毎日なんか考えてる。

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2001年11月28日(水) * お相手は *

カブの相手がおろそかになっている今日この頃。
日中は外へ出てイクバクか発散はさせてあげているものの
昼寝あけ〜夜寝るまでの半日、私はせっせと荷作りをしているんで
カブはほとんど1人で遊んでいる。

「お片付けしている母は殺気立っている」と察知したらしい。
ここ数日は1人大人しく遊んでくれているのだ。
ありがたや。

寝室にお気に入りのオモチャを持ち込んで一緒に布団に入っては
ナニやらお話しをしている。
荷物の手を止めてフとそっちに耳を凝らすと

「トーマスゥ〜。どーしちゃったのよぅ。眠いの?
布団かけてあげるね。
クスクス。くすぐったいよぅ。
一緒にネンネでしょ。
太陽出たら電車に乗るんだよ。(直前に私がカブに言った言葉)
おやつはおしまい。(これも私がカブに…)
あったかいねぇ。お布団は気持ちいいねぇ。
ホッペチュー。
…ブツブツブツブツ」

延々と飽きるまでやってる。
母に相手にしてもらえないとなったら、オモチャ相手にお話し。
かわいいのう。

フと思ったのだけど、これってさ、
子供だからカワイイんだよね。

もしも大人だったら…。
ましてやジイジやバアバだったりしたら…。
ましてやましてや、信号待ちで隣りに立っているおじさんだったりしたら…。

独り言も想像遊びも、おおっぴらに出来るのって子供の特権なのだよね。
大人だってホントはヒソカに空想遊びってしてると思うんだけど。
人目に触れないように、そっと心の中で1人ゴチてるんだわ、みんな。
両方とも結構楽しいんだよねー。
空想癖アリの私としては、そんなカブがチョットだけうらやましい。

ちなみに本日のカブのお相手は。
顔が付いているトーマスやしまじろうですらなく「リンゴの形の置物」。
「ねぇ〜。リンゴちゃ〜ん…」

やっぱり大人じゃーヤバイ感じがします。
グフフ。



2001年11月27日(火) * オワカレと始まり *

お引っ越し
あーお引っ越しで
お引越し。

もーゼンゼンPCに迎えません。キーッ。
日中の生活が今までとあんまり変わってないのに
「片付け+荷造り」と言う脅威のお仕事が“ポコン”と増えているのだもの。
ナニ削るって、どーしたってパソコンする時間になっちゃうようねー。

年内はこんな感じで日記の更新すらままならない状態になりそうですが。
見捨てないでおくれよぅー。
年明けてからはマメマメな私に戻るからよぅー。
>誰に向かって言ってるんだ。わたし。

とか言いながら。
この間の日曜日はシブトク美容院&飲みに行ってきました。
へへへ。

今通ってる美容院は途中でチョット浮気はしたけれど
足掛け7年も通った美容院。
ずっと同じ人に切ってもらってた。
当時25歳だった私。
当時32歳だったOさん。<美容師
で、今32歳になった私。
39歳になったOさん。

私がそう言うと、お互い鏡を通してマジマジと相手の顔を観察。
プププププ。笑ってしまったよー、思わず。
あちらは商売なんで「歳とりましたね。」なんて口が裂けても言わないし
言わないどころか「でも、変わんないよね。」なんて言っていたけど、
でも、でも、ぜったいハラの中では同じ事を思っていたハズ!!
あのお互いの「間」は同じ事を考えている「間」だったもの!!
美容院の鏡って正直鏡だからねー。

7年だもん。
70歳とか80歳からの7年なら「あまり変わらない」のかもしれないけど
20代30代の7年はねー。

多分もう来ないんだろうなーと思うと感慨深いものがあって
そんなムダ話しをしながらもちょとセンチな気分になったんでした。

そしてこの日、もう1コ淋しいお別れ。
飲みに行ったお店がこれまた7,8年ホソボソと通いつづけた
レストラン・バー。
朝までやってる“飲み屋”のクセに、食事がしっかり出来てしかも美味しい。
ハシゴするのがキライな私にとって、ドッカリ腰据えて
食事から飲みまで堪能できるこの店はお気に入りだったのに。

こっちはもう美容院どころじゃなく、きっと余程じゃない限り
来る機会が無くなっちゃうんだろうな。
淋しいのう。
この店の大好物「和風クリームキノコスパ」にもお別れをして来たよ。
今度こそ、あの味を自分で研究して再現するしかないねー。
むー。がんばろっかな。

が。淋しいコトばかりじゃありません。
この日の飲みのお相手は「新たな出会い」だったのだ。
今住んでるトコで出来たお友達。
最近ではトント無かった「初めて飲み」!!

ここに引っ越して来た当初は、
初めての専業主婦な世界に戸惑った時期もあったけれど。
こうやって去るとなって振り返れば
“子抜きでも”付合いたいって思える人が2人も出来た。
大収穫なのだ。

初めての飲みってナンかワクワクするんだよねー。
だんだんお互い酔ってきてさ。
口も滑らかになってきて、色んな話しするうちにドンドン
相手の事が解って来て。

そんなこんなで、ヒサビサの「初めて飲み」もゾンブンに堪能。
女のマシンガントークで、またしてもお互い子持ちだって言うのに
気が付けば終電が行ってしまっていたのでした。

テルクン、由美さんダーリンありがとー。
また行かせてもらいます。
へへ。

すっかりリフレッシュしたんで。
あとはもう邁進します。
目差すは12月20日!!
がんばるぞ。
ダンボールめっ。
やっつけてやるっ!!



