誰かのコト 私のコト
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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、
母の様子や入院等についての内容が書かれています。
ここに、ガンのコトが少し書いてあります。
| 2001年11月29日(木) |
日記と言うよりメモ(治療なし) |
父に電話で確認をする 今日抗がん剤の治療してた? してなかった そっか・・・ 多分、お母さんがこの点滴は、 気持ちが悪いとか言ったんじゃないか? うん それで、過剰投与も病気に効かないから中休みじゃないか? うん、そうかもね 明日先生と会えると思うから、聞いてみるよ うん
母は、昨日祖母と電話で話したそうだ 本人と話すことで、祖母の疑惑も晴れたようだ
治療を行っていない時 いつでも調子が良いわけではないことを 父から聞かされる やっぱり夢じゃないんだな 明るく元気そうに見えるけど違うんだ
先生に聞いて欲しいことに 前に調べたガン相はどうだったかと 27日のレントゲンの結果と本当の検査の意味を 父に頼んだ ついでに健康補助食品を今の三倍取るように母に、 勧めるように頼んだ まだ自分の病気のことを少し疑っているので、 あまり強く言うと疑うから まぁいいけど言えたらいって
月末で私は金曜に家に帰れないかもしれない 土曜に帰る事になるかもしれない
告知していない患者を治療するって 難しい・・・
| 2001年11月27日(火) |
母からのメール2(退院?) |
今日のお昼に母からのメール
(ハート)退院が近いかも!? 抗生物質の点滴のタメに時々入院するようになるかも。 そして治していくようです。 なんか看護婦サンにゆってた、 え!いきなりいいんですか、抜いて。と言ってたので 点滴かも、先生が回診で言ってたよ(ハート) 1番に(メール)した(ハート) お父さんには来た時に話しようかな、 それともしっているかもね!?
4週間で1サイクルといっていた。 最低でも、4週間は様態をみたいといっていた。
そして私達家族は、1日も早い退院を望んでいることを伝えている。 良くなるならないは考えず まだ元気なうちでの退院を望んでいる。
この退院はどんな意味か判らない 母への返信は気持ちは複雑なまま はしゃいだメールで
| 2001年11月26日(月) |
母からのメール(七分粥) |
タイトル (ハート)祝七分粥(ハート)
\(^o^)/ 本日より七分粥になりました(ハート) 久しぶりに(メール)をしてるので、(手)がおぼつかない?! 昨日は色々ありがとう(ハート)姉様にもよろしく。 疲れたから・・・次は(メール)するからと(はーと)ね
妹宛に届いたメールを転送してくれました。 親子でおかしいですか?こんなメール。
でも、母に携帯を持たせてから、 女三人でこんなメールばかりやり取りしています。
こんなメールを見てると時々 父を気の毒に思うこと「も」たまに、ある。
| 2001年11月25日(日) |
日記と言うよりメモ(髪を洗う) |
午後一番で顔を出す ちょっとだるそうだ
どう? だるい。お腹の内臓のあたりが全体的に気持ち悪いの、 もどすとかじゃなくて不快感があるのよ そっか
抗がん剤かな?って思ったんだけど、そしたらもどすって言うし、 髪も抜けるわよね?抜けないのよ。 そう言いながら髪を引っ張る よしなさいよ、そんなことするの そう言いながら三人で笑う 私と妹は決してお互い目を合わせないまま
帰り道 焦ったよね うん焦った そんなことすんな!って言いたかったよね うん、でも良かったね弱い抗がん剤で うんそうだよね
夕方にもう1度訪れる さっきよりだいぶん調子が良いみたいだ
どう? うん平気。頭がかゆいの、でもお風呂はちょっと自信ないんだ そっかぁ
看護婦さんが来た お風呂どうする? お風呂は自信ないけど髪が洗いたいの そっか、じゃシャンプーしよっか? 娘さん達いるから手伝ってもらちゃおっかなー いいっすよ
そんじゃシャンプーしちゃいましょっか? お湯の入ったタンクにシャワーがついてる 頭を洗う為の簡易洗面台付 頭が落ちないようベルトが洗面台についている シャワーを渡され私がシャワー担当 看護婦サンが右側、妹が左側担当 三人掛りでわーわー言いながら母の頭を洗った 新米美容師、初めてお客サンの頭を洗うと言う感じだ とてもにぎやかに作業は進んだ
あの作業を看護婦サン一人でするのか・・・ 両手はふさがってるのに、どうやってシャワー使うんだ?とか 腰も痛い、力もいるでもやさしくだしとか色々思うことがあり やっぱり頭が下がる仕事だと再認識した
