毎日なんか考えてる。

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2001年02月28日(水) * ガン飛ばしカブ *

カブの不機嫌な顔。
眉根にシワを寄せて、目つきも相当悪くなる。

っで、今日、公園での出来事。
よく公園で会う兄弟(3才と0歳5ヶ月)の弟くんは、いつもA型ベビーカーの中で毛布とダウンに埋もれて熟睡している。(2人目は逞しいね。)
だから何度も会っているのに、弟くんの顔を見たことがなかったのだ。
っが、今日、かの弟くんが公園で目覚めた。
そして初お目見え。

5ヶ月ベビーだぞう。
かわゆいー(*^-^*)
思わず「抱いてもよい?!」っと、スルスルと手を差し伸べてしまった私。

はふー。
赤ちゃんの匂いだよう。嗅いじゃう。嗅ぎまくっちゃう。
カブも1年前はこんなんだった筈なのにー。
いやぁ。今だって可愛いけどさぁ。
もうこの、フニャフニャと体を預けてくる無垢な感じは戻ってこないのよねぇ。
育ってしまえば、過去の姿なんてスデに遠い記憶…っと遠い目になっていると。

背後からジリジリと視線を感じ、我に返るわたくし。
クルっと降りかえると。

こわいーーーっ!
カブがすごい目つきでガン飛ばしてるーーーっ!

慌ててママに赤ちゃんを返し、カブの元に歩み寄るも、何となーく面白くなさそうに砂場にしゃがみ込んではメンド臭そうにシャベルを動かすカブ。
相変わらず眉根にシワが寄ってる。

普通さー。子供ってヤキモチ焼くと泣いたり駄々こねたりしないかい?
なんでキミは、そんな風にコワイのだ?

あー。これも成長と言えばそれまでだけど。
正直言って、泣かれるよりもイヤー。

でもヤキモチ焼かれるのって、イヤな気分しないんだよね。
なんか「ミニ彼氏」って感じ…。(あー勘違いな母。)

傍らでダーダーと無垢に笑う5ヶ月ベビーを見て、カブを見て…。
子供の成長ってやっぱり早いよねー。
来年にはまた、1歳5ヶ月の子を見ては「あー。あの頃は」なんて思うのかな。

もっともっと「チビッコカブ」を満喫しないと、
アっと言う間に大きくなっちゃうー!っと改めて思った昼下がりなのでした。



2001年02月27日(火) * 『HERO』 *

キムタクのドラマ『HERO』。
面白いねー。
ストーリーもなかなか面白いケド、それよりも脇役の皆さん、面白すぎ。
「みんなが集う部屋」で繰り広げられる会話のシーンには毎週笑わせられてるぞ。(今日のはまだ見てないんだけど。)

しかも、全員集まった会話も面白いけど、“小さい人とアベヒロシ”“正露丸の人とダンスの人”“大塚ネネとアベヒロシ”“キムタクとバーのマスター”…と、何となく「組分け」されたシーンも面白いー。

私って「来るぞッ!来るぞっ!」そして「来たー!」って言う古典的な笑いのパターンにヨワイんで、バーのマスターが「あるよっ。」っと期待通りに言ってくれるだけで相当満足するんだわー。

ストーリー以外の要素でこんなに楽しませてもらえるなんて、なんか1粒で2度美味しいって感じ。うしし。

ところでアベヒロシって、その昔は「イイ男」扱いだったような気がするんだけど、なんか最近はアクの強い役どころばっかりだね。
『HERO』では「アクが強い」どころか、気持ち悪いくらいだもんなー。
元々好きなタイプじゃーないけど、このドラマでは、その「キモぶり」が相当重要なのだ。
ナイスでしょう。
コレからもどんどん気持ち悪い感じに磨きをかけて頂きたいものです。ウシシ。

あ。前々回、すごく気になった事があったの。
キムタクがマツの事を「オマエ」って呼んでいたのさ。
しかも連発。「オマエってさー。オマエはさー。」って。
個人的に女のことを「オマエ」って呼ぶ男は嫌いなんだけど、それを差し引いても。
クリュウ検事はパートナーの事を「オマエ」って呼ぶような役どころじゃないと思うんだけどなー。
どっちかって言うと、親しみを込めての乱暴な呼び方なら“呼び捨て”にするタイプじゃないか?!
「オマエ」はちょっと違うと思うんだけどなー。

すぐドラマにズズーンと入り込んでしまう私としては、違和感を感じて感じて仕方が無いんであった。
細かすぎ?!

なーんて細かい文句は言いつつも、楽しみにしてるんだけどね。
今週分も楽しみっす。



2001年02月26日(月) * 上唇の上のトコ *

相模原にある大きな公園に行ってきた。
ミニ動物園や植物園がありーの、ひろーい芝生の原っぱがありーの、オマケにチビッコ用の遊具まで満載。
この公園のスグ近くの県立高校へ通っていたクセに、これほどにも子供に至れり尽くせりな場所だなんて全然知らなかったぞ。
だって高校の時、この公園の話題が出るとしたら、夏休みに合宿をしていた運動部の男子が夜中枚挙して「覗き」に行った…とか、誰々と誰々が放課後デートしてた…とか。とか。
当たり前だけど、ポニーや子供用の遊び道具ナンか興味ないもんね。

っで、ヒサビサに訪れた公園。
天気も良かったせいか、ファミリー軍団で大盛況。
ミニ動物園ではブタ、サル、ウシ、トリ達、ウマ、ヒツジ…なんかの割と地味目な動物が間近で見られる。
カブは触ろうと思えば触れるような距離に、巨大なウシの頭があっても、「ワンワン!」とか言っちゃって全然動じない。スゴイ。
そう言えば今ンとこ、カブって恐がるものが無い…っぽいぞ?!
思い返すに、「なにか」に恐がって泣いた記憶が無い。

よくよく考えてみれば、恐い目に遭った事が無いのだから、恐いものが無いのは当たり前なのかもしれないけれど…。
でも、すごい小さい子でも犬とか猫を恐がる子だって居るもんね。
その「恐い」って思う「キッカケ」って何なんだろう。
恐い目に遭った、という経験に基づく恐怖は解りやすいけど、そうじゃない種類の恐いと思う始まり。