2001年11月21日(水) * はかどらないワケ *

引っ越しの片付けをしていたら古い「olive」とか「an.an」が出てきた。
片付けの常として、そうゆうのってイチイチ見ちゃうんだよね。
で、ゼンゼンはかどらないの。ククク。

それにしても10年前の有名人ってさー。スゴイね。
特に女の人。
流行のメイクやファッションであればある程「キツイ」。
笑える。
広告に登場する女の人の服なんかも相当スゴイ。
スカーフ柄のブラウススーツ着てたりして。
しかもボトムがミニのフレアースカートだったりして。

だんだん火がついてきちゃって、
隅々までまじまじ見てたら1時間半も経ってました。
トホホ。

その間カブは出たゴミをビリビリ破ってリビングに撒き散らし
母に相手にしてもらえない鬱憤を
「ゴミぶちまけ祭り」で発散してました。

家の荷物がだんだん片付いて行く感じって結構好きなんだ。
ダンボールにゴンゴン詰めて「あー、これでまたゴミがなくなった」
って言う感じが。

でも悠長にやってるヒマは無いんだよなー。
毎日コツコツチャキチャキとやらなくちゃ。

12月21日に引っ越しなんで、ちょうどあと1ヶ月。
がんばるぞ。



2001年11月19日(月) * 荷作り開始 *

あー。
腰いたーーっ。

今日を「荷作り開始日」に決めたの。
で、決めたら最後、やり遂げるのがわたし。

今日は初日だもの。
メキメキやらねば。

がんばったよー。
もうスゴイよ。

腰いたーーーい!!

明日はチョコっとだけやってオワリにしよう。
でも継続することが大切。

片付けのセンスも意欲も全くないヤツメ(夫)をあてにしていたら
ぜんぜん片付かないってコトが判明したんだもん。

そう言えばこのお家に引越して来た時も、引越したあとも…。
そうだよ。その前の引越しの時も…。
ヤツメは荷作り&荷解きなんて
全くゼンゼンこれっぽっちもやらなかったもんなー。

引越し当日の力仕事はフル活動の大活躍だったけど。

でもさ、引越しって荷作り&荷解きがタイヘンなんだよねー。
きっとその事が解ってないんだろうなー。

っとブーたれているんだけど。
結局自分でメキメキバキバキとやるのが好きだったりする私。
でもそんな事言うと「趣味でやってる」と思われかねないんで
ナイショにしておかねば。

なにはともあれ、今日は低周波治療器だわ。
痛いよう。
ふーー。



2001年11月17日(土) * 呼び方 *

私は夫のことを「テルクン」もしくは「テルヲ」と呼んでいるのだけど
その「テル」は、名前の「テル」ではなく苗字の「テル」。

結婚した当初わたしを和ませようとした義父が
「テルクンって、そりゃーウチじゃーみんなテルクンじゃねーか。ワハハー」
なんてコテコテな冗談を飛ばしたりして。

私の友達の中には、わたしが「テルクンorテルヲ」と呼んでいるのを聞いて
彼の名前を「てるお」だとすっかり思い込み
私が結婚する段になってそれが苗字だったと知った人もいる。

「テル」…呼びやすい音らしい。
夫は幼いころから「テルちゃん」とか「テルポン」とか「テル」とか、とか。
とにかく徹底して名前で呼ばれたことが無いらしい。

って事は、私もこの先「てるちゃん」なんて呼ばれる局面があるかもしれないって事だ!!
むむー。
夫を「テルクン」と呼んでいる、妻は「てるちゃん」。
なんかイヤ。

でもさー。
子持ちになったあと繰り広げられる人間関係って、なかなか「SHON」って
言ってもらうような展開にならないんだよね。

子持ち前って、仲良くなれば「なんて呼ばれてるの?」とか
「なんて呼べばよい?」なんて会話があったものだけど。

なんでなんだろうね。ちょっと不思議。

以前そうゆうのに違和感を覚えて、
公園で知合いになって結構会話を交わすようになった人に名前を聞いた事があるのだけど。
運悪く(?)スゴイ驚かれてしまって。
しかもその驚き方・・・と言うか、「間」がナンとも居心地が悪い間でさ。
それでも名前を聞いておきながら聞きっぱなしってのも申し訳ない気がして
その人のことを「(名)(前)さん」って呼んだは良いけれど、
どうやら彼女は「○○くんのママ」と呼ばれる方が良かったらしい。

私だけが名前で呼びかけ、
相手は「かぶとくんのママ」もしくは「(苗)(字)さん」と返す…と言った
不自然な感じになってしまったんであった。

大失敗だ。
って言うか深追いだ。
更に言うなら独りよがり…。
あうー。

それ以来そうゆう試みは相手からのサインがあれば喜んで受けるけれど
自分からする事をやめてしまった私。(まぁまぁ負け犬チック。)

あと呼び方…と言えば。
恋人同士になると急きょ下の名前で呼び合うケース、あるでしょ。

例えば
ヤマダタロウさん…と「お友達」だった時は「ヤマダくん」と呼んでいたのに
恋人同士になったら「タロウ」と呼ぶ、みたいな。
わたしはアレが出来ないのだよね。
なーーんか恥ずかしくて。