面会時間が終わる20時まで部屋にいたので 病院近くで食事をした こっちに帰りついたのは22時30分だった
| 2001年11月24日(土) |
日記と言うよりメモ(副作用・体重減) |
木(三本)金(二本)土(一本)と抗がん剤の治療がある
午後に部屋を尋ねると、やはり寝ていた
今日は昨日より調子が良いけど、気持ち悪い そっか、無理しないで良いよ 先週よりいいんだけどね 『副作用が弱くなってるってこと?』 健康補助食品も飲んでる? うん、昨日は飲めなかった そっか、今日は? お昼食べたから飲もうと思って寝ちゃった そっか、お水買ってきたよ うん
帰り道 軽いウツの症状? そうみたいね 抗がん剤のせいかな? どうだろう・・・でもガン患者は皆そうなるみたいだよね うん うん
先週はもっとひどい副作用の症状だったんだろう 父はそれを見ていたのか・・・
夕方母の元へ行くと、少し体調が良いのか 体重がやっと2キロ減ったの、なかなか減らないのね。と笑った 『体重が減りだしたか・・・』 そうね、しっかりため込んでたからねぇ 三人で一緒に笑った
帰り道 体重減ったんだね うん、でもまだこんなもんなら平気だよね うん前に入院(石)した時10キロ以上減ったよね? うん、言い訳はそれかなーって思った 私も
体重計らなきゃ良いのに
| 2001年11月23日(金) |
日記と言うよりメモ(副作用) |
病室へ行くと寝ていた 正確にはうとうとしていた
ずいぶんだるそうだ なにもしたくない ほおっておいてというオーラが出てる
それでも私達が来たから目をあける
どう? 調子悪い、この点滴が気持ち悪くなるのよ そっか、肝臓の膿を治療するんだもんね うん・・・帰りたい
帰りたいと泣く母 頭まで布団をかぶって泣く母 『皆帰ってきて欲しいと思ってるよ 楓も妹も私も、あの父も』飲みこんだ言葉と 耐える妹 耐えられない私は だったら早く治さないとねと言うのが精一杯で 部屋から出てしまった
夕方には少し調子が良かったみたいで ベッドから起き上がったりしていた
| 2001年11月22日(木) |
日記と言うよりメモ(健康補助食品を口にさせる) |
入手した健康補助食品を先生に渡し 協力を仰ぐことが出来ないでいる父。
このまま待つなんて出来ない私達は 先生に手紙を書く 父に速達で出した 看護婦サンでもいいし誰でもいいから渡して欲しいと
父から連絡があり 先生と直接話せて、私達の手紙を渡し 先生の口添えを貰えることになった やった!
母の病室に行き 先生から、免疫の話と健康補助食品の話をしてもらった
父が抗がん剤の治療をして まだ気分の悪くない母に、その場で飲ませた
後で母から聞いたが 先生の話は寝起きで良くわからなかったが プロポリスとかヨーグルトと言ったのは覚えている プロポリスっていったらガンじゃん?と 言われたので 実際は免疫力を高めるんだよ?と説明をした 信じるかな・・・
ゴメン!今日の日記、特に感じ悪いヤツになってます 自己中だと思う。 ごめんね、でもそう思うの。
父から聞いた お母さんが、この点滴気持ち悪くなるでしょう? って患者に言われたらしい、と
点滴が、なに治療であるかを言われてるのかどうか不明 余計なこというなっ! って言ってやりたい 点滴にカバーをかけて 他人に見えないようにしてもらおうかって本気で思った
入院している期間が長くなると時間も持て余すのだろう 他人が気になる、他人に目が行くのも判る でも、でも・・・ ガンを告知していない母に余計なことを言わないで まだ自分の病気に疑いを持ってる母に触れないで
たいていの病院は性別年令関係なく ワンフロアーへ入院させる もちろん母も例外ではない
個室と言っても、一人部屋なだけ
両隣正面の声は筒抜けだ 母がイライラしてる時は 見舞いの子供が走り回る音 騒ぐ声がカンに障るようだ
それを見ても、私達も注意ができない 病室に残るのは母なのだ 何を誰に言われるか判らないのだから
病院のルールは病院が決めろ 子供へのマナーは親が教えろ ここは病気の人がいるんだから・・・ 子供に騒ぐなということが出来ないのなら 連れてくるな
タバコを吸いにロビーでたむろしてる患者のオヤジ達 いいさ、別に気にしてないけど あんたらいちいち、ジロジロみんなよ 前を通るたびに、会話を止めんなよ 聞かれたくない会話なら余所でしろよ 上から下まで見やがって、 挙句にどこの病室に入るか確認までしやがって 感じ悪いっ
母が嫌だって言うけれど なにもしてやれない
特別室は3万円 入れてやりたいけど高いよぉ・・・
1時過ぎ やがて2時になろうとしていたのでベッドに入った うとうとしかけたところに電話が鳴る
飛び起き、受話器を取るが切れていた
・・・なんだったんだ?