うーん。
まー、色々ありそうな気もするが…。
どっちにしても恐いものが無いってスゴイ事だ。
まさに「恐いもの知らず」。

ウシ舎の前で平然としてるカブを見ながら、そんな事を考えていた。
さて。カブの「一番最初の恐いもの」なナンでしょうか。
楽しみだな。

余談だけど、私は動物を見ると「上唇の上のトコ(人間で言うと口髭が生える所)」をとても触りたくなるのです。
実際に馬、ヤギ、キリン、羊、猫、犬…などなど。触ったことがある。
そのエリアに割と毛が生えていて、ネバネバしてなさそうで、しかも獰猛じゃなさそうな動物は、チャンスがあれば思わず触ってしまってる。
どうして触りたいかと言うと。
あそこの部分って、意外とプニュプニュと言うかブニュブニュと言うか…暖かくて柔らかい感触なの。
でも鼻の穴とか口の近くなんで、結構ネバネバしてたりもするんだけど。
もしも「それでも何となく興味があるわ」っという人が居たらゼヒ触ってみてー。
気持ち良い感触だから。
ちなみに、大抵の動物はあそこの部分を触られるのが嫌いらしいので、触る時はササっと、だけど確実に触って下さい。

もし触った人が居たら感想を知りたいわー。
楽しみにしてるわん。



2001年02月25日(日) * 冬と春の隙間 *

毎年毎年、春先になると何となくブルーになる。
「春先の夜」限定で。
よくよく突き詰めて行けば、多分理由はあるんだろうけど、そうゆう作業も億劫になるくらい、なんとなーく、なんとなーく、ブルー。

だんだん春が近づいて、昼間の風や太陽が柔らかくなって行く様子はウキウキするのにな。
なんかこう、希望に溢れるって感じで。

なのに、春へ向かう「夜の空気」は、どうしてもダメ。
毎年しんなりしてる。
ナゼだか色々な事を思いし、切なくなったり悲しくなったり。

寝る前にベランダに出てみると、日々確実に寒さは遠のいて、空気は緩んで、雨の温度も凍えるほどの冷たさじゃなくなって来て。

そんなアイマイな「冬と春の隙間の夜」をいくつかやり過ごせば、桜が咲く本当の春がやってくる。
その頃にはそんな気分も忘れてしまってるのも、毎年のこと。

あー。それに、今のウチはベランダから見事な桜並木が見えるんだ。
ここに越して来てから初めての春。
桜が咲くの、楽しみだな。



2001年02月24日(土) * ビバ。ズル休み *

誕生日の夜に徹夜になってしまったダーリン。
「埋め合わせは来週に…」なんて言っていたのだけど。
なんとなんと、昨日(木曜日)有給を取ってくれたのだー!(^O^)
自分的に仕事の隙間が出来たらしく、っが、会社には「ツマが発熱して…」と…。
ククク。ズル休みじゃん。
ウラッヒー。
ズル休みバンザイ。ビバビバ。

しかもオテントさんまで穴埋めに参加してくれてるかのような良い天気!

行き先は前から行きたかった温泉に決定!!
富士山を見たいから河口湖。
遠出するのもヒサビサだもんなぁー。
サングラスまで掛けちゃって相当張切って支度するワタクシ。
しかも平日はどこもかしこもガラガラ。
やっぱイイナー。平日。
出掛ける前に銀行へ寄ったら、知り合いの親子に会ったんだけど、カブを連れずオシャレしてる私を見て「あら?カブくんはどうしたのー?」っと聞かれ、「今日ダンナがお休みでー。」なんて言っちゃってさー。ウキキ。

河口湖の温泉に行く前に山中湖へ立ち寄った。
案の定富士山はスゴク綺麗で大感激。
湖も凍ってた。
白鳥も居た。
湖畔まで降りていきたかったんだけど、途中雪がすごくてカブを抱いて行くのはチョット無理だったんで、駐車場と湖畔の間の雪に埋まった道に、ソコラにあったダンボールを敷き詰めて湖と富士山を見ながらお茶タイムを楽しんだ。

笑ったのが、駐車場に降りて景色を眺めるカップルが私達の姿を見て「お?!湖畔に降りられる?!」っと勘違いして途中までやって来るのだけど、そこは雪に埋もれた道無き道にダンボールを敷いてルンペンのように寛ぐ親子。
小1時間の間で4組降りて来たんだけど…あるカップルは無言でひき帰し、あるカップルは無言になった後何も見なかったかのように不自然にはしゃぎ出し、またあるカップルは沈黙の後「最初からこの雪道を通って湖畔に降りるつもりだったんだもんね、俺たち」風を装い、強引に突き進んで行った挙句、厚底靴の彼女モロとも転がり落ちて行ったのであった。
ウププ。
オモシロイ。

2人で話していたんだけど、これがきっとカップルだったらそこまで変なリアクション取らないんじゃないか?!って。
「変なカップル」は居がちだけど、そこに子供が加わると「変な家族」だもんな。
変な家族ってハタから見たら“痛い”のかもね。
ヘッチャラだけど。ウシ。

でも、ハタから見たらルンペン風だと思うけど、気持ち良かったよー。
カブもダンボールの上は安全地帯って解ってるらしく、ダンボールの端から端まで歩き回っては周りの雪に埋もれる松ボックリを棒で突ついて延々と遊んでいたし。

お昼過ぎに付いて、山中湖で景色を堪能し、夕方は河口湖の温泉へ。
ガイドブックを見て予約していった温泉がギョっとするくらいラブホテルな佇まいだったので慌ててドタキャンし、通りすがりにあった感じの良い日帰り温泉に入って来た。
ここは最近出来た風で綺麗だし、お風呂も露天でたくさんあってねー。
かなり当たりだったぞ。
でも多分土日は混むんだろうなー。

そして帰りは東名をかっ飛ばし、なんと1時間で家に着いてしまった。
オソルベシ平日パワー。

すごくリフレッシュしたよ。
楽しかった。
またこんな臨時な休日があるとイイな。



2001年02月21日(水) * 涙腺 *

遅れ馳せながら、浅田次郎の「鉄道員」を読んだ。
なんかねー。じぃーんと来ちゃった。
子供が生まれてからこっち、「子供もの」にメッキリ弱くなっちゃって。

親子愛って言うんでしょうか。
こうゆうのって、やっぱり親になってみないとピンと来ないんだろうな。
もしも親になる前に「鉄道員」を読んでも、今とは違う感想を持つに違いない。

