毎日なんか考えてる。

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2002年08月31日(土) * 川のヒト達 *

川に行った。
今年最後の川遊びだー!!て行ったんだけど、
水冷たすぎ。
入水断念のワタシ。

でもモチロン小学生くらいの子供達はフツーに入水。
しかもエキサイト。
子供ってスゴイ。
…と思ったら、滝壷の下で大人4人(男女2:2)ハッスルで入水してるのを発見。
もうどーにも止まらない感じが、多分、ヨッパライ。

そろそろ帰ろうか、て頃、
高校1年生くらいの、おとなしーい感じの男の子4人組が4時くらいにウラウラと現れた。
で、男4人でBBQ。
女っ気無し。
しかもあまりBBQに慣れていないらしく、火がゼンゼン付かない。
新聞紙ばかりボーボー燃やし、肝心の炭には一向に点火していないモヨウ。
やっと火ぃついた、と思ったら、即肉焼きだして、
ワッハッハとか、ドヒャーとか、そうゆうノリは全くなく、黙々と肉を食う。
しかも、お茶とジュース。

どうゆうイキサツで男4人でBBQて事になったんだろう…。
仲良し4人組…?
夏休みの最後を川で過ごす…。

テルクン(夫)と2人ビール飲みながら、延々と仮説に興じてしまった。

そんな、8月最後の川の人たち。

 桃尻。プリッ。



2002年08月30日(金) * チーズバーガー *

マックのハンバーガーの中で、チーズバーガーが好きデス。
好んで食べマス。
たまにチキンタツタとか季節モノに行く時もあるけれど、
基本的にチーズバーガー。
結局食べてるチーズバーガー。

チーズバーガーを、安くて地味な「オコチャマのお小遣いでもOKさアイテム」と
思ってるテルクン(夫)は、
ワタシがチーズバーガーセットを注文すると、
「ナゼにあえてチーズバーガー」と思うらしく。
それどころか「きっと安いからに違いない」と思っていた時期もあったらしく。

プン。違うのよ。
あえてチーズバーガーなのよ。

チーズバーガ好きのルーツは、完全に子供時代にある。

たまーに行くスーパーの前に「ドムドム」と言うマイナーなハンバーガー屋があった。
その脇にチョットした子供だましのゲームコーナーがあって、
母が買い物してる間、
ワタシ達姉妹はそのゲームコーナーで待つのが決まりみたいになっていた。

と言っても、母がお小遣いを置いて行くワケではない。
見てるだけ。
今振りかえってみても、母は何につけしまり屋だったと思う。

それでもワタシと姉は、いつも結構その場を楽しんでいた。

たまに(ホントにたまに)母は買い物が済むと、ハンバーガーを買ってくれた。
普段、ハンバーガーどころか、スナック菓子も、チョコレートも、
クリームもジュースも与えてもらっていなかった私達姉妹にとって、
そうゆうジャンクフードは「最高のおやつ」で、
それが例えイチバン安い「ドムドムバーガー」でも、時に2人で1個でも、
買ってくれた日は「スッゴイ得した日」となったんであった。

いや、思い出しても笑っちゃうくらい、ビンボー臭い話しだ。

自分の小遣でハンバーガーを初めて買ったのは、たぶん中1だと思う。
それまでの間、私が食べたことのあるハンバーガーと言えば
ドムドムバーガー一本。一筋。

で、初めて自分で買ったのがチーズバーガで、
それがスッゴク美味しかった。
スッゴク!!

モチロンその後、ビックマックもダブルチーズバーガーもテリヤキバーガーも
食べる機会はやって来たし、それなりに美味しいと思ったんだろうけど。
結局のところ、初めてチーズバーガーを食べた時のインパクトに負けちゃってるってコトだ。

そりゃそうだ。
だいたいにしてマックのハンバーガーなんて、
そんなに感激する程ウマイもんじゃない。

要するに、
中1、初めて食べたチーズ入り、自分で買った、買い食い、寄り道、とかとか、
付加価値が付いちゃったチーズバーガーだったってコトなのよね。

そんなワケで、チーズバーガーには一種の擦り込みをされてしまってるワタシです。

にしても!!アレが79円てスゴイと思う。
3つ食べても240円。
て、3つも食わねーよ、て笑ってたら、
悲しきサラリーマンのオジサンが、お小遣い節約のために
公園でハンバーガー食ってるんだよ、いや、マヂで結構居るンだって…
なんて話しを聞いて、気持ちが落ちたよ。
しかも食ってるのがチーズバーガーじゃなくて、ハンバーガー3個だったりした日にゃー。
いや、ドッチもドッチなんだけどさ。
でもやっぱりハンバーガーて美味しくないぢゃん。
包みの色も茶色でナンだか哀愁漂っちゃうし。

て、トコトン貧乏臭い話しになってしまった。笑

そう。
とにかく、マックと言えば、チーズバーガーが好きて事です。
みんなはナニが好きですか。



2002年08月29日(木) * 学校のプール *

いや、イキナリ暑さ盛り返してるね。
またもや水風呂復活で、日中2回もカブと水風呂。

近所に小中学校で使用している市のプールがあって、
市のプールて言ったって、それはもうモロ学校のプールなんだけど、
そこが夏の間一般開放されていて、前から気になっていて、
イイ感じの時があったら行ってみよう…と思っていたんだけど。

「イイ感じ」の時とは。
ムシムシと暑いんだけど、薄曇りの日。
だってそこはナンて言ったって学校のプール。
日陰が無い。ゼンゼン無い。まったく無い。
焼け放題、焦げ放題だもんなー。
やっぱり躊躇するでしょ、晴れの日は。

いくら黒いって言ったって、
進んで黒くなりたいってワケじゃないからさ。
「今さら同じぢゃん」て言われそうなんだけど。
本人的には…ね。笑

で、そうこうしてるウチに、そのプールの開放も明日でオシマイ。
明日は友達と約束があるから行けない。
残るは本日…と思っていたんだけど、本日、真っ晴れ。
諦めました。

で、水風呂でお茶濁しました。

この夏の心残りとなってしまったわ。
学校のプール。
きっとノスタルジックな気分になるんだろうなー。
来年は行ってみよう。
ゼヒ。

↓ところで一昨日の日記に書いたカマキリ。どうやら雄のようです。



2002年08月28日(水) * 電車デート *

近所のプレイルームに行った。
いつもは13時までのチビッコタイムが、夏休みの小学生の為に時間が変更になっていた。
チビッコは正午でお終い。
そんな事とはツユ知らず、11時過ぎにノウノウと到着したワタシ達。