夫のことも、最初「苗字+くん」で呼んでいたもんだから
付合ってからも4年間くらいずっとそのままで、
その後ちょっとだけ縮めて「テルクン」となり現在に至る…って感じ。

それは例えば好きな有名人とかでも同じで、
サッカーの中田のことを大好きだからと言って、
いくら本を読み漁ろうと、試合をタクサン見ようと、
自分の中で勝手に親密さが増そうと、
ファンの人が言う「ヒデ」って呼び方をする事が出来ないし。

そうそう、この間キムタクの話しをしていたら
「あぁ、タクヤはねー」なんて言い出した人がいて
聞いてるわたしの方がなんだかモゾモゾとしてしまったよ。
オマケにその人はモックンの事も好きだったらしく、
モックンのことを「マサヒロ」と呼んでいた…。

別に人が誰をどう呼ぶか…なんて
私がどうのこうのと言うことじゃないのですが。
人の勝手ですもんね。

あー。長くなっちゃったなぁー。(笑)

とにかくわたしは「○○ちゃんのママ」なんて言い方は
ホントは全然すきじゃなくて、ちゃんと名前で呼びたいのよう。
かと言って、誰に対しても(例え夫でも)必要以上に親密な感じがする
呼びかたもそれはそれで性に合わない…と。

そうゆう性格のようです。

…で、それがどうしたの?
なんて冷たい突っ込みを入れないように。

本日の独り言、これにして終了。



2001年11月16日(金) * 従弟同士 *

本日、カブの従弟蓮くん(1歳8ヶ月)が我が家にやって来た。
蓮くんのママ(義姉)が体調を崩してしまい、ここ1週間ばかり入院しているのだ。
だもんでこの1週間、同居してるバアバ(働く主婦)が会社へオンブ紐持参の
“孫連れ出勤”したり、義兄が会社をお休みしたりして
なんとかしのいでいたらしいのだけど。

たまたま一昨日用事があって義母に電話したら
そんな状況になってると聞き、1日保母さんを引き受けたのだ。

2歳2ヶ月反抗期真っ最中のカブと、
1歳8ヶ月チョロチョロ盛りの蓮くん。

「預かるよ」と言った時から覚悟はしていた。
だってタイヘンじゃない訳が無いもんね。
ワカランチンKIDSが2匹だもの!!
それに、いくら親戚と言えどヨソサマのお子を預かるのだしね。

とは言え、それとこれとは別。
困った時はお互いさまなのだ。

それにしたって最近「イヤ!ダメ!ヤダ!」連発小僧なカブ。
オマケに蓮くんに対してスグ兄貴風を吹かす。
丸1日一緒に居たらどうなるのかチョット読めなかったのだけど
これが意外や意外、1日中仲良くやってくれたのだ!!

前日から
「蓮くんはママが病気で居なくてとっても可哀相なんだよ。
だから明日連くんが来たら仲良く、優しくしてあげてね。」と
何度も言い聞かせておいたのが良かったのかも。

話しの詳細はイマイチ理解解していないものの
とにかく蓮くんが可哀相で、優しくしてあげないとイケナイ。
と言う事は解ってくれた様子。

また蓮くんが健気で我慢強い子なのだ。
2歳前にして「郷に入りては…」じゃないけれど、
カブや私の空気を読んで行動してる様なところがある。
甘ったれン坊で堪え性の無いカブとは大違いで驚いてしまった。

だって、もしも私が入院して何日も家に居なかったら…。
カブはあんなに安定してないだろうなーって。

それにしたってカブ。
「優しくしてあげる」=「更なる兄貴風を吹かせる」行動に出る。
そして一応従う蓮くん。(ケナゲ)

カブの仕切りで1日中運動会と化す。
勝手に遊んでくれて大助かりではあったのだけど、
その騒々しさったら!!!!
オマケに2人ともすごいパワーなのだ。
グルグル走り回っては何かにつけ私のところへやって来て
体当たり(カブ)、頭突き(蓮)、抱きつき(カブ)、齧り(蓮)…
そしてまた2人で「ウキャキャキャキャーーー!!」。

果てしなく続く大騒ぎ。
もしかして…いや絶対に、男の子の年子ってこんな毎日…と思うと
気が遠くなりそうなんであった。(笑)
全国の年子を持つママに更なる敬意を払います。わたし。

朝来てからお昼を食べるまで、もうパワー全開ではしゃぎまわり
1時半にはグッタリとお昼寝。(私も一緒にクタバリ。)
起きてからも同じく。
サスガに家の中にも飽きてきたらしく、持て余し気味になって来たんで
公園に連れて行った。

カブをベビーカーに。
蓮くんを抱っこ紐で。
蓮くんの方が小さいから抱っこにしたのだけど、
これまた蓮くん筋肉の固まりで、カブより一回り背は小さいのだけど
体重は12キロ。
カブ12.4キロ。
変わりません…。(笑)

おうちに帰って来て「おかーさんと一緒」を見終わったころ
外の景色が真っ暗になると、急に蓮くんの元気が無くなってしまった。
「おとーしゃん」って言って。
淋しくなっちゃったんだなー。きっと。
可哀相に。

それからカブと蓮と3人でお風呂に入って、ご飯も食べて
すっかり1日中兄弟のように過ごした2人。
2人の関係が更に濃密になったような感じ。
ずーっと従弟同士だもんね。
これからも親密になって欲しいのだ。

夜、迎えに来たとーちゃんの顔を見たら一気に元気が戻った連くん。
ホっと一安心。
ママも無事、明日退院できるらしい。
良かったね。

そんなこんなで「ナンチャッテ年子ママ」の1日は終了。
体力的にはスッゴク疲れた1日だったけど、
2人の仲良しな姿を見て、とても和んだ1日でした。

蓮くん、また遊びにおいでー。
今度は新しいお家だよ!


