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| 2003年10月30日(木) | 今君は言ってはならないことを言った |
仕事が終わってから朝、美容院に行きました。
パーマ液が跳ねてついちゃったので(その場ですぐ
拭いてくれましたが）帰宅してから洗顔し、
夕方出勤する時つい面倒ですっぴんで行ったら、
知り合いに｢日焼けしました？」
と聞かれてしまった。ぐぁぁわん。
素顔だし荒れ気味だし（だから化粧しろよ）
忙しくて上気してたからだと思いたいけど、
太ったと言われる以上のダメージでした……。
そんなこと彼氏でもない若い男に言われたくないぞっ。
色の濃淡がわかるほどしげしげ見つめられた覚えはないっての。
時候の挨拶代わり（しかもとっても時期外れ）に適当なこと
言うんじゃないっ。
| 2003年10月29日(水) | 休日返上？ |
朝、母が起きる気配がしたので
「ウソ！寝坊した！！」
と飛び起き、今日２時まで働いていたことを思い出すのに
３分くらいかかった。あー焦った。
その後すぐ布団に戻りました。
| 2003年10月22日(水) | 休日満喫 |
母も私に合わせて今日お休みだったので、一緒にお出かけ。
まず近所にできたペットショップを視察。
次に女性客で満員の家庭料理バイキングのお店へ。
野菜も生産者がはっきりしてたり有機農法のものを使っていて、
どれもすごく美味しかった。
大人になってから気づきましたが、どうも私は人より早くおなかが
いっぱいになりやすく人より早くおなかがすく体質らしい。
小食と言うのではない、念のため。なので食べたいだけ食べると
いつも食べ過ぎた頃に苦しくなるという厄介なことに。
今回は気をつけてましたが、旨そうなのを２食分取ってくる
連れのおかげでやっぱり満腹でした（笑）。
ちなみにこの体質を以前、彼女に打ち明けたところ
「馬鹿者、昔からじゃ！おかげでミルク飲ますのにどれだけ
苦労したか！！」
と叱られました。乳幼児の頃、私はミルク飲まない→夜寝ない
→泣く→ミルク飲まない→泣く→昼寝しない→ミルク飲まない
→夕方眠くなって泣く、をエンドレスで繰り返してたらしい。
しみじみ、育児ノイローゼで母子心中なんてことにならなくて
良かったです。この良き日を彼女に感謝。
次に日帰りの温泉へ。ここんところほぼ毎週どこかに銭湯感覚で
行ってます。日記に書いてない日も含めて。
今日行ったところは一人用の壺湯が楽しかった。
| 2003年10月21日(火) | ハムレットは３０歳 |
萬斎氏の『ハムレット』をビデオで観ました。
出演者が全員男性で英国人演出家がついたことで話題のこの作品。
ん〜良かった。出演者が皆いい。日本語にこだわる万斎さんらしく
声に魅了されました。妖艶なガートルードと完璧高音のオフィーリア、
王・役者・墓堀の三役こなした津嘉山さんの渋い声も
クローディアス（オイディブスでも万斎さんと共演）の
低いけどよく響く声も良かった。その完成度の高さは
早口で膨大な台詞を話さなきゃならない萬斎さんのほうが
聞き取りにくいと感じるほど……。
あと、オイディプスの時も思ったが萬斎さんって、
年上の女性とからむ演技（実際は篠井さんですが）だと
妙に色っぽい気がぁ〜。女系家族のせいでしょうかね。
しかし今回一番びっくりしたのがこの事実でしょうか。
悩める若者ハムレット、３０歳。……マジ？
これってシェイクスピア劇か英文学か北欧史やってる人には
周知の事実なんでしょうか。えぇーー。
３０代の萬斎さんだからかと思いましたが、原作を読み返したら
舞台と同じく、墓堀の道化が
「（墓堀りを始めたのは）ハムレットが生まれた日から」
「もう三十年ここで墓を掘っている」と言うんですよ。
続いてハムレットも二十三年前の骸骨を見て
「こいつに生前おんぶしてもらった。」
とかはっきり言うし。本当なのか。
えーえーえー。だって今度蜷川さんが藤原君や鈴木杏ちゃんで
やるんでしょー？ハムレットって
１．たぶん立太子されてない（＝父も息子もまだ若い）
２．大学に留学中（＝若い）
３．叔父が「自分の跡取りはお前」と宣言（＝母が異母弟
を生む可能性あり。若い。）
４．作品中「若い」「若い」と連呼されている。
から１０代後半からせいぜいはたちそこそこだと思ってたよ！
まあ確かに、三十歳の息子がいる人が再婚なんかしたら、
昔だったらはしたない、みっともないことなんかなー。
ハムレットが激怒するのもわからないではない。