“お片付けの曲”が鳴り響き始めた途端「そんな!!まさか!!」て顔したと思ったら
「まだあぞびだい゛ぃぃーー!!(泣)まだっ!まだーーーぁぁぁ!!」
カブト号泣の巻。
小1時間しか遊んでないんだもんね。
まー、気持ちはわかる。
スマン。リサーチ不足だったよ。
やっとの事で「お終いなんだよ」と納得させたら、今度は
「でもまだオウチに帰りだぐない゛−−−っ!!どっかぁぁぁーー。あそびにぃぃぃ。」

チト後ろめたさもあるし、
必死に訴える顔が可愛かったんで、カーサン負けました。

急遽、電車でお出掛けチーム発足。
根岸にある『市電保存館』へ行って来ました。

その昔、横浜市内を走っていた市電(路面電車みたいでカワイイ)が数台展示されている。
見るだけじゃなくて、中に入ったり運転席に座ったりもできる。
しかもチョット不便なトコにあるせいか(駅からバス)、
夏休み中だって言うのにガラガラで、我が物顔で運転席に座ってはイイ気になるカブト。


その他に、大掛かりな電車模型(動く)とか、
展示とか、運転シュミレーターとかがあって、まさに電車の館。

空いてるせいもあって、目をギラギラさせてアッチコッチと走り回るカブト。
模型のトコに1時間以上へばり付いてました。
その目つきと言ったら、ホントにもう電マニ。
今でこそ、そんなんもカワイイけどさ。
ずっとこのままだったらワタシ的にノーサンキューだわ。



さんざん遊んで、走り回って、眠くなって来たのか
だんだん行動がアヤシゲに。
本日は電車&バスだ。
車に放り込んであとは寝ちまえ、てワケに行かない。
帰らねば。

なんとか騙しだまし撤収して、駅前のミスドでエナ補給。
アーングリ。


帰りは根岸から15分の道のり。
電車に乗った途端、案の定ワタシの膝でグースカピーと眠ってしまいました。

駅に付いても起きる様子もなくグンニャリと爆睡してるんで、
なんだか起こすのも可哀相かなと思い、そのままソォーーとホームのベンチへ移動。
「いつ起きるんかなぁー。」と思いつつ、
通りすぎて行くヒトや、出たり入ったりする電車をボンヤリと見てた。
なんだか楽しかった。

ホントにナンにもする事が無い時とか、例えば待ち合わせの時とか、
ボーーーっとナンにもしないで外眺めてるのって結構好きなんだけど、
(待ち合わせも1時間くらいは平気で待てる。)
子供が生まれて専業主婦になってからこっち、
なんとなくそんな風にボーーーっとナンにもしないで過ごすタイミングが無い。

自分で自分のこと忙しくしちゃってるんだろうなー。
別に時間の制約なんて無いんだから、やり方次第なんだろうけどね。
ダメだねー。ヘタクソ。

結局そのまま20分くらいジィーと座ってました。

オシャレなオバーサンのオッパイがお腹のあたりで揺れてるのを見て(元巨乳)
あんなに身奇麗にしてるのに、やっぱオバーサンになると
寄せて上げたりしないのかな、とか、
あー、あの親子ソックリ、とか、
ああゆうの流行ってるみたいだけど、アレってワタシが中学生の頃の流行りで、
そうゆう微妙に自分が通ってきたファッションてどうしたってヤバイ感じがしちゃよな、とか、
でも、そんな事若い子チャンに言ったら「ゲ、オバサン」とか思われちゃうんだろうな、とか、
とか、とか、そんな事を思いつつ。

カブが目ェ覚めたら、んもう、2人の間--カブの背中とワタシのお腹--汗でビョッショビショ。
ヤバイよ、何やったの、くらいの。

でも、モゴモゴって動いて、ムーって起きて、
汗でベトベトした首とかグリグリ擦りつけて来て、
ネボケマナコで甘えてくる寝起きの顔とかを
家じゃなくて駅のホームでてのが、異常にカワイイ感じがしました。

ムフフ。

そんなこんなで本日は思いがけずイベントな1日。
楽しかったです。
デートっぽくて。



2002年08月27日(火) * カマカマ君 *

玄関の横っちょにある植え込みに生息していたカマキリが
どうやら「大人」になったようです。

カマキリって脱皮すんのね。
全然知らなかったよ。

デッキに茶色いカスカスになった皮が落ちていて、
ナンだこりゃ。てカブが拾って、
最初その感じから言ってセミの抜け殻かと思いきや。
よーく見たらカマキリの形してるの。
ビックリ仰天。

春に発見した時は「糸カマキリ」だった。
細ーくて、3センチくらいの。

毎日花に水をあげるとピョンと家の壁に飛び移り雨といの影に避難するんで、
その成長ぶりを目の当たりにしていたのだけど。

そのカマキリ、夏休みの間、そう言えば姿を見なかった。
で、今日、ヒサビサに遭遇。

暫く見ないうちに、すごいデッカクなっていた。
今までは全身緑色だったのに、いつの間にやら緑のボディー+茶色の羽根に変身してた。
顔つきも構えも精悍な感じ。

その感じから言って、多分、それが最終形なんではないかと。
大人になったカマキリ。

できれば、あの、チンチンのタマのようなカマキリの卵を
植え込みのどっかに作ってくれないかな。

カマキリが大人になった今となってはソレが楽しみ。

ところでカマキリのオスとメスの見分け方って…。
知ってる?!

