日曜日は6回目の結婚記念日だった。
一緒に暮らして8年、結婚して6年。
記念日好きの私としてはこうゆう節目になると、ついつい昔のアルバムなんかをほじくり出しては感傷に浸ってしまうのだ。
（テルクンはついてこないケド。）
ところで我家にはウェディングドレスがある。
レンタルだと背が小さい(152cm)私にピッタリのサイズがホトンド無かった上に、ただじゃなくてもハイヒールを履き慣れていない私が、厚底パンプスを履いてあの長い裾をさばいて歩く事なんて不可能だわ。と思っていた矢先、実はレンタルと同じくらいの値段で購入できるという事が判明。
しかも教会で式を挙げたので、ホテルや結婚式場にありがちな「持ち込み料」がかからなかったのが決めてとなり、ウェディングドレスを購入する事にしたのだ。
かくして結婚式が終り、家には巨大なドレスが巨大な衣装箱と共に帰ってきた。
それを見たテルクン。
「これどうするの？」
ワタシは既に決めていた。
ジャマだから、なんて言う理由でポイする訳にはイカナイ。
私は「記念日好き」と共に「思い出フェチ」である。
しかも10万単位でする「洋服」をたった1度しか着ないなんて、もったいな過ぎるではないか。
「また着るの」
「えぇっ！？いつっ！？」
「結婚記念日に。毎年着るの。」
「ま、まじ？」
「まじ。毎年着て、写真取る。」
「どこで？誰が撮るの？」
「家で。君が。」
「･････。オレは着ないよ。」
「いいもん、別に。」
「････。」
「なんでよ！？撮ってよ、写真くらい撮ってくれたっていいじゃん！」
「わかったよ、わかった、わかった。」
この時点でテルクンは
「どうせこんなの押入れの奥にしまいこんで来年にはカビだらけになって、着られなくなるに違いない」と睨んでいたらしい。
ケケケ。
甘い。
私は整理整頓清潔清掃の4S女なのだ。
翌年も、またその翌年も7月30日になるとゴソゴソと巨大なドレスを持ち出しては汗みどろになりつつ「お姫様気分」を満喫し、毎年「こいつって･･･」と引いているダーリンに写真を撮ってもらっては悦に入ってた私。
サスガに去年は妊娠8ヶ月のデカ腹だったので無理だったけど。
テルクンの中ではこの撮影会は一昨年で終止符が打たれたと思っていたらしい。
エヘヘ。
甘いよ。
今年も又、ちょっと黄ばんだウェディングドレスを引っ張り出し2年ぶりに袖を通した。
ムムゥ。やっぱり。
ウェストがパツンパツンだ。
ファスナーが上がらなくなったらもうやめようとヒソカに思っているのだけど、
来年はカブもきっと少しはお話しが出来るようになってるだろうから、
せめて「オカーサンキレイ」と言わせるまでは頑張ってドレスが入る体型を保つぞ！と
新たな野望を胸に秘めた今年の結婚記念日だったのでした。
アホですか。
最近カブの行動か活発化してきて、おまけに仕草や表情も急激に豊かになってきた。
毎日一緒に居るのに1日1回は「いやぁ〜ん、かわい過ぎるぅ。ブッチュゥ。ムギュ。」とやってしまう。
我ながら親バカにも程かあるぞ。と思いつつ、
多分ヨソの母も1歩外に出るとそんな事やってるなんてオクビにも出さないでいるものの、
実はやってるに違いない。と確信している今日この頃。
本日の「ムギュな出来事」は。
我家の台所にはナンチャッテゲートが付けてある。
本物のゲートは値段が高いので「突っ張り棚」をカブの肩くらいの高さ(45cmくらいか？）に合わせて取り付けて「通せんぼ」をしているのだ。
下に隙間があので、小さなカブが平べったくなれば通り抜けられるのだけど、ヤツにはまだそんな知恵はない。
私が台所にいると、まんまとゲートにとりすがっては「アウゥ〜アウゥ〜」とヨダレを垂らしているのだ。
ケケケ。
歩くようになって足腰がマスマス強くなってきたのか、最近私がノリノリの唄を唄うと、手ごろな高さの物につかまって膝をカクカクやりながら奇声を発するカブ。
他人が見たら、ただカクカクと動いているだけに見えるだろうが、親バカ母が見ると「唄い踊っているぞ。こいつはスゴイ。」ということになるのであった。（アホ）
本日も私が台所仕事をしていると、ゲートにつかまって「遊んでくれよ〜。こっちに来てくれよ〜。」と言わんばかりにアピールしてきた。
が、やる事はやっちゃわないといつまで経っても大人達のメシの支度ができないので、手は動かしつつノリノリ唄作戦で乗り切る事に。
「やるっ子ないことすっきなことぉ〜♪」（NHK「1人でできるモン」の唄。あってるのかどうかはナゾ）っと腰をフリフリ唄い出すと、案の定食いついてきた。
「ウキャキャキャっ！」両手でゲートにつかまり、ムンムンッと膝をカクカク上下させてゴキゲンに。
ここぞとばかり「スキスキッ！ダイスキッ！」と更に激しく唄う。
ますますのって来るカブ。
いいぞいいぞ。
っと、フとカブの顔を見ると･･･。
顔がスゴイ恐いっ！！
機嫌が良かったはずなのに〜。
なんでだ！！
目は中を睨みつけ瞬きもせず、口をポッカリと開いていつの間にやら「ウキャキャ」から「アァ〜アァ〜」と単調な呪文の様に変わっているし。
にもかかわらず膝のカクカクはますます激しくなっている。
どうやら楽しいが興奮に変わり、興奮も通り越して「カクカクワールド」に入り込んでしまったらしい。
唄をやめ「カブっ！？カブ！？」っと呼んでも辞めずにカクカクと踊り続けるカブ。
しかもスゴイ凶悪な顔で！
その姿を見てたらなんかスッゴイ可笑しくなっちゃってケラケラと笑い出したら、ハッと「我に返ったっ！」って顔つきになって急に動きを止めた。
そして取って付けたような笑顔で「はぁ〜〜」っと溜息を吐くではないか。
いやぁ。参った。
これにはヤラレたよ。
誰も見ていない事をいい事に「いやぁん。カブ、カワイイィっ！」ムギューッ！（抱きしめる）ブッチュ！（チューする）クンクン（臭いかぐ）ブンブン（振り回す）クリクリクリッ（くすぐる）バタバタバタ（逃げるカブ）ヘッヘッヘッ（逃げながら荒い息を吐くカブ）「待て待て待てぇ〜〜！」（追いかける母）「ウキャキャキャ」（喜ぶカブ）バタバタバタ（さらに追いかける母）「ウキャキャウッ！？」ゴンッ！（興奮し過ぎて足がもつれ転んでオデコを床に強打するカブ）
「・・・・」
「ウワァァァァァ〜〜〜〜ン」
「よしよし。ごめんよぉ。だって可愛かったんだもぉん。」
人が見たら絶対にイカレ母の図。
だけど、絶対、みんなやってる･･･よね。
うん、やってるやってる。
このところマスマス動きも激しくなり、
動ける事でより一層探求心を達成しやすくなったせいか、
いつの間にやら「後追い」がおさまりつつある。
まだ何分かおきに私の姿は確認しているものの、
私が近くに居て、なおかつ機嫌がよくて何か興味があるものがあれば、
まとまった時間を1人で遊ぶようになった。
こうやって段々と親から離れている時間が増えていくんだろうね。
この間、ビックリした出来事が。
それはカブが「反抗」したのだ。
今までだって例えばオモチャで遊んでいたりしたときに思い通りに行かなければカンシャクを起こしていた。
が。
それはムシャクシャして「クッキィ〜〜ッ！！」っていうんじゃなくて
明らかに私に向かって抗議してきたのだ。
それはトイレでの出来事。