親になる前だと、どっちかって言うと「子」の立場になって読んでしまうのかも。
あー。そっか。
子の立場で読んだって、結構ジンと来るのかもな。

でも、冬に夏の暑さをリアルに思い出せないのと一緒で、子供が生まれる前の自分の思考も、今となってはリアルに思い出せない。

映画版の「鉄道員」も以前テレビで見たのだけど。
本の方がゼンゼン良いね。

健さんは、まぁGOODだった。
大竹しのぶも、相変わらず良かった。
2人とも結構ハマリ役だったような気がする。
じゃぁ、映画を「イマイチ」にしてしまった原因は…。
多分ヒロスエと小林ネンジのせいであろうー。
私が本で感じた役の味を2人とも表現できてなかったねー。
ヒロスエはすごく可愛いと思うんだけど、なんか演技がアイドルっぽいのよね。
表情のパターンが少ないって言うか…。
残念。

年をとると涙腺が弱くなるって言うけれど、ソレはきっと、経験がそうさせるんだろうね。
自分の人生の中で起きた色々な出来事を思い出させたり、当てはめたり…。
そして切なくなる。

前は「はじめてのおつかい」で泣いたりしなかったもんなー。
子供なんて興味無かったし。(笑)

で、気が付くと「渡る世間に・・・」とか見るようになってるのかなー。
うわー。
なんかソレは嫌かも。

このコラム、また10年後とかに読んでみたら
「あらー。(オバチャン風に)私もまだまだ青かったわね。」なんて思うのかしら。
それもまたオモシロイかも。フフフ。



2001年02月19日(月) * 大人だけの時間 *

この間、ドライブしていた時のこと。
後部座席で眠るカブの存在をスッカリ忘れて、ダーリンと2人お喋りに昂じていた。

道路は渋滞気味。
渋滞ってコトで周りの車を見ると、当たり前なんだけど全体的にウンザリモード。

っで、突然ダーリンが閃く。
「もしも、車の外装に“車中の気分メーター”が付いてたら面白くない?!」
なんじゃ“気分メーター”って…?って思うでしょう。私も思ったし。

説明しましょう。
車中の気分メーターとは、車の中に乗ってる人の気分を、色とメーターで示すのだ。
例えば、渋滞でイライラムードが充満してる車中の場合。
気分メーターは「イライラの赤」で、イライラ度はメーターで表す。
FULLが100%とすると、赤50%で残りは「ニュートラルの白」だったら「イライラ度が結構キテル」ってコトが解るのだ!
このポイントは「外から解る事」。
例えば車のバンパーなんかにそのメーターは付いている。

もしも、そんなのがあったら面白くないかー?!

大渋滞の時なんかは全体的に「イライラの赤」を示してる車がほとんどなのに、その中で「ムーディーなピンク」が100%な車なんかがあったら興味津々では無いか。
是が非でもその車の脇まで行ってどんな人が乗ってるのか見たいし。
っで、カップルだったりすると「納得。」みたいな。
逆に「悲しみのぐんじょう色」がFULLだったらさー。
それはそれで「なんで?何がそんなに悲しい感じなのダー!?」っと。
渋滞でも話題は尽きないじゃないか!

そりゃーオモシロイ!っと話しは盛りあがり、今度は「そのイライラパワー」が蓄積できたらどうなるか。
とか、どんどんドラエモン的話しへと発展し行ったのであった。

チョット短気なダーリン、前は渋滞って言うと何となくイライラしていたんだけど。
カブが産まれてからと言うもの、他愛ないお喋りをグダグダ出来る時間も激減してる。
だから、カブが大人しく眠っていて、オマケに急いでいる訳でも無い時なら、渋滞も「ノンビリお楽しい喋りタイム」となる。

ほんとに他愛なさ過ぎる話しなんだけど。(笑)
でも貴重。
そんな他愛のない「大人だけの時間」



2001年02月18日(日) * 誕生日がー! *

17日は私の32回目の誕生日でした。
なのに。
なのにーーー。
いつも多忙なダーリン。
「いつも多忙」なのは仕方ない。
だけどさー。さー。さー。
こんな日に限って、「絶対外せない仕事」があるってのもナンの因果?

ハナから「トラブルがあったら出勤しなくちゃイケナイから」と言われていたんだけどさ。
それにしたって何も頼んだモノが出て来て「さー食べましょう!」って時に携帯鳴るってのはどうなのよー。
神様ー。私、なんか悪いことをしたって言うのかい?!

っで、結局カブと一緒にボソボソとお皿を片付け、ダーリンは20分近くお外で電話。
その後はソッコーで帰って、22時過ぎだって言うのに車で出勤してしまったよ(ToT)

あー。ロンリーな誕生日。
カブとお風呂に入りながら泣けてきたよ。まじで。
すがる男はカブしか居ないっ。
「カブーっ。イイコイイコしてー。おかーさん今日誕生日だったのぉーー。」
しつこくしつこく、そしてしつこく「イイコイイコ」を催促したら、私の頭をナデナデしてくれた我が息子!
ありがとよぉーぉーぉー。(はぁー。情けな。)
でも1人ボッチで泣いてるよりはずっと良かったよ。

この「埋め合わせ」は来週に持ち越しってコトになりました。

まーねー。
ダーリンは今ごろ、妻は泣きっ面だわ、仕事はトラブルだわ、眠いわ、眠れないわの徹夜でお仕事だもんね。
明日は気分良く「おかえり」と言ってあげよー。

カブのお陰でダイブ復活した午前3時のshonであった。

本日の一句
1人酒 あー 1人酒で酔っ払い



2001年02月17日(土) * 反対…って? *

突然ですが。
「熱い」の反対は「冷たい」なの?!
「嬉しい」の反対は「悲しい」なの?!
そして「暑い」の反対は「寒い」なのーっ?!