オスだったらきっと、どっかに行っちゃうんだね。
しかもカマキリって越冬しないんだろうね。
秋が終わると死んでしまうんだろうか。

涼しくなって、もしも死骸を発見したりしたら、
なんとなく寂しい気分になりそうだなーなんて思ってしまった。

たかがカマキリなんだけど。

カブが付けた名前。
「カマカマ君」。
そのまんま。
しかも弱そう。



2002年08月26日(月) * 続・カブと蓮 *

週末、テルクン(夫)の実家に遊びに行ってきた。
ジイジ&バアバの家にはイトコの蓮(2歳半)がいるので、
カブは遊びに行くといつもノリノリ。

同じ年のイトコが居るって、羨ましいよなー。
しかも同性。

チョット前まで、親が付いてないとスグに勃発していた2人だけど
最近は2人で2階に篭って遊んでいる事も。
張合いながらも結構仲良しな2人。
微笑ましいやね。

赤ちゃんの頃の半年差は、
永遠に縮まらないんじゃないかと思うくらい大きな違いだったけど、
蓮が2歳を越えたくらいからその差はジワジワと縮まって来ている。

出来る事や出来ない事も、今となっては「個性」の範囲で、
得意な事、苦手な事、好きな事、嫌いな事、楽しいと思う事、
あたり前だけど、全然違う。
同じ親に育った兄弟姉妹だって違うんだもんね。

ワタシはカブ1人しか育ててないんで、
そうゆう「違い」を見てると、ホントに面白い。

そう思うと、育児書みたいなマニュアル本ってほんとにクダラナイな、て思う。
個性が表に見えずらい赤ちゃんですら、みんなそれぞれ違うのにさ。

たまに「ワタシなんて○○だよ、気にしすぎよ。」的な事を
相談しているんでも、聞いているんでもいないのに、
したり顔で言う先輩ママがいるけれど、アレも変だと思う。
ヒネクレてて大人げ無いワタシは
「聞いてないよ。ワタシはワタシだよ。カブはカブだよ。
 しかもアナタを参考にしようとなんて思ってないんだけどなー。」て。

ホントに親切で言ってくれてる人もいるんだろうけど、
そうゆう事言う人って、ナンかそうゆうんじゃないニュアンスを感じてイヤ。

まー、それはさておき。
今回も近所のお祭りを見に行ったり、公園で遊んだり、一緒にお風呂入ったりと
2人の世界をマンキツしたカブト。

楽しかったねー。

 前カブト、後ろレン。



2002年08月23日(金) * 子供のツボ *

今日は雨だったんで、車で繰り出した。
藤沢市湘南台にある「湘南文化センター」。

ここはスゴク楽しい施設で、カブはモチロンの事、ワタシも大好き。
建物の設計や、遊び場の発想・企画が「子供の目線」に立っていて、
カブのような小さな子から、小学生まで充分に楽しめる。

子供が夢中になれる場所って、意外と大人も楽しめる。
時に、子供のツボは、大人のツボも押すってコトなんだろうね。

同じようなコンセプトで作られた立派な施設が
近くにもう一つあるのだけどこっちは全然ダメ。(コレは横浜市)
いかにも「大人が作った場所」で、子供が食い付けない。
ツボを外しまくってる。
子供が食いつけない子供のための施設なんて、どうしようもない。
そんなトコ、当然の事ながら大人だって食いつけるワケないんだし。

ああゆうのってどうしてなんだろう。
まさか、まさか、子供とガッツリ遊んだ事無いヒトの集団が作ってるのかな。

湘南台の方だって作ってるのは「大人」なワケで、
でも、そのヒトは相当「子供心」が分ってるヒトなんだよな、て。
どんなヒトがプロデュースしたのか興味が湧く。


まー、それはさておき。
本日は、湘南台に住んでいる高校の同級生みっちゃんを誘って行ってきた。
みっちゃんちの上の子はカブとタメだ。
「カホ」「カブト」と呼び合う2人。
何かと張合う2人。
微笑ましい。

でも、カホの方が圧倒的にオマセで、圧倒的に体も大きい。
カブの思惑とはウラハラに、どうみても「弟分」のカブ。
尻に敷かれてマス。完全に。

2人で延々と「森」をモチーフにした遊具場を走り回って汗ビッショリ。
まるで部活のようだ…。
最後の方、目が笑ってないし。
最後はヘロヘロの腰砕けになって終了。

今日も楽しかったぞ、湘南文化センターよ。

 
↑本日のカブとカホ。


↑4ヶ月前に湘南文化センターで遊んだ2人の図。
たった4ヶ月だけど、ナニゲに変ってるのが子供のスゴイところ。



2002年08月22日(木) * 昼寝ナシ無し生活 *

夏休み明けから、カブトの1日がチョット変化した。
昼寝をしなくなった。

赤ちゃんの頃からずーっと1日の中に「昼寝」があって、
日々「カブトの昼寝の時間」を意識して過ごして来たんで、
これが無い生活はワタシにとってもチョットした変化だ。

チョット前から昼寝をイヤがる様になって、昼寝するのも騙し騙し、
夜もゲンキイッパイで寝かし付けるのも一苦労、
0時前にやっとクタバル…と言う感じになっていたんで、
「もしかしてもう昼寝しなくてもダイジョウブなのか?」と思い、
夜まで頑張らせてみる事に。

ただ、以前にもそんなコトが何度かあって、
昼寝をさせない…を試した事があるのだけど、
その都度、寝たはイイけど2,3時間眠ってパッチリ爽やかに起きてこられて、
(多分、ソレはカブにとって昼寝だったのであろう。)
2時3時まで大騒ぎ…と言う目に何度も遭っているんで、
今回も半信半疑だったのだけど。
どうやらイイみたいです。

昼寝しなくなって4日。
毎日21時前には寝て、11〜12時間グッスリ朝まで寝てる。
寝覚めも良いし、夜まで頑張るせいか、寝つきも良い。

このままコンスタントに夜11,12時間寝てくれれば、
いよいよ「お昼寝無し生活」が定着しそう。

イイ感じ。

赤ちゃんの頃からずーっと宵っ張りな生活だったから
夜9時にこんなに静かなのってスゴイ新鮮。

「ワタシの時間」もシフトした。
今までは、テルクン(夫)帰って来て→ご飯食べて→寝てから活動していたから、
夜中の2時頃からが「ワタシの時間」だったのだけど、
カブが21時前に寝てしまうのならば、
テルクンが帰って来るまでの2,3時間、たっぷり自分の時間を過ごせる。

てことは、テルクンと一緒に「おやすみ」ができる。

しかも昼寝をしないとなれば、日中の「遊びプラン」もフリーフリー!!
昼寝の時間気にして早め早めに帰って来たりしなくても良いのだ!!
出たきりトンボでOKなのだ!!
これはラクチン。
良いことづくめ。

VIVA!!昼寝無しナシ生活!!