我家のトイレは猫のトイレも一緒に置いてあるので、ドアが完全に閉まっちゃわないようにドアストッパーが挟んである。
トイレに入って用を足しているワタシ。
いつものようにドアストッパーの隙間に手を入れて開けて進入してくるカブ。
用を済ませカラカラとトイレットペーパーを引き出す。
注意深くその様子を見守るカブの目が光った！キラ〜ン！！
「ヤバイっ！やられる！！」と咄嗟にペーパーホルダーを押さえつける。
が、負けじとその隙間からペーパーの端をまんまと捕らえ、物凄いスピードで引き出すカブ。
細〜く引き出されたトイレットペーパーが奴の意を得たかのようにクルクルと引き出されていく。
ちくしょぉ。
阻止失敗！！。
その後の展開としては当然のごとくその引き出したペーパーをちぎっては食い、食ってはちぎり。
の行為に発展するのは目に見えていたので、パンツをひき上げ大急ぎで細長いペーパーを回収する。
その姿を見たカブは「とられてたまるか」とばかり、トイレットペーパを掴んだ親指と人差し指に力を入れた。
その力を入れた時の顔。
鼻の穴が膨らみ、心無しか奥歯（無いけど）噛み締めている。
イッチョ前に「挑む顔つき」なのだ。
吹き出しそうになるものの、その小さな2本の指の間に残ってる小さなトイレットペーパーの破片を取り上げないとヤツは絶対に食うのだ。
しかももう「食ってやるっ！」っていう顔つきになってる。
ムングッと腕を握り、ムリクリその破片の回収成功。
すると取れらた途端、またもやペーパーホルダーへダダっと歩み寄るカブ。すでにその顔はクヤシイ顔だ。
そうはさせるかと阻止するワタシ。
にやり。
ホルダー全体を押さえつける事に成功！！！
今度は母の勝ちっ！
っと、その瞬間だ。
スゴイ凶悪な顔つきでホルダーを押さえる私の手を
「アブゥッ！！！キィ〜ッ！！」っといいながらバンバンぶち始めたのだ。
しかも私の目を見ながら。
むむぅ。
イッチョ前じゃねぇか。
つい2、3日前までの展開だと、この場面ではその場で崩れ落ちて泣いていた。
カブの怒りとはウラハラに、その凶悪な顔つきが可笑しすぎてすごい笑ってしまった私。
イヤイヤ。
おもしろい。
これがあと１年もすると反抗期だ。
そうなると反抗する姿を「オモシロイ」なんて悠長な事は言っていられなくなるんだろうけど、とりあえず昨日の「反抗記念日」は、母にとってはちょっとした事件だった。
| 2000年07月27日(木) |
* うなぎどじょう * |
ヒサビサの雨で涼しい。
雨だと外に出るのがオックウで嫌だけど、涼しいのはありがたい！
雨といえば思い出すのが台風の思い出。
小学5年生まで住んでた所は家の周りが田んぼだらけで、
200mくらい行ったところには川があったし、
うちの脇には小さな用水路もあった。
つまり「水気」が多い場所に住んでいたのだ。
大きい台風が来ると何年かおきに近くの川の堤防が決壊した。
田んぼも用水路も道もみんな水びたしになって、
幼いワタシの「小さな世界」は広大な池と化した。
近所の中でも幸い我家は心持ち高台にあって、
床下浸水までした事はないのだけど、
普段気にしていない数センチの差で床下に物凄い量の水が流れ込んでしまう家もある。
水ってのはヤッカイで、くみ上げてもくみ上げても捨てる場所もないし（だって周り中水だらけなんだもの）そうなるとあとは畳や家具が水に浸らないように避難させるくらいしか手立てが無いのだ。
ウチの向かいの幼馴染みの家がマサに辺りでは一番土地が低く、
もう台風がやってくるって言うだけでもうオバチャンは大騒ぎだった。
そんな大人達の騒動とはウラハラに子供ってのは台風や停電ってちょっとしたお祭り気分になる。
不安も少しはあるのだけど、その非日常的な雰囲気に飲まれてスッカリ興奮してしまう。
関係ないのに姉と2人、遠足のリュックに「非常食」とか言ってオヤツを詰め込んだりしていたものだ。
そして数年に1度の大きな台風が過ぎた翌日。
私たち姉妹には楽しみがあった。
それは「うなぎどじょう」を探しに行く事だ。
台風一過のピーカンに晴れた次の日は、田んぼや三角池や川の水がすべて混ざってゴーゴーとアチラコチラで流れを作っている。
ある年、その様子を姉と眺めていると、道に信じられないくらい大きなどじょうが打ち上げられていたのだ。
最初それを見たとき「うなぎだ！」と狂喜乱舞して、ビチビチとモンドリうっているそのウナギを捕まえようと懸命になった。
(特に姉は食いしん坊だったのでその喜びようは尋常じゃなかった。）
そうこうしてるうちに捕まえそこねてウナギは濁流へ辿り着き、逃げてしまった。
とはいえウナギだ。
興奮気味で家に帰り、母に報告するとウナギはこの辺りはいないとアッサリ否定されてしまった。
納得できない私たちは父にも報告した。
すると「それはどじょうの主だ。普通は大きな池の深いところにいるんだけど、この台風で打ち上げられてしまったんだろう。」と父は言った。
ウナギじゃなかったのはガッカリだけど、なるほど池の主のどじょうと言う意見には説得力があった。
それくらい巨大などじょうだったのだ。
それから大きな台風が来るとまた「うなぎどじょう」を見れるんじゃないかと姉と2人、捜索に出掛けるようになったのだ。
だけど、それ以来うなぎどじょうを発見する事はできなかった。
良く晴れた空と色んなモノが流れてくる用水路とうなぎどじょうの思い出は、今だに台風が来ると思い出す不思議な思い出なのだ。
| 2000年07月26日(水) |
* 食う寝る遊ぶ * |
最近良く行く公園は放課後の時間になると小学生がタクサン来て遊んでいる。
前に住んでいたところは、3時過ぎになっても小学生の姿ってゼンゼン見かけなくて「子供が外で遊ばない」ってのはホントなんだなぁ〜なんて思ってたのだ。
ところがこの辺りはどうやら子供は子供で外遊びをしている地域らしい。
思えば例の丸太小屋も3時過ぎになると小学生でイッパイになるし。
真っ黒に日焼けしたガキンチョが溢れかえっている場所って最近では貴重なのかもしれないね。
この間久しぶりに会った友達も小2の男の子のママなのだけど、小学校の友達同士プライベートで遊ばないと言って嘆いていた。
その友達の子は月曜日だけスイミングに通っているらしいのだけど、クラスの友達はホトンド週に3、4日習い事をしているので火曜日から金曜日は遊んでくれる友達がいなくて淋しがっていると言うのだ。
だから何だか変な話しなんだけど「つまらないから」もう1つくらい友達と一緒の習い事をしたいなんて言い出しかねないイキオイだってて言ってた。
なんともサミシゲな話しだ。
この間カブと一緒に公園で遊んでいるときにフと思った。
赤ちゃんの仕事。
それは「食う寝る遊ぶ」。
ホントにそれだけ。
ウラヤマシイ限りだなぁ〜と思う反面、最近ではこの赤ちゃん時代の「食う寝る遊ぶ」にさえ「勉強」が入って来てる時代だ。
ハヤリの「早期教育」やら「知育」やら。
そうゆうのを頭ごなしにNO！って言うのもガンコジジイの様なのかもしれないけれど、遊びながらお勉強、とか言いながら結局子供の「遊び」を阻止してる結果になってるんじゃないのかな。
大人が考える事なんて所詮、手垢まみれの発想なんじゃないのかなぁ･･･なんて思ってしまうのだ。