それってもしかして「オカシイんじゃないの?!」っと。
突然沸き起こった疑問。

それと言うのも、またしてもカブなんだけどね。
熱があるカブの口に氷の欠片を入れてみよーっ!っと言うわけで、小さいカケラを放りこむと“ブルブルッ!”っとビックリして、でも嬉しそうにガリガリと噛み砕いている様子が可愛くて、2つ3つと放り込んでいた昨晩。

ブルブルしてるカブに向かって「美味しいのー?!コウリって言うんだよ。冷たいでしょー。“アッチイ”の反対だよ。“冷たい”んだよ。」っと。
っで、自分で言ってて「?」っと思った。

西の反対が東ってのは解る。
プラスの反対がマイナスってのも解る。
だってそれは物理的なことでしょー。
目で見えるし。
ちゃんと説明もつけられる。

でも「冷たい」とか「熱い」ってさ。感覚じゃない?
なんで「冷たい」の反対が「熱い」って決まってるのだ?
“感覚”に対して「反対」とか「同じ」とか決めるのって何だかヘンじゃないか?

カブは「熱い」を理解しているけど「冷たい」は理解していない。
カブに「冷たい」を説明する時に「熱いの反対だよ。」って言ったって全然わかんない筈。
「冷たい」という感覚は、「熱い」の反対じゃなくて「冷たいから冷たい」んだもんね。

もしかしたら人によっては「熱い」の反対は「ぬるい」かもしれないし、「熱くない」かもしれないじゃないかー!
ましてや感情なんて「嬉しい」の反対は「悲しい」じゃなくて「つまらない」人だっているだろうし、「イライラする感じ」かもしれないし、「ムカムカする」かもしれないじゃないかー!
しかもソレって間違いじゃないじゃんー!

そう考えると、感覚的なことなのに勝手に「反対の関係」にされちゃってるコトって沢山あるでしょー。
なんかオカシイぞ!!

もしかして物理的に「氷点」と「沸点」=「氷点は冷たい」と「沸点は熱い」みたいなトコから、安易に「冷たい」と「熱い」は反対ってコトになっちゃってるんじゃないのか?!
っと熱く考え始めたらスッゴイ気になってきたー。
どうしてそうゆうコトになっているのだ?!

誰かキチンと説明できる人が居たら教えて下さい。
ゼヒ。



2001年02月16日(金) * 荒物? *

この前のお休みの日に、商店街なんだけどモノスゴク市場のように盛り上がってる商店街があるっというウワサを聞きつけて行って来た。
ウワサ通りすごく盛りあがってて、地元の主婦から多分私達のように余所者から、物凄い混雑で。
しかも安くて、魚屋の兄ちゃんなんてアメヨコみたいに威勢が良くて、すっかりご満悦で帰って来たのだけど。

その商店街へ向かう途中、車でビューンと通った途中の道に気になる店が。
その店の看板にこう書いてある。
「荒物屋・○○商店」

むむ?アラモノヤ??
初耳ー。何?アラモノって?
気になって気になって、ダーリンにお願いしてもう1回その店の前を通ってもらった。
交差点の角にその店はあったので、横付けはムリっぽい。
そうなると通りすがりに動体視力を駆使して「それは何を売ってる店なのか?」を判断するしかないのだ!

さー。通ります、通ります!
アラモノヤの前ーーっ!通過ーーーっ!

かくして。
そのボロッチく、昔ながらの小間物屋のような佇まいのその店に置いてある商品は。
天井からぶらさがるホウキ、ハタキ、デッキブラシ、軍手、タワシ、ゴム手・…。
ナゼに天井からぶら下げてるのかはナゾ。
っが、そのおかげで通りすがりでもスゴーーク商品が良く見えたんだけどね。

で、見えた商品から判断するに。
『掃除道具』??!!
って事は『荒物=掃除道具』??

しかもコレ書いてる時に更なる発見。
「アラモノ」で変換すると『荒物』って出てくるぞー。
もしかして一般常識か?

みなさん、知ってました?
荒物。
私は初耳でした。
なんか可愛いね。「アラモノ」。
風情があるよ。
ちょっとオリコウサン気分になる出来事でした。



2001年02月15日(木) * 熱の顔 *

毎日寒い中遊んでいたのが祟ったか、昨日からカブ、発熱。
またもやマンガのように「ブエェェーックシッ!」鼻水ズルーーー。のカブ。
小汚いガキに成り下がる。トホホ。

熱がある割には元気なんで、あんまり心配は無さそうなんだけど。
いちお今日病院へ連れて行った。
やっぱりカゼらしい。

それにしたって明後日は私の誕生日だって言うのにーっ。
ここんとこ私もちょっと喉が痛くてダルかったんだけど。
どうやら私もカゼひいているのね・…。
あぅー。シケった週末になりそうな予感でイッパイだぞ。

それはそうと。
熱が出た時の子供の顔ってスゴク可愛い。
ぽっぺは真っ赤っか。
目は涙目でトロリとしてる。
モウロウとするせいか、じぃーっと目を見つめてくる。
そして抱くと暖かくて柔らかい。
本人はつらいんだろうけどね。
っが、母としては「ただのカゼです」と言われちゃえば心配も吹っ飛ぶし。
あとは甘えさせてタップリ「赤ちゃんみたいになったカブ」を堪能するのだ。
ウヒヒ。



2001年02月14日(水) * チョコバナナの効き目 *

バレンタインなのでケーキを焼いた。
お料理は割と好きなんだけど、お菓子作りは苦手。
だからお菓子作りは年に1回しかしない。

ダーリンとは17歳から付合ってるので、スタートが若気の至りで手作りお菓子で飛ばしてしまったので「手作りをやめるキッカケ」が無いまま現在に至ってる。

彼は私の手料理も、たまに書く手紙も、そして手作りのお菓子も、すごく特別なモノとして捉えているみたい。

確かに、お料理は自分1人だったらキチンとやらないだろうし、煮詰まった時たまに書く手紙も「聞いて欲しい人」が彼だから書くワケだし…っと考えると、彼がそれらを「特別」だと思っていることは喜ばしいことなんだろうね。

それを知ってるので、ますます「バレンタインの手作り」はやめられない私。
ホントはちょっとメンドッチイなーと思う年だってあるんだけどね。
だってもう15回目だもの。
そんな年だってあるさ。