寝る子は育つ。
カブよ、たっぷり寝ておくれ。


そうだ。
今日カブがお月様を見て
「月ってさー、ダレが食べちゃうの?」て。
月の満ち欠けの事デス。

かわいくて舐めた。



2002年08月21日(水) * 秋色 *

なんだかスッカリ秋ですな。
風がぜんぜん違うもの。
汗かかないし。
コオロギとかスズムシの声がピッタリな感じ。

今年はもうビニールプールもお終いかな。
そろそろ洗ってしまおう。

季節の変わり目っていつでも急に来て、
気持ちが季節に馴染むまでの少しの間、
なんだか取り残されてるいるような気持ちになる。

特に夏の終わりは、まだ気分は「真夏だワッショイ」のままなのに
突然風が秋になっちゃって、あれ、なによ、もう夏終わりなの?そうなのー?て。
毎年同じように寂しくなる。

あぢぃよ、あぢぃよ、て文句たれてても、
寒いのキライじゃなくて、冬が好きだったとしても、
多分ワタシの中で「夏→暑い」はプラスで、「冬→寒い」はマイナスで、
夏の終わりはプラスとマイナスが逆転する“降り返し地点”だから
なんとなく寂しくなるんだと思う。

******************************

今日も朝から爽やかで、思わず海方面へ遊びに行ってしまった。
風、気持ちよさそうだなーて思って。

リクくん&タマちゃんと。

辻堂の海浜公園に行ったのだけど、
案の定、すごく爽やかでノンビリとした午後を過ごせた。

にしても海もプールも海岸沿いの道も空いていたな。
夏休みな子供達も、その親も、気分はもう秋なんだろうね。

もうタンクトップもお終いだー。
さみしいなー。

リクくん&タマちゃん

 カブトだよん。

 カブとリクくん。何やってるんだか



2002年08月20日(火) * アタリ、ハズレ *

夏休み中ココゾとばかり、映画観賞(3本)&小説一気読み(4冊)しました。

映画はカブが寝てからテルクン(夫)と一緒に見る…が定番なんで、
普段はユックリ見るチャンスがなかなか訪れず、せいぜい月1本ペース。

本も、普段はカブとテルクンが寝た後にパソコンをコソコソやって、
その後布団に入ってから寝るまで読む…という感じなんで、
せいぜい週に1冊ペース。

夏休み→外へ遊びに行くのが「王道」ならば、
ビデオ観賞や読書は「裏」のお楽しみ。
ウラッヒ。

本は『虹をかける少年(東野圭吾)』『トラッシュ(山田詠美)2回目』
『天使のゴール、悪魔のパス(村上龍)』『みちたりた痛み(甘糟りりこ)』を。

映画は『スパイ・ゲーム』と『オーシャンズ11』と『冷静と情熱の間』を。

ブラピ→ブラピ→タケノウチユタカ。

そーです。
目の保養です。

『オーシャンズ11』は豪華キャストの割には淡々としていたものの、
「ドッカン、バババババ、ギュイィーン」「さぁ、どうだ、来るぞ来るぞ!!」
みたいな緊張の押し売りが無くて、
でもちゃんとハラハラドキドキ出来て、それなりに面白かった。
つか、好みとして『ダイハード』的なヤツが見られないワタシ。
心拍数上がりすぎて気持ち悪くなっちゃって。て、子供かワタシは。

それにやっぱりブラピはカッコ良かったし。
好きな俳優がカッコイイ映画は、それだけで「プラス30点」です。
単純。

『スパイ・ゲーム』は、CIA・スパイ・タイムリミット…と来りゃー、
それこそ「ドッカン、ババババ」を覚悟の上でブラピ見たさに借りたんだけど、
意外や意外、物語はそうゆう究極な状態を舞台にして起こる人間ドラマでした。
ドキドキもあり。
ジィーンもあり。
考えされられる事もあり。
終わり方もヨロシ。
これは“アタリ”でマンゾク。

にしたって『冷静と情熱の間』は、どーにもこーにもイタダケナイ映画でした。
恋愛モノは、ドラマでもそうだけど、
あまりにも「ナンでそうなるねん。」「んなワケねーだろ。」みたいのが多いと、
もう全然入り込めないし、目の保養どこじゃない。

映画って見る前にワクワクした期待感があって、
ちゃんと飲み物用意して、トイレも済ませてソファーに座って、
「さー見るぞ」って気持ちで臨むだけに、
ハズレを掴むと、見終わった後ホントにガックリ来ちゃう。

もう、ホント、頼むよ。

“アタリ映画”を見ると、必ず「さー、次!!」てスグ次の映画を見たくなる。
で、ハズレを掴んで一時中断…。
ちなみに最後に見たのが『冷静と…』でした。

次はハズレ率低いであろう「千と千尋」でも見よう。
うん。そうしよう、そうしよう。



2002年08月19日(月) * あ゛−−−−−!! *

だいぶゴブサタしました。
楽しいタノシイ夏休みが終了してしまいました。
あ゛ー。
また日常のはじまりハジマリ。

昨日はまさに「明日から新学期だ…フゥ。」って感じ。
学校は嫌いじゃないし、楽しい事もイッパイあるのだけど、
それでも「楽しい非日常」が終わってしまうのってサミシイー!!と。

でも、その感じは会社勤めをしてた時の「明日からまた仕事…。」とは
まったく違う種類のモンなので、そう思うとイチバン憐れなのは
テルクン(夫)デス。
がんばれトーサン。

で、夏休みのお話し。
長ーーーくなります。笑
毎日遊びまくりでした。

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●福島(猪苗代)へ旅行。

テルクンのオバーチャン(カブの曾オバーチャン)ち。
のどかで、静かで、涼しくて、大きな和室がいくつも繋がってるお部屋があって、
裏が山で、周りは目に染みる程に緑の絨毯(田んぼ)。
オバーチャンが居て、オジチャンとオバチャンが居て、テルクンのイトコ君が居る。

前回行ったのは2年前。
まだヨチヨチだったカブも、今回は走り回り、ハシャギ倒し。

2年前はとっても元気だったオバーチャンが今年の春頃から体調を崩してしまって
そのお見舞いを兼ねての旅行だった。

家族の中に具合の悪いヒトがいると、家族の空気は重くなる。
やっぱりオバーチャンちもそうだったけれど、
そんなヘヴィーな状況でも、オバチャンの明るさとバイタリティーには頭が下がった。

