Life is like a box of chocolates
Jimi Kendrix



 カレーライス  君の鎖骨を愛してる

なだらかな首筋にかかる
彼のネックレス
薄く浮き出る美しい
サコツ 鎖の骨
その意外なほどある
キャミソウルのふくらみも

カーテンから覗いてる
外を見る少年のような君
見てた ずっと見てた
僕もそれを見てた
(何が見えるわけでもないけれど)

見つめあう 臆病な目
それは二人を引き付け合う
惹きつけ合う
君のM極 僕のS極
ヒキツケアウ 臆病な二人

真夜中に帰ってきて
ドアを開けたそのときの

君のカレーの香りが
まだ残っていて
でも君はもういなくて

カレーを煮込んでた
君がまだいるみたいで
僕は狭いキッチンで
その香りに浸っていたんだ
ヒタッテ ツカッテ オカサレテ
君の香りに包まれていたんだ

でもこの香りはいつしか消えて
カレーもなくなるんだ

一緒にスーパーでカートを押したり
通りを並んで歩くこともない
こうやって歌にして消えていくんだろう
カレーを食べる度に思い出すのだろう
でももう大好きなカレーは食べない

でもこの香りはいつしか消えて
君もいなくなるんだ

でもこの香りはいつしか消えて
君も忘れてしまうんだ

さようなら
さようなら君の記憶
さようならカレーライス
さようなら鎖骨の君
さようなら僕のソウルメイト
さようなら




--この歌をソウルメイトRに捧ぐ--
ハロー、ハロー、元気かい?


2005年08月02日(火)
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