2人の天使な寝顔。
カブも今日はイイ子だったね。



2001年11月15日(木) * 2年間 *

生まれたてホヤホヤの赤ちゃんを見つめる、
産みたてホヤホヤ(?)の母親を新生児室で見かけた。
ウットリと、幸せに充ち満ちた表情でガラス越しに見つめている。

ガラス越しにズラリと並ぶタクサンの赤ちゃん。
そこにワンサカ可愛らしい赤ちゃんが並んでいようとも
母親にとって自分の赤ちゃんは1人だけなんだものね。
当たり前だけど。

カブと一緒に友達の赤ちゃんを端っこから順々に探していたら
かのウットリママの赤ちゃんの3つ隣りに寝かされていたので、
並んで赤ちゃんを見る格好になった。

生まれたての赤ちゃんは大抵眠っていてあまり動かない。
動いたとしてもビミョウ。

とその時、ウットリママ's赤ちゃんが泣き出した。
みるみる顔を赤くして、力の限り泣いている。
それを見たカブが「あー!赤ちゃん、エーンエーンって。」
と指を差した。

その声で振り向く母親。
私と目があった。
もう愛おしさが溢れきった表情で
「泣いてるとこ初めて見て…。真っ赤になるんですね、ホントウに。」と。

彼女があまりにも幸せそうだったんで、それに答えるよりも先に
「おめでとうございます。」と。
そして「泣くのも一生懸命でカワイイですよね。」と答えた。

私の言葉にニッコリと微笑んで
「お子さん、おいくつですか?」と尋ねられたので
「2歳になったばかりです。」と答えると
彼女から意外な言葉が帰って来た。

「2年って、あっという間ですか?」

目の前に生まれたばかりの小さな小さな赤ちゃんが居て
つい今しがた、カブがそんなに小さかった頃の記憶を手繰り寄せていた私。
確かに日々は飛んでく様に過ぎて行くけれど、
確かに「2年」と言う歳月は瞬く間に過ぎて行ったような気がするけれど。

でも「アっと言う間だった。」と言うニュアンスとはちょっと違う。
あまりにもタクサンの出来事があって、
すごく濃密で、自分と深く深く向き合って過ぎた2年。

でも、見ず知らずの、出産を無事終えて幸せに満ちた母親に対して
そんな細かい気持ちを話すわけにはいかない。
「そうですね。」って言ってしまえば簡単なのだけど、
思ってもいない事を言えない性分の私。

結局あいまいに微笑んだまま、視線を赤ちゃんに戻してしまった。

彼女は何の気なしに言ったのかもしれない。
引っ掛かるような事じゃないのかもしれない…と思いつつも
とにかく何か不思議な感じがした。
じゃぁ、どうゆう言葉が帰って来たら違和感が無かったのか…
と聞かれたら困るのだけど。

自分がカブを産んだばかりの時。
2年後のことなんて、2歳の我が子のことなんて、
想像しようとすらしてなかったような気がする。

でも実際のところ、その時のリアルな気持ちを思い出すのは難しい。

多分、彼女に言われた「2年」というキーワードが
私の中の何かのスイッチに触れたのだろう。
帰りの道すがら「2年前の私」とか「2年間の私」とか。
チャリに乗りながら次々と頭に浮かんで来てしまって困った。



2001年11月14日(水) * ポンポン体操 *

半年くらい前から地区センターでやってるリズム体操に通っている。
メインはリトミックみたいな体操。
そのほかに手遊びとか工作とか本読みとか、
季節ごとのイベントなんかをするのだけど、
どうゆうワケか、カブはメインである体操がずーっとキライだった。

会が始まる前はチビッコ達とフロアを駆けずり回り大ハシャギしているのに
イザ音楽が鳴り始めると「だっこー。かえるー。ウギャー。」と大泣きするのだ。
体操が終わってしまえばケロリとするのだけど、メインは体操だからねぇ。

体操に行くのがイヤなのかと思うと、そうでも無いらしく
「今日はポンポン体操の日だよ。行く?」って聞けば
「行くー!」って言うし、
家に帰って来ると1人で唄いながら体操してたりするし。

最初は「そのウチ慣れるだろう。」って思っていたのだけど
サスガに3ヶ月過ぎ、4ヶ月過ぎ、半年経ってもまだ泣いてる…
となると迷ってくる。

日に日にズッシリ重くなり、力も強くなっているヤツメを
30分もの間カブを抱っこして跳んだり跳ねたりしてるってのも
結構シンドイ。
これじゃ、まるで私の筋トレだ。

「辞めよっかなー。」なんて思っていた矢先に引越しが決まったんで
退会を決めて、先週ポンポン体操の“踊りおさめ”に出掛けた。

ところが。
びっくり。
いきなり、突然、予告も無しにノリノリで踊り出したのだ。
ポンポン体操をっ!

今まであんなに、あんなに
「ウギャー!だっこー!いやー!かえるー!ポンポンきらいー!」と
絶叫していたのに。

なんで?!なんで?!
どーなってるの?!