いつ行っても変らなぬ明るさで迎えてくれる福島の「田舎」。
忙しい中、オバチャンはカブを可愛がってくれ、
オバーチャンもオボロゲな記憶の中で孫と曾孫の姿を確認し
アレコレと昔話を聞かせてくれた。

結婚当初、親戚はおろか両親すらいなくて、
長い事姉妹で気ままに生活していたワタシにとって
結婚して親戚がタクサン出来るって事が全然リアルでなく、
最初の頃は「初めて会う親戚」や「義○」を
どうしてもスンナリ自分の中に受け入れられなかった。

でも、ちょっとづつ時間が経って、例えば些細な事件とか、一緒に食べた食事の数とか、
そんな事を重ねて行くウチに、ハタと気が付いた。
自分の気持ちでイッパイイッパイで頑なだったワタシを、
いつ行っても暖かく迎えてくれるテルクンの実家の人たち。
その親戚のオウチの人たち。

子供が出来てマスマス思う。
いつでもニコニコ迎えてくれる親戚がタクサン居るって事。
カブは幸せだと思う。
そして、そうゆうヒトに自分が囲まれてる事も、
そうゆう環境の中に家庭を持てる事も。

オバチャン、オバーチャン、また遊びに行きます。
楽しい時間をありがとー。

○途中で那須の南が丘牧場に寄りました。カブ、ウマ初体験。

○猪苗代湖で湖水浴。ベタベタしないし気持ち良いー!!ウラッヒ。

○会津若松まで足を伸ばしてSLに乗ったのだ!!大迫力!!
 (背後は知らないヒトです。なんだか昔のポスターみたい。)

○蛙、オニヤンマ、カタツムリ、涌き水(美味)。ボーっとしてるだけでリフレッシュ。


にしたって、ホントに涼しかった!!日中24℃だよ!!


●川遊び。

福島旅行中、まだら(猫)の世話で留守番に来てくれていた姉。
ワタシ達の帰宅後もう1泊した。
なにしろ姉はカブのマブダチだ。
自分に会わずして帰った…なんて事がカブにバレたら、カブト大暴れの巻。

で、福島から帰った翌日。
夏休みパワーですっかり浮かれてるshon一家、姉と共に川へ繰り出す事に。

いや、夏は川に限ります。(上流限定。泳げる“たまり”があるトコロ。)
水はキレイだし、木陰はあるし、そよ風が吹いてるし、
ベタベタしないし、ヒトも少ないし。

今回行った場所はキャンプも出来るトコらしく、
とっても気に入ったんで、来月、カブの誕生日イベントで
姉夫婦と共にキャンプに来ようかとモクロんでます。
ウヒヒ。楽しみなのだ。



←腹のお肉はサカナ君のゴハンに。


●羽田空港。

ヒサビサに雨が降って夕方涼しくなったんで、羽田空港に飛行機を見に行った。
夕暮れ時の飛行場って大好き。
滑走路の色トリドリの電気が、暗くなるにつれピカピカと浮かび上がってくる。
その中を轟音と共に舞い降りてくる、現実離れした巨大な飛行機。
鋭い角度で発車し、あっという間に雲の中に消えていく飛行機。

ガラガラに空いている展望場で2時間近く滑走路を眺め、3人で走り回り、
アイスクリームを食べて、お土産に(?)パスカルのプリンを買って帰って来た。

旅をしなくても旅気分マンキツ。飛行場パワーなのだ。

 待て待てー!!

 何が見える?


●美容院。

美容院ギライなワタシ。
あの臭いも、長い時間ジィーっとしていないとイケナイのも、
拘束された上に体(頭)をいじくられるのも大嫌い。
オマケに去年引っ越して来てから、まだ「お気に入りの美容院」を見つけていなくて、
行くたび「ご新規」で、あの「美容院的会話」が更に疲れる。

でも、だからと言って髪を切らないワケには行かない。
ずっと根元をマックロにしておくワケにも行かない。
仕方なし無し、3ヶ月に1回くらいのペースで美容院に行くワタシ。

夏休みのように「楽しいお休み」のウチの1日を美容院に潰してしまっても
まだまだ休みはイッパイあるさ、って時が美容院日和。

てなわけで、行って来ました。
3ヶ月ぶり。
今回はテルクンがお勧めのお店に行ってみる事に。
気に入りました。
ウシシ。
これで「美容院ジプシー」から開放されるモヨウ。
あー、良かった。

1年くらい前に、人生初の「ストレート」にしたのだけど、
この半年くらいの間、ウェーブスタイルを見るにつけ
「やっぱりクリクリにしたい…。あー、やっぱり!!」と
ウェーブへの欲望がムクムクと湧き上がっていたものの。

どうやらストレートを気に入ってる様子のテルクンを見ると二の足を踏んでしまう、
と言う感じだったのですが…。

結局、また「元通り」にしてしまいました。
しかも、出来あがった「見なれたスタイル」を見て、なんとなく安心してる自分に
おかしくなっちゃいました。
ワタシって、どこまでも「リピーター体質」。

なにはともあれ「メンドウな仕事」終了。やれやれ。


●キリン ビア・ビレッジ。

またもや雨だったので、横浜駅の近くにあるキリンビールのビール工場へ行ってきた。
「ビールの歴史」とか「ビールが出来るまで」とか「ビール豆知識」とかを見ながら工場見学。
シャッキーーーン!!とした設備で、展示も見せ方も上手。
出来たてビール2杯のオマケ付きで、
なんとなんと、ALLタダ!!