相続に関しても、親子間より兄弟間での相続を優先させる
考え方も大昔だとあったと聞いたような気もする……
デンマークでそうだったかはわからないけど……。
でも今より寿命の短い筈の時代に、三十にもなって第一王子が
結婚も王位継承もしてないってことありうるんだろうか。
それに三十男が少女オフィーリアに宝石なんか贈ったら、
ずばり援助交際でしょう！
何かまだ、十三歳の誤植の方がすっきりする〜。
中学一年生の単語テストか。
| 2003年10月15日(水) | 行き怖い怖い 帰りも怖い |
例によって例の如く、２時まで仕事してあとはお休みの日。
延期さんとドライブ。紅葉も始まってる演劇と蕎麦の村へ。
お昼前に待ち合わせ、じゃんけんで延期さんが運転に決定。
横で私は酔い止めを飲む。途中はただでさえカーブの多い道を
雪が降る前にとばかりに工事しまくりで、さらに
生き急いでいるとしか思えないほどビュンビュン飛ばす後続車や
工事現場の臨時信号機をまるきり無視する対向車に恵まれ、
大変スリリングな体験をしたものの、予定通りばっちりお昼に到着。
地元民でにぎわうお店で延期さんは五箇山豆腐（固い）のカツ丼を、
私は岩魚を揚げた丼を食べた。美味かった。
直前にわかったことだが水曜日、観光のできる施設は全滅状態。
そのまま温泉に直行。前回来たときも冬季で時間が遅くて
同じパターンであった。相性悪いのか？利賀村。
温泉は、前回とは別の場所にしたのですが、次来る時は
前回の方に行くと思います。比較の問題ですが、
新しいし露天風呂やサウナなど施設がかなり充実してたので。
一法今回は、割と古びた宿泊施設の中にあって、
大浴場といってもあとで５、６人おばさんグループが来たら
いっぱいになるようなもので。まあそれはいい、実は
１５度位で湧いたのを暖めているのだというのもいい、
しかし窓から共同トイレが丸見えなのは我慢ならん……。
あとでトイレから確かめたら、角度的に窓を開けなければ
女湯はセーフ。男湯は、人が入ってたらたぶん見えてた……。
従業員さんは親切そうだったけど（フォロー）。
湯上がりは散策。ブランコ乗ったり銀杏見たり。
狂い咲きの紫陽花と蓮華草が綺麗でした。
山寺と言えど飛騨の匠の技が生きた建物は立派！でした。うっとり。
３時には運良く開いていたお店で無理矢理お腹に隙間を空けて
お蕎麦をねじ込みました。
そして帰り道。寝不足で満腹で酔い止めを飲んだ私は、
カーブのたびに連獅子の如く首をぶんぶん振って寝てしまい、
延期さんを行き以上の恐怖のるつぼに叩き込んでしまったのでした。
どうか彼女がこれに懲りずにまた私と付き合ってくれますように。
| 2003年10月10日(金) | 美少女Ａ |
昔『花ざかりの君たちへ』<中条比紗也／白泉社>で校正の人が
鈴木杏樹と間違えて勝手に直した、という悲劇があったそうですが、
今や若手女優として着実にキャリアを積んでいる鈴木杏。
『青い鳥』の頃はまんまるの大きな瞳がかえって
大人びて見えたものですが、成長につれ他の部分の
丸っこさの方が気になってきましたな。
もっともまだ十代だし、顔立ちだってスタイルだって
どんどん良くなるでしょう。きっと２、３年も経てば
見違えるようになってるのでは。
ただ今のところは公式ページにスリーサイズを載せておくのは
やめたほうがいいかもしんない。
| 2003年10月09日(木) | 偶然にも最多な少年 |
『Ｔ．Ｒ．Ｙ．』、『黄泉がえり』、『陰陽師�供戞�
どういうわけか、私が今年一番映画館で見た俳優は
市原隼人君でありました。旬の人ってことなのだろうか。
穿った見方をすれば、ジャニーズの息のかかってない
若手俳優を選ぶとこうなってしまうってことかも。
| 2003年10月08日(水) | 解き放たれた！ |
映画『陰陽師�供抓僂討�ました。
感想は、「どうここうも……。」でしょうか？
観終った時は「ある意味ひどい。」だった（笑）。
娯楽作品としてはよくできてる方なのかな。
ただ話の終盤がどうも今ひとつ。原作者と監督が脚本に名を
連ねてるとは思えない雑な大風呂敷の畳みよう、
とでも申しましょうか。
（ここから大分内容に触れてます）
博雅と晴明の掛け合いや、妖しい女舞は確かに一見の価値あり。
ちょっと残念なのは博雅の、原作の朴訥とした感じがちょっと
消えてたことと笛ばかり吹いてたことかな。他の楽器もうまいんだよ。
しかしそれもどうでもいいとさえ思えるほど、女性陣については
公開前の危惧以上の仕上がりでした。
