白馬鹿日記

2020年03月22日(日) バイク復活

というワケで復活と言うより再生かしらん。
完成の報をいただき引き取りに行ってまいりました。久々に街に出たワケでありますが人出は決して少ないという程では無い様な。皆様もう自粛に飽きはじめていらっしゃるのでは無いかと思いますが身に覚えの無い方は別に良いのでは無いでしょうかね。外ではマスクして家に帰ったら手を洗うとか基本的な事に気を付けていれば。確かにコジらせると怖い風邪ではありますが自衛手段はあるワケで。むしろ、熱があるのに満員電車で仕事行っちゃうとかこういう事でも無いと石鹸で手を洗わないとかビッグウェーブに乗ってトイレットペーパーを買い占めちゃうとかそういう国民性を先に何とかした方が良いのでは無いかと。更に言えば不要な通勤とかミーティングを止めるというのが習慣として残ってくれればコロナ騒ぎにも教訓があったという事になるのでは無いでしょうか。転んでもタダでは起きない世知辛さをそういうところで発揮できれば、と。

などと尤もらしい思いつきを垂れ流すニワカ社会評論家と化しつつ電車に揺られて港北へ。いやワシなんぞが何を言っても影響なんぞありませんから心配は要りません。ここ10年くらいのSNSを見れば放射線・地質学・地震対策・エネルギーサプライ・世界平和・法律・経済・そして感染症から抗体検査果てはマスクの性能までとありとあらゆる分野でそれぞれの専門家の意見を真っ向から否定する大天才様がウジャウジャいらっしゃるワケでありますれば日本は大丈夫に決まっております。尤も現実的な対応策はあんまり見た事が無いですけどね。まあワシが見ていないだけなのでありましょうねきっと。

と言うワケで無事到着。約3ケ月ぶりに愛車と対面いたします。いや綺麗になっとるわ。こういう機会にしか掃除してもらえないのが実に気の毒ではありますがオーナーが手前で言うと馬鹿丸出しであります。エンジンの色が微妙に違ったりもしておりますが気付くのはワシだけでありましょう。他の人にはど〜でもええ事であります。懸案だった作業費用は予想していた最高価格の7割程度で収まりましてこれはむしろ値引きとかしたのではと気になってしまうお値段。大丈夫なのちゃんと取ってよと念を押しましたが大丈夫という事でありましたので有り難く支払わせていただく事に。ワシは貧乏ではありますが友達や仲間に金をタカる習慣はありません。フロントタイヤがそろそろですね、という事でありましたので再来を約しつつ出発いたします。当分は慣らしでありますしエンジンの感覚を覚える為にも下道でのんびりと家に向かいます。うむうむ。大変にスムーズ。カムシャフトが変わった関係か低回転のトルク感が体感5割増しといったところであります。上の方はまだ分かりませんけどね。でも最近は上の方とかあんまり使って無かったですから大して気にする必要もありません。とても乗り易いです。老人という言葉がさほど遠いところにあるワケでは無い身といたしましては乗り易い=長く乗れるという意味でありますからね。出来るうちにやっておいて良かったですわ。あと10年は乗る気でおりますれば警察方面の皆様に於かれましてはお手柔らかにとお願いを申し上げる次第であります。

途中で買い物を済ませて無事に帰宅。自転車だと買う物の総重量なども気になってしまうワケでありますがバイクなら背負えるだけ買えてしまうのでやはり買い出しは楽であります。エンジンが冷えるのを待つ間に一服する事に。ある程度冷えてからでないとカバーが溶けてしまいますからね。モノはSutliffのDulce de Lecheであります。何と発音するのかも分かりませんが店頭で買うワケではありませんので心配は要りません。やや幅広の茶色いリボンカットからはキャラメル系の甘い香りがいたします。湿り気は程好いくらい。着香独特のべたっとした手触りはありません。大きめのパイプにたっぷり詰めます。点火一発。中々の甘口。甘いけどさっぱりした甘さでありますな。キャラメルそのものというよりはキャラメル風味のポップコーンみたいな。美味しいですがちょと個性に乏しい感も。吸い口は程好いミディアム・ライト−。ワシ的には先日試したCoconutの方が好みだったりいたしますがキャラが被ってしまったという注文の手際の悪さもありそうではあります。キャラメル系が好みの方はお試しになっても良いかと思います。



2020年03月18日(水) Sutliff・CA-100 & Match Sunrise

というワケで一度に味見。
相変わらずのコロナ・モードでありますが今月は新しい作業などもはじまったりしております。やっぱ仕事しませんとね。貧乏ですからね。バイクもいよいよ試乗が終わって間も無く納品という状況でありますがやはり古い車両なモンで色々と問題が発生しまくりやがりまして下手すると修理費が車検代込みとは言え7桁に突入かもという。でもまあ、ここで新品同様にしておけば次に壊れる前にワシ本体が壊れる頃合いでありましょうから最後の大整備という事で大盤振舞いをしたワケでありますがその振舞う大盤を稼がねばならんという事情がありますれば有り難く働かせていただく次第であります。くそっ。コロナ減税はよ。

