白馬鹿日記

2002年06月30日(日) 無人島ツアー2日目

朝から釣り。少々風はあるが快晴、波も穏やかだ。午前中は胸まで立ち込んでの岸釣り。カスミアジ1ヨスジフエダイ1ハマフエフキ1という釣果はかなり渋いと言って良い。午後からはボートを出してリーフを叩くがこれが見事にボーズ、4人でアオチビキ1という極貧果。潮は動いているのだが水の色が悪く、生体反応が全くない。ルアーに驚いて逃げるトビウオ、好奇心旺盛なダツのチェイスなど、本来あるべき反応が全くない。精神的にはまだ余裕があるのでイヤな感じですなあ、などと言いつつも笑っていたが、笑い事でない事が2時間後に判明する。

夕食後、申し合わせたように携帯をいじり出した。電話嫌いの私はけっ、この文明人共がなどと思うばかり。中継局のない島なので電波が弱いらしく苦労している。繋がった奴がメールを見て顔色を変えた。

「おい、台風来てるってよ!」



2002年06月29日(土) 無人島ツアー初日

4時半起床。週末なので早めに空港へ行く。チェックの厳しさもあるが、何しろ釣り師は荷物が多い。さっさとチェックインしないとオーバーウエイトでひと悶着起きてしまう。8人分で300Kg近い大荷物を見てさすがにイヤな顔をされる。帰りは乗れないかもしれませんよと釘をさされるが、生憎オミヤゲを買うような人種ではない。乗せてしまえばこっちのモンだ。

飛行機に乗るなり爆睡。目が覚めたらもう宮古島だ。ここでその大荷物をボートに積み替え、さらに4時間の船旅。目指すM島に着いた時はもうクタクタだ。先は長いし今日は上陸祝いでワッとやりますか、などとのん気に構える。実は先はちっとも長くないのだが、この時はまだそんな事は知らない。久しぶりに泡盛を口にしてはしゃぐ。もっとも、小匙2杯が限界だが。



2002年06月28日(金) 明日からは楽園♪

とりあえず準備ができた、と思う。明日出発なのにとりあえずなどと抜かしている馬鹿さ加減に自分でも呆れるが仕方がない。いつも何か忘れている気がするのだ。これがまた気のせいではなく、必ず現場であっ!という事になる。いつもならそのまま買い出しに行って事なきを得るのだが、今回はまた無人島ステイだ。慎重にならざるを得ない。何だろうなあ、絶対なんかあるんだよなあ。

阪神8連敗。最悪と言ってよい。なぜこういう事になる。



2002年06月27日(木) 雨天走行

土曜日からいない、と言ってるにもかかわらず仕事が来る。どういう神経をしておるのだ。例によって出発間際まで働き続けかもしれん。細かい機能追加がまだけっこう残っているが、キリのいいところで止めちゃうしかないね。

友人のガレージにバイクを預けに行く。キャブを換えてから初の雨天走行。大気解放状態なのでどうかな、と思ったらやっぱり吹け上がりが悪かった。一応、フィルターは付けてあるのだが、これはもう仕方がないのだろうな。むずかるエンンをなだめながら走る。突然エンストという最悪の事態にはならなかったが、気持ちのいいものではないね。ツーリング中にちょっと降られた、というくらいなら問題はなさそうなのでひと安心。

「特殊執行機関カーダ」了読。クリス・ライアンの新作。ちょっとつくり過ぎという感もあるが相変わらず面白い。次作は続編ではないらしいので、シリーズにはならないのかな。



2002年06月26日(水) テレビがつまらんし

サッカー騒ぎもいい加減飽きてきた。日本が負けたから、というワケではなく、元々あまり興味がないせいだ。そりゃ観てて面白いとは思うけどね、テレビがどこも同じではやってられん。逃げ場は教育テレビしかないのだが・・・

月曜日に送ったプログラムのクレーム。なのだがどうも話がかみ合わない。電話の向うとこっちで同じ操作をしているのに違うことが起こっている。散々文句を言われた揚句、「あれ、18日のやつでいいんだよね?」と来たもんだ。「24日が最終版ですが」「え・・・あ、来てますね。見てなかったわ。あはははは。じゃ」最近、自分がすごく我慢強いのではないかという気がしてきたぞ。

旅行の準備を始める。持っていくルアーが絞れなくて困る。毎度の事ながらオーバーウエイトぎりぎりだからなあ。かといって広く浅く揃えても役に立たんし、どうしようかね。



2002年06月24日(月) 「自然」に何か恨みでも?