みんなと一緒にウサギやら魚になってピョンピョンスイスイやっている。

嬉しそうに体操をするカブにナゾを抱きつつも、
やっぱりとても嬉しくて、一緒にノリノリでやっちゃったよ。

しかも今日で最後…って思っていたのに。
皮肉なこっちゃ。
急遽、引越しギリギリまで退会は延期する事に。

いやー。ほんと子供ってナゾだらけ。
不思議やね。

引越しまであと6回。
かーかんも張り切ってポンポンするぜー!



2001年11月13日(火) * みっちゃんちの赤ちゃん *

高校時代の同級生“みっちゃん”ちに赤ちゃんが産まれた。
みっちゃんちには“カホちゃん”って言う、カブと4ヶ月違いの女の子がいる。
オシャマで、体も大きくて、小さなお母さんって感じのカホちゃん。
今日からホントのオネーチャンだ。

近所だし、親同士も同窓生で気心知れてる上に一緒にいて楽しいし、
子供同士も仲良しだし…。
ナンだカンだでしょっちゅうみっちゃん親子と遊んでた。
昨日も昼間電話して「明日遊びに行こうかなぁ。」とか
産まれてからのこととか、そんな事を話していたのに。
なんと電話を切った数時間後にいきなり破水したらしい。
予定日より4週も早くて、連絡を聞いて無事産まれて来ますようにって
すごく気になっていたんだけど。

日付が変わったばかりの深夜とても元気な男の子が産まれたらしい。
今日のお昼に連絡をもらって、とっても嬉しかった。

午後、さっそくみっちゃんの赤ちゃんを見に行って来た。
ズラリと並ぶ新生児室の赤ちゃん。
赤ちゃんってこーんなにちっちゃかったっけなぁーって。
ほーんとに小さいの。
はかなくて。

スデにはかなさとは無縁のカブを抱きながら見ていたのだけど
つくづく子供の成長の凄まじさを実感してしまったよ。

新生児は土からチョロっと出て来た、瑞々しくて小さな芽の先っぽって感じ。
それからツルツルした黄緑色の双葉が出て(6ヶ月くらいのイメージ)
それから本葉が出るための茎がスルスルと伸びてきて(1歳くらいのイメージ)
その後はもう、止めど無くメキメキと青々とした葉っぱが次々に出てくる。

赤ちゃんとカブをかわりばんこに見ていたら、そうゆうイメージが
頭の中に広がってきた。

みっちゃんも幸せな一仕事を終えた後の…なんとも言えず良い顔をしていて
目を合わせるのがチョット照れてしまいました。

今日は赤ちゃんとみっちゃんに「しあわせな感じ」をお裾分けをしてもらった1日。



2001年11月12日(月) * 寒くない *

日曜日、新しいお家を見に行って(用も無いのに毎週行ってる。)
その帰りに七里ガ浜の砂浜で遊んで来た。

カブは海や川が大好き。
水遊び事自体にはあまり興味が無いのだけれど
砂浜にある目の粗い砂や、タクサンのまあるい石や
流木や、波打ち際に吸い込まれていく水や…
とにかく水際で過ごすことが好きらしい。

それに鎌倉の海岸線はすぐそばを江ノ電が走る。
オモチャみたいな可愛い電車。
電車が大好きなカブは江ノ電は通るたびに「あれ、何線?」と尋ね
「江ノ電だよ。」と何度も何度も答えては
その都度「エノデン」と満足げに復唱してた。
カワイイ。

そんなワケで真夏の海水浴には1度も連れて行った事が無いのだけれど
水際でのんびり…は、2歳にして10回ちかくは行っている。

日曜日は少し寒かったのだけど、
親子3人体がすっかり寒くなるまで遊んだ。

そうそう。
砂浜で遊んでる時に、鎖を離して散歩してる大きな犬がいて
猛スピードで走る“ワンワン”にすっかりカブと一緒に見とれていたら
やにわ飼い主が海に向かってボールを投げた。
犬は迷う事無く海に飛び込んだ。
カブ、びっくり。
泳ぐ犬、初見。
声裏返って「ワンワン、お水、入っちゃった!!!」。

私が「ワンワン、寒くないのかなー。」って聞いたら
ちょっと考えて「ワンワン、寒くない。うわぎ着ない。チョッキも。」
更に「なんでうわぎもチョッキも着ないのに寒くないのかなー。」って聞いたら
今度は「髪の毛がイッパイある。」だって。
なかなか鋭いぞ。

で「そっか。毛がイッパイ生えてるから寒くないんだね。」って言ったらね。
なにやら考えてる顔つきになって、パっと“閃いた!”って顔して
「とーと!!(お父さん)とーと、アンヨいっぱいよー。」だって。
笑ったねー。
その上「とーと、アンヨいっぱい毛生えてるから寒くないねー」
って言ったらね、すごーい嬉しそうな顔して
「チンチンもーー!!」

ゲラゲラ。
かーかん、シモネタOKよーん。

でも、カブよ。
とーとはアンヨもチンチンも毛ぇ生えてるけど、
ワンワンと違ってズボン履いてるのよー。と思ったケド、
あまりに面白かったんであえて訂正しませんでした。

あー面白かった。



2001年11月08日(木) * 似てねー!! *

昨日はサッカーの日本代表VSイタリア代表の試合があったんで
いつも“0時の男”のテルクン(夫)が、ソソクサと19時半に帰って来た。
早く帰って来るのは嬉しいものの。
「なんだよ、なんだよ。頑張ればそんな奇跡的な時間にだって
帰って来れるってコトなのか?!」
と内心にわかにブータレていた私。
たまにでいいから、月に1度でもいいいから、
平日にそのくらい早く帰って来てくれたらイイのになー。
ブー。

まー、私だってカブを相手しながら1人でサッカー見るよりは
テルクンと一緒にあーだこーだ言いながら見たほうが楽しいし
せっかく早く帰って来たのに嫌味を言うのもナンだしね。
“ブー”は心の奥に追いやって「平日の特別」を楽しむコトに。

みんなで7時半にお夕飯食べて、サッカー見て、ノンビリして
ビール飲んで、余裕を持って就寝。
なんてステキな平日なんだ!!

