毎日なんか考えてる。

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2004年11月30日(火) * 一体感 *

おっぱいを飲ませてる時間がとっても好き。

飲んでいるニコを見てるのも好きだし、
吸われてる感じがコレまたなんとも言えない。

カブトのときは
4,5ヶ月くらいの時におっぱいがあまり張らなくなって
「出てないんだよ。」と言われ、それを鵜呑みにしちゃって
そのままアッサリと混合→ミルクにしてしまった。

のちに母乳マンに聞いたら
3,4ヶ月もするとオッパイはそんなに張らなくなるのが普通で
むしろホニャンホニャンになってからが
「需要と供給」のバランスがよくなるイイ感じの状態なのだ。と。

そうだったのか、クソゥ。
今回は母乳で完走するぜ。母乳の方がラクチンだし。
と妊娠中から思っていたんだけど。

カブトの時は「出てない」なんて言われると
恐怖にも近いものがあった。
オッパイは赤ちゃんにとって生命線なワケで。
でも普通に考えれば
ちゃんと飲んでちゃんと育っていれば“出てる”って事なんだから
そんな周りの雑音を気にすることなんてちっても無かったんだけど。

悲しいかな、カブトの時はそんな冷静さも無かったって事。

ニコリンに対しては
そうゆう気張りみたいなのが全くと言って良いほど無いんで
理屈ヌキに
とにかく乳を飲ませてる時間がスキ。

すごく「繋がってる」て感じがする。
乳を飲ませてるとき、
凄まじいほどに一体感を感じる。

こうゆう不思議な感覚は今まで感じたことが無い。
いくらピッタリと抱きしめてもこうゆう感じじゃないし、
もちろん文字通り繋がってるsexとも違う。

自分の体液で育っていて
しかも、それしか摂取していないんだからね。
すごいことだ。

でも、そんなんもあと数ヶ月でおしまい。
さみしいなぁ。

乳はどんどん干しブドウ化して、しなびて行くけれど、
こんな幸福感と引き換えなのだから
まー、仕方ないか、て思う。
今のところは。



2004年11月29日(月) * 火あそび *

焚き火で思い出したんだけど。
子供の頃、火遊びがダイスキだった。
小学生くらいの頃。

モチロン親に見つかると怒られる。
いや、親じゃなくても大人に見つかると絶対に怒られる。
そんなワケで
オカーサンが買い物なんかに行っちゃった
シンとした夕方の家の中で。
オトーサンが使ってる大きなガラスの灰皿の中でマッチを燃やす。
マッチもやぐら状だのヘビ状だのに組んじゃったりして。
火薬に火がついて
ボボボってどんどん燃えてく様を見るのがスキだった。
ヒタスラ「燃やす→燃える様を眺める」ってなんとなくアブナイ感じだよな。

火遊びするとオネショするって言われて
ホントに小学校にあがるまでオネショしてたワタシは
火遊びがスキだからなのかもってホンキで信じてた。

子供のころのワタシ、
火遊び、オネショ、指吸い、偏頭痛って
なんかストレスの塊みたいだけど。
実際どうだったんだろう。
思い返しても子供時代
ストレスを抱え込んでいたような思い出は無いんだけど。

今は火を燃やして遊んだりしないけれど。
でもやっぱり焚き火の火をボーっと見てると時を忘れる。

火とか水って不思議な力があると思う。



2004年11月28日(日) * 充電 *

晴れて、予定が何もなくて、
ちゃんと丸々1日テルクンがお休みだった本日。
ひっさしぶりに海に行きました。

やっぱり海は広くて大きい。
気持ちよい。
ただボーっとしてるだけなのにとっても心地良い。
カブトは相変わらず海辺に来ると
犬コロみたいにずっと砂にまみれて遊んでる。
忙しキングのテルクンだけど、
ヤツメは隙あらば寛ぐ「寛ぎキング」でもあり
今日も束の間の休日を謳歌してた。

唯一ニコリンだけ途中でグズって、
多分「もう帰りたいー。フェ〜;」て泣いてたんだと思うケド
ニコリン以外の3人が無言の共通意識→まだ帰りたくないー、てなわけで
結局日が落ちるまで居た。

寒くなって来てその辺に落ちてる木を燃やした。
火って眺めてるだけでナンとも言えない気分になるしでますます腰が重くなり。
ニコリンは諦めてワタシの腹に抱かれたまま1時間くらい寝た。笑