妹が居間へ確認に行ったのだろう 電気がついた メッセージがなかったらしく やがて電気も消えた
もし 病院からの電話だったら・・・ 父からの電話なのか? 留守電になっていたのが原因? 父に電話をして出なかったからか?
誰が何の為に、この時間に・・・ 真っ暗な部屋の中で考える
父に電話をしてみるか? 2時半過ぎてるし、何でもなかったら気の毒だし
さんざん悩んで 家の留守電を解除しに起きた 妹も起きていた
家に帰ったら留守電を解除することにしよう? うん・・・でも何だったんだろうね うん・・・間違い電話かな・・・ おやすみ おやすみ
もやもやした気分のまま ベッドにもぐりこむけど 何度寝返りをうったか判らない
なかなか寝つけなかった
こんな恐怖感とも付き合うことを 思い知った
| 2001年11月19日(月) |
日記と言うよりメモ(お見舞い) |
土曜日に母に会った時
この間調子良かったから、お友達に電話をしたの。 そしたらお見舞いに来ても良いかって言うから、 木曜なら良いけど、調子悪いか良いか判らないから、 期待しないでねって言っといた
へぇーお見舞い。いいの? 退院が決まるまで来て欲しくないって、 言ってたじゃない
うん・・・そうだけど心配かけてるみたいだし、 迷惑かけてるからね
そっか、楽しみだね
木曜・・・ 抗がん剤治療の日
別の日にしたらと言ってみようか、でも理由は? 友達に頼んでみるか、でも母の友達の電話番号なんて知らない 副作用で苦しんでる様子を見て、 なにも知らない友達はどう思うんだろうか
見たままを誰か他の友達に言うのか? 母にアレコレ言うんじゃないのか? 母より先に友達が真実を知るのか?
それは・・・
イヤ、人の口に戸は立てられない。 絶対になにも言わないし、否定してやる
家族が出来ることは何があるんだろう 他人が出来ることは何があるんだろう
昨日の晩は、母が入院して初めて父が 近所の飲み友達と飲んだくれた 母が入院するまでは、週に何回も飲みに行っていた 金曜は調子が優れなかったのに、 土曜日は大変顔色も元気も良かったからなんだろう うれしくなり、気持ちもほっとするのもよく判る
家族の疲れの色は濃厚になってきている 妹と私でさえ疲れているのだ 父には年令的なものも含めもっと疲れているだろう
調子の良くない母も、調子の良い母も見ている父の気持ちは 完全には判らないが理解しているつもりだ 私達が母ばかりを構い、大事にしてきているのだから すねたくもなるだろう でもガンに侵されている母と、父への対応は別だと思うと 酔っ払いの父を構うことに憤りも感じる 良くない娘なのかな
妹は根気良く酔っ払い(ヘベレケ)の父の相手をしている 『あんたも疲れてるのに・・・』 どうにか二人がかりで父を着替えさせ、寝床に行かせた
良くなってるように見えてお父さん気が緩んだのかな? そうだろうね でも気を緩めたらいけないよ? うん判ってる
私達も週末を親元で過ごすことで、生活サイクルは一変している 生活必需品は週末に買い揃えていたので、今それらもピンチだ 月金は仕事でほとんど、なにもできない 週末に帰ると、洗濯・買い物・楓(母が可愛がっている犬、シーズー)の世話 こっちも慣れない作業が増えている
| 2001年11月17日(土) |
日記と言うよりメモ(髪を乾かす) |
病院へ行った 元気そうな母の顔