なんてコトー。
入場料とか駐車場とか当然お金を払うモンだと思っていたんでビックリ仰天。

すきっ腹にビールグビグビやって、すっかりホロ酔いなテルクンとワタシ。
カブはジュース(これもタダ)。

すっかりハイになったトーチャンとカーチャン、勢い任せて
帰りにカラオケなんて行っちゃいました。
ワタクシ、カラオケなんて相当久しぶりよー。

カブも「あ・い・う体操」とか「アイアイ」とかでノリノリで
夏休み最終日は家族3人熱唱で幕を閉じたんであった。

 ビール・ビレッジ。ハイです。エヘ。


あー、楽しかった夏休みよ。
これにして終了。

あ゛−−−−−−−−っ!!(ソウルの叫び)



2002年08月09日(金) * トイレ *

朝ゴハン終わってからの「家事タイム」は
ヂャンヂャンバリバリと掃除、洗濯、片付けに激しく熱中するんで、
カブも「この時間は相手にしてくれない。しかも邪魔すると不機嫌になる。」と
2歳10ヶ月の経験により学習したのか、大人しく1人で遊んでいる。
ヨシヨシ。

おととい。
ワタシが1階で黙々と掃除をしている間、カブは2階でナニやら遊んでいた。
1階をやっつけて、さー2階へ。
「カーブー。あと2階やったらオシマイだからねー。もうちょっと待っててねー。」

…返事が無い。
いづこへ。

探したら、私の布団を引っ張り出して、布団の中に隠れていた。
ワザととぼけて「カブどこだー。かぶどこだー。(恐い声)」←子供はみんなウケる遊び。
布団の中から「ここだよ。ウキャキャキャ。ここー。」

ウホホ。
「ウエ゛−ッ!!」と布団を引っぺがす。
スゴイ喜び様。

オヤ?!
カブトさん、下半身、裸んぼ。

「なに、カブト、オシッコしたの?」
「ちがうの。カブト、1人でウンチしちゃったー。」
「うそっ!!スゴイぢゃん。おまる(補助便)も付けないでトイレでしたの?」
「そうだよ。(得意ゲ)カブト、なんでも出来ちゃうんだよ。」
「ボットンて大きいのでたよ。」
「スゴイー。もう完全にお兄ちゃんだねー。」

ひとしきり布団の上で「スゴイね」&「スゴイでしょー」を繰り返してるウチに
フと、胸騒ぎが…。

カブの手に何やら白い物が握られている。
もしや。
「カブ、それナニ?」
「ティッシュだよ。カブト、自分で拭いたんだよ。」

ナニー?!
すごいけどー。エライケドー。
それは絶対不吉な予感。

「そ、そうなんだ。エライじゃん。」
「そのティッシュカーカンに見せて。」

見てみると握られたトイレットペーパーには何も付いていない。
素早くカブトの手も調べるが、手にもウンチは付いていない。

これはセーフか?!
ウンチはコロコロだったのか?!
でもナンか胸騒ぎが…。

そうだ。そう言えば。
2階に上がってきてからずっと、カブトはワタシの布団にいる。

「カブ。ちょっと立ってごらん。」
「なんでー。」
「いや、ちょっと。」

スクっと立ちあがると。

…大当たり。
こうゆう時の胸騒ぎはタイテイ「当り」。

シーツの上に「ウンチのハンコ」数個。
最初に座ったと思われるウンチハンコは濃くクッキリと。

それを見つけたカブ「ナニそれ?ナニ?」
「ウンチだよ。カブ、ティッシュで拭いたけど、まだオシリにウンチ付いてたらしい。」
「ウンチー!!汚いー。」←スゲー嬉しそう。

今度からウンチ終わったらカーカンを呼んでね。
わかった。

で、あとは快晴のベランダにシーツ一式干して
この事件は一件落着だったのだけど、フと思った。

『幼稚園の子は自分でお尻を拭いているのか。』
『ハタマタ、いくつになったら自分でキレイにお尻を拭けるのか。』

自分の記憶を辿ると、幼稚園で先生にトイレに付いて来てもらった記憶が無い。
でも幼稚園でウンチをしたかどうか、までは覚えていない。

でも、母親にお尻を拭いてもらった記憶も無い。
となると、記憶がある4歳くらいには自分でお尻を拭いていたと言う事か…。
にしたって、そんなにキレイに拭けなさそうだよなぁ。

まー、いいのか。
別にパンツにウンチ付いたって。

てことは、問題はウンチ付いたままフルチンで居るってコトだな。

パンツをチャンと履けるように教える。
オシリをチャンと拭くように教える。

どっちかって言うとお尻を拭く方がムズカシイそうだけど。
実際どうなんでしょう。

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ウンチで思い出したのだけど、
妹尾河童:著の『トイレまんだら』と言うコラムがとっても面白かった。

有名人のトイレを取材して、トイレの細部をイラスト付きで紹介しつつ、
その人のトイレにまつわる話しや、排便に寄せる想い、なんかをインタビューしている。

この「有名人=知っている人」ってのがミソで、
トイレを通じて、その人の人生観や生活観が垣間見れてオモシロイ。

あいだに、日本や世界のトイレの歴史なんかも紹介していて、
そのルーツの違いなんかにも驚かされたりして。

1編1編が短いので、活字を読むまとまった時間が無いヒトでも
気軽に読めるのもイイ感じ。

興味があるヒトはゼヒ読んでみてください。

*******************************************************

で、明日から我家は夏休みに突入します。
福島のテルクンのおばあちゃん(カブの曾ばあちゃん)宅へ旅行へ行ったり、
川行ったり、プール行ったり、美容院行ったり、たまには買い物したり…
したいなーとモクロンでおります。

暫く更新&お返事が滞るかもしれません。
ゴカンベンを。

では。
ゴキゲンウルワシュウ。



2002年08月08日(木) * まだら *

我家の老猫『まだら』♀14歳。

父・茶トラ、母・ヒマラヤン(シールポイント)のドコにそんな遺伝子が組込まれていたのか。
彼女の柄は黒と茶とクリーム色の「まだら模様」。
タヌキの様な面持ち。

血統書付きの美しいママから生まれた駄猫6匹のウチ、
1匹は未熟児で生後間もなく死亡。
4匹はもらわれていった。

笑いすら誘う「ブス可愛い顔」と、
他の猫達を押し退けてもメシに食らい付く姿を見て、
貰い手達は「ウワー。この子イイ!(笑いながら)」と言いつつも、
ダレも最終的にまだらを選び取る事は無かった。

そして1匹だけ残った、まだら。

性格は温厚。過ぎるくらいに温厚。
兄弟姉妹6匹のウチ、最後までトイレでオシッコが出来なかった。
そして1番食い意地が張っていた。
もしかしてコイツは頭が弱いのか…と疑いたくなるくらい
どんな時でもマイペースに「イイ猫」だ。

ワタシが飼っていた、神経質でワタシにしか懐かない父猫と、
環境の変化に耐えられず出産後ノーイロゼになってしまった、
姉が飼っていた母猫を両親に持つ。

まだらの両親は常にケンカばかりしていた。
父猫はまだらに無関心だった。
母猫とまだらは仲良しだったけど、
母猫はノイローゼの末、ある日家出をしたきり帰ってこなかった。