仕事の合間の一服に供するタバコを選びます。選ぶほどあるのは珍しいのでありますけどね。暖冬のせいか例年ほど濃い目のラタキアに食指が動かなかったので、CA−100Match Sunriseという比較的薄そうなブレンドを頼んでみたのでありますがその辺の味見をする事に。100の方は甘めのブレンドでお店の説明では着香ラタキアとなっております。SunriseはEMPのマッチだそうでありまして高級品と化してしまった本家に取って代わってくれればという貧乏人の切なる願いが込められた一品であります。

まずはSunrise。リボン・カットとなっておりますがワシ的にはどう見てもコース・カットでありましてややゴツい塊がゴロゴロしたりしております。パウチ・ノートのラタキア感はほとんど無くむしろ甘い香りが。ちょとイメージ違いますな。まあいいや。そこそこ湿り気もありますれば気持ち軽めにボウルに詰めます。点火一発。うむ。甘い。ラタキア風味もありますがかなり控え目と言って良いかと。着香モノとしていただくなら悪く無い味わいなのでありますがEMPかと言われると似ている点を探すのが難しいぞという内容になっております。吸い口はやや軽めのライト+。これは期待していたモノとは違ったなあ・・・

夕食の後で今度は100を試します。こちらは典型的なリボン・カット。湿り気は程好くカットも太過ぎず細過ぎず詰め易い葉っぱであります。こちらが着香のハズなのでありますがパウチ・ノートにそういった気配はありません。やや控え目のラタキア系のこれまた典型的な香りがいたします。こちらはしっかり詰めて点火。うん。美味い。ターキッシュっぽい味と香りが少々いたします。入って無いハズなんですけどね。やはり着香らしい風味は全くありませんで弱めのラタキアにターキッシュが絡んで。ってもしかしてこれ、シール貼り間違えてるんじゃないですかね。何となくそんな気がして来ましたですよ。もう少し味が濃かったら将にEMPという味わいであります。吸い口は程好いミディアム・ライト。口当たりも柔らかくこれなら普段使いで常喫にしても良いかなと思える味わいでありますがリピートする時はどっちを頼んだら良いのかしらん。Sunriseでありましょうねきっと。違ったりして。をををどうすりゃええんじゃこれは。



2020年03月03日(火) Sutliff・Coconut Almond

というワケで開封。
相変わらずのコロナ騒ぎが続く日々であります。そのトバッチリで仕事が無い日々も続いております。まあ仕方無いッスな。仕方無いけどそろそろバイクの修理が上がって来ますのでその支払いはしなければなりません。困ったモンだ。エンジン載せ替えという事で少々高額になる予定でありますれば何か効果的な倹約方法を考える必要がありそうであります。ンな事で間に合うのかしらん。

などと思っていたらタバコが到着。今や吸ってるタバコの9割は海外通販であります。通常の販売価格に加えて送料と日本のタバコ税、細かい事を言えば通関手数料とカード会社の為替手数料を払っても国内の単価よりずっと安いお値段でありますからね。まあバルクという事もありますが。日本じゃそもそもバルク売りがありませんし売るのも値引きどころか通販の送料サービスすら出来ないそうでありますれば実に不自由な環境と言わねばなりません。日本はタバコが安いなどという寝言を繰り返す皆様はそろそろ目を覚まされては如何かと思う次第であります。

今回は久しぶりに冒険いたしました。未経験のブレンドばかり5種類であります。最初に開封したのはCoconut Almondであります。ジップロック・バッグを開くと、と言いたいところでありますが実際には届いたパッケージを開く前から匂っていた一品であります。ココナッツ系と称するブレンドは今までにもいくつか試したのでありましたがこれじゃ!というモノが無かったのでありますよね。実に頼もしい匂いっぷりでありますればこヤツは中々にやってくれそうな気配であります。

ジップロック・バッグから出て来たのはかなり太めのリボンカット。茶色一色であります。香りはもう紛う方無きココナッツ。しかも強力。をををええ香りじゃ。湿り気は程好いか気持ち乾き気味か。まあこのままで良いですな。大きめのボウルのパイプを選んでたっぷり詰めます。点火一発。うむ。火を点けてもちゃんとココナッツ。パウチ・ノート程強くはありませんがしっかりココナッツであります。そこにナッティな香りが混ざるのはこれがアーモンドでありましょう。甘さもワシ的には程好いか気持ち控え目くらいでありましてココナッツを散らしたクッキーでもいただいているかの様な味と香りであります。後半の方が少し甘みが増す感じでありますかね。ねっとり系でコクのある甘さでありますよ。ごく僅かな渋みはバーレイ由来でありましょうか。その渋みすら味と香りに良く合う気がいたします。甘さに塩をひとつまみ、ってとこでありますかね。

吸い口は程好いミディアム・ライト−。着香系としては吸い応えのある方になるかと思います。バージニアっぽさはワシには感じられませんがココナッツを楽しむブレンドと割り切りましょうか。カットの割に燃えるのがやや速い気もいたしますが舌や鼻への刺激は全くありません。美味いとても美味い。やっと満足出来るココナッツ着香に巡り合えた様であります。夏のビーチが似合いそうな風味をお探しの方には強くお勧めいたしますがこの風味と強さだとまず間違いなくゴーストが残ると思われますのでその辺をご覚悟の上でお試しいただければ、と。着香には少々疎遠になっておりましたが久々に常喫候補でありますよ。いやええ香りじゃ。たまらんわい。あ〜早く夏にならねえかなぁ。夏ならもっと美味しいですよきっと。


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