馬鹿発注を何とかクリア。おかげで週末はあんまり遊べなかったぞ。もうちょっと時間をかければ良かったなあ、と気付いたのは送信してから。簡単だったと思われたらかなわんからね。

モンゴルツアーの連中が帰国。本当は俺も行くはずだったんだけどなあ。現地は渇水で狙っていた巨大タイメンとご対面、とはいかなかったらしい。あっ、すごい寒気が。何だなんだ何だったんだ?それでも外道は入れ食いだったらしい。なにしろ外道で60cmのグレイリングやレノックだというから凄い。自然と共に生きる事は可能なのだよ、やっぱり。それに引き換えわが日本は、自然を拒絶せんばかりの事ばかりしておる。かなり控えめに言っても世界の恥だ。よその国と比べてとやかく言われる筋合いはない、などという言い訳は通用しない。国など、地球の一部に過ぎないのだ。



2002年06月22日(土) おかげで週末つぶれそうだし

「・・・ってな感じのプログラムを考えてるんですけど、どうでしょう?こういう制御ってできると思います?」
相談だけならタダだろ、といわんばかりの電話。ファイル設計が悪いからそういう面倒な事をやらなきゃならんのだ。この会社はいつもそうだ。安易な発想で設計しては後で慌てる事になる。そりゃまあねえ、理論上は可能ですよ、でも処理時間がどうなりますかねえ。サッカーを見ながら無責任に応える。かなり遅くなるんじゃないですか。何とかならないもんでしょうかね?知るかボケ!さすがにそんな事は言わない。まあ、設計してみないとわかりませんね。誰が作るのか知らんが可哀相なこった。まあせいぜい悩んでくれ。ゲラゲラ。ああ、韓国強いなあ。

「じゃあ、出来ないわけではないと」「そうですね」「ではそういう事でひとつお願いします」「えっ?!」信じられ。電話を切りやがった。最近、こういうパターンが多い。甘やかし過ぎかな・・・



2002年06月20日(木) 追い込みで書く事なし!

うう、あと1週間だ。はやく南へ行きたいなあ。それまでに梅雨明けるかなあ。でも今かかってるこの作業、1週間で終わるのかな。終わらなかったらどうするのかな。無人島にノート持って行って夜な夜な仕事かな。これ以上はないという悪夢だね。

というわけでほとんど家から出る事もなく仕事仕事仕事。あ、でも昨日は散歩に行ったんだった。ちょっと嘘。あまりに天気が良すぎたせいだ。

阪神4連敗。いったいどうなっておるのだ。全然打てないではないか。観るのが辛くなってくるぞ。



2002年06月18日(火) 日本敗退・・・

相変わらず機能追加やら仕様変更の嵐。いかに基本設計がヌルいかという事だな。そりゃまあ最初から完璧にしろとは言わん。ただ、元々の仕様とかけ離れた事を言い出すのは勘弁してくれ。新しく作った方が早いんだよね。

つまらない作業でてんてこ舞い。いったいどんな舞いぢゃ?何でも良いがストレスでパンクしそうだぞ。あと10日我慢すれば釣りに行けるのだが、それまでもつのかキワドイところだ。頭の中はもう満ち潮状態、寄せてはかえす波で仕事の山は消えつつある。いかんいかん、だいぶ壊れてきたな。

ワールドカップ決勝初戦で日本敗退。あれだけシュートを外すというのは、やっぱり緊張してたのかな。残念ではあるが楽しませてもらったので良しとしよう。ご苦労さん!