やっぱり4人で過ごせる休日は貴重だ。
充電されたよ。



2004年11月25日(木) * 初心に戻って。*

今しかできないこと。
今だからできること。

ラクをとって
今をないがしろにしちゃうと
結局どっかにひずみが出て
今が楽しめなくなる。

今。

大切なのは、
ダンゼン「今」。



2004年11月21日(日) * 記念写真 *

人生初の「写真館で記念撮影」体験をしました。

ヘソ曲がりなので
成人式とか、
結婚式とか、
お宮参りとか、
そうゆう「写真館で写真を撮りそうなイベント」を
型を気にせずやりたい様にやって済ませて来たので
写真も何となくパスして今まで来てしまってた。

そんなんだったんだけど、
ニコリンが生まれ4人家族になり
カブトも無事5歳になり。

「家族で記念撮影を撮りたい!!」と急に思い立った。
ついでだからカブトの七五三のイベントに絡めてがイイかも、と。

七五三と言ってもこれまた地味に「ワガ家流」なのだけど。
羽織袴姿で神社へ行っておはらいしてもらう、と言うスタイルでなく、
毎年初詣に行っている近所の氏神様が居る小さな神社(無人デス。)へ。
普段着で。
ニコリンのお宮参りもそこ。
「これからも見守っていてください。」とか、そんな感じのお参りデス。

で、今日はお参りをした後写真館へ行った。

七五三写真ではなく、
家族の記念写真。

白いソファーに4人集って座って
わざとらしい感じのポーズをつけて
カシャカシャカシャって。

面白かった。
出来上がりは1ヶ月後。
どんな写真が出来てくるのか楽しみです。



2004年11月16日(火) * 寝袋 *

今日、幼稚園の帰りに誘われて遊びに行ったカブトの幼稚園のお友達。
アメリカ→オランダ→2ヶ月前に日本にやって来た。
オカーサンの事をマミーと呼び、
オトーサンの事をダディと呼ぶ。
発音がモロ英語。

ママも笑い方とか身振り手振りがナニゲに外人。
→両親ともに日本人だし、親子共々普通に日本語も話しマス。

スゴイわ、スゴイわ、と
島国育ち英語アレルギーのワタシは
何がスゴイのか突き詰めるとよくワカラナイのだけど、
とにかく何かに圧倒されて帰って来たのであった。

ダァーディ。
マァーミィ。
ウーフーン。

************************************************

全然はなし変わるケド、
昨日の寝袋つながりで思い出した話し。

前働いてたトコの先輩で
史上最強の不潔マンが居た。
見た目はガリンチョガリガリ君で
顔はアッサリ系の顔で
特に不潔マンて感じじゃないんだけど、
近くに寄り、
その「匂い」に気が付いたら最後。

フケだらけ→風呂に入らない。
シャツのエリが茶色→洗濯しない。
歯にいつもなんか付いてる→歯磨きしないクセに社食で納豆とか食べる。
極めつけは
物凄い匂いを脇から発射。

冬でもキツイけど
夏場は近寄ったら最後、本当に具合が悪くなる位のイキオイだった。

ワキガとか口臭とか、体質的なモンは仕方が無いであろう。
たとえばエイトフォーとかさ、リステリンとかさ、色々あるわけだし。
それでもホンノリ香っちゃうとかってのは仕方ないワケで。
が、風呂入らないとか歯磨きしないとか、
そんなんで悪化させてるヒトってどうなんでしょうか。
同室の職場のヒトの勤労意欲を削いでどうする。
有罪です。

そんな彼、会社に寝袋持って来てました。
それを見るにつけ、
あの寝袋…1度も干した事ないって言ってる、あの寝袋…と
見るだけで鳥肌が立ったモノですが。

本当に仰天したのは、
彼と仲良くしてる同僚が
徹夜をした際その寝袋を借りて寝たって言うから
世の中本当に色んなヒトが居るもんだ、と
心の底から驚いちゃいました。

今だに「寝袋」と言えば
彼の机の下に常備してあった寝袋と
それで普通に寝た、と言う彼の同僚クンを思い出します。
うーー。



2004年11月15日(月) * うちンち *

最近のワガ家。

◎ニコリン
順調に巨大化中。
ムッチンムッチンで
抱っこしてると「プチッ」と潰したくなるような、そんな感触。
寝返りするようになった。
と言っても、まだ「戻れない」からヤッカイ。
あやすと笑うようになった。
が、今だに笑いのツボを解析できず。
ニコリンの爆笑を聞きたくて
カブトと一緒に「ニコリーン、ニコリーン」と群がりあやす図は
ハタから見たらきっとバカバカしい感じに違いない。
にしたって赤ちゃんて、完全無欠にカワイイ。

◎カブト
ますます「5歳男子」な今日この頃。
サブサブギャグとか、
寒くすらない意味不明ギャグとか、
ムリヤリな男言葉とか、
内ズラと外ズラを使い分けるとか、
そんなん。