でも、メンドッチイなーと思いながら作った時も、やる気マンマンで作った年も、差し出したお皿を見て目を細める彼の顔を見ちゃうとね。
「やっぱり今年も作って良かったなー」と思うんだ。

今冷蔵庫で眠ってるチョコバナナケーキ。
明日はがんばって彼を喜ばせてあげておくれ。



2001年02月13日(火) * 読書 *

最近マメに図書館へ通ってる。
活字って「読みたい時」と「そうでもない時」の波がない?
読書をするのは基本的に好きなのだけど、それでも「なんか活字を読む気分じゃなーい。」って時期、あるんだよねー。
っで。ここ最近は「読みたい気分」な私。

前回は2週間前に6冊。
(林真理子:不機嫌な果実、野島真司:未成年、群ようこ:無印OL物語、
乃南アサ:ロマンチック・チルドレン、吉本ばなな:新刊…題名忘れたー、インテリアの雑誌)
っで、一昨日また5冊借りてきた。
(山本文緒:眠れるラプンツェル、浅田次郎:ぽっぽや、ナンシー関:何をいまさら、
太田垣春子:小さなモンダイ、インテリアの雑誌)

本が楽しい時って、なんだか他のことが億劫になっちゃうんだよなー。
夜更かししちゃうし。

冬は布団にもぐって本を読むのも幸せ。
カブが産まれる前は、ベッドサイドに灰皿とバーボン持っていってダラダラと読んだりしたけれど。
今はサスガに寝室で煙草吸えないしね。
夏ならベランダにビール持ち込んでってのも良いけど。タバコも吸えるし。
でも今は寒すぎ。絶対にムリ。

っと言うわけで。
本日も本の続きを読みながら寝ます。

おやすみなさい。



2001年02月12日(月) * やっぱ米でしょー *

炊飯器を新調した。
2、3ヶ月前から調子が悪かたものの、「イイやイイや」で使っていたのだ。
っが、ご飯大好き男のダーリンから「米だからさー。買おうよ、新しいの。」と催促が入り、「そりゃゴモットモ。」てなワケで、電気屋へレッツ・ゴーゴー!

今まで使ってたヤツは、私が結婚する時(7年前)会社の同僚が有志で買ってくれたモノだったんで、お払い箱にするのはチョット気が引けたんだけど、壊れかけてる部分の値段を聞いたら5000円もするって事が判明したんで、フンギリが付いたのだ。

電化製品ってホントに「ピンキリ」なので、いつも新しく買うときにスゴーク迷う。
基本的に新しモノ好きでもなく、多機能モノもお好みじゃないので、結局「お手頃価格」なヤツを買うことが多いんだけど、今回に限っては「毎日の米」のことなのだ。
値段はチョットこっちに置いておいて。
より「美味しく米が炊ける炊飯器」を買おうではないか!っと盛りあがり、2人して売り場を吟味。
そしてスッカリその重厚な厚釜に魅了され、その炊飯器を購入したのであった。

かくして我が家には銀に光るオニューの炊飯器。厚さ5ミリの丸釜、ハイパワーっ!
ウシシー。

これがさー。
美味いよ、ほんと。
昨日までと同じ米を炊いてるって言うのに、さすが壊れかかった炊飯器で炊くのとは大違い。
「お米が立ってるー♪モッチリしてるー♪」とCMそのままの言葉を口にしては喜ぶバカ夫婦。

夕飯の献立は「いかにして米を美味く食べるか?」で盛りあがり、結局餃子と明太子に決定したんだけど、もう2人とも米が止まらない状態。
いつもは軽く1杯しか食べないわたくしも大盛りで2杯ペロリ。
もう1杯行きたい気持ちをグっとこらえたさー。

毎朝パン食べてたくせに、私ってば「やっぱ日本人はお米だねー。」なんて、しみじみとピカピカと光るご飯を見つめてニンマリすんであった。ウシシ。



2001年02月10日(土) * 冬の景色 *

冬の好きなところ。

イベントがタクサンあるから。ってのもあるんだけど、もう1つ。
冬は景色がキレイ!
今まで色んな景色に感動したけれど、思い返せばほとんど冬。
夜景なんて夏に見てもそんなに感動しないもんね。
空気が緩んでるって言うか、夏は遠くの景色がユラユラしちゃってて。
あー。でも夏は夕焼けがキレイだけどね。
冬の星空とか、遠くの夜景とか「灯り系」の景色は、空気が締ってる分、光がチラチラと瞬く様までクッキリ見えて感動する。

関東は冬の方が晴れの日が多いせいもあるのかも。

感動した景色と言えば…。
夜フラリと山中湖へドライブへ行った時のこと。
月が冴え冴えとした真冬の夜で、もうピリピリするくらい空気も冷たく張り詰めていた。
月があんまり明るかったんで、人気が居ない湖畔に降りて湖を眺める事に。

暫く湖畔に佇んで、月に照らされてキラキラ光る湖面を見ていた。
フと風が凪いだ時、湖面に何か映ってる?!っと感じ、同じくらいのタイミングで何かの気配を感じた。
気配の方向。西を見上げてビックリした!
気配なんてモンじゃないくらい、物凄い威圧感で富士山が鎮座していたのだ。
巨大で、物凄くキレイで、ほんとに空中にデッカイ写真でもそびえ立ってるかの様な、非現実的な美しさだった。
月明かりが、ちょうど逆さまに向いた富士山を湖面にクッキリ映し出していて。

あの夜見た富士山はチョット神がかっていたね。

同じ様に「夜と朝の間に、空気が真っ青になる。」のを見た時も、とてもとても神聖な気分になった。

ホントウは何遍だって「そんな夜」が山中湖には訪れているのだろうし、「空気が青くなる夜と朝の間」だって、実際は結構あることなんだろうケド。
でも私は、毎日山中湖を見てる訳じゃないし、毎日夜と朝の狭間を見てる訳じゃないから。

例えば地元の人からすれば。
例えば毎日朝まで働いている人からすれば。
どうって事ない景色なのかもしれないけどね。

面白いなーって思うのは、それから先は富士山を見るたびに「あの景色」を思い出すんだよね。
人間の思考って面白い。
そうやって勝手に付加価値を付けていくんだもん。

カブトみたいに、まだ真っさらな脳みそだと、飛び込んでくる景色もまた違うんだろうな。
そんな事を考えると「たまにカブの目、貸して欲しいー。」なんて思ってしまうケド。
でもまー。
私の「付加価値」は私だけの物だから。
それはそれで、やっぱり大切なものなんだろね。