オマケに中田(LOVE)も堪能できたし。

中田と言えば、中田がアップになった時に
「この7番のお兄ちゃん、かーかん大好きなんだー」って言ったら
コトもあろうにカブってば
「とーとー(お父さん)!!これ、とーとー!!」って叫び出したんだよー。
なんでだーー!!似てねーーっ!!
「違うっ!これは“ナ・カ・タ”ッ!!サッカーの兄ちゃん!!」って
断固否定したんだけど、テルクン(夫)は大喜び。
「そうそう!これ、とーと!!カッコイイなー!」とか言っちゃって。

夫婦で「やめろ」とか「ウヒヒ」とか言い合っていたら
カブますます調子に乗っちゃって、中田が映るたびにゲラゲラ笑いながら
「また、とーと!!」ってしつこくてさー。
最初は笑っていたものの、しまいにゃイヤになって来た。
(大人気無い。)

それにしてもイタリア人って、ナンだってあんなにまで顔が濃いんだろうねー。
イタリア人から見たら日本人なんて「お面」の様に見えるんだろうなぁ。
日本人。それは“THEムヒョージョー”って感じでしょうか。
あ。イタリアなのに“THE”ってコトないか。ヘヘヘ。

思えばワールドカップもいよいよ来年だねぇ。
楽しみだなぁ。
カブがもうちょっと大きかったらゼヒトモ見に行きたかったな。
スポーツ観戦を子供と一緒に楽しめるようになるのって
4、5歳くらいなのかなー。

カブと一緒にサッカーや野球を見に行って、
家族揃ってエキサイトする日をボヨヨンと想像してしまったよ。

昨日はそんなこんなで楽しい夜でした。うしし。



2001年11月07日(水) * ヘンな習慣 *

あるお宅へお邪魔した時のこと。
そのお家はいつ行っても掃除が行き届き
お部屋も全体的にこざっぱりとしていて
いかにもキレイ好きな人のお宅、と言う印象だった。

そんなある日、トイレを借りて用を足していると
フと「ヘンなもの」が目に入った。

バリアフリー対応になっているそのマンションのトイレには
L字型の手すりが壁に取り付けられている。
その手すりに何かがヘラヘラとくっついて揺れていた。
なんだ、この紙は…。
顔を近づけて見てみると、それは
『ナプキンを剥がした後の包装紙』だった。

その包装紙の粘着テープ部分が手すりにくっ付いてヘラヘラと
短冊の様に揺れていたのだ。

更に観察してみると、その手すりには小さな巾着袋もぶら下っていて
そこには生理用のナプキンが入っている様子。
と言う事は、ナプキンを使うときに包装紙を外しとりあえず手すりに貼った。
一時的に。
が、それを捨てることをウッカリ忘れて現在に至る…。ってコトだろう。
…と想像した。

これは気が付かなかったコトにした方がヨカロウ…とその時はヘラヘラを
置き去りに。

が、ナゾはこれから始まった。

トイレが近い私は、その日2回目のトイレへ。
…ヤツはまだあった。
頼りなげにヘラヘラと揺れている。

ナゼだ?!
私がトイレを借りた後、家の主である彼女はトイレに入った。
トイレに座れば必ずそのヘラヘラは目に入る。
全体的にゴチャゴチャとしたトイレならイザ知らず、
トイレもスッキリと清潔に保たれ整理整頓されているのだ。
逆に言えば、だからこそ目立つのだ。ヘラヘラが。

ナゼ捨てないのだ?

ナゾだ。ナゾだ。と思いつつ、
「いや。きっと“また”捨て忘れたんだろう」と
思うコトにしてトイレを後にした。

が。
どうやら違うと言うことが後に判明した。

それから数ヶ月の内に何度か彼女の家を訪れ、
何度かトイレを借りた。

ある時はあるのだ。
ヘラヘラが。
しかも、いつも同じ場所に同じように貼ってある。

そして無い時は無い。

ってコトは…。

そう。恐らく彼女は「故意」にソレを貼っているのだ。
ナゼ?!
だって、だって、そんなの「私は今生理中です。」って宣言してるようなモンじゃないのさ。
ソレよりもナニよりも、ナゼそんなモノをそんなトコロに貼っておく必要があるのだろう?