今日は気分が良いの、ご飯も食べたし 調子良かったから、3Fまでお水と新聞買いに行っちゃった 『よかった』 頭がかゆいの、今日お風呂に入るんだけど、 看護婦さんの交代時間で忘れられてるのかなぁ・・・
ナースステーションをのぞくと空っぽ
そうみたいよ? でも検温かな、ワゴンがあっちこっちにあるけど? じゃ待ってよっと
傷がをぬれない様にテーピングしに看護婦さんもやってきた
その時、かぶれからか痒いと言う母 デジカメ持ってるし写真撮る?で、見る? うん あ、こっちから切ったのね うん ここが痒いのよ そっか、テープのかぶれだねぇ ここまでは洗っていい? いいよ、お風呂上がったら消毒するからね そんな会話を看護婦さんと交わしてお風呂に入りにいった
もちろん髪も洗ってきた 髪をドライヤーで乾かすのは私がしている いつもと同じようにガシガシ拭くべきか躊躇した 最初は弱く、だんだん強く力を入れてみた 『大丈夫みたいだ』 『髪が抜けないってことは副作用が弱い、 つまり抗がん剤は効いてないってことか?』 一つ一つ些細なことでアレコレ考えてしまう・・・
先生はまだつかまらず、健康補助食品の利用について 協力を仰げないでいて、利用できないでいる
| 2001年11月16日(金) |
日記と言うよりメモ(副作用) |
父からの電話
今日、病院に行ったけど食欲がまったくナシ 一口も食べなかった 昨日は二口くらい食べたけど 今日は全然ダメだそうだ 看護婦さんも先生も 無理しなくて良いからと言ってるんだが・・・ あと血圧が高いんだ、180/90
| 2001年11月14日(水) |
日記と言うよりメモ(三分粥・健康補助食品) |
母から電話があった
今日から三分粥だったのよ 『少し声に張りがあって大きいから調子良いのかな?』 でね、おかずも三品くらい出たんだけど飲みこめないのよ 『飲みこめない?ガン患者に多い食欲不振か?』 どうして? お魚の叩いたみたいなのが出るんだけど、喉にひっかかるのよ。あんなの飲みこめないわよ そっかぁ・・・刺身の叩きなら嬉しいでしょ?でも食べないとね でもー2000カロリーの点滴してるし、カロリーは足りてるのよ? カロリーは足りてるけど、先生もいってたでしょ?栄養は食べ物で取るのが一番だって そうだけどさぁ・・・ 『食え!抗がん剤治療が始まったらもっと食べたくなくなるんだから』 そうそう、あとね明日から肝臓の治療始まるんだって あーそうなの良かったじゃん?! 『週末って言ってたのに早まったんだ、どうしてだろう?』 でも退院の日取りは決まってないのよ、はぁー 肝臓の治療も始まってないのに、退院なんか決まるわけないじゃん!これからだよ そーだけどさぁー
仕事を終え、家に帰ると23時過ぎてた 父への電話はやめにした 24時に家の電話が鳴る、慌てて取ると少し酔ったような父の声