その数年後、父猫はワタシが会社に行ってる間に心臓病で亡くなった。
看取ったのは、まだら。

父猫を溺愛していたワタシは、しばらく猫を見るのが辛かった。

つまり、まだらを見るのすらも、だ。

まだらは、それでも、どんな時でもワタシの事が1番好きだ。

常にワタシの傍にまとわり付いていた父猫が居なくなり、
思う存分ワタシの傍らで丸くなれると思いきや、素っ気ない飼い主。

今思うと、あの時期、まだらには随分申し訳ない事をしたと思う。

でも。
どうであろうと。
彼女の人生にどんな事が起きようと。
彼女はいつもマイペースだ。
元気が無くなったりしない。

イイ子過ぎて、手がからなくて、たまに存在を忘れてしまう。

そんなまだらも、もう14歳。
猫の平均的な寿命をとっくに過ぎている。

健康と食欲が取り柄だった彼女も、
2年ほど前から定期的に体調を崩す。
毛艶が悪くなった。
あまり走らなくなった。

でも、普通の老猫と違うのは、
まだガンガンに「じゃれる」事。
セミを捕まえてくる事。
甘えたがる事。

バカだ、バカだと思っていたけれど、
もしかしたら何もかもを悟っているのかもしれないな、と、近頃思う。

1年でも多く長生きして欲しい。
元気な愛嬌者のままで。


3年前、カブトが生まれる直前に撮影。
たまにはまだらの写真も撮ってあげよう。



2002年08月06日(火) * クールな先輩 *

はじめて勤めた会社で、ヒソカに憧れていた女の先輩がいた。
12歳年上で、結婚してて、子供は無し。
その頃は今と違って、年上のヒトに“好き好きビーム”を出すような
図々しさを持ち合わせていなかったんで、
なかなか2人で話す時間を持つ事は出来なかったのだけど。

フと見せる色っぽさとか、
イザコザが起きてもシレっとしてるクールさとか、
話しのおもしろさとか、
服のセンスとか、
そうゆうのにイチイチ「ステキな大人の女性」を感じた。

大人の女性は、二の腕のタプタプも、若い子には無い柔らかそうな胸の谷間も、
ヒトによってはソレが「色っぽさ」につながるんだって発見した。

新入社員同士のクダラナイいざこざに巻き込まれてワタシが凹んでいた時、
周りの先輩は慰めてくれたのだけど、
そのヒトだけは「気にしなければいいんじゃん。」と。
ダレよりも的確な「解決策」をサラっと言った。

「気にしなければイイんじゃん。」

それまでただの1度も会社の帰りに食事をするとか、飲みに行くとか、
プライベートを共にした事が無かったのだけど、
ワタシが会社を辞める時、
突然「2人で飲みに行こうよ。1回行ってみたかったんだ。」と誘われた。

社会に出たばかりのションベン臭い小娘だったと思うのだけど、
彼女は別に大人ぶるでもなく、普通に、「おんなじ感じ」で、
飲んで喋った。

特別、辞める理由も聞かれなかったし、会社の話しも一切しなかった。

2人で普通に酔って、別れ際、
「色々キマジメに考えすぎると疲れるよー。がんばってねー。」
て、ヘラヘラと笑いながら手を振ってくれた。

それがワタシにとって最初の会社で、
学ぶべき事はタクサンあったのだけど、
特にその先輩を見て感じたことは
後々の自分、そして今の自分にもつながっている。

後に別の会社でベテランになっても、
ワタシは新人を「若い子チャン扱い」しない。
「若い子チャン扱い」では無く、「仕事を知らない子扱い」だ。
だから、仕事場では先輩、後輩関係が必要な事もあるだろうけど、
会社を出てからは、別にタメ口だろうが、ワタシをナンと呼ぼうがゼンゼン気にしない。

そうする事で、
職場で年齢やキャリアを越えた付合いや友達もタクサン出来たし
そうゆう人たちは今でもワタシの財産だ。

そうして、それを作るキッカケは、あの、クールな先輩なんだと思う。

最初の会社を辞めてから暫くは、
たまにその先輩の事を思い出しては
「ワタシも30過ぎたらあんな風な色気とか余裕が…」なんて思っていたのだけど。

あれから10数年。
当時の彼女の年齢を超した今も、
そんな色気やクールさは出て来ていない。

だし、これからも出て来そうも無い。

こうゆうのは年齢…とかじゃなく、
きっとその先輩は「小娘」の頃からクールだったのであろう、と
今さら気づくワタシなのであった。



2002年08月05日(月) * カブと蓮 *

相変わらず車の運転はヘタクソの極みなのだけど、
最近「上手い・下手」は別として、慣れて来ました。
オドオドと肩身狭い感じは変らないのだけど。

で、そんなワタクシ。
運転人生で最長のロングドライブを決行しました。

行く先はジイジ、バアバ、そして義兄ファミリーが住む(同居)相模原。
我が青春の相模原。

良く晴れた土曜日。
「行こう」て決めたのが昼前で、出たのが14:00。
スゲー混んでた。
裏道とか使って車線狭い道とかハマったらオロオロだし…で、
まともに来たのもあるとは言え。
オマケに大きい道走ってるのに道間違えちゃって。
あー、方向オンチな自分。

途中でトイレ休憩でお茶して、結局着いたの17:00。
3時間。
スゲー。
遠すぎ。ゲッソリ。

とは言え、土曜日はテルクン(夫)が休日出勤で、
先週はイベントも無くてピリっとしなかったし、
土曜日「フツーに」過ごすのがムショーに淋しくなって企画した相模原行き。

ばあば家に行けば、カブと半年下の従弟“蓮”が居る。
カブは蓮と遊ぶのが大好きで、
いつの間にか「ばあばのウチ」ではなく「蓮のウチ」と言う様になった程。
しかも、そこに居る大人達もその家も「勝手知ったる…」てなモンで。

とにかくカブにとっては嬉しいイベントだったに違いない。

最近メッキリ子供っぽくなってきた蓮。
赤ちゃんの時こそ半年の差は大きかったものの。
最近では背も僅差。
出来ることもドンドン差が無くなり。
なにより本人同士がスッカリ「対等」な感じ。

性格がまったく違うってのもまたオモシロイ。
甘えん坊・行動的・人見知りな蓮。
几帳面・慎重派・人見知りゼロで慣れ慣れしいカブ。

共通点は、スグに調子の乗るトコロ。
子供はみんな一緒やね。

おおむね仲良く盛りあがっているのだけど、
時に張り合い。時に奪い合い。
見ていて楽しい。

公園の水道で「水飲む」っちゃー
「蓮クン1番!」「カブト、先!」「蓮クン1番!」「カブト1番!」
飲み始めたら飲み始めたで、
カブが飲んでると「次蓮くんの番!!」
蓮が飲んでると「次、カブトの番!!」
一生終わりません。

てか、そんなに水飲みたいんか?
飲みたくないだろー、絶対!!