2001年02月09日(金) * 心の窓 *

話す時に「絶対に目を見ない人」って苦手。

とは言え、初対面だったり信頼関係が薄かったりすると「見つめ合ってる」事を意識しちゃって、じぃーっと見つめて話すのも、これまた結構難しい。

話している時に相手がツっと目線を外したりすると、急に相手と自分の目線を意識しちゃって、チャンと目を見られなくなることがある。

照れ屋さんで目を見て話すが苦手な人も居ると思う。
そうゆう人でも、話しをする時に時々視線を上げて目を見てくれるだけで結構安心する。

「目を見て話す」のって、信頼関係が増したり、照れが無い間柄だと「見つめ合ってる」事すら意識しなくなる。
例えば、ダーリンや親兄弟みたいにすごく近い人だと「視線の方向」なんて気にしないくらい見つめ合って話してるもんね。

子供と接するようになって、その事をすごく感じた。
小さい子供は、必ず真っ直ぐ相手の目を見てコミュニケーションをする。
そして大人の方も、普段大人同士だと目を見て話すのが苦手な人でも、相手が小さな子供だと真っ直ぐ見つめあって話しをしているんだよね。

っで、考えちゃったのは。
子供はいつから「相手の目線」を気にするようになるんだろう。
私は子供の頃の記憶が相当鮮明にあるんだけど、それはサスガに思い出せない。

カブがもしも、いつの日か自分の目をちゃんと見てくれなくなったりしたら相当悲しい。
そんな日が絶対に来ないように、ちゃんと信頼し合える付合い方をしなくちゃ。

子供が何か訴える時、必ず目を見つめるって事は、本能的に「目は心の窓」って事がわかってるんだろうね。

子供から比べたら、私の「心の窓」は相当曇っていると思うケド。
曇ってるなりに意識して。
セッセと窓拭きをしなくちゃ。
やっぱりちゃんと目を見て話したいもん。



2001年02月08日(木) * いつか *

コーヒーが好きだけど、ブラックじゃ飲めない。
チーズが好きだけど、山羊モンとかカビ系は食べられない。
ワインが好きだけど、赤より白の方が好き。
つまりグルメ嗜好じゃない。
美味しいよ。って勧められても冒険しない。

好きなアーティストはいるけれど、例えば「新譜が出たら絶対に買う」とか「liveは欠かさず行きたい」とか「封切りになったら絶対に見に行く」とか、そうゆうんでも無い。
自分の毎日が好きだけど、これと言った趣味は無い。
ナンに対しても「好きと嫌い」は凄くハッキリしてるけど、例えば銘柄なんかは全く気にならない。

ずーっと若い頃から気が付いてるんだけど、私って「こだわり」と言うか、そうゆう「コレだけはっ!」って事が無い。
何かの為に「つぎ込む・いれ込む」みたいな経験が無し。

唯一あるとすれば、「人」に対してくらいかな。

私の周りに居る、才能あふれるヒト、多趣味なヒト、色んなこだわりを持ってるヒト…と話しをしてると楽しい。
自分には無い感性。
話しをしてるとフと思うのは「なんで私は全然コレといった“ウリ”も無いのに、自分や自分の毎日がこんなに好きなのかしらー?」っと不思議になる。

ナンでなのか、もうすぐ32歳になろうとしてるケド今だにわからず。

でも、理由も無く、根拠も無いクセに、自信マンマンに「自分が好き」と言えてしまう私。

いつか、その理由がわかる時が来るのかな。



2001年02月07日(水) * 3日に一度のお買い物 *

近頃、スーパーへ行くと必ず最後の方にグズグズ言い出すカブ。
レジに並んでる辺りからテンションが上がり始め、袋詰めエリア近辺ではカートの中でエビ反ってる。
時には唄い、時には「あっ!アレなんだ!」っとかいい加減な事を言い、時には放っておき…何とか袋詰めを完了し、カートから降ろす頃にはグッタリとしている私。
小さい赤ちゃんと違って、最近はパワーがすごいからさー。
カートの椅子の中で“スタイリー・スタイリー”みたいにパックンパックンやってるんだもんー。
(って知ってる?体操する機械なの。昔通販でやってたヤツ。)

そんな事もあって、ここ1、2ヶ月前から「買い物に行く回数を減らす作戦」を実行中の私。
いつもチャリで買い物へ繰出すので、運搬力は結構ある。
買い物漏れが無いように「思い立ったら買い物メモ」を持参しいざスーパへ!
(これも最近導入した新物!冷蔵庫に貼っておいて気が付いた時にメモる。)

買い物に行く回数を減らしたいからと言ってアレもコレも買いすぎると、帰りのチャリがヨロヨロになって泣きを見ることになる。
なので、ちゃんと重さと量を考えながら、尚且つ素早く、そして買い忘れの無いようにメモをチェックし…。
子連れって、スーパーの買い物ですらユックリ出来ないのねー。トホー。

この「買い物の回数を減らす作戦」を実行して、もう1つ私の日常に変化が起きた。
それは「夕飯の献立」。
今まではザザっと冷蔵庫を見て(もしくは思い浮かべ)「今日はあれを作ろう。って事はアレが足りないから買って帰ろう。」っと言う感じだったのが、何とか家にある物で作ろうと粘る私。
これが結構成せば成るモンで、3日に1回くらい買い物に行く位で済むようになった。

しかも強引に「あり物」で作ろうとするもんだから新メニューが編出されたりして。
結構楽しいのだよ、これが。
しかも知らず知らずのウチに節約にもなってるらしい。
ムダが出ないからなんだろうね。

大抵週末は買い物に行くんで、月曜日はアッサリ献立が決まるんだけど、水曜日とか金曜日は頭を使って考えて決めてる事が多い。

そう言えば昨日、「最近ゆで卵使うようになったよね。前はあんまり出てこなかったような気がするけど。」っと言われ「ギクリ」とした妻であった。
さて。食べることが大好きなダーリン。
いつこの実態に気が付くでしょうか。
それもチョット楽しみなのだ。ウキキ。