でも相変わらず
一番恐くて、一番ダイスキなのは「かーかん」。
反抗しておきながら
言ったそばからワタシの顔色伺ったりしてます。
まだまだお尻の青い5歳児。

◎テルクン
ここ半年くらい「相変わらず」が「相変わらず以上」の多忙さで
もう異常。
週に数回は徹夜、土日も出、帰れる日も終電、
寝ないで働けって事ですか、と。
精神的にイっちゃったヒトもいっぱいいるらしく、
電車に乗れなくなっちゃった、とか、
机の下で丸くなってた、とか。

いつか家族から訴えられるでしょう…。

そんなテルクン、ついに会社に寝袋を持ち込むらしい。
彼的に寝袋は多分「無し」だったんだろうけど。
もう背に腹は変えられないってコトです。

「どっか連れてってー。」とか
「発散したいー。」とか
「また出勤なのーーぉ。」とか
そんなことを言ってられるウチが華でした。

今そんな事言ったら
ますますライフが下がるんじゃないかとヒヤヒヤです。
「テルクンの命を守る会」ホソボソと発足中。
愚痴厳禁。疎外厳禁。

◎ワタシ
そんなワケで土日はメッキリ姉マウキチの登場回数がウナギ登り。
平日はカブトとニコリンとガップリドップリ。
バタバタしてるウチに1日が暮れる。

体重はプラス2.5キロからピタリと止まってしまった。
アナドレナイ2.5キロ。
全て腹についてます。
タプーン。
産後1ヶ月弱でグングン体重が落ちたモンだから
2キロなんて楽勝でしょ、なんて思っていたのに。
クソ。

食べる量を減らせば、と思うものの、
乳出すとおなか減るんだもん。
食べないと乳張らなくなるしー。
クスン。
でも食べても+2.5キロから増えない。
これまた不思議。
この肉はこのままなんでしょうか。
ジミてるぅー。
うぅ。

そんな最近のうちンち。



2004年11月10日(水) * 芯 *

あれやこれやと気を使わず、
自分が受け入れられてる、と安心し、
相手の事をよく知っていて、
イイトコもそうでないトコも含めてスキで、
心底リラックスして場を共に出来る相手が
どんなにか貴重で大切かって事、
最近しみじみと思う。

そうゆう相手が自分の周りにたった数人でも居ること、
そうゆう相手をこの数十年の間に
たった数人でも作れたことに
「でかした、自分。」と思う。

時間が全てじゃないけれど、
そうゆう関係というのは
一朝一夕で出来るモンじゃない。

あまり必死になりすぎず、
でも割と丁寧に、
少しずつ積み上げて来た「何か」が結構タイセツで。

ニコリンが生まれてからコッチ、
また少しづつ、自分の中の何かが変わりつつある様な気がする。
カブトの時の様な激しい変化は感じないけれど、
静かに、何かが変わってきてる。

自分の中の「芯」をゴソゴソと掘り出す、的な。
そうゆう感じが
すごくする。



2004年11月01日(月) * ビルマ?*

カブトとニコを連れて買い物中、
エレベータ待ちをしていたら
80歳は超えてそうなおばあさんから声を掛けられた。

何ヶ月?
とか
母乳なの?
とか
女の子?
とか
ボクは何歳?
とか、そうゆう、オーソドックスな質問。

で、まー、季節の話なんかになり、
ますますオーソドックスな会話をしていたら
突然ススっとワタシの近くに身を寄せて
少し声のトーンを落として言った。

「ご主人は、ビルマとかそっちの方?」

「へ?」(ビルマ…????)

「外国の方じゃないのかしら?」

あーー。と、合点が行きました。
カブトのことを「ハーフなのでは」と。

カブト、赤ちゃんの頃、よく聞かれたのです。
髪の毛が天パで目がキョロンとしていたからなんだと思うんだけど。
両親(ワタシとテルクン)共にあまりにも「和顔」なんで
「ハーフ」なんて言われると笑いたい様な気持ちになったモンですが。

でも幼児と呼ばれる年齢になってからは
あまり言われなくなったんだけどな。

にしたって「ビルマ」って。
「小さな声で聞く」てのも戦前のヒトならではだな、と。

「たまに言われるんですけど日本人ですよ。」
と言ったら
「やっぱり人間はどっかで繋がってるんだね。
 この子はきっとビルマの方の先祖が…。」と
断じて「ビルマ説」を貫いてました。

オモシロイからもうちょっと話していたいな、と思ったものの
スイミングの時間が迫っていたんでそこでサヨナラしました。

おばあさんの瞳は、ちょっとグレーがかかってました。


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