思わずテルクン(夫)にまで「どうしてだと思う?」なんて聞いてしまった程
ワケが解らない。

そして考えて考えた挙句、私が導き出した答え。

ナプキンの包装紙は使用済みのナプキンを包んで捨てられるようになっている。
実際そうやって使っている人はタクサンいるだろう。
私もそうしてる。

で、だ。
イチバン最初にナプキンを使う時。
その時は「使用済み」のナプキンが無い。
イチバン最初なのだから当たり前だ。

そして、イチバン最後にナプキンを使う時。
今度は「次に使う」ナプキンが無い。
ってコトは包装紙が無い。
つまり包んで捨てる包装紙も無い。

そこで。
イチバン最初のナプキンを使う時に出た使い道の無い包装紙を
イチバン最後のナプキンを包んで捨てる為にソコに貼っているのでは無いかと。
3日だか1週間だか知らないけど、
使われるその日までずっとソコでヘラヘラと…。

自分で考えておきながら
「まさか、そんなハズは。」と何度も思ったものの、
もうそれ以外考えられない。
それ以外の理由が思いつかない。

ねぇねぇ、他に何か思いつく?!

その人がもしも「友達」ならば普通に聞けるのだろうけれど
子供を通しての仲…ってのは、時にこんな簡単なことを
聞くことが出来なかったりして。
ビミョウだなぁー。

どっちにしても、理由が解ったところで
ぜんっぜんワケが解らないコトは変わらないんだけどね。

人のコダワリとか習慣ってナゾだよなぁ。
私も人から見たら「意味不明」なことやってるのかなぁ。

うーん。
(連日“生理ネタ”でスミマセン。へへへ。)



2001年11月06日(火) * 腑に落ちないよなー *

ここ最近覚えがないくらい頭を使ったり悩んだりしたせいか
生理が1週間も早くやって来してしまった!
女の体って素直過ぎる。

生理が1週間早く来たからって、次の月に1週間遅れて来るってワケじゃなく。
平穏な1ヶ月を送れば、また普通に1ヶ月後ヤツはやって来るのだろう。
そう思うと、いつも予定より随分早く来てしまった月は「損した気分」。
早まった分、どっかで帳尻合わせて遅れてくれるのなら良いのだけど
大抵そんな都合良くは行かないモンで。

そう言えば、生理の生涯回数っておおよそ決まってるって
どこかで聞いたことがあるんだけどホントなのか?!
早くに初潮を迎えた人は閉経も早いとか、
月に2回来る人もそれなりに早く閉経するとか。
いかにもガセっぽい話しだなーと思う反面、案外そうなのかも…
なんて思って聞いてたんだケド。

その話しを聞いた時はまだオコチャマだったんで
「あんな鬱陶しいモン、早く終わるのならその方が良いではないか!」
なんて思ったんだけど、後に閉経時には更年期障害という
更に忌々しい厄介事が身に降りかかると聞いて、
そんな鬱陶しい事は出来るだけ先延ばしにしたいぞ。と思いなおしたんだった。

どっちにしてもさ、納得イカナイんだよなー。
ナンだってこう「妊娠」に関することって
血とか痛みが伴なうのが当然なんだろう。
生理痛でお腹が痛もうと、陣痛で身悶えするほどの痛みが襲おうと
「そんなのアンタ、当たり前よ。」ってなモンで。
しかもその妊娠出来る体とサヨナラする時ですら更年期障害と来たもんだ。

なーんか不公平だよなぁ。
女の人ばかり、だもんなぁ。

こうゆう事言うと
「雄は種を保存するために
 タクサン種を蒔かなくてはイケナイ生き物だからウンヌンカンヌン…」
なんてしたり顔で言出だすヤツが居るんだよなー。
そんな事言うやつに限って、全然「雄」っぽくなかったりしてさ。
ケ。

って、誰に向かってクダまいてるんだ?!私。

だってお腹痛いンだもんー。

ちくしょう。
腹巻して寝よ。
おやすみ。



2001年11月05日(月) * 週末のイベント *

この間の週末、テルクン(夫)の会社の若い子(!)達が主催する
BBQへ行ってきた。
普段はあまり「会社の人達の集い」には積極的に参加しない私なのだけど
今回は上司とか女子も居ないって言うし
テルクンもカブを連れて行きたそうにしていたんで行く事に。

上司や女子が居ない=自分より若い男の子軍団。
この集団は、いくらテルクンの会社の人達と言えど
イチバン気を使わないで済む。
上司が居れば挨拶とかしないとイケナイし、
女子が居たら居たで、これまたその場の雰囲気もチョット変わって
「よそ者」で「子連れ」で「先輩のオクサン」が居たりしたら
盛りあがりにも水を差すし。

そんなんで、川好きのカブも親切にしてくれる“ニーチャン”に
心を開いて縦横無尽に歩き回り、
私も私でカブを見ながら、出来上がった料理を頂きつつビール。

テルクンも会社の子達と火を囲みながらビール片手に楽しんでいた模様。

外で食べるご飯って、ホントに美味しいよね。
ホントはBBQとか大好きなんだけど、どうしてもカブ追い回しながら…
なんて思うと、前みたいにフットワーク軽く出掛けられない。
カブ連れのBBQはこれで4回目。
確かに回を追うごとに、カブはカブで石を集めたり、散歩したり
ゴハンを食べたり、カーカンに甘えたり…。
“お外でご飯”を楽しめるようになってるものの。
やっぱり引き際がね。
こっちはお酒が入ってターボ掛かってきた頃に、肝心のカブはネムネムモード
になっちゃってグズり始めるからさー。
いつも「これからなのになぁ」ってタイミングで引上げないとイケナイ
感じになっちゃうのがどうもねー。

欲張りな私としては「その先のダラダラな楽しみ」を知ってるだけに
「せっかくのBBQなのになぁ」と思ってしまうのだけど。
まぁ、子連れなんだから仕方無いんだけどね。
短時間でも楽しめればヨシとしなくちゃイケナイんだろうな。うん。

