amatelasuの日記

2001年12月27日(木) バイクがなければダメなんだ!

バイクがなければダメなんだ。

この世界は何一つ自由にならない。
自分でさえ自由にならない。
他人の心はもっと自由にならない。

けれど、その中でやっぱり自分だけは自分を裏切ってはいけない。
自分でやったことは自分を裏切らない。
何かしら残してくれる。
自分から動き出したなら、何かしら自分の中に残してくれる。
だから、ボクはバイクに乗る。

誰もボクを見向きもしなくとも。
何一つ、満足する形で手に入れられなくとも。
自分に完全な満足を与えることが出来るのは自分だけだと想うなら、ボクはバイクに乗るしかない。
機械であれば車でもいいのかもしれない。機械は使い手のしたことをダイレクトに返してくれる。必ず返してくれる。だからこそ、ボクは機械に執着する。必ずレスポンスがあるから。

だから、孤独を抱える男は機械にのめり込むし、機械があれば生きていける。でも、それはつまり他人との痛みを伴う接触を避けただけの逃避になるかもしれない。

逃避もいいが、逃避を引いた時そこに何も残らなければ、ボクは意味を見出せない。だからボクはバイクに乗る。テキトーには死を持って答えるバイクに乗る。満たされない孤独から逃げるなら、それくらいの厳しさを持ってボクは逃げようと想う。

逃げた先にも痛みがあろうとも、それが全て他人ではなく自分に帰結するなら、弱い心を現実から逃避させるためには、ボクにはバイクがなければダメなんだ。



2001年12月17日(月) 女ならたたせろ。

ボクがこの日記で頻繁に使う言葉「代償行為」
満たされない事柄を、その実現されない欲求を別の行為で解消しようと試みる行為。ボクはそれを否定的にも肯定的にも自慰行為とほぼ同義だと思う。

代償とはなんだろうか。それは代わりに償うもの、こと。あくまでも代わりなら、そこには本来、行われるべき何かがあるはずだ。ボクが本当に欲しいものは何なんだろうかと、ボクが女性に求めていることは何なんだろうかと、考えてみた。結局、ボクは立たせて欲しいだけだ。

最近、夜に寝られない。寝付くと、速攻で夢をみて、一時間もしないうちに目が醒める。半分、夢にうなされる格好で目覚めて、その後はもう寝付けない。そんな時、どうしようもなく頭の中で思考が巡って、しまいには吐きそうになる。頭の中で過去の出来事を転がしてみたところで、向きが変わるだけで、根本は何も変わりはしないのだから、思考は堂々巡りで気分も悪くなってもんだ。そんな時、ふと走りに行きたくなる。で、今はそれも出来ないもんだから、Kさんにメールを送ってみたりするわけだ。

そう考えれば簡単だ。ボクはただ、寂しいから恋をしているにすぎない側面がある。それが全てじゃなく、最初はホントにあの人の顔を思い浮かべるのすら恥ずかしいくらいドキドキしていた。けど、今は情けなく一人、寂しがっているだけだ。胸の苦しさにドキドキはない。

純粋に会いたいと思った。顔を見たいと、それだけでいいと思った。ボクはまだ、弱い人間だ。一人は嫌だ。ずっとでなくていい。少しでも、顔が見たい。その声が聞きたい。どうやら、ボクはそれだけで生活に張りが出る。どうにかやる気になれる。

吹けば倒れてしまうようなボクをたたせて欲しい。誰かボクをたたせて欲しい。だからボクは恋をする。



2001年12月15日(土) 弱いままの心

今朝、Kさんに、家へ遊びに行ってもいいですか、とお伺いをたてました。「駄目!」と言われました。ボクは負けじと粘りました。なんだか虚しくなりました。24日はどーするんですか、と聞きました。ケーキを食べるそうです。誰と?と聞くと、秘密じゃ、と言われました。何だかやってられなくなりました。

「キリンは泣かない。」
最近、久しく泣いてません。人生、上手くいかない事の方が多い、と肝に銘じて生きてきたら、多少の事では泣けないようになったみたいです。ただ、それは心が強くなった事を意味するわけじゃありません。ボクの心は弱いままです。

ボクは心の弱い人間です。ボクがマジになるのは、弱いから、マジでいかないとプレッシャーに耐えられないからです。だから、ボクは何事にも人一倍集中しないと何も出来ません。

それはともかく、ボクの心は弱いままだと実感しています。一人になったとき、特に寝る前などの意識の抑制が弱まったとき、心に澱のように溜まった何かが溢れてきます。以前のボクなら、ここで人知れず涙してました。つらかったら、人知れず泣けばいい。そうやって解消すればいい、と思ってます。

