uchie◎BASSMAN’s life

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2004年01月29日(木)
■SHIBUYA〜KICHIJYOJI

渋谷アップリンクファクトリーに友達が出演した映画を見に行った。映画通しか知らないかなりマニアックな映画館である。
QUEの店長さんの二位さんが監督した「COLORS OF LIFE」という映画に“まぼろしのみぎ”の丹羽さんが怒髪天の増子さん達と共演したのだ。
これがまたプロ顔負けの良い出来の映画でびっくりした。バイクの走行シーンなどかなりスリリングだし、ライブもまたスリリング!
丹羽さんはというとヤクザの役で、高級車に乗り、タンカをきり、乱闘シーンありで随分出番が多かった。しかし友人としてはやはり殴られてるところを見ると、「丹羽さんに何しやがる!」と思わず手に汗を握らずにはいられなかったのであった。

映画を見た後は少し時間があったので、その近くにあるヨーロッパのインポート物の服やスニーカーが売っている店をチェックした。チェックしただけだけどね。欲しいのいっぱいあったなあ。

でもきょうはまだ大事な用事がもうひとつ。メンバー募集で来たドラマーと吉祥寺で会う約束だった。オーストラリア人の男性である。英語は普段あまり話す機会がなく、学生時代に勉強したこともおぼろげだったので、英会話の本を買って渋谷から吉祥寺までの20分間でマスターすることにした。
待ち合わせ場所で対面して、バンマスと3人で白木屋へ入った。
「ドレガオイシイデスカ?」ときくので、
タコわさび美味いよって言ったら、
「ソレダケハヤメテクダサイ」だって(笑)。
こちら二人は片言の英語で、彼は日本で英語の先生をしているので日本語で話しをした。
挙動不審な日本語英語になっていたに違いないが、彼はなかなか話せる男で、僕らは国境を超えて遅くまで冗談を交えつつ音楽の話を続け、セッションの約束をした。



2004年01月28日(水)
■chorus

スタジオ練習へ行く前、部屋でコーラスの練習をしてみた。
まったく迷惑なことかもしれないが、まあ日中だから大丈夫でしょう。コーラスは単調なメロながら一音一音安定感がなければならないので、顎の開き方と舌の形が重要だと思う。しかも曲の途中から急に声を出すので、喉・顎・舌・口の形状をカラダで覚えなければならない。意外に大変なのだ。
そのへんのことを意識しながら風呂で練習してみたり、部屋で曲をかけながら歌ってみた。
そしてスタジオではウチのボスから発声を習ったりした。
これからはちょっと腹筋を鍛えて声的にもルックス的にもよくなるかもしれない。腹筋がチョコのように割れて、いい声出たら素敵だよなあ、ベーシストと言えど。



2004年01月25日(日)
■BASS SOUND

ベースの音色にはいつも悩まされる。自分の音を大切にってだけじゃダメなんだよね。なにしろ伴奏楽器だから。歌や他の楽器と音が混ざったときに、うまくなじみつつちょっとぶつかるぐらいがカッコイイと思うんだけど、それは弦を弾くタッチとフィンガリングとアンプの設定の微妙なバランスがもたらすのである。ここが非常に難しく、またひとの個性となるとこなのだが、まあプロでもなかなかうまく出来てる人はいない。たいていがなんじゃこりゃって音色なんだけど、ジャストで弾いてる為になんとなく成立してるのだ。
新しいバンドをやるにあたって、これぞというバランスが見つかれば芋づる式にいろんな問題が解決することがある。しかしながら前のバンドのクセがたくさん残ってるので難しい。いろんな人といろんな人の曲をスタジオでやって人間関係も含めて嫌な思い出が増えたよ。そのせいで自信を持って演奏できなくなったりして、むやみにいろんな人と演奏するのも考えもんだ。今のバンドがうまくいったら、けしてもうひとつバンドをやったりするのではなく、写真を撮ったり絵を描いたりしたいなあ。
さて前のバンドではエネルギッシュに弾いていた為、ピックを持つ手に妙に力が入り過ぎてよく腕が痛くなってリズムが狂ったりしたもんだが、その辺を解決したいと思う。今月のベースマガジンを読んでみるとポール・マッカトニーの奏法について触れられている。“軽いタッチで安定感を〜”う〜む、なるほど。あのソフトなタッチで世界中のガールを虜にしたのだ。
それで今日は実際にスタジオで、いつもとちょっと違うアンプの設定で、いつもより軽めにピックを握って弾いてみた。でもあとで録音したMDを聞いてみると低音はうまく出てるが中音のブイブイ言わせたいところが足りないのでまだまだ研究の余地がある。
ほんとベースって困った楽器だよね。熱くなったところでドラムやギターのようにチカラいっぱい弾いたら変な音になってかえって小さい音になったりするから。でもそういえば、ロニー・レーンはすごく熱い厚いベースサウンドなんだよなあ。