お母さんな、今日からおかゆ食ってるぞ、 重湯の時より食べてるけどあまり食ってないな そっか・・・お母さんから私に電話あったよ 明日から肝臓の治療になるそうだ うん、聞いた。何で早めたか先生に聞いた? 1日も早くスタートした方が良いでしょうって言ってたぞ、 俺も1日ごとにガンのが進んでると思うと早い方が良いと思う 『どっちとも取れる言い方だな・・・』 そうだね それとな、病院の請求書が病室にあったんだよ え?やばいじゃん うん、だから請求書発行の所に取りに行くから持ってこないでくれって頼んだ、 ちゃんと病名を告知してないからって言ったから うん、看護婦さんにも頼んでおきなよ 事務にちゃんと言ったからいいんだ お父さんが良ければそれで良いけどね ・・・ 先生とはなんか話したの? うん、例の健康補助食品が明日手元に届くから1度見てくれって頼んだ で、先生から勧めてもらえるって? その話はしてない、現物を持ってそう言いに行くから 判った 週末、土曜に帰るから 判った
あまり高い目標を立てるのを止めよう まず、退院 できるだけ元気に退院、ここまでをまず目標にしよう 念には念を入れだ、看護婦さんへ請求書の件は、私と妹からこっそり頼もう
後は、病院教えろって夜中でも電話をかけてくる うるさい母の友人への対処だな ハッキリ言って父が一番迷惑してる 今は留守電をやめ、平日は家の電話に出るのを止めてしまった程だ 心配してくれるのはありがたいけど、 「今はご遠慮します、本人も今は誰にも会いたくないといってます」 と説明しているのにも関わらず、だ 頼むからこれ以上私達に心配事を増やさないでくれ
看護婦さんに個人名を言って尋ねてきた人には 「そんなヒトは入院していません」と言ってもらえるか聞いてみよう 電話の受付にもだな・・・ばれるのは時間の問題かもしれない 恐怖感すらある、自分の不安感を収めるために こんな状態にいる母に会いに来るかもしれない こちらも言っていないので仕方がないが、 本人に告知していない以上 死んでも言うもんか!
病院へ向かう電車の中で 立ったまま折り鶴を作っている同性がいた あまり大きくない折り紙を カバンのポケットから出して 静かに器用に折る
立ったまま
上手に折るな 誰か具合が悪いんだろうな いくつ折るんだろうか そんなことを思いながら じっと後ろから見ていた
『私もひとつ折らせてください』 そんな風に言いたくなるように 静かに器用に折るのをただ ぼぉーっと見ていた
| 2001年11月12日(月) |
日記と言うよりメモ(抗がん剤説明) |
18時に病院で話があるとのことで 父と病院で待ち合わせる。 妹は仕事の都合で同席できない、辛いだろうな。
母のお腹が膨れてきている 父がひどく気にしている さらに、入院前より体重も500グラム増えてる そう、腹水のせい 先生は母に「ガス腹だ」と笑い飛ばし、 「おならをしなきゃね」といってくれている
18時15分 手術用のマスクを首から下げたままの先生がやってきた
今後の治療方法も抗がん剤を何にするか 先生も悩んでいるようだ (後でわかったが、悩んでなく決めていた)
キツイ抗がん剤は効果が高い その分副作用も強い 抗がん剤は、ガン細胞の分裂を阻止し進行を遅くするための薬
つまり、細胞分裂を頻繁に行うところに、割り込み分裂を阻止するのだ 副作用となる髪が抜けるのもそのせい 髪は毎日成長しているから。 貧血や、粘膜の障害(軽いと口内炎)もそうだ 血液を作り出すための分裂も、全て敵と見なし阻止する ガン細胞は自分の身体から生み出したもので、これだけをという阻止は 日本の医学ではまだないようだ
母には告知をしていないので、キツイ抗がん剤を使えない そこを先生も注意しながら、抗がん剤を選定してくれている ありがとうございます そう言う以外になんといえる?