義兄・ワタシ・蓮・カブで、近所の公園に出かけたのだけど、
新生児を抱いて外気浴させてたオカーサンが
こっちを見て苦笑い気味で目を細めてました。

恐らく!双子と思われたに違いない!!

違います。
しかも、夫婦じゃありません。
ウケケ。

夜は花火。
テルクンは仕事終わってから相模原へ。
お迎えです。
毎度スイマセン。

でもバアバは“あまり会えない次男”に会えて嬉しそうだったよ。
いくつになっても息子は息子だもんね。
フフフ。

夜は花火して。
子供達はダウン寸前まで大汗かいてハシャギまくり。
スッカリ遅くまでお邪魔してしまいました。

また、いつか。
エネルギーが有り余ってる時にでも、再挑戦します。
ロングドライブ。

おじゃましました。


○花火でも張合う2人。「ドッチがキレイ?」


○公園で。何が楽しいんだか。



2002年08月02日(金) * ビバ・単独行動 *

昨日は近所の幼稚園で夏祭りがあったんで、
夕方から遊びに行ってみた。
地域の子供や、小さい子も楽しめるような
簡単なゲームとか、お土産なんかが用意されていて、カブ大満足。

一通り遊んだあと、園舎をチョット見学。
お寺が経営している幼稚園で、質素で清潔な感じの園舎だった。
小さいイスとか、小さな下駄箱とか、低い水道とか、段差が異常に低い階段とか、
そうゆうの見るに付け、ナゼだか胸がキューンとした。

そうゆうのを見て「キューン」とする自分なんて、
子供が生まれる前は想像出来なかった事だ。
ありえない。
子供スッゴク苦手だった自分。
環境や状況で、ヒトは変わるもんだ。ホントに。

夏休み中の園児が浴衣を着て、お神輿担いだり、盆踊りしたり。
かわいらしかった。

カブは園舎の2階から降りられる螺旋状の非常階段に興味を示し、
何度も登り降り。
部活のように。



子供の体力は果てしない。
自分の膝下の高さもある階段を何度も往復するだなんて、
自分に置き換えて考えるとトンデモナイ事だ。
膝ガクガクだ。

でも、モチロン子供は膝ガクガクなんてならない。
筋肉痛にもならない。
スバラシイ。
ピチピチの細胞群。

そう言えば。
オカーサン達、見事なくらい集団で来てました。
夕方の慌しい時間に待ち合わせして、狭い歩道を集団で歩き、
混み合った園庭をみんなで移動し。
子供のペースはそれぞれだろうに、
あんな風に集団で行動するのはさぞかしタイヘンだろうに。と、
妙に感心してしまった。

終わった後は、まだ見終わってない子を待ってるのか。
ただのお喋りタイムなのか。
よくワカンナイけど、門の前でいくつものグループが出来てて、
道の両側が「オカーの花道」みたいになってるし。

公園なんかで会う顔見知りもタクサンいたんで会釈して通るものの。
なんだかこう、視線が刺さるような妄想に囚われて、
アイマイな笑顔でチャリにまたがり、
ソッコウで駆け抜ける青春、なワタシ。

待ち合わせも、集団行動も、話題を選ぶ会話も苦手デス。
はげしく。

ビバ・単独行動。
ビバ・チャリ!!

ごきげんようー。チリンチリン。



2002年08月01日(木) * ウンチなオレ *

今0時過ぎなんだけど、物凄いカミナリ!!
ビッカビカのゴーロゴロだぞ。
大迫力。
光ってる瞬間を写真撮ってみよう!と兆戦したんだけど。
ムリすぎ。
偶然に任すしか無いらしいと悟り、スグにあきらめました。
粘れない性分です。
ナニ事も。

カブ、その後のウンチ状況ですが。
「ウンチ出来るようになったらお兄ちゃんだね。」とマイ・コンしていた影響が、
他でもチラホラ出て来てて、ワラケます。

ウンチする時。
“ヒラリッ!!”てカッコ付けて、おまるにまたがります。

ウンチの形をイチイチ事細かに説明し(モチロン言われなくても見りゃ解る。)
それがどんなに「良いウンチか。」をアピールします。

ヒトに歳を聞かれると、聞いちゃいないのに
「2歳です。(ニヤリ)3歳になる前にウンチできちゃったー。(赤面・照)」とか
言っちゃってます。

“柿の種”のセンベイ。
今まで「コレは辛い」って聞いてたから食べようともしなくて
ヤツメはピー専門でした。

それが、ウンチ後から急に
「カブト、もうお兄ちゃんだから辛いの食べちゃうんだよ。」とか言って、
柿を食べ出しやがりました。

テルクン(夫)は、「ピー:柿=8:2」のヒトで、
ワタシが「ピー:柿=1:9」。
カブが産まれる前はイイ感じのバランスだったのに。

今までは、ヤツが参入した事で
テルクンのピーが相当脅かされていたのだけど。
ここにきて形勢一転。
ヤツメな柿ブームです。
あー、ワタシの柿が。
柿ピーは暫く買うのを辞めたくなるくらい、ワタシが食べる分が無い。

そして、全体的にイイ子度アップです。
小さい子に異様に優しいです。
キライな食べ物も、チョットだけなら食べるようになりました。

ナス食べたりすると
「カブト、エライでしょう。(涙目・多分丸呑み)」
アピールしたりして。

しかも突然「ボク」とか言いだして、かーさんビックリ。
いつもは「カブト」って言うんだけど、意識してる時だけ。
「ボクのズボン」とか、そんな感じで。

「ウンチが出来るオレ」は、
相当誇らしいらしい。
相当イケテルらしい。

カワイイ。

↓カワイイ…?!


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