2001年02月06日(火) * 特別な月 *

2月と言えばバレンタイン。
そして私の場合、誕生日な月。
イベント好きな私にとって、2月はチョット特別な月…なんだけど。
ココ2年はサスガに「2月だから!」と言った所で
ダーリンと2人で食事とか旅行とかそんな悠長なことも出来ない。
「特別な2月」も陰りがち。
まー、長い人生のうちの2、3年くらい仕方無いんだけどね。

あと2年くらい経ったら、カブから「おかあさんの絵」なんてもらえないかなー。
こっそりダーリンがカブと一緒に用意してくれたりして。
「おかあさんの絵」ってチョット憧れてる私。

ダーリンとは17歳からの付合いだから、誕生日ももう15回目。(うわー。)
すごいなー。
あと2年経ったらダーリンの方が親兄弟よりも「一緒に過ごした年月」が長くなっちゃうんだ。それもスゴイ。

この間の土曜日高校時代からの友達と一緒に飲んだんだけど、
ダーリンだけじゃなく友達だって気が付けばみんな出会ってから10年くらい経ってるんだよね。

子供の頃、親とか近所のオバサンとかが「学生時代からの友達で“10年来よー”」なんて聞くと「うわー。すごい年寄り。」って思ったもんよ。
同じ様なことで「昔はこの辺は山ばっかりだった。」とか「この辺りは何も無くて、ドコソコまで見えた。」とか、そんな話しを聞いても「ナンのコッチャ、おばちゃん。」って思ったけどさ。
イザ自分が大人になって、かつて野山だった場所が物凄く栄えてたりすると、ついつい言ってるもんね「何も無かったのになー」って。

今は「そうだよね。」って共感できるダーリン相手に話してるからマシだろうけど、その内カブに向かって言っちゃうのかなー。
やだなー。やだなー。
そうだよっ。
せめて自分が子供の時「つまんない話し」って思ったことは覚えていないと!
子供に媚びるとか、そうゆう事じゃなくて。
年寄りになると、どうも年若のモンに対して「相手が食いついてるか、食いついてないか。」って事を考えなくなりがちだよね。

もうスグ32歳。
30超えると誕生日も嬉しくない。なんて言う人も居るけど、私は嬉しいんだよなー。
正月とかクリスマスは「みんなの記念日」だけど、誕生日って「自分記念日」だもん。
今年も多分ロマンチックなことは出来そうも無いけど、それでもヤッパリ今からワクワクしてる私。
せめてスッゴーーク美味しいケーキでも買って来てもらおうかな。



2001年02月05日(月) * 「ご褒美」 *

カブの「眠る直前」と「起きたて」って。
まだ赤ちゃんだった頃を思い出す。
体がクンニャリしてて、ホッペがちょっと赤くて、手が暖かく湿っていて。
そして私の目をじぃ〜っと、じぃ〜〜っと見つめてニンマリ笑う。
余力がある時はジリジリと擦り寄ってきて、オデコやホッペを擦り付けて来る。
もうミルクの匂いはしないけど「あぁー。この子はまだまだ赤ちゃんみたいに小さいんだわ。」と実感できるヒトトキ。

ちょっとした育児の合間の「ご褒美」なのだ。



2001年02月04日(日) * なんでだー *

今日公園で3歳と2歳の男の子達と遊んでたら、葉っぱを投げて「鬼は外ー!ごっこ」が始まった。
カブはモチロン意味不明のまま、マネして葉っぱ投げて大喜び。
私も一緒になって「鬼はー外ー!」ってやってたんだけどね。
気が付いたら小僧達、私めがけて葉っぱ投げてるのよ。
そうなの!「鬼」にされてるんだよ。
トホー。
鬼なんてイヤー。
「なんでカブ君のママが鬼なのよっ!」っとちょっとムキになって抗議したんだけど大却下されたよ。
むしろ逆効果。
「怒ったぞー!鬼が怒ってるぞー!」と小僧達、ますますせっせと枯葉を集めては私に向かって「鬼はー外ー!」「ウッキッキー!」だって。
必死に葉っぱあつめて盛りあがってる子供達は可愛いけど鬼はイヤだよー。
鬼って半裸で四角い顔で角生えてるんだもん。
可愛くないし。
「鬼は男なんだよー。」っと呟くも、誰も聞いていないのであった。
サミシー。

構楽しかったから別にイイんだけどさっ。
フン。



2001年02月03日(土) * 今日は疲れた *

今日はホントにサンザンな1日だったぞ。
あ、もう日付変わったから「昨日」だね。

サンザン1:カブ久々の「夜泣きダイブレイク」により、夜更かししてしまった私は殆ど一睡も出来ず朝を迎える。
モウロウとして頭痛な1日の始まり。

サンザン2:明日は「母の開放日」だって言うのに、なぜか10日も早くツキのモンがやってきた!なんの陰謀だ?
お腹も腰もズーーン。

サンザン3:ウチの前にある廊下の手すりがペンキ塗りただったらしい。知らない間に。
そんな事全然気が付かなかった私は、手すりに乗り出しちゃった。
で、ダウンにベットリペンキが!
普通「ペンキ塗りたて」って張り紙貼っておくよねー。回覧だって来てないし。オカシイよー。
しかも何でこんなモウロウとしてる今日、こんな目に!?
「絶対管理会社に文句言ってやる!」って思ってたんだけど、ナゼかペンキは水性だったらしく、ゴシゴシ洗ったら殆ど落ちた。
なんかペンキが落ちると思ってなかったから拍子抜けして「まー、イイヤ。」と。
でもさー。これが買ったばっかりのカシミヤのコートとかだったら爆死だよー。
買い物から買えって来たばかりの出来事で、かじかんだ手とモウロウとした頭でダウン洗う自分が可哀相になってきた。

サンザン4:我が家の喫煙エリアは台所の換気扇の下とベランダ。
台所の灰皿は、カブにイタヅラされないように、コンロの奥の方に押しやられている。
っで、その灰皿(陶器)がお湯を沸かしてたらピキっと割れた。
「何で割れんのよっ!」っともう半ばヤケクソに、何も考えず破片を掴んだら。
スッゴーーイ熱かった!!
親指にくっついて来た!!
高温になりすぎて割れたらしい…。
もうイヤー。