けれど、ボクは耐えることを覚えてしまったようです。泣けません。でも、自分の空っぽ具合をひしひしと感じて、やっぱり耐えられない。夜にそれが来ると、寝られません。頭でぐるぐると想いが廻って、ボクは胸が苦しい。昨日も途中、吐きそうになりました。でも、泣けない。

走りたい。たとえそれが代償行為でも。自分に何かが欲しい。ボクを立たせてくれる、なにかが欲しい。



2001年12月14日(金) 非日常

前回の日記から一週間が経ちました。
この頃、ボクにはルーティーンな生活を送れる日がないです。一日で二件の家庭教師事務所を回らされたり、電車で免許センターまで免許を預けに行かされたり。ただ何となく過ぎていく日々がないです。充実しててよいですが、ちょっと疲れます。

最近は二日と開けず、Kさんにメールしてる自分がいます。「週末、ヒマありますか?」と三回聞いて、三回とも用があると言われてしまった。あぼーん。今日なんぞは、直接、面と向かって「あさって、ヒマですか?」と言ったら、「日曜は映画行く」と言われてしまった。泣くぞ?ここは泣く場面だったのか?とりあえず、行動派(?)に転向しました。

行動派ついでに、そろそろバイクを本気で選び始めました。候補は後方排気、γ、WOLF等など。10万円代で買える車がいいかなぁ、と思っております。この程度なら、遠くない次期に買えるし、あまったお金で教習所いけるし。早く乗り始められそう。

どちらにせよ、そろそろ本気で動きはじめないとね。



2001年12月07日(金) 裏と表は一体。

裏と表は一つの事象。
幸も不幸も、ボクという事象の表面に現れる事象であって、それは結局、ボクという人間を表現する事象にしかすぎない。

水曜日。小型二輪の技能試験を受けて来ました。結果は検定中止。一時停止を無視してしまいました。試験場で。ってゆうか、試験場で一時不停止。普通に落ちるよりも虚しく、なんだか、人生の全てを奪われてしまった気分でした。

その後、もしかしたら、万が一Kさんがまだ学校にいるかもしれない、という半ば自分が運命に見捨てられていない事を望むような心境で、一路学校へと向かうと、案の定、Kさんはいない。この日、ボクは何も得るものなく帰宅したのです。

その夜、明日も授業があるからと早くに就寝するも、寝付けず。頭の中がハイにもローにもならず、けれど意識はハッキリしてて。免許とかKさんとか、免停とかいろいろ考えてると、そのうち気分が悪く、吐きそうになってくる始末。布団の中で三時間格闘し、結局は午前三時前に徹夜を覚悟して起きる。

起きてからは、創作をする気力もなく、時間だけは余ってたのでエヴァのビデオを見ました。第十七話から見て、「嘘と沈黙」まで見て、あまりのテンションの低さに断念。0083に切り替えました。これからは気分もハイになることができ、満足。六時をすぎたので一休みして学校へ行こうと思うも、徹夜明けでうとうとしてたら八時半。もういいや、と一限放棄。二限は休講だったので11時過ぎまでねる。

そして、十二時過ぎに学校へ来て風呂に入り、授業へ。問題は夜。ボックスで暇だったのでネットがてら日本育英会のホームページをチェック。すると、なんと、懸賞論文の結果が発表になっているではないか!!!震える手と、暴走している心臓とをなだめながらチェックしていくと、なんと!なんと!あるではないかぁ!我が名が!!○川○浩の名が!

人生って捨てたもんじゃないんだ。と、二十歳にして実感した。佳作、賞金10万円なり。生きててよかった。お父さん、お母さん、ありがとう!!

そして、幸と不幸は一体で。M田、K地と「くら」へ行こうとしたが、土師ノ里の駅の近くで原付のエンジンがダウン。その後、国分のあたりまで自力で引き返すもやはりダウン。大教の駅まで一人、押して帰るハメに。もういいや、今日は泊まって帰ろう。

で、翌日。金曜日ですね。一限から授業にちゃんと出る。三限終わって、M田に運んでもらって原付を回収する。で、ちょこちょこっといじって、おそらくエンジンはOKの状態へ。よし、これでバイトにも行ける、と思った矢先、なんとヒューズが飛ぶという電装系のトラブルに見舞われ、あえなく気力ダウン。

もういいです。バイト休みにして連泊です。まあ、原付のテスト走行してる時に教習所の車を待ってるKさんと合えたからいいけどね。そうさ。この二日は10万円とKさんの笑顔と励ましだけで乗り越えられるのさ。


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