2002年06月16日(日) 梅雨は嫌いぢゃ

土曜日は館山に釣り。大雨洪水警報が出ているにもかかわらず出撃。釣れるわけがないね、と思ったら夜8時近くに甲イカを1杯キャッチ。朝の6時からかかってこの釣果は情けない限りだが、状況を考えれば上出来か。まあ、そもそも行くのが間違ってるんだな。次回は梅雨があけてからにしよう。

今日は昼からバイク屋。リアスプロケットを3枚落としてみた。パワーを考えればこんなモン、かな。これ以上落とすとストレスがかかるだろう。しばらく様子を見る事にする。あっちをイジればこっちが、という不満が次々と出てくる。ノーマルというのは良く出来ているんだなあ・・・

阪神2連敗。首位陥落だ。なぜこういう事になる。



2002年06月14日(金) 祝!予選通過

久しぶりに仕事らしい仕事。なのだが久しぶりすぎて調子が出ないぞ。土日挟むし気楽に行くか、と思ったら今週は土曜が釣りで日曜がバイクのスプロケ交換だった。やばいなあ、どうしよう。どうしようどうしようと言いつつ釣りの仕度を終えて早くも寝る準備だ。まあいいか、日曜の夜に頑張ろう。

サッカー、日本は予選通過という事らしい。韓国も通過してどちらも開催国の面目は保ったようだ。といってもピンと来ないんだよね、サッカー全然わからないし。わからないクセに見てて結構熱くなってたりするが。やっぱり勝つのはいい事だ。トルコ戦もこの勢いで頑張ってくれっ!



2002年06月12日(水) 仕事飽きた・・・

いよいよ梅雨入りらしい。バイクには辛い季節だ。淡水の釣りには悪くないんだけど、最近は海ばかりだからなあ。しばらくは忍耐の時期が続く。をを、何と大げさな。

相変わらずの書類作成。次の仕様書はどうなったのだ。打ち合わせに呼び出しておいてパスとか言うなよな。何でもいいから違うことがやりたいぞ。ドキュメントはもう飽き飽き!

「日本の危機2」櫻井よしこ著を了読。こういう文章はリアルタイムで読まねばイカンのだがなあ。ついつい文庫になってしまう。しかし、2年前の刊行物なのに何の違和感もないというのはどういう事か。いかに日本という国が無為無策であるか、という事だろうね。取り上げられている問題は何ひとつ解決していない。情けない事であるな。



2002年06月10日(月) ネスケ7

久しぶりにバグレポート。電話で来たという事はヤバイ事態かな、と少々緊張。大急ぎでプログラムを動かし、ソースを読み返す。おかしいなあ、症状も出ないし不審な点も見当たらない。だいたい、バグるような難しい処理は何もないんだけどな。困ったこまったと悩んでいるとまた電話。「こちらの勘違いでした」やれやれ。まあ、わざとじゃないんだろうけどさ・・・

ネスケを7にバージョンアップ。まだ正式版ではないらしいが6シリーズのあまりの馬鹿さ加減にウンザリしていたので迷わず導入。タブ対応でなかなか軽い。お気に入りをいじっていると表示が消えてしまうとか、場所によってコピペができないとかいう情けないバグも消えている。メモリー消費も前版より少ない感じ。やっと使えるブラウザになった、かな?



2002年06月09日(日) バイク三昧

昨日、今日とバイク屋に入り浸り。迷惑な客だろうなあ。でも、お陰でやっとサスのセッティングが決まってきた。あとはパワーが上がった分、ファイナルを変えれば完璧、かな?何しろ交差点のたびに後輪が滑る。面白いと言えば面白いのだが、気が休まる暇が無いしアクセルを開けられない分かえって遅かったりする罠。だいいち、危ないしね。変えればだいぶ扱い易くなるだろう。

サッカーの時間とカブったせいか、帰り道はガラガラ。まるでお正月みたい。すごい影響力だね。渋谷から自宅まで15分もかからずに着いてしまった。いつもこうだと楽でいいんだけどなあ。

そのサッカーは日本が勝ったらしい。らしい、というのは試合を全然観てないから。外で時々奇声を発してるヤツがいるが、勝利の余韻か。しかし、いつからそんなにサッカーファンが増えたんだ?それに、こういう時だけ君が代を歌うヤツの心理というのも少々頂けない気がするのだが・・・



2002年06月07日(金) 靴さがし

あいかわらずドキュメント書き。もうすっかり飽きている。かと言って、いつ「出来ましたか」なんて声がかかるか分からない状態なので、少しづつでも進めておかないとイカンのよね。プログラム約60本分+共通ファイル50本弱。もう、おなかいっぱい。

昼過ぎから御茶ノ水へ。来月の沖縄ツアーで使うアクアシューズを選ばねばならん。沢登りに使うような靴が良さそうかな、と思ってスポーツ用品店を回ったが目ぼしいものは見つからなかった。ハイカットで速乾性で足にフィットするものが理想なのだが。最悪、スポーツサンダル+古靴下という手もなくはないが、去年はナメてかかって足が血みどろになったのだ。岸から20キロ近い魚をかけると人間は簡単に引きずられてしまい、サンゴで足が大根おろし状態になる。二の舞は避けねば。

夜、久しぶりにカレーを煮た。メシを食いながら滝のように汗をかく。果たしてこれは身体にいいのだろうか?