先生からは抗がん剤を何にするか聞かれた 私達は民間治療しか調べていませんと ハッキリ答え 免疫力の低下が全ての病の元であることには、たどり着いたと答えた 先生と婦長さんもうなずいてくれた
webやらで入手した資料を渡す 先生が目を通す 一瞬の沈黙。
こっちやお茶はいいですよ、 酵素は、ちょっと待ってください 酵素は抗がん剤がガン細胞を叩くのを、叩いちゃうといけないから もう少し待ってください
『酵素はしばらく待ってくれ・・・か』 でもそれ以外は良いって言ったから、 後はどうやって母に飲ませるかをまず考えよう ダメって言われたわけじゃないし、うん
今週末から抗がん剤の治療に入る予定 今日から母はおもゆを口にしていると先生から教えてもらった よかった 食事や水分の取り方は予定通りだ
母が病院以外から出されたものを口にするには 正直、性格上難しい。妙にまじめなのだ 病院から出したようにしてくれるか、 先生のお墨付きの一言を貰わないと難しい しかもガンと悟られないようにだ
父は病室の母のところへ向かう 私が病院に来てることは内緒だから 父と病院で別れ、妹にメールして結果報告 返った返事は よっしゃー! \(ToT)/ 私もだ
| 2001年11月11日(日) |
日記と言うよりメモ(母との会話) |
叔母達は気を利かせて昨日、従兄弟の家に泊まった 今日は我が家
昨日の食事の後、父が叔母達へ母へどんな民間治療を 試そうとしているのかを説明したそうだ なんとかそのことも理解してくれたようだ 根本的なことは理解できていないだろうが (母の小姑達に対する感情) 今はそのことはいい
昨日までは雨だったが今日は良い天気だ 洗濯をして、叔母達の布団を干して 朝からバタバタする
14時、掃除などももういい加減こんなもんで よかろうということで 妹と病院へ行く事にする その前に食事をすることにした 食べられそうなものを食べたいように食べさせる (妹は元々胃腸が丈夫ではないが、ストレスが元で 食欲不振・睡眠障害を起こす。自覚しているのできちんと病院へ行っている)
病院に着いて 妹が手足のマッサージをする 頭を熱いタオルで拭いたりした
「にんにく食べた・・・?」 「ぎくっー!」 「いいなぁ・・・」 「ごめんごめん!!」 口臭消すのしたけどだめだったか・・・
今日は朝からお茶が飲めたらしい
お手洗いから帰って来るのが、病室の窓から見える 妹の後ろに隠れて、手を振る。手が4本だ 母がそれを見て笑う 姿勢を低くしてものすごいスピードで進む 妹と私はそれをみて大笑いした 戻ってくる時に父が 「走らなくていいの!」と母に小言 「本人は走ってないんだけどなぁ」と言い訳するが あれは歩いてないよ!競歩かなぁ(笑)
いっぱい歩くように、母が使っていた ぴかちゅうの万歩計を持っていき、点滴につけた 看護婦さんが「これなぁに?」と見に来た あーぁなるほどあははは。いっぱい歩かないとね! と言って帰っていった
首から痛み止めの薬を下げているので 襟のないパジャマはひもが痛いらしい えりのあるピンクの花柄パジャマを探そう
点滴が2個になっていた 抗がん剤かな・・・ わからない
明日病院で現状説明と、今後の治療を話し合う
| 2001年11月10日(土) |
日記と言うよりメモ(親戚ご一同様・母との会話) |
朝起きて、自宅の掃除を三人でした。眠い
電話がかかってきた 今羽田
洗濯をしたり、布団を用意する 湯のみや座布団を用意したり 親戚を迎える仕度をする
小姑は足を骨折してい、まだ完治していない その為、父の弟と嫁も同行
電話がかかってきた 今駅
慌てて三人で家を出る 叔母達に会う いきなり泣き出す叔母達 私達三人は泣かない 希望がある
総勢八名で昼ご飯を食べる
妹に視線集中 食べたか?食べてないんじゃないか? ごちゃごちゃ言う声が少し聞こえる 失敗した・・・ もちろん昨日の叔母から言われたことも 妹には大きく引っかかってるだろう それ以上に母の状態のことで精神的なことから 体調面にも大きな影響が出ている 妹の席をもう少し叔母達と離せば良かった 私はこんな性格なので、叔母達の声も気にならない
どうにかこうにか食事を終えて 妹と私は母のところへ行く 花カゴのカードに「おめでぷー」と書いて持っていったら 恥ずかしそうに毛布に頭まで隠れた
「お茶を300�娑�んでいいんだって」 『よっしゃー!』心のガッツポーズ 「今日から?」 「うん、なのに朝忘れられたのぉー!」 「あははは、おでこにお茶くれ!って書いといたら?」