2004年01月22日(木)
■CLUB QUEにて

バンドのボーカルと、SIXというバンドを見に行った。彼が前に一緒にやっていたベーシストが参加しているバンドだ。
モッズスーツを着た3ピースバンドで、初期JAMのようなルックスとサウンド。
なんとクライフのハタさんも来ていて、しかし恐れ多くて声をかけられなかった。SIXのボーカルと友達なのだろうか。
このギターボーカルはすごく洗練されたパフォーマンスで、小柄ながら堂々たる勢いがあった。シルバージェットがまたカッコよかった。(そういえばセンチメンタル・ポルノグラフィーで塚田さんも使ってたなあ)このての人は大好きである。スモール・フェイセスのスティーブ・マリオット然り、ホーキンスの能條氏然り。
やはりこういった、UKテイスト、モッズテイスト、初期パンクテイストを持ったバンドはカッコいいなあと30分飽きることなく楽しんだ。



2004年01月19日(月)
■meeting 2

仕事を終えてアパートに帰ってから、ボーカルのKishi邸に行った。
その際に自分のオススメレコードとCD持参した。
ブライアン・オーガー、オドラマ、ファウンテインズ・オブ・ウェイン、ジェット・プレーン・ランディングなど。
特にブライアン・オーガーの“インディアン・ロープマン”には二人してシビれてしまうのであった。ものすごいグルーヴとソウルなんだ。レコードの溝からあのビヤーッ!というオルガンの音がこすり出されていると思うとたまらない。これなんだよな、やりたい感じ。
エクスタシーを吸いながら、楽器持って曲の打ち合わせをしたりして、朝6時頃まで続いた。



2004年01月18日(日)
■bar dropにて

久しぶりに吉祥寺bar dropに行った。ここ半年ぐらいはDJイベントに行ってなかったのでここはご無沙汰だったが、きょうは仕事仲間のバンド、ホツマのライブだった。
このバンドを見るのは今月でもう2回目というまるで追っかけのようだが、ボーカルのコが同い年ということで応援したいのである(焼肉おごってくれたし)。
一応企画ライブってことで、他のバンドに誘われたらしい。鎌倉から車で来たようだ。
このひとは結構歌が上手くて、いい声をしている。シンディー・ローパーの曲を日本語でカバーしていた。
バンドの転換中、歳のせいかアルコールのせいか立っているのがだるかったので、オンナノコが独り座っているソファーの隣が空いていたので、“そこ座っていい?”と訊ねた。なんとなく話さないと気まずい距離感だったので話しかけてみると、考えてみればまるでナンパしているようだった。いろいろ話した後、“オレ、ベーシストなの”って言ったら、向こうは“わたしシンガーソングライターです!”だって。まいったまいった。
連絡先は聞いたかというと、聞いてない。自分から電話番号などは聞かない主義なのだ。
ライブの後の打ち上げは、なぜか対バンしていた他のバンドの方へ参加してしまった。さすがに知らないバンドで初対面の人達に混ざることはいくら僕でも1年に1回ぐらいしかない。たまたまウッチートークがファンのコ達にウケてしまったのだ。
酒の席でぐるりとガールズに囲まれて他の男達の視線が痛かったなあ。でもみんないい人ばかりで最高に楽しかった。
しかしまたもや連絡先を聞かなかったのは言うまでもない。



2004年01月15日(木)
■Drums Session 2

きょうも新宿の某スタジオでセッションをした。今度は30代のベテランドラマーって感じの人。
曲はオリジナルの、
“It'Gonna Be Allraight”“Days”“Let It Higher”“Sleep&Wake”
ドラムスとのセッションでまたまた感動。これからすごいことになりそうな予感あり。
それにしてもドラムの音ってかっこいい。



2004年01月14日(水)
■Drums Session1

新宿にある某スタジオにて、メンバー募集できたドラマーとセッションをした。いまのバンドではドラマーと合わせるのは初めてで、それだけでも感激であった。
オリジナルの曲を2曲とあとはアドリブ演奏で1時間。
ずっと年下なんだけど、最近の若い人はみんな落ち着いたもんで、器用にこなしてる感じだった。僕はいまだにめちゃくちゃだけどね。