2002年06月05日(水) 事もなし

次の仕事の詳細仕様が決まらない。相談メールは来たのだが面倒くさいので勝手に決めてくれ、と言たらそれっきりだ。どうなっとるのかね?だいたい相談ったって最後は向うの都合で決まるんだからなあ。開発環境なんか何でもいいんだよね、別に。仕方がないのでやりかけのドキュメント作成をボチボチと進める。もう半年かかってるなあ。まあ、仕事が切れなかったのでしかたがないね。



2002年06月03日(月) 栄光の日々

昼過ぎからコインランドリーへ。酸素吸入器のようなものを持参している、今にも彼の岸へ逝ってしまいそうなジイサンがおった。こういう手合いは暇つぶしに話し掛けてくるからなあ、面倒くさいなあと思いつつバイクの掃除を済ませ、洗濯物を乾燥機に移していると案の定、そのバイク何ccなのなどと話し掛けてきた。無視するわけにもいかず適当に受け答えしていたが、どうも古いバイクにやけに詳しい。試しに少々意地悪な質問をしてみたが全部ちゃんと答えやがる。下手すると俺より詳しいぞ。色々と聞いてみると昔はかなり乗っていた人らしい。面倒どころか面白がってけっこう話し込んでしまった。

「バイクで海でも見に行けりゃ、いやな事なんか全部忘れられるんだけどな」ちょっと寂しそうな目で、そうつぶやいて帰って行った。ジイサン、色々あるんだろうな。でもカッコイイぞ。頑張れよ!



2002年06月02日(日) うな茶

朝8時、電話で起こされた。慣らし運転を兼ねてウナ茶を食いに行こうという。ウナ茶というのは鰻の入ったお茶漬けの定食で、東名浜名湖SAのレストランのメニューだ。SAの食い物としては確かに美味しいほうなのだが、東京から往復1万円かけて行くほどのものかどうか。まあ、要は走りたいだけですな。

海老名に集合。これから200Km以上もダラダラ走るのかと思うと腹が立ってきたので、今から追いかけて来いと友人に電話。律儀にもこ奴は日本平で追いついてきた。たっぷり3時間かけて浜名湖着。ウナ茶はまあ、美味しかったけどメリハリのない走りでクタクタ。帰りはもう少し回してしまえという事になり、大した渋滞もなく順調に帰着。

キャブは意外なほど燃費が良くひと安心。もっとも、回すと燃料計の針が見る見る下がって行くが。とてもバイクとは思えんぞ。



2002年06月01日(土) キャブ装換

昼過ぎ、バイク屋から「キャブセッティング完了」の電話。予定通り。バイクのない1週間は長かったぞ。

−調子はどうですか?
−いやあ・・・やばいッスよ
−急いで伺います

急いでも電車では1時間以上かかる。思わず駅から走ってしまう。息切れしなかったのは店が駅の近くだからだ。遠かったら途中で倒れていたかもしれん。

−何か注意する事はありますか?
−加速ポンプがあるので空ぶかしするとカブります
−他には?
−慣れるまでは絶対にガバ開けはしないで下さい

ホントかよ、と思いつつ試乗。確かに低回転からパワーが出ている。普通に進入すると交差点でリアが滑る。試しにちょっと大きめにアクセルを開けると、フロントが勢い良く浮いてくる。こりゃ、えらい事になったなあ。

帰りは首都高でちょっと遠回り。回転を上げていくとメーターを振り切る直前位から突然パワーが乗ってくる。ターボみたいな感覚。高速コーナーでこれをやったら吹き飛ぶなあ、きっと。慣れるまでは慎重に走らないと命にかかわりそうだ。

しかし・・・面白い。やばいぞやばいぞ。


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