「取ったS字は見たか?父は見たみたいだけど」 と聞かれ、ギクっとした そんな話はしていない。『打合せと違う・・・』 「いや?そんなこと聞いてないよ」 「ふーん」 「見てないと思うよ」 「病院は取ったものは、必ず見せるけどなぁ」 「見てないと思うよ?父じゃ見れないんじゃないのぉ」
「父は?」 「ゴルフ見てるよ」(嘘) 小姑達は来ないと言いきったら、ほっとしたような顔をした
妹が手足のマッサージをする 病院は大変乾燥している ご飯も食べてないからカサカサだ
痛み止めが効いてるらしく 上の階に新聞を買いに行ったりお手洗いまで ゆっくりゆっくりだが歩いていっている 頑張ってる、頑張ってくれ
| 2001年11月09日(金) |
日記と言うよりメモ(腸が動いてること・小姑) |
自宅に週末帰る為にかばんへ荷物を積めこんで ストラップをなおしてた するっとストラップが取れた
いやな気分がする
ポロスポーツのリュックだ 買ったのは今年の四月 早過ぎる
気分が悪いので同居中の家族に見られないよう こっそり捨てた
会社に母から電話がかかってきた! やった!! プーが出たって!!!! 腸が動き出している兆候だ まだゲップが多いが、2回おならが出たと 報告があった 嬉しかった。すごく嬉しかった
父方の小姑がこっちに出てくる 日曜日だ なんとしても阻止する
電話口で母が 「一番来て欲しくない人だ」と泣いてた 今が一番ストレスがマズイ時だ 不安
22時 自宅へ帰り、三人で話し合う
その間に小姑から電話が入る 妹が必死になにかを言ってるのを 私は小耳に入れながら 父に 今の母は免疫力が落ちている その免疫力を高める為に、民間療法を試そうとしている 免疫力を高めるのに一番害のあるのが ストレスだ と説明をする
小姑達に会うことがストレスだということは 理解できないでいる父 言ってやりたい・・・ 小姑とは会いたくないと本人が言っていると でも、 父が母のことで、こんなに一生懸命になってる姿を見ると 言えない気持ちにもなる
泣きながら抗議するしかできなかった
妹も一緒に泣きながら言う (神経がとても細やかで心療内科に通っている) 病院の先生から受けた注意で 告知していない患者に遠方からの見舞いは 不安を感じるので、厳禁というものだった 父は何とか理解してくれたようだ
後から確認したが、本人へのアドバイスと、患者(母)に対する接し方の 方法を教わったそうだ
妹が小姑に叱られたと言う 「死んでからあわせると言うのか」といわれたそうだ
父が小姑に電話をする 民間治療を試そうとしていることを説明して 来て欲しくないのじゃなくて 母に今は会って欲しくないのだ 母が今誰かに会うことはストレスになると 説明をした
納得いかないが、母に余計なストレスをかけないために 小姑にあわせないことが一番なので取りあえず目標達成
小姑が来る話を聞いた日は熱が出たそうだ 先生は手術のせいかな?といったらしいが、母も妹も私も・・・
| 2001年11月08日(木) |
日記と言うよりメモ(病気を理解) |
ガンは治らない病気じゃない でも絶対治る病気でもない
ガンだけに限らず 病気を治すのは医者でもないし 薬でもない 患者本人なのだ
免疫力を高めることの重要さを知った
癌だけじゃなく風邪をひいたとき等 病気になった時は免疫力の低下が 考えられるようだ
| 2001年11月07日(水) |
日記と言うよりメモ(webで命綱) |
webで末期癌と診断された家族が 声帯などなにも取らずに今も元気にしている事を知る 難病(末期ガン)からの生還
早速、内容の確認 AHCCの3倍の効果と聞いて 少し希望の光が見えてきたような気がする
頑張ろう まだ頑張れる
| 2001年11月06日(火) |
日記と言うよりメモ(説明) |
11/5 手術が終わって先生と話す
段階で言うと4期、つまり末期ガンです
無理を言って答えてもらった 先生の個人的な見解で母はあと何ヶ月ですか? 3ヶ月・・・それも厳しいかも ・・・涙が出る以外になにも出ない 『ちょっと待って。いつよ、癌って言われたの金曜よね、それで末期?!』 混乱する頭のままで、父と私は更に説明を受ける 今後の治療方法と母への告知についてだ
抗がん剤の効く確立は30%、今の主流は3種類で、抗がん剤と 判りにくいもので、副作用の弱いものから利用しましょう、これだと髪が抜けるとかは、まずないです。副作用は倦怠感、たまに吐き気や下痢があります。