BBQをした場所がテルクンの実家の近くだったんで、
帰りにジイジ&バアバのお家に寄って来た。
ジイジ家は先週から義兄夫婦が同居を始めて、遊びに行くと従弟の蓮くんも居る。
「どもー」で蓮くんと義姉(千鶴ちゃん)が出てくるってのが、
ナンとも不思議な感じ。
そのウチ慣れるんだろうけど…。
と言っても「慣れる」って意味ではお兄ちゃん夫婦の方が切実に
「早く慣れなくちゃ」ってコトなんだろうなーなんて思ったりして。

それはそうとして、カブにとってテルクンの実家は
「ジイジ&バアバのお家」じゃなくて「ジイジとバアバと蓮くん達が居るお家」
になったらしい。
ジイジのお家に行くと異常にハイテンションになるカブ。
我が物顔で振舞うし。
半年下の蓮くんにはお兄ちゃんぶる。
公園ではやらない「マウンティング」を蓮くんにはする。
いつも、親戚で集まるとカブの意外な一面を見て驚かされる私。

多分「さらけ出して良い場所」って肌で感じちゃうんだろうなー。
子供って空気を読むの、天才的だからね。

空気と言えば、ヒサビサに訪れたテルクンの実家は、
同居を始めて1週間弱のせいか緊張感とハイテンションが入り混じった
ビミョウな空気が流れてました。

次に行くのはお正月かなぁ。
みんなユッタリ出来てると良いなーと思いつつ。
義妹&嫁1号の私は影ながら強く応援してます。



2001年11月02日(金) * 充電 *

さぁ夜もふけて来たことだし、寝かし付けようかなーと思いつつ
なーんか疲れちゃって、廊下にペッタリと座ってボンヤリしていると
カブがペタペタとやって来て「かーかん、だっこー。」

抱っこして立ち上がるパワーも無かったんで、
座ったまま向い合せになる格好で“抱き座り”してあげた。
抱っこしてもらいたい時に抱っこしてくれた時のヤツメの顔と言ったら。
「フフン。」って感じ。
まさにご満悦。

でも私だってマンザラでも無いのよう。
子供の体ってプニプニしていて、体を預けて来てくれるとホントに気持ちイイ。
あくまでも「抱っこ出来る状況+体を預けてくれるカブ」の時限定なのだけど。

これが抱っこ出来ない状況なのに「ダッコー!ムキー!」なんて泣き喚かれた
日にゃーぶん殴ってやりたい衝動に駆られるし、
それとか、それとか、
まだ遊びたいカブを公園から強制撤去する時の抱っこなんて言ったら
“体を預けない”なんてモンじゃないもんね。
巨大な採れたてピチピチの魚を両腕で抑えつけてるような感じだもの。
まさに「ハトヤ」のCMみたいな感じで。

つまり「カブが抱っこして欲しい時」と「私が抱っこ出来る時」が一致した時に
お互いムヒヒな抱擁を味わえるってコトなのだね。

で、昨日はもう最高に気持ちが一致していたらしく、
廊下でペッタリと向き合って座ったまま、カブと30分もお話ししてしまいました。

お尻の先っぽがビリビリして来ても
もっとそうやって居たいーって思うくらいで。
ムヒヒでイチャイチャでニンマリ。

毎日毎日ずっと一緒にいるのに
日常に入ってしまうとそうゆう時間ってなかなか作れないのだよね。
何やってるんだか、私…と思いつつも
朝起きてから夜寝るまで、結局何かしらサカサカと動いていて。

たまにはカブと一緒にボンヤリするのも良いもんだね。
充電って感じでした。



2001年11月01日(木) * にーちゃんの自覚 *

先月2歳になったカブ。
周りから「2歳なのー。お兄ちゃんだねー。」と何度も言われているせいか、
それとも誕生日に初めて食べたケーキが感動的過ぎたからなのか…。
原因はハッキリしないのだけど、
「自分は赤ちゃんでは無い、ワンランク上になった。」
と言う自覚が芽生えて来ているらしい。

「隙あらば抱っこして欲しいオレ。」
「かーかんと一緒に遊びたいオレ。」
甘ったれン坊であることは全然変わってないのだけど、なんだけど。
抱っこしてると「あまー(甘えん坊)。」って言ったり
ひとしきり甘えて気が済むと「カブト、2歳。」なんて断言してから
私から離れて行ったり。

別に甘えたってイイんだけどね。

ナンで「甘えん坊=ニーチャン(2歳)じゃない。」と思ったのか
ずっとナゾだったんだけど、最近なんとなく解ってきた。
キーワードは赤ちゃんなのだ。

カンガルーの赤ちゃんがオカーサンのお腹に入っていたり、
公園で見かける誰ソレ君の下の子(赤ちゃん)が
いつも抱っこ紐でママに抱かれていたり。

「赤ちゃんはいつも抱っこしてもらっている。」
「赤ちゃんは常に甘えている。」
そして自分は赤ちゃんでは無い。

たぶん、そうゆうコトなんじゃないかと。
あくまでも仮説だけど。

どっちにしても結局甘えてることには変わらないのだけど
その葛藤の様子を見ていているとオモシロイのよ。

「かーかん、あまー。(甘える)」って言ってくれるのも
あと何年かなぁ。
いいんだよ。甘えて。
って言うか、かーかんはむしろ甘えて欲しいくらいです。
テヘ。


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