カブを見てて思う。
あんなフニャフニャの芋虫みたいだった子が、たった10ヶ月で意思を持って興味を持って行動する。
イロイロな音に耳を清ます。
瞳は世の中の全部を知りたい！っていう光で輝いてる。
できたてホヤホヤ人間のカブの親としてしてあげられるの事は、そんなカブの「本能」を大切にしてあげることなのかなぁ〜なんて思うのだ。
あっつい日の夕方、公園で涼しい風に涼みながらカブを見てたら突然思った。
カブが生まれた時元気な産声を聞いて、元気に生まれてきたという事を聞いて、何よりの幸せと思った気持ちを忘れたくないなって。
子供が成長してくるとついつい欲張りになるのが親心なのかもしれないけれど、子供の仕事は「食う寝る遊ぶ」。
これを思いっきりできる環境を作れるようにしてあげる事が親として一番の仕事なのかなって思った。
| 2000年07月25日(火) |
* トーチャンによる刺激。* |
この間の週末、テルクンがヒサビサの連休だった。
テルクンがカブの面倒を良く見てくれるので
シメシメとばかりノンビリと本や新聞を読んだり、
家事をやったり、
テレビも1週間ぶりに見たりして、
かなり気分がリフレッシュされた。
カブもカブで最近やっと後追いがおさまり始めてて、
1人遊びする時間が増えて来てる。
そのせいか、前はカブの中で感心が低かった「お父さん」の存在が急にクローズアップされているモヨウ。
多分「お父さんは遊んでくれる！」という認識が芽生えてきてるんだろうね。
だってどんなに眠くてもテルクンがいるとギラギラとハイな状態になってるんだもの。
これはワタシにとっても嬉しい事。
男の子だし、やっぱりお父さんになついてるのって嬉しい。
そんな訳で連休の間、たっぷりお父さんと遊んでもらったカブ。
お父さんってのはヤッパリ遊ばせ方も私と違ってて、その「違い」がカブにとってイイ感じの刺激になったらしい。
この連休中に今までできなかった事がイキナリこのできるようになったのだ。（ささいな事なんだけど）
�．薀奪僂鮨瓩韻襪茲Δ砲覆辰拭�
�▲棔璽襪鯏蠅欧蕕譴襪茲Δ砲覆辰拭�
今までラッパもボールも手にするやいなや叩き付けるorなめまわす。
だったのがイキナリ吹けるようになって、投げられるようになったのだ。
ワタシはラッパに限らず何でもそうなんだけど、
カブが何かオモチャで遊んでる時、あまり手を出さないようにしてる。
本来の遊び方じゃなくてもカブはそれで楽しいんだし別にイイヤって感じで。
オモチャじゃない物も食べてマズイものは取り上げるけど、紙類とか極端に汚いモノ以外はとりあえず気が済むまでいじくらせている。
でもテルクンはちょっと違うのだ。
ラッパならラッパの「吹き方」ボールならボールの「投げ方」をカブに教える。
それもお座りを始めた5ヶ月くらいからそうし続けていた。
ワタシから見ると「教えたってできないよ。言葉わかんないんだし。それより独自の遊び方で遊んだ方がカブは楽しいんだもんね。」と心の中で思っていたのだけど。
口には出さなかったけど。
ところがところが。
特にラッパに関しては驚いた。
まずお父さんと遊んでる時、ダーリンはカブの前で何度も「フーフー」という口つきをしてからラッパを吹くといった動作を繰り返して、その後カブにラッパを渡して同じ動作をやらせようとした。
が、カブは全然ヤルキを見せず、いつもの通りベロベロと嘗め回した後、ポイっと床に捨ててしまった。
ここまではお決まりのパターンだ。
そしてそれから1時間くらい後の事。
隣のオモチャが散らばった部屋でカブが1人遊びをしていたので私とテルクンは台所でお茶を飲みながら話しをしていた。
すると、隣の部屋からヨワヨワしく「プゥゥ〜〜〜〜。（ラッパの音）ア〜〜ゥゥ（カブの声）」が交互に聞こえてくるではないかっ！
ビックリして2人顔を見合わせてしまった。
抜き足差し足で様子を見に行くと、ラッパを手に難しい顔をして挑戦してるではないかっ！
吹こうとしても声が出てしまって上手く吹けないのだけど、それでもたまにラッパが鳴る。
もう1度挑戦。
という具合に、だんだん声よりラッパの音が鳴るようになってきた。
私が驚いたのは1時間も経った後に、お父さんがやっていた「ヤリカタ」をなぞる事ができるんだって事。
10ヶ月BABYってのはせいぜい5分前くらいの事しか覚えていないんじゃないか、くらいに思っていたし、ましてや今まで「舐める、叩き付ける」しかやった事がないものを1時間後に「音が鳴る物」と認識して挑戦するなんて思ってもみなかった事だ。
この後、同じようにボールを片手で持って投げられるようにもなった。
この事でちょっとカブに対する接し方を変えようと思った私。
カブの意思を優先しつつ、ある程度までなら「howto」を示してあげた方が良いんだなって。
体の成長は目に見えるから母も順応できるけど、心の成長ってのはなかなか目に見えなくて時々驚かされる。
アンヨもできるようになった事だし、いつまでも赤ちゃん扱いしてたらその内カブに相手にされなくなっちゃうかも〜なんて思った出来事だったのでした。
ウチのマンションのすぐ下に農家の家があって、
その軒先で「野菜の直売」をやっている。
旬の野菜が激安で買えるのだから、
サゾサゾみなさん御用達なんだろうなぁ〜っと引越してきた当初は思っていた。
だって朝取りのトマトが１つ10円20円、タマネギ10個で100円とかそんな感じなんだよ。
ところが予想に反してあまり売れていない様子。
おかしい･･･。
が。
それは駅前のスーパーに行ってみて納得。
駅前のスーパーは野菜激戦区だったのだ！
暴力的に安い！！
安すぎて、引越してきて数日はその値段を見た瞬間、軽目の興奮状態に陥って野菜ばかりワンサカ買ってきたものだ。
どのくらい安いかと言うと、まぁ一言で言えば「直売所なみ」の捨て値なのだ。
キャベツ30円、エノキ20円、ブロッコリー50円、とかとかそんな感じ。
スゴイでしょ。
最近ではキャベツ50円を高いと思うようになっちゃったもの。
で、なんでそんなに安いのかというと。
駅前にスーパーが4つもあるのだ。
しかもそのうちの１つが新鮮大○という、
生鮮食料品の激安店で連日目玉商品として何種類かの野菜をとんでもない値段で出す。
そうすると客はまず新鮮大○を覗いて、あらかたの買い物を済ませた後、足りなかった物を買うために近くのスーパーへハシゴする、というルートが出来てしまう。
そうなると他店はマズイ。
それを阻止すべく勃発したのが｢野菜の値下げ合戦」なのだ。
肉や魚はさておいて、とりあえずもう野菜は捨て値覚悟の客寄せアイテムと化している。
多分スーパーはお互いの店の探り合いで大変なんだろうけど、
客である私にとってはホントにありがたい。
かくして満足満足な食料調達の帰り道、道端に出てる農家の直売所で取りたての枝付き枝豆を100円とかでゲットして旬の味もマンキツなウハウハの野菜激戦区。
ありがたや。
このあいだ「春はあけぼの」の事を持ち出したのだけど、
この枕草子の序段には苦い思い出がある。
「春はあけぼの」と言えば学生時代暗記させられた人も少なくないと思うのだけど、
私が教わった古典の先生は「暗記」にあまり意味を見出していない先生で、