先生?、副作用が弱いと言うことは、効果も弱いのではないですか? そうですが、一概にはそう言いきれないです。個人差があるので弱い抗がん剤で 効果が出る癌かもしれませんから。 抗がん剤はハッキリ言って毒です。毒を持って毒を制するんです。 だから正常な組織にも影響が出ます。癌細胞が死んでも身体が死んでしまってはどうにもなりませんので、難しいです。
先生?、母の場合抗がん剤はただの延命措置じゃないですか? 違います。抗がん剤は癌を無くすことはできませんが、進行を遅くしたりできます。進行が遅くなったら、癌と共存して生きていくことも可能です。 今は1日も早く、通常の食事を取れるところまで回復をさせて、抗がん剤治療を行いましょう。
更に 民間療法も事前相談してくれて、治療に影響がないと思えば取り入れましょう。 『つまり、今の医学じゃ無理で、もう神頼みしかないってこと・・・?』 と言うのはですね、*****とか****とかは、まったく科学的根拠がないとは言いきれないんですよ。ただ、病院としては勧められません。ご家族で良く話し合ってください。
告知はどうしましょう?。 先生?、こちらの病院ではどうしていますか? 半々ですね。女性の場合はあまり告知していません。 先生?それは方針ですか? いえそうではないです。女性の場合は受け止めきれない場合が多いです。例えば旦那さんが癌だった時は、奥さん一人じゃ背負いきれなくて、癌と告知して下さいと言われますから。 『私は母と約束している。告知するって。』 父と叔母(母の姉)は告知には反対、先生もどちらかと言えば賛成ではない。 母には、本人が判りかけるまでは告知しないことにした。 次女(もう一人の私と同居中の家族)の方にはどうしますか? 先生、私が言います。今日言います。 そうですね、後からなんで言ってくれなかったんだと言うことでもめることがありますので、お願いします。
いいですか?本人に癌ってことを匂わせてもいませんから、決してそぶりを見せないようにして下さい。疑いの気持ちは良くありません。 S字結腸はとり潰瘍もなくなった。肝臓にバイパスを通すのはやめて、点滴で全身投与に切り替えたとしましょう。
口裏を合わせることになる。
| 2001年11月05日(月) |
日記と言うよりメモ(手術) |
お腹をあけた先生が、手術中に戻ってきて 父と私に告げる 手の施しようがない
S字結腸の腫瘍が癌で、それが元で肝臓二つともに転移 それ以外にいくつもいくつもあって、取ることが出来ない
その場で先生が、母から摘出した 大網を見ますか? 父は断った 私は見たいと頼んだ 父も一緒に見た
母から取り出した大網は、通常カーテンのような厚み(1〜2ミリ)で 腸に悪いところがあると、大網がその悪い部分を包むらしい 例えば盲腸になると、その部分を包むかのように その切り取った大網を見せてもらった 厚さが3センチ位までになっていた その厚み分だけが癌組織なのだ
もう、S字結腸の癌を取り除くことも出来ない 癌性腹膜炎を起こしているので、 なにかを切り取ることは、もう危険だけが高くなる 大網を取っただけで、お腹は閉めます
お腹の中を見ますか?
見せてください
手術着を来て手術室に入った 腸以外のどこだろう?全部の部分に 米粒大のものが無数に散らばっている これが癌です こんな小さいのが・・・ 肝臓はここです、この裏も・・・ 絶句する以外なかった 不思議と涙は出ない
あんなにあるんじゃ 父と手術室を出て、母の病室で待つ
| 2001年11月03日(土) |
日記と言うよりメモ(告知) |
11/2 父と私だけで告知を受ける 腫瘍は癌
11/5に手術
B君からパンを貰った。 前のポッキー系で大笑いでも登場のB君(笑)
コンビニでパンを買ってきてくれた。 メープルシロップとマーガリンのパン おいひかった(笑)
ところでこのB君とは、会社でも長い付き合いですが この人から私がおごってもらったのは 数年前に、プリンまん(確か1個60円) そしてこのパン
うぅーん・・・これってどうなのよB君(笑)
社会人のお財布の中身としては 塾通いの小学生以下ってどうなのよ? なんて思いながらも 月末処理でてこずっちゃって 気がつきゃ22時。 おなかも空くでしょー? えぇ帰りにコンビニ寄っちゃって なんと残金444円。
物悲しい気分なのは 秋のせいだってことにして下さい・・・(笑)
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