深田恭子の台詞は、あれでも大分削ったんだろうな……。
男勝りな姫の設定で弓道の稽古もしたと言うのでその技で
ビュンビュン敵を射るのかと思えばそうでもなく。
それだったらあれ「も」吹き替えにして、その分小笠原流の
家元に基本の所作でも習った方がなんぼかマシだったのでは。
頼むから男の博雅や晴明がしずしず歩いてる横で大貴族の姫君が
かつんかつん靴音高く行進しないでくれ。
それと話題のお色気シーンは、あれはスタッフがあかんだろー。
普通スタンドイン（そっくりさん）ってのはそっくりか、
ヌードだったらきれいに見えるのを選ばなきゃ。
色黒だわにきびはできてるわ、そもそも脱ぐ必要ないよ、あれ。
腕まくりしてたすき掛けで十分なのでは。
無理やりな見せ場作りって気がすごくした。
あと、いくらなんでも紗かけ過ぎの小手川祐子。
ついでに本人のせいじゃないけどキャスティングとして変。
深キョンとのバランスを優先したのだろうが、
よく考えたら設定的には彼女の世代でなくてもいい。
今井恵理子は前回の下地がある分、まだ良かった。
台詞がほとんど繰り返しなのと、移動も飛ぶので所作については
あまり気にせずに済んだかな。まーちょっと変でも人じゃないし。
実は今回妙に印象的だったのは謹厳実直な軍人だの
純情ないいひとだのの役から解放されたのがよっぽど
楽しかったらしく、すっごく嬉しそうに演じていた中井氏でした。
滅茶苦茶幸せそうに見えたよきいっちゃん！
| 2003年10月07日(火) | 勝手に大予想！ |
陰陽師�靴�あるとして、真田広之、中井貴一に続く悪役を予想してみました。
選考基準としては大河ドラマなど時代劇の経験が豊富で演技派であること。
ま、最大の要件は私の希望です。
◎本命 渡辺謙
大河と言えばこの方。役は、そうですねー。ちょっとひねって
この時代にあるまじき合理主義で豪快な権力者。
呪など笑い飛ばし、禁忌の土地に広大な自宅を建築しようとして
その土地の怨霊に憑依され、都を血と恐怖のうめき声に染めようと
暗躍する。武道にも秀でていて怪力。晴明の軽快な動きに対して
重厚な攻撃を仕掛ける。クライマックスまでは有能な政治家ぶって
裏で汚い手を回して晴明様を謹慎させる等々いたぶってくれそうです。
○対抗 本木雅弘
癖のある役が似合いそうざましょ。帝が寵愛する女御から
安産の祈祷を命じられた美僧。
しかし彼の参内するようになってから皇太子（�気農犬泙譴晋羯辧砲�
身辺に怪異が……。ここは平安朝らしく、高貴な人のご落胤とか
不倫の子とか出生の秘密を背負ってもらいましょう。
ってこれまんま『なんて素敵にジャパネスク』の流用ではないか。
△注意 佐藤浩市
大河ドラマではまだ主演がないものの、時代劇の経験は十分。
『壬生義士伝』で監督や中井氏とも仕事してるので、可能性は高いかも。
いっつも都ばっかりあれこれしててもあれなので、博雅の知り合いの
地方の国司でその土地に起こる異変に気づき、晴明を呼び寄せる。
しかし実は、彼はもう既にこの国の中央集権政治が機能していない
現状に倦んでおり……。コンセプトは「たまには社会派でやってみよう！」
でも最後はワイヤーアクション。
×大穴 三田佳子
萬斎様と大河ドラマで共演。夫以上に野望に燃える権力者の妻で
自分の産んだ娘を中宮に、息子を大臣に、孫を皇太子にと謀略。
その執念のあまり鬼と化してしまう。そうです、平安朝の日野富子です。
最後はたぶん飛ばないが、蜜虫相手に限っては「小娘、そこをどきゃ！」
みたいな貫録勝ちをしてくれると思います。
| 2003年10月06日(月) | 有言不実行宣言 |
自分では立ち直っていると思ったのですが、
どうも内にこもっていた苛々が外に出ただけらしく、
１週間に２回も客に態度を注意されました（接客業失格）。
正直、どっちもそれでもう来店されなくても別にいい、と思う
タイプの人でしたが。でもよくないですね。反省しよう。
その他あれこれ失敗を思い返すたびに
「（こんなこと思い出すくらいならいっそ）アー死にたい。」
と呟くこと日に数度……。いちいち実行してたら
月百回はあの世行きですが実際にはリストカットどころか
喫煙すら（長期的に見りゃ、自殺行為）すらやってません。
やる気もさらさらないけど。でも酒量はせっかく減ってたのに
増えました……。生活の不規則さは慣れるまでしょうがないですが
食生活はもうちょっと何とかしようかな……。
父に喪主を務めてもらわなきゃいけないうちは死ねん、
と心に決めておるのです、はい。