2004年01月11日(日)
■new year party

仕事先の新年会に行った。道玄坂にある某貸しホールだった。なにしろ60人ぐらいの参加で、半分ぐらいは初めて会う人達だ。
ふだんはヘルメット被ったり、ニット帽に作業着って感じなので、普段着で会うとみんなちょっと雰囲気が変る。僕も仕事のときは安全靴、カーゴパンツ、ダウンジャケットだが、この日はもちろんモッズな格好で行った。
おんなのこたちもみんなお洒落していて、ねるとんパーティーでも出来そうな感じで、そんな企画もあったら面白かったかもしれない。
立食パーティーなので、ここぞとばかりに食べまくった。タダ飯は最高なのだ。
音楽好きな人も結構いるので話しをしてみると、ブリティッシュビートが好きな人がいて、スモールフェイセスについて話したりした。またベーシストでライブ活動してる人もいて、音楽談義となった。いつか対バンできるといいな。
お決まりのビンゴゲームがあったのだが、DVDプレーヤーなんて豪華なものもあって狙っていたのだが、僕が当たったのは健康器具だった。カラダを鍛えろということか。



2004年01月07日(水)
■ミーティング

年明けということで、まず最初のバンド活動はミーティングになった。
メンバーの家にはバスで行けるのである。20分ぐらいで行けるし、すぐそばで止まるからすごく便利。この頃はどうも新宿駅など人ごみが嫌いで、バスを使うことが多い。
彼の部屋に正月休み中に録音したMTRを持参した。パームサイズなので持ち運びに便利。
こんな真面目なバンド活動は初めてだ。今までのバンドはミーティングと言っても半分はオンナの話しや世間話しかしてなかったが。 
帰りにCDやレコードを借りた。BIRDSやTELEVISIONのアルバム。これがめちゃめちゃカッコイイんだ。



2004年01月03日(土)
■引き篭もりの少年

いや、青年か?すでに中年か?とにかく外に一歩も出ずにベース弾いてた。
毎年そうなんだけど、正月休みに練習するとなぜかうまくなる。逆に言えばそれ意外で上達したことがないくらいだ。ベース初めて1、2年ぐらいは天才じゃないかと勘違いしたもんだが。
昨日買ったMTRにひたすら自分の演奏を録音してみた。
やって気がついたが、自分の演奏を聞いてみるとどうも踊れる感じではないな。気持ちよく踊れるベースを弾けるようになりたい。それが今年の目標だな。クラブで踊るのも大好きで、実はベースよりもうまいんだ困ったことに。ベース弾くよりモテるしね。よく楽器始める動悸ってオンナにモテたいからっていうのあるけど、引き篭もってまで練習してしまうのはもう自分で納得したいからだね、きっと。



2004年01月02日(金)
■MTR

実家にいても犬の散歩ぐらいしかすることがないので、夕方に東京へ戻ることにした。
途中新宿の楽器店に寄ってMTRを買うことにした。ZOOMで小型の持ち運びが楽なやつを。意外にも今までMTRは買ったことがなかった。人に借りたり、仕事場で毎日使ってはいたが。
それにしても最近は小型でもなかなか機能満載で結構使える。そのうち立派なやつを買いたいが、他にも欲しい物がたくさんある。エフェクターで欲しいのが4万ぐらいするし、ベースのケースも欲しいし。
ところがだ、信じ難いことに年末にたった1枚買った宝くじが当たりもかすりもせずにゴミ箱行きとなったのだ。もし当たったら、いま仕事で扱っている白金高輪のマンションを買うつもりでいたのに…。
そんなことを思いながらアパートに帰って、朝までMTRにベースの音をとりました。



2004年01月01日(木)
■a happy new year!

初詣は地元の神社に行きました。
今から50年ぐらい前に沼地を埋めたてて町を作ったことから神社が祭られたところです。子供の頃はよく友達と遊びに来ました。神社の周りにはお堀があって、昔はザリガニや魚を捕まえたもんです。しかし残念ながら水はなく、カラカラになってました。
空を見上げると東京とは違って空気が澄んでいるらしく、星の瞬きがきれいで、オリオン座が零れ落ちそうなほどはっきり見えました。
家に戻ると和室に布団が敷いてあって、いつもそうなのだけど、一人暮しを始めると同時に実家の自分の部屋はなくなったので、お客さん用の布団です。
朝起きるとまたひたすら食べ続けました。そして午後は、仕事先の人のホツマというバンドのライブが横浜ビブレ前であるということで出かけて行きました。
バンド全員和服姿でした。ボーカルのコは巫女さんのような格好で、というより“はいからさんが通る”の紅緒さんに近かった気がします。ほんとに男勝りな人なだけに(結構美人だしね)。
“川の流れのように”を歌ってました。川辺なだけに。