暗記よりも色んなエピソードやら雑学を持ち出して細かく解釈をしていくようなタイプの先生だった。
なので「春はあけぼの」が大筋でどんな内容を詠ったモノなのかは今になっても何となく覚えている。
その意味ではその先生の「反暗記精神」ってのは成功したと言えるのかもしれないのだけど。
がっ！
テストだ！
テストではあまりにもわかり易い問題というのは意味が無い。
従って特に古典とか国語のような科目は重箱の隅を突っつくような問題が出されるのだ。
私は中学までは割と勉強するのが好きだったのだけど、高校に入ってからメッキリ勉強をしないヤツになっていた。
(他に楽しい事が多すぎた！）
もちろんテスト勉強もやらない。
従って「枕草子」がテスト範囲だとしても「春はあけぼの」を暗記したりもしない。
で、こんな問題が出た。
【次の( )を埋めなさい。】
『春はあけぼのやうやう白くなりゆく････
夏は( )月の頃はきらなり闇もなお･･･』
私は悩んだ。
夏は７月から8月だ！
どっちだろう。
いやっ！昔は「かぞえ」で月を言うから、夏は6月か7月だ！
きっと唄に詠むくらいだから夏になりたての事を詠んでいるに違いない！
ズバリ( )の中の答えは『６』でしょう！！
と自信満々に解答欄に『６』を書込んだ私。
結果はモチロンおおはずれっ！ブッブ〜ッ！！
正解は皆さんご存知のとおり「夏は（夜）」だ。
そして後日、テストが返される。
答えあわせと解説の時間だ。
ここで例の問題に差し掛かったとき、先生が言い放った。
「なんとまぁ、情けない事に“夏は満月”だの“夏は７月”だのと書いてるバカモノが居た！」と。
ギクリ。私もじゃん。
しかし！
この高校２年のとき、私はクラスに好きな男の子が居た。
しかも片思い中だ。
ただじゃなくてもバカだと思われてそうだったし、ここでまたバカがバレると情けない。
よし、素知らぬ顔をするのだ！
とばかりにその先生の言葉に一緒になって笑った。
と、次の瞬間。
「えのもとっ！（旧姓）なに笑ってんだ！おまえは６月って書いただろうっ！」
ゲゲ〜ッ！先生〜(T^T)
チラリと片思い中の男子方向を横目で見ると。
笑ってるよ〜〜！！
チクショォ。
その１年後「片思いの子」と付き合う事となる。
モチロン彼は私をバカだと思っていた。
「春はあけぼの事件」以外にも類似事件が多すぎたのだ！
そしてあれから13年。
その時の「片思いだった男子」。
テルクン。
相変わらず私はバカだと思われている。
だってスタートがそんなんなんだもん…。
先生。
まだ尾ぉひいちゃってるよ…。
「夏は6月｣…。
| 2000年07月19日(水) |
* やっぱり“夏は夜” * |
カブのアンヨは日に日に上達を見せている。
カブ自身どうやら歩くのが楽しくて仕方が無い様子で、
機嫌が良い時は腕を斜め前方に上げて“オイデオイデ”をする様な感じで手のひらをブラブラと振りつつ、何やら喋りながら20歩くらい歩く。
20歩くらいをMAXに、途中で蹴つまづいてバッタリと前に倒れるのだけど、また起き上がって同じ行動を繰り返すのだ。
それはまるで何か怪しい儀式のように見えなくもないのだけれど、どうやら大人が歩くように腕を下げて交互に振るよりも、前方に上げて振る方がバランスがとりやすいらしい。
ただし何か「急ぎ」の目標物がある時は倒れた事をキッカケにスピードハイハイに切り替えて目標物まで辿り着く。
て事は本人もハイハイの方が早い事は知っているのね。
０才児と言えどそのくらいの事は学習できるらしい。
少し歩けるようになったんで、今週からチビッコハウス(屋内)ではなくて公園(外)に遊びに連れて行く事にした。
ただし日中は暑い！暑すぎるのだ！
３１才の私でさえ参る暑さだから、殆ど動かずジっと座り込みを決めるカブにとっては相当な暑さに違いない。
そのうえカブの髪はハカナゲなのだ。
太陽も直撃。
帽子かぶらせようよって言われてしまいそうなんだけど、
これまた帽子がキライで被らせてもスグに毟り取ってしまうのだ。
バンダナを巻いたり緩めの帽子を被らせてみたりイロイロ試してみたのだけど全滅。
むむぅ。
でも実は私も子供の頃帽子が大っ嫌いで、母親がムリクリ被らせようとするのが苦痛で堪らなかったと言う経験の持ち主なので、どうしても強要する気になれない。
そうなると出動時間が限られてくる。
朝か夕方だ。
夜型ベビーの朝は遅く、カブの朝の儀式が一通り済む頃にはオテント様はギラギラとそのパワーをみなぎらせている時間帯に突入しているので、結局夕方の出動を余儀なくされるのであった。
そんな訳で今週は買い物とカブの遊びは一緒のタイミング。
外に出るのも１日１回。
もうこの暑さのなか２回も３回も出てられないね、実際。
さすがに５時６時になると公園にいるのは小学生ばかりで赤ちゃん連れなんて皆無。
どうかすると小学生も帰る時間だもんね。
夕方の風に吹かれつつ日が暮れていくのを楽しむのもなかなか気持ちが良いんだよね。
カブがヨソの子と関わりたい時期が来るまで（もしくは夏が終るまで）はこの作戦にハマりそうな予感。
「春はあけぼの」じゃないけど、やっぱり“夏は夜”でしょう。
| 2000年07月18日(火) |
* ジゴウジトク * |
昨日の夜、カブが1人遊びをしてる間に夕飯の下ごしらえを済ませてしまえぇ！
と意気込んで台所にこもった私。
いよいよ佳境って頃になってカブが台所のゲートにすがってグズグズ言い始めたのだけど、
まぁ、そこに居るし言わせておけ、と、
持ち場を離れず言葉だけテキトーに掛けつつ任務を遂行していた。
全てやっておきたい工程を清ませ満足満足でカブの元へ行くと･･･。
臭うぞ。
ウンチの匂いが･･･。
しまった･･･！
「どうかコロコロでありますように」と祈りつつオムツを開けてみると半ユルウンチ。
アウゥ。
ゆるいウンチを長い事オシリにくっ付けているとオムツカブレになってしまうのだ。
「どうかウンチしたばっかりでありますように。赤くなってませんように！」とウンチを拭き取ってみると･･･。
見事に真っ赤っかになってるではないか。
ごめんよカブゥッ！
カブは割とお尻の皮膚が丈夫なのと、
私の鼻がスゴク良いという2つの要素が相成って
これまでヒドくカブレた事はない。
ところが今回はどうやら悪質なウンコを長時間くっ付けさせてしまったらしく、
お尻の穴の付近が真っ赤になってるのだ。
お尻拭きで拭くと「ウギャ。痛いよ。」という表情で泣く。
これはイカン。
さっそくお風呂へ入れて入念にお尻を洗うも、
またもやお尻を締めて穴に触らせまいと抵抗するカブ。
そんなに痛いのか。
はふぅ。ゴメンよう。
お尻はカブレるは、ゴハンは久々の大失敗でまずいは･･･。
お風呂あがったあと炎症止めの薬を塗ったら
今朝になったらダイブ良くなってたものの、
とりあえず本日は「ウンチをしたらシャワーで洗おう作戦」を決行する事に。
失敗を防ぐための原則。
「新しい事をする時は慎重に行え」
さすがにこの9ヶ月でカブの身の回りの事で失敗をする回数は減って来ていて、
食事にしても着替えやお風呂にしてもスッカリ手順がみに付いた。
しかし。
これまでオムツカブレに無縁だったカブにとって
「ウンチをしたらシャワーに入れる」という行為がオハツなのだ。
