どこまで素で書けるかな?

2002年10月31日(木) 「優しさ」ごっこ。


体調を崩し気味な私からダンナへメール。
「ねぇ、セイをつけたいから今晩焼肉いきたいんだけど、もしかして今夜も日本シリーズあるの?」

優勝がかかった巨人をきにかけるダンナから返事。
「うん、今日決まるかもしれないんだよね。でも、君にはセイをつけて欲しいから**ちゃん(私の友人の名前)誘って行ってくれば?」

巨人との天秤にやぶれた私のメール。
「優しいフリならいりません」

なぜか驚いたダンナから返事。
「え! マジでフリじゃなかったのに」

わかっちゃいないダンナに私から。
「『日本シリーズよりも君に元気になって欲しいから焼肉行こう』っていうのが本当の優しさじゃん」

その理論には納得したダンナから。
「そっか。でも巨人の方が大事だしなぁ。うそだよー」

自宅近くの駅についたダンナから電話。
「今、野球どうなってる? 同点かぁ。まぁ見たいけど、焼肉行く?」

すっかり外出する気がなくなっていた私の返事。
「んー、いいよ。だって野球みたいでしょ?」

たぶん、このあたりのサジ加減が仲良しの秘訣。



2002年10月17日(木) 変化。

近頃、ダンナが頼もしい。

こんな言い方はとても失礼だけれども、
結婚前の彼なんて色んなことに対して無責任極まりなかった。

金銭感覚はあればあるだけ使うタイプで、
残高がマイナスになっても使える銀行は、
限度額まで使ってしまい完済する気ゼロ。

仕事に対しては不満がたくさんあって、
昇格の話も「ずっといるかどうかわからないから」という、
曖昧な理由で断る程なのに転職準備は一向にする気配がない。

長いものに巻かれるだけの男性と結婚して、
私の将来は大丈夫かなぁと不安があったのは事実だ。

だが結婚してからは、
お小遣い内でやりくりしているし、

もうすぐ予定している引越し後に、
転職も考え始めるようだ。

引越しに伴う億劫な諸々の手続きも、
一言だって愚痴ることなく着々とこなしている。

男性は結婚してから成長しはじめるようだ。

女性の私はというと、
退化の道をひたすらに突き進んでいる。




2002年10月11日(金) 会社の本質。

日々就職活動をしている。
活動といってもまだまだ求人サイトからメールをちらほら送る程度だ。

自分が設定したハードルが自分の能力よりも上なために、
面接までいくこともままならない。
始めのうちは選考落ちするたびにめげそうになっていたが、
最近はダメで元々と思えるようになり精神的に楽だ。

そのサイトは条件を提示しておけば企業の方から「うちで働きませんか?」メールが届くシステムもあり、
2社ほどから応答があったのだが職種や勤務先などの条件が希望とあわずに断ってしまえるほど焦りは全くない。

メールでの応募。

これは初めての体験なのだがこれだけでその企業の本質が垣間見えることに最近きがついた。

全く連絡がこない会社。
1ヶ月ほど先に面接の日時を設定しておいて求人募集を辞めたから来なくていいという会社。
選考落ちの人はメールしませんという会社。

たぶん上記のような姿勢の会社は社員も大事にしないだろうと思うので、不採用でも全く悔しくない。

だが、5社くらいメールをして1社だけ不採用になったことが惜しまれる会社があった。
私は不採用連絡にもお世話になりましたメールを送信してるのだが、
そのことについての礼と不採用理由を記載して返信してきてくれたのだ。

『能力的には問題なかったのですが、未経験な分、自己アピールでもっと自分を売り込んだほうがいいですよ』

簡単にいうとこんな内容だったのだが、今後の活躍に期待しますとか、機会があれば一緒に働きたいとか、もちろん社交辞令だけれどもそんなことまで書いてあった。
こんな所だったら入社後も気持ちよく働けるだろう。

機械を通してのやりとり。
だが、機械の向こうには生身の人間がいることを忘れちゃいけない。


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