威厳のあるお父さん、うまい日本酒、お母さんのおせちも激ウマだった。最終の近鉄特急で大阪に帰る予定だったが、とてもそんな気にならず、ダンナさんと名古屋駅近辺の宿に泊まることにした。十分飲んでいるはずなのに、チェックインしたあと何故か飲みに行く。そして帰りに酒ローソンで酒を買う。なんでそんなに飲むのだと自問自答しながらも、部屋に備え付けのオムロンマッサージチェアに首ねっこをごりごりやられながら飲むバーボンロックはうまかった。

5日。
ひさびさに一週間毎日顔を見ることになったダンナさんとも今日でお別れである。思えば去年のこの時期は滋賀県に、その前の年は私が入院、一緒の家に住んでたのは一体どれくらいあるんだろうか?ダンナさんに名古屋駅まで送ってもらい、私は電車で、ダンナさんはクルマで三重県に帰っていった。

駅の売店でベストカー誌とコーヒーを購入して近鉄特急へ。途中、青山高原あたりは一面の銀世界で吹雪いていた。カブで走ったらどうなるやろか?とおもいつつ雑誌を読んで、大阪までの2時間はあっという間だった。大阪に着くと、一段と寒くなっており、お腹が空いたので食事をした。よくいくトンカツ屋でロースカツ定食680円を食べる。一人で食べながら友人(男性)の言葉を思い出した。「一人で外食するんすか〜。ラーメンとか牛丼て女の人は一人じゃ行かないでしょ。」

普通はやっぱり行かないのかなと思いつつ、豚汁をすする。そのあとおきまりのパソコンショップ詣でと無印良品の館に吸い込まれなぜか茶こしと木のパズルを購入。帰りにサンマルクカフェで「ウーロンチャイ」などという謎の飲み物を飲む。これが予想外にうまかったのでびっくり。某スタバのチャイより100倍うまい。ちなみに某スタバのチャイは最初っから激甘、クローブ入れすぎなので、葛根湯を牛乳に溶かして砂糖を入れてチンしたような味で私は死にそうになった。

んで今日。6日である。荒れすさんだコタツ周りを掃除すると靴下やら、コンポのリモコンやら出てきてボーゼンとする。プラス紙巻きたばこのたばこの葉っぱがそこら中に落ちていて、めんどーだなぁと思いつつ片づける。昼からは銀行へ行く。が、そこのコンビニ内ATMは通帳が使えないのでなんにもしないで家に帰った。

そこにちょうど某運送会社から電話が入った。年末のごたごたの件である。言葉は丁寧だが11時半に行ったが留守だった、不在票はドアにはさんだ、と言い張る。家にいたし、不在票もなかったと言ったが、風に飛ばされたのではないかと言う。うちのマンションは各戸の玄関は外に面した構造ではないので風はこないのだが…。結局私が留守にしてたから配達でけへんかったんじゃ、ボケと言いたそうだった。もうけんかしてもしょうがないので防犯上問題があるのでドアの見える位置に不在票をはさまずにドアポストに入れること、代引きの場合前もって電話入れてから来るようにと念を押して終わりにした。年始の最初の営業日に対応したことだけは褒めてつかわすが、話の内容は全然誠意がないので逝ってよしである。多分別の棟の同じ部屋番号の所にでも不在票を突っ込んだのだと思う。もういいや。

という感じで酒だらけの正月から、いきなり日常に引き戻された感じである。う〜ん、華がないなぁ。


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