サンザン5:朝から変なリズムになっちゃったカブ、ようやく4時過ぎに落ちついて来たんで、買い物がてら駅方面へチャリで出動!
っが、走り出したら雨が降ってきたー!
天気予報では雨が降るなんて全然言ってなかったのにー。
買い物してる間に止んだから良かったものの…。
でも振って来た時は「なんなのさーー!」っと思ったよ、ほんと。

サンザン6:そんな時間なのに、しぶとく公園へ寄って行った。モチロン寒いしチビッコは誰も居ないんだけど、カブは嬉しそうだからまーいーや。っと2人で仲良く遊んでいたら。
たまーに会う、すごい嫌いな親子ややってきた!
何度も会ってるんだけど「知り合い」になりたくないから、絶対に名前とか聞かないようにしてる…くらい嫌いなの。
今日はサンザン過ぎて「きっとまたナンかやられるー!このクソガキにー!(しかもこの母親は絶対に子供を叱らないのだ。それどころかトンチンカンなタイミングで仲裁に来て、1歳のカブに“順番守ってね”とか言うのだ!順番抜かしてんのはオマエの息子だー!)」っと確信した私は、カブを抱えてダッシュで帰った。
辛くも被害は無し。

…でも、まぁ。
書いてみると、サンザンな中にも救いはある様な気がしてきた。

うん。そうかも。
そうゆう事にしておこう。

でもヤッパリ今日は疲れた。



2001年02月02日(金) * カブの声。グフ *

このところ電話がとっても気になるカブ。
気になるクセに、イザ電話が鳴ると騒ぐだけ騒いで自分では絶対に取らない。
電話が鳴っていないときは受話器を取って「話すふり」をして遊んだりしているんだけど、
実際電話が鳴るとナゼか落ち着きが無くなり、
絶対に自分では受話器を取らないのだ。
ナゾ…。
そこで「カブにベルが鳴った受話器を取らせてみよう作戦」決行ー!

留守電を解除し、私の携帯から家に電話を掛けた。
「プルルルー、プルルー」と電話のベルが鳴り出すと、
案の定「アゥッ!アゥッ!」と指を差し
口をヒョットコ状にして私に「出ろ」と催促。
っが、私も一緒に慌てた振りをして
「カブッ!電話鳴ってる!出てー!お願いー!」
と芝居を打ったまま別の部屋へ走り去った。
そのまま追い掛けて来るかと思いきや、
鳴っている電話がどうしても気になるらしく、
その場でバタバタと足踏みをして何やらパニクっている模様。
クククー。おもしろーい!
そのままコッソリ様子を伺いがいつつ、隣りの部屋で呼び鈴を鳴らし続ける私。
10コールくらいしたところで、ついにカブ受話器を取った!
shon「もしもしー?カブトですかー?もしもしー?もしもしー?」
カブ「・…(フンッ。フンッ。-鼻息-)
shon「“おかーさん”って言ってー?!カーブト?!」
カブ「かぁーかぁーん?!(超消え入りそうな声)」
いやぁーーーんっ(*^-^*)
いつも一緒に居るのに、この「電話での声」ってのは新鮮だぞー。
可愛いすぎるぞー。
拍車がかかるバカ母shon「カーブートー?!」
カブ「かぁーかぁーん。」
shon「カブト君ー!」
カブ「ハィッ!」
グフフー。可愛いー。
「もう一回言ってー」っと、それはもう付合いたての若いカップルみたいになってるんであった。(アホ)

しばらくそんな事を隣りの部屋でグフグフ言いながらやってた私。
果たして先に飽きたのはカブであった。
反応が無くて「?」っと思った時、すでにヤツは部屋の戸口に立ち
ニヤニヤして電話機を耳に当てる私を見て「キラーン!」っと目を輝かせていた。
あなどれん。

また忘れた頃、カブの「電話の声」聞いちゃおー♪
親バカでもいいもん。
可愛かったんだもーん。



2001年02月01日(木) * 居留守ダメダメ *

最近のカブの注目グッズ。それは「電話」。
家に据付けてある電話はモチロン、私が持ってるPHS(H)、インターホンが主なターゲット。
どうやらこの3つの電話の音も聞き分けているらしく、何か他のことに夢中になっていても呼び出し音が鳴るとハっと顔を上げ、「あっ!あっ!」っと私の顔を見て走り出し、鳴ってる電話をビシッ!と指差し「早く出ろ。」と催促するのだ。
その動きがすごい素早くて必死で面白い。

ところで私は電話で話しをするのがあんまり好きじゃない。(以前にココで書いたような気もするけど。)
だから、例えば夕飯の支度をしていたり、トイレに入っていたり、カブと一緒に昼寝してたり、今はあまり人と話しをしたくない…等など「電話で話しをしても良い状態」じゃない時はヘイチャラで「居留守」しちゃうのだ(笑)。
よくドラマなんかで取り込み中に電話のベルが鳴ると「あらあらー」っとダッシュで手を洗って電話に駆け寄る…なんてシーンがあるけど、「いいじゃん。別に出なくても。」っと思ってしまうのよね。
だから我が家の電話は基本的に留守電になってる。
用件がある場合は留守電にメッセージを録音するだろうし、ましてや私と近しい人なら携帯に掛け直してくるだろうし。

まぁ、そんなワケで今までは割と自己都合で居留守にする事も多かった私なのだけど、カブの「早く出ろ」催促で居留守もそうそう出来なくなってしまったのだ!(実はチョット迷惑(^^;)
だってさー。1歳児に「電話鳴ってるぞー」と催促されてるのに居留守ってワケにもいかないもんねー。
そんなワケで、最近は日中の「絶対に勧誘の電話に違いない」っと思う電話でも(どうゆう訳かその手の電話って予感がするんだよね。)取らざるを得ない私。
中には感じの悪い電話なんかもあったりして「ちくしょー。やっぱり取らなきゃ良かった。」なんて思うケド。

でも、まー。
「電話は居留守をして良い。」っと思われても困るんで、当分は品行方正に電話に出る私が続くんだろうな。トホ。


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