なんて事無い事なんだけど、ここに盲点はあった。
【再現】
カブ、ウンコする。
ここぞとばかり、カブを脱がせオムツを外しお風呂へGO！
この時脱いだ服、オムツ等、全てその場へ放置。
カブと一緒にシャワーなんか浴びつつ2人ともサッパリして風呂からあがる。
カブに服を着せてワタシは身繕いを始める。
（新しい髪型でちょっとウカレ気味）5分経過。
「ん？なんか静か･･･。」やな予感。
異様に静かな時ってなんかやな予感が走るのだ･･･。
「かぶぅ〜〜〜。（ネコナデ声）」
カブの様子を見てみると････。
「ギャァァ〜〜〜〜！！カブっ！カブっ！カブっ！」
私の声に跳び上がって驚いて泣き出すカブ。
でもそれどころじゃないっ！
カブの手をムンズと掴み、興奮おさまらぬ母。
その手に握るものは･･･。
そう。
脱ぎっぱなしにしてあったオムツの中にあったウンコっ！！！！！！
しまった。
いつものお風呂の時の工程となんか違っちゃっていたのだね。
きっと。
だってウンチのオムツを放り投げておいた事なんてこれまで1度もないんだもの。
そんな事はさておき、カブの手の中にあるウンコだっ！
まず、ウンコを放させ、その手を顔に持っていかないように押さえつけ洗面所へ。
石鹸でゴシゴシ洗う。
次なる疑惑。
「食ってないだろうなぁ･･･。」
口の周りチェック。
鼻の頭にウンコのカス発見。
クゥ〜〜。悲しい･･･。
顔、ゴシゴシ洗う。
口を開けさせて臭いをかいでみる＆カスが無いかチェック。
どうやら食ってはいないらしい･･･。
最悪の事態は回避。
あぁ。ホントに参った。
でもコロコロウンチでよかった。
あんど、食べてなくてホントに良かった･･･。
朝から疲れた！！
ジゴウジトクだけど。
この週末は久しぶりに「週末だ！」って感じの週末を過ごした。
まず金曜日、テルクンが珍しく10時に帰宅。
早い！
さっさとご飯食べてビール2本飲んで、
カブのお風呂もテルクンが入れてくれて。
うしし。
なんか週末って感じだぞ。
カブ寝かしつけたあとは久々の「テトリス大会」！
ワタシはゲームの類が全然ダメで、
素早さや敏捷さが要求されるゲームはとりあえず全滅。
これにより己の運動神経と手先の器用さは連動していない事が判明。
自分が走ったり跳んだりっていうのは得意なんだけどね。
アナログな私･･･。
かと言ってRPGは全然ハマレないっ！！
おまけに今どきの画面がリアルなゲームは「酔う」のだ。
オバサンくさい。
そんなゲーム音痴なワタシでも楽しめるのがパズル系なのだ！
そんな訳で我家では今だに姉からもらったスパーファミコンでテトリスとかピクロスとか、そんなのをジミジミにやって盛り上がってるのだった。
テルクンはプレステとか欲しいみたいだけどね。でもヤツはやる時間が無いのだ。ケケケ。
テトリスにハマる事3時間。
気が付けは3時を回ってるではないか。
が。いつもボロ負けだったワタシの快勝で終了。
うしし。
心地よい眠気と肩凝りの疲労感で就寝な金曜日。
そして土曜日。
昨日の日記に書いた通り美容院へ行く。
プチウカレな土曜日を満喫し、夜は夜でスーパーで買ったヤツながらもお寿司とビールで上機嫌夫婦。
そして日曜日。
天気予報は雨って言ってたクセに真っ晴れ！！
ムラムラと暑くて、満場一致(2人だけど)で「これは水遊びだねっ」と言う運びになり、これまたスゴイ久々のドライブ＆お外遊び決行！
丹沢の「七沢森林の森公園」という県立公園へ行ってみた。
ホントは天然の沢でカブを遊ばせようと思って丹沢方面へ行ってみたものの、
天然の沢は岩があって苔があって水が激冷たくて、
0才児向けではなく、敢え無く退場となった。
そこで近所にあったこの県立公園へ行ってみた。
特に何てことない山の中を切り開いて散策道を作ったような公園だったんだけど、
入り口付近に「せせらぎ広場」というのがあって、
そこには「インチキ沢のせせらぎ」がある。
キラーン。
0才児適正チェック。
温度よ〜し！深さよ〜し！流れの速度よ〜し！底のゴロゴロ感よ〜しっ！
合格っ！
てなわけでさっそくカブのオムツを外し、フリチンの上にツナギの下着を着せて「せせらぎ」に座らせてみた。
最初はちょっとビビッていたものの、慣れてくると、
またもや「石」を見つけてグリグリと手元で遊び始めた。
外に行くといつも「石をグリグリ」なのだ。
もっとダイナミックに遊んで欲しいと思う親心とはウラハラに、
流れてくる葉っぱをゲットしてはクリクリともてあそび、
それがボロボロになると又川底の石を掴んではグリグリとやるカブ。
あんまり楽しそうに見えないものの、泣いたりグズったりしないところをみると、
まぁ、カブなりに楽しんでいるのだろうと判断し、
私とテルクンはカブの傍らに座り足をお水に付けつつ
持参したビールをプシュそしてグビグビ。
いやぁ。
これまたプチリゾート気分だ。
結局小1時間でカブのオシリも冷え冷え＆ネムネムなってきたので退散したのだけど、思いの他楽しいお出かけだった。
子連れのドライブは近場で空いてて(マイナーなところ）あまり期待し過ぎずに行くってのが楽しめるコツなのかね、なんて話しながら満足満足で帰宅したのでした。
土曜日、やっと美容院に行ってきた！
ずっとずっと行きたかったんだけど、
行くとなるとパーマとカラーをするので4,5時間かかっちゃう。
だからどうも腰が重くなってしまうのよね。
電車に1人で乗るのも久しぶり。
基本的に美容院そのものは嫌いな私なのだけど
（人にいじられるのが嫌い、長時間ジっとしてるのが嫌い、匂いが嫌い。）
カブから分離して電車に乗ったり、美容院でも雑誌を読んだりする事が異常に新鮮に感じる。
それにしたって美容院の鏡ってどうしてあんなに「正直鏡」なんだろうね･･･。
美容院に行くたびに鏡に映る自分の顔を見ては
「はぁ。老けたね、私。」と思わずに居られない。
子供を産む前は「老けたな」と思う事ってあんまり無くて、
いや、実際には老いて行っていたんだろうけれど
あんまりそうゆう自覚がなかった。
ところがドッコイ。
まず産後3ヶ月に行った時のやつれた顔を目の当たりにした時に
「こうやって女は老いて行くのだな」なんてシミジミと思ったのだ。
それから半年ぶりの美容院。
確実に半年分、また年取ったような感じ。
とほほ。
美容院の帰り道、最寄駅に入ってるウェンディーズでお茶をした。
ここからレジが丸見えで、夕方のスーパーのレジはフル稼動。
土曜日って事もあって家族連れが多く、平日の「主婦イソイソと買い物の図」とはちょっと違っている。
本を持っていたのだけど、その人波を見てるのが楽しくて、コーヒーを飲みながらボンヤリとその景色を眺めていた。
その時にフと思ったのだ。
子供が産まれる前、OLな私は、月〜金まで品川までラッシュの電車に揉まれて仕事へ行って、20時頃帰宅。
急いで家事をやって夕飯の支度、ゴハンを食べてお風呂に入ると1時過ぎで、また次の慌ただしい1日が始まり、土日も「予定」だらけの休日だった。
だけど。
1人でボンヤリ本を読む。
1人でボンヤリ人波を眺める。
1人で暇を潰す。
一服しながら。
そうゆう時間が生活の「合間合間」に挟まってて、
そうゆう時間の過ごし方をしていたのだ。
それをウェンディーズで思い出した。
こうやって人波をボンヤリ眺めて「おもしろいな」って感じるのが実に1年ぶりくらいだった事に気が付いたのだ。
私の視線は無意識に常にカブに注がれていて、
周りの景色も人並みも気が付けば私の生活には入って来ていないんだなって。
きっと「寝不足」や「出産」が女を老けさせる1番の原因では無くて(だってOL時代も年中寝不足だったもの）
「毎日の時間との付合い方」や「自分から見える景色」が変えていくんだろうなって気が付いた。
だからと言ってカブを見つめている毎日を「イヤだ」って思っている訳じゃない。
こんな風に「カブを見つめる」毎日は永遠に続く訳じゃないし、こんな体験は今だから出来る事だからね。
この時期、そうやって過ごす事で自分の「老い」のスピードが少し早まったとしても、それはまぁ「幸せの代償」って事で仕方が無い事なんだろうけれど。
とにもかくにも、そんな風に少しだけ「1人の時間」をマンキツした土曜日。
アレコレオモフ「休日」でした。
新しい家に引越してくるにあたって、ベッドを捨てた。
23才、同居生活を始める時に、
ベッドな毎日の経験が無い2人は「憧れのベッド」を購入し、
それから7年ずっとそのベッドを使ってきた。
前に住んでいたお家では江戸間サイズの四畳半を寝室していて、
シングルベッド２台＋カブのベビーベッド（テルクンお手製)を入れたら、
そこはベッドを敷き詰めた部屋と化した！
歩く隙間も無いのだ。
そしてフと思った私。
「これって床が高くなってるだけじゃん･･･。」
ちょうど時期的にもカブの動きも激しくなってきた頃で、
惰眠を貪ろうにもカブが落ちないように気を付けてないとイケナイからおちおちゴロ寝もしてられない。
その結果、思い切って布団の毎日に変更する事にしたのだ。
捨てるって決めるまでは「もったいかも、もったいないかも･･･。」って思っていたのだけれど、布団にしてみて思う事。
いやぁ、いいね、布団。
畳める→部屋スッキリ。
掃除しやすい。
布団干しが億劫じゃなくなった。
残差が無い→カブ落ちない。
→いつまでもゴロゴロしていてもカブは勝手に遊んでる。
VIVA布団。
布団バンザイ。
このところお天気な日が続いてるんで、毎日入れ替わり立ち代わり皆の布団を干している。
前は布団乾燥機ばっかりで天日に干すのって月に1回がイイトコだった。
お日様の匂いのする布団に寝る幸せ。
匂い嗅いでるだけで睡魔が襲ってくるね。
干した布団を広げておくと寝室が「日向の匂い」で充満する。
そこで眠るカブとテルクン。
夕飯の片付けを終えて寝室へ行くと、
私の場所が2人の真中に空いている。
熟睡してる2人。
日向の匂いとカブの甘い匂い。
ちょっとオシッコの匂いも混ざってて。
小さくイビキをかいて眠るテルクンの匂い。
テルクンに寄り添って長くなって眠るマダラ(猫)。
何てことない光景なんだけど、うわっと噎せ返るような「幸せ」な感じが押し寄せて来て、
真夜中に迂闊にも鼻の奥がツンとしてしまう事がある。
きっと何年かしてカブもスッカリ大きくなった頃、
この匂いをもし嗅ぐ機会があったとしたらこの真夜中の光景をいっぺんに思い出して懐かしくなったりするんだろうな、なんて思った。
そごうが倒産したらしい。
実はワタシ、そごうにはチョットだけ縁があって
このニュースには少なからず思うところがあった。
学校を卒業してすぐ就職した会社が原宿に本店があるハーブ屋で、
入社してスグの１年半は横浜そごうのハーブコーナーに出向してたのだ。
世間知らずだった小娘時代の私が
「女の園」の代名詞のような百貨店の中で揉まれに揉まれて
激痩せしたのもそごうでの出来事。(１年間で12kも痩せた。）
とは言え、そんな中にも良い人はいたし、楽しい思い出もある。
今回のそごう倒産のニュースを見てお世話になったそごうの社員の人の顔が浮かんだ。
話題になってる雪印の問題にしても、
そごう倒産にしても、
末端で働く人は倒産とか閉鎖とか具体的に自分の身の置き所が無くなるまであんまりピンと来ないんだろうな。
会社が大きすぎると「一致団結」とか「一丸となって」みたいな事はスゴク難しいに違いない。
業績が不振だからと言って、じゃぁ自分達が何をすれば良いのかなんてところまで意識が向かないのが現状なんだろうって思う。
私は社会人時代約10年強の間に5社も転職していて、
最初に就職した個人でやってるような小さなお店から、
最後は大手電気メーカーまでイロんな会社を渡り歩いた。
そして思う事。
大きな会社っていうのは何かと守られているんだよね。
何事も無い時なら尚更で、
給料も休みも福利厚生も職場の環境も何から何まで小さな会社とは比べ物にならないくらい充実してる。
おまけに借金が払えなくなったら国(税金)で負担しようか、みたいな話しまで持ち上がってくるんだもの。
これが小さな会社となると、もとのお休みだって少ないのに有給だって名ばかりで実際は体調を壊した時くらいしか使えないし、育児休暇だ生理休暇だなんて制度は無いところの方が多いし、ボーナスなんて年間3ヶ月なんてザラ。
会社が傾きそうになっても銀行はお金を貸してくれない･･･。
少し話しが変わるけど、両方働いてみて驚いた事は「大会社」と呼ばれる企業っていうのは実はほんの一握りでしかないのに、大企業で最初から働いてきた人というのは、自分の会社が世間的に恵まれていると言う事に気が付いてない場合が多い。
平気で給料がボーナスが少ない、社食がマズイ(あるだけイイじゃん）、どこそこ銀行のCD機も導入して欲しい、うんたらかんたら･･･この手の話しを聞くたびにウンザリしてた。
ただ、小さい会社だって良いところはあって、例えば会社が倒産しかけてる事が解らないなんてことは絶対にない。
実際、私も勤めていた会社が倒産した事があるのだけど、それはそれはもう重く暗い沈滞ムードが流れ、生活が掛かってる人だって沢山いる訳で人間ドラマもタクサン生まれる。
それで倒産しないように末端の社員まで結構がんばる。
それでも倒産した場合は苦しいけど「青天のヘキレキ」なんて事はない。
心構えができるのだ。
そうゆう意味で言えば、小さな会社なら通常の仕事だってその仕事っぷりはどうかすると社長の耳にまで届いてたりする訳で、配属や人事もキチンと適材適所を見極めてもらえる。
不満や疑問はダイレクトに伝えられるし、自分の頑張りが報われやすいのだ。
そうゆうササイな事を比べてもやっぱり大企業っていうのはTOPだけしか解らない事が多すぎるんだろうし、末端の社員は自分がその会社にとってどうゆう役割で働いてるのかって事が見えづらくなっちゃうっていうのはあるんだと思う。
何だか話しが逸れまくっちゃったけど、“そごう”の1人1人の社員はホントに大変だと思うけれど、借金棒引きを国が断ったのは当り前の流れのような気がする。
大きな会社ほど、TOPの考え方を変えていかないとこれからもっともっと大きな会社が大変な事になっていくんだろうな、なんて。
そんな事を考えさせられたニュースでした。
| 2000年07月12日(水) |
* 丸太小屋、体育館と化す。* |
今日の夕方、1週間ぶりに丸太小屋（チビッコハウス）へ行ってみた。
最近どうもカブのノリが悪くて、公共の場へ足が遠のいていたのだけど
ヤッパリたまには他の子供たちと触れ合わないと、て事で
17時閉館の丸太小屋へ16時到着。
どうせカブのスタミナなんて1時間もあれば充分なのさ、と
余裕の読みで出掛けたのだが･･･。
到着してビックリ。
なんと丸太小屋が「体育館」と化しているではないか！
そうなのだ。
今まで夕方に行った事がなかったから想像だにしていなかったんだけど、
夕方になると小学生のお兄ちゃんがゴロゴロ来ていて、
そこにはもうお昼の「ホンワカムード」はミジンもなぁいっ！！
バスケットゴールにぶら下がる子（猿）
２階からマットめがけて飛び降りてくる子(猿）
鬼ごっことは名ばかりの跳び蹴り、
スライディング、タックル、奇声、嬌声、雄叫び･･･。
近所のママは皆知っているのか１才以下の子供、ゼロ人っ！
やられたっ。
呆気にとられて呆然としてるカブ。
＆カブが踏み潰されないように抱きかかえつつ、
安全地帯を求めてウロウロとさまようワタシ。
そして「安全」地帯は１�屬睫気�、
戦いに敗れた親子は敢え無くタイサンいかの塩辛。(滞在１５分）
次回は早く行きます。
| 2000年07月11日(火) |
* カワイすぎるのよ。* |
私はてっきり「歩けるようになる＝兄ちゃんっぽくなる」と思い込んでいたんだけど、どうやらそれは大きな勘違いだったらしい。
移動手段がまた1つ増えた事で「いつもお母さんのそばに居たいボク」の欲求はいっそう叶え易くなったわけで、スピードハイハイ＋ヨロヨロ歩き＋素早い伝い歩きで、前よりも素早く母の元に辿り着いてはヨダレでベタベタの腕＆顔を私の首筋にグリグリと擦り付けてくるのであった。
もう夕方には服もシットリとヨダレ臭くなってるのさ。
しかも最近公園やチビッコハウスに行ってもあんまり嬉しそうじゃない。
どうかするとヤニワに泣き出したりするのだ。
カブ的にはオウチでオカーサンとベタベタと遊んでる方が楽しいらしい。
いいのかそんな事で。
せっかく公園に連れて行ったのにイジイジと足元の砂かなんかいじくり回してつまらなそうなカブを見てると私まで盛り下がってくる。
歩くのもお家の中では楽しそうに歩くのに外では歩かない。
これは人見知りの一種なのか？
まぁ、無理に外遊びをさせなくてもイイかな、とは思ってるものの。
何となく期待外れなのであった。
そうそう。
今日またまた「かわいぃぃん」という行動があった。
うちは猫を飼ってるのでウチが臭くならないように
たまにお香を炊いているのだけど、
そのお香から出る煙をヨロヨロと手を伸ばして追いかけたのだ。
そして、煙がフっと消えちゃうと
「何で？」って目をして私を見るのよん。
いやぁん。
かわいいぃぃ。
5ヶ月くらいの時、
お風呂のお水を一生懸命掴もうとして掴めない姿も異常にカワイかったんだけど、
今日のは振り返って「なんで？」ってやるその姿がもうスゴイ可愛いのよ。
もう完全なる親バカと化してその一瞬をカメラに収めてやるぅ！と
ダッシュでデジカメ取りに行って戻って来ると、
もうすっかり煙の事なんて見向きもしなくなっていたカブ。
ちぇ。
| 2000年07月10日(月) |
* 赤ちゃんから幼児へ * |
土曜日カブのイトコにあたる連が、
じいじ＆ばあば＋義兄妹と共にやってきた。
連はもうすぐ4ヶ月。
4ヶ月にしてはジャンボなのだけど、
それでもやっぱり抱いてみるとクンニャリと体を預けてくるし、
軽いしスゴクはかない感じがした。
私がカブと接していて感じたのは「赤ちゃん的はかない感じ」って4、5ヶ月までだなって。
モチロン個人差あるのだろうけど、
5ヶ月くらいになると急に自我が芽生えて来て、
目の輝きも乳児の頃の「キョロ〜ン」とした感じじゃなくて
「知りたい、触りたい、舐めたい」のキラキラ（時にギラギラ）した感じになるし、
喜怒哀楽もハッキリしてくるし、
おまけに体も強くなってくるからクンニャリ感もなくなってくるし、
6ヶ月くらいになると離乳食も進むからウンコもイッチョ前な匂いになるのだ。
じゃぁ6ヶ月BABYは赤ちゃんじゃないのか！？と言うと、
絶対にそんな事はないんだけどね。
何となく4、5ヶ月の「自我の芽生え」を境に
「赤ちゃん前期」と「赤ちゃん後期」の境界線があるなって感じたのだ。
きっとアンヨが上手になると、
もっともっと他の子との関わりができるようになってきて、
いよいよ「幼児」への仲間入りになるんだろうな。
とはいえ、まだまだ何かって言うと「ハッ！」と母の姿を探しては餓鬼のように追いすがって、
このクソ暑いのにベッタリと張り付きつつパワーを充電してる姿を見ると
「幼児」なんて言葉遠い未来に感じるんだけどね。
きっと歩くようになるとアっと言う間なんだろうなぁ。
今のうちに思う存分ベタベタしてやるのだ。
先週の月曜日あたりから立った状態で片足だけを動かしつつ方向転換をする
「ピボット状態」を繰り返していたカブ。
「これは1歩か？それとも半歩？｣
「いやいや。ただニギニギと動いただけか･･･。」と
最初の1歩への期待がムクムクと盛り上がっていた。
そして金曜日。
ついに歩いたのだ！！
ちゃんと左、右。って1歩。
感激。
カブも何だか得意げですごく楽しそうな顔をしてたので、
両手を持って「いちっ、にっ、いちっ、にっ！」って歩く練習をさせてみた。
ケラケラ笑ってメチャクチャ嬉しそう。
歩くって事は楽しい事なのか！
土曜日、じいじ＆ばあば＋義兄妹達がやって来たのだけど、
まったくタイミングの良い事に土曜日にはみんなの前で3歩、4歩と歩いたのだ。
ギャラリーが居た方が張り切るって事なのかしら。
そしてもう皆が帰ったその夜にはヨロヨロと緊張感溢れる表情をしつつも、
これまたケラケラと声を上げて5、6歩歩いた。
すごいよなぁ。
ついこの間まで首までグラングランしてて、
自分で体どころか見たい方に顔を向けるのですら大儀だったのに。
赤ちゃんってホントに物凄い勢いで成長してるんだよね。
チョッピリ感動してしまったよ。
が。
歩く子につきものの「名誉の負傷」を早くも日曜日の晩こさえてしまったカブ。
足の運びがまだまだおぼつかないので床に足が引っかかって転倒。
本棚の本(角）に激突。
泣き叫ぶカブ。
慰める母。
そして後に残ったのは、眉間にクッキリと「天下御免の向こう傷（タンコブ付き）」･･･。
アワレだ。
真中にうっすら血が滲んでメチャ痛そうなものの、
とりあえず私の胸で10秒くらい泣いたら気が済んだのか、
またもや「ヨロヨロ＆ケラケラの旅」に出ていったのであった。
ガンバレ、カブ。
負けるなカブ。
そんな訳で、7/7は9ヶ月と16日にして2本足歩行の第1歩を踏み出した
カブの記念日となった。
図書館で借りてきた本のせいでここ2日、寝不足。
読み始めると途中で切り上げるのがスゴ〜ク名残惜しく、
ついつい一気に読んでしまう。
さすがに子育ての合間に1冊を1日で読み切る事はムリとはいえ、
結局2日で読み切ってしまった。
そして残ったのは目の下のクマゾウ･･･。
いかん。
これでは充実の読書ライフとは言えないではないか。
次の1冊はもっとユックリとユトリを持って読もう、と決心。
この間借りてきた本は4冊。
� 悒肇蕕了劵�ブ』 という絵本。主人公の「カブ」という名前につられて借りてきた。本の真中が透明のフィルムになっていてなかなか可愛らしいのだけれど、カブはあまり食いつかなかった。っちぇ。
�◆愡勸蕕討話狼紊魃�す！？』というマツイナツキのマンガエッセイ。エコロジーに焦点を当てた対談式のエッセイ。この人の育児マンガに『笑う出産』というのがあって、それがなかなか面白かったので借りてみたのだけど。エコロジーに焦点を当てた本って知らずに。エコロジーって人それぞれの「見解」や「尺度」で行えばイイモンだと思ってるので、人がどう思ってるか、どのようにエコな活動をしてるかなんてゼンゼンどうでもイイ事で、あまり面白くなかった。
ワタシの中で同じような事柄として「動物愛護」とか「健康指向」（ちょっとエコとかぶるけど）とか「子育て論」とかがある。こうゆう事は人が「これが正しい道なのだ」というものではないと。
あ、でもこの本は決して「エコロジー」を押し付けてる訳じゃない。
淡々と色々な人の「エコロジーに対する価値観」を紹介しているだけなので、別に不愉快な本ではない。
�Ｇ菊逎▲気痢悖鞠�目の魔女』。 昔はサスペンス系の小説って殆ど読まなかったんだけど、５年前くらいからちょっとづつ読むようになった。乃南アサはストーリーもオモシロイのだけど、特に登場人物(女性）の心理描写が秀逸で割と手にしてしまう作家なのだ。
�さ繁椶个覆覆痢悒魯優燹璽鵝戞�これはまだ読んでない。吉本ばななの作品は好きなのと嫌いなのが極端に別れるのだけど、好きなのはとっても好き。これも面白いと良いな。
っで、寝不足の原因は��のサスペンスなのだけど、これを読んでる途中、真夜中の布団の中でフフフっと笑ってしまった事があった。
ある緊迫感迫るシーン。主人公は新幹線に乗るために駅のホームに立つ。
本文『ホームに「こまだ」が入ってくるのを待っていた。』
ホームに「こまだ」。ケケケ。満塁男か？！(ベイの駒田の事）
「こだま」の誤植なのは言うまでもないが、私の笑いを誘ったのには続きがある。
図書館で借りてきた図書館の所有物であるこの本の「こまだ」という文字の横に筆圧高く鉛筆でグニィって線が引いてあったのである。
この本を借りた誰かがどうしても気になって線を引いちゃったんだなって思うと何だか妙に可笑しかった。
古本屋で買ってきた本じゃないのだ。
図書館の本なのだ。
しかも消せる鉛筆で書いてあるあたりが何か意図を感じつつ、
そのクセすごい強く濃くかいてあるあたりも何だか意思の現われみたいで勘ぐってしまう。
昔は図書館の本って貸し出しカードで管理されていたから、
本を借りると必ずカードの履歴を見ちゃうクセがあった。
色んな名前。
色んな文字。
「知らない人の不愉快じゃない足あと」ってなんか不思議と興味が湧くのだった。
うちのマンションのすぐとなりにミニストップがある。
そしてそのまた向こうに県立高校が建っている。
従って、このミニストップは昼時および放課後は高校生トグロマキマキ混雑状態になるのだ。
ウッカリこの時間帯にぶち当たると
その熱気に蹴押されて週刊誌の立ち読みもままならないまま
スゴスゴと弾き出される悲しい子連れオババと化すので、
なるべく授業が行われているであろう時間帯に行く事にしている。
とは言っても、幸いこの高校にはどうやら「ワル」な子は居ないようで、「食べれる」コーナーでカップ麺や弁当をバクバクと貪り食うハングリーな男子達も
タバコを吸ったりウンコ座りをしてたりする姿は見掛けないし、
女の子もルーズソックスにミニスカの定番ファッションは押さえてるものの
(って言っても最近はルーズソックスって下火なんだと思ってたんだけど。
やっぱここは田舎なのだね。）
ヤマンバちゃんとかパンツ見せまくりペッタリ座りのオネーチャンなんかも見かけない。
それにしたって時代は移り変わっているのだ。
最近の公立高校はメッキリ校則が排除されているらしいので、
ほんとにみんな思い思いのファッションで決めているのだ。
私が通ってた県立高校も当時にしては珍しいくらい校則が緩くて、
シャツや鞄や髪型なんかはみんな自由にして良かったんだけど、
それでも世間の高校はみんな校則がガチガチだったし、
そんなに奇抜なイデタチで登校してくる子はいなかった。
ところが最近では男子もみんなオシャレさん。
そのうえ世の中的にも高校生は高校生の地位を確立してる。
だからホントにノビノビと好きな格好をしているので見てると面白い。
特に「変わったよなぁ〜」って思うのが男の子。
女子は割とみんな「お決まり」ファッションで、
特に仲間同士は同じような髪型や小物使い。
「いつの時代でも女はみんな一緒が好きなのね」なんて思う反面、
男子の方はどちらかと言うと仲間同士で髪型とかカブらないように気を使ってる向きが見られる。
ドレット、金髪、ツンツン、サーファーっぽいロン毛、カチューシャやピンを使ってアレンジまでしてる子まで居る。
いやぁ。
OLしてるとき油取り紙で鼻の油押さえてる新人君(10コ下)を見た時はギョっとしたもんだけど、今やそんなレベルじゃないんだろうね。
男の子の「男らしさ基準」みたいなもんって多分すごい勢いで変化してるんだろうな、なんて思う。
だって私個人としては、毎朝鏡に顔を寄せて眉毛を抜いてるような男の人に「男」を感じられないしね。
別に友達だったら何してても気にならないんだけど･･･。
まぁファッションの話しはこのくらいにしておいて。
昨日そのミニストップでちょっとオモシロイ事があった。
迂闊にも｢高校生ワッショイタイム」に訪れてしまった私。
店の前まで来て「しまった」と思ったものの、ここまで来ちゃったんだから目的の物だけさっさと買って来てしまおう。
てなわけで「目的の物」である「ケーキ」を手にレジに並んだ。
レジはもう前も後ろも高校生。フと後方から「ヤベッ。･･･」「ヤベッ。･･･」と声がしてくる。
「ムムム？何がヤバイのだ？」と振り返ると、高校生の男の子が2人カブに見つめられて顔を綻ばせてる。
私と目が合うとちょっとバツが悪そうにするものの、
またもや「ヤベッ。メチャカワイイ。目があったよ。ヤベ〜よ。笑ってるよ。スゴクやばくない？」と2人で話しながらカブに注目してるのだ。
そんな事より高校生の男の子も子供を可愛いと思ってあやしたりするんだなぁって、それが何だか面白かった。
まぁ、その年頃の子なので私も話しかけたりしないでニッコリしつつ聞き流していたのだけどね。
そしてケーキを買ってチャリンコにカブを装着しようとコンビニの前でゴソゴソしていると、またもやカブが何やら落ち着きがない。
私の肩越しに何かを覗き込もうとしてるのだ。「ムム？」そしてその視線の先は････。
なんとさっきの男の子達が「食べれるコーナー」で更に仲間と一緒にカブを見て何やらニコニコして手なんか振っている出はないか！
窓際に張り付いてこっちを見てる目。
7人。
ドレット、金髪、ツンツン、サーファーっぽいロン毛、カチューシャ、ピアス･･･いやぁ〜それはそれは面白い図だったよ。
私が見られてる訳でもないのに妙に照れてしまった。
君たちもこうだったんだよ。と思いつつ、にやけて帰宅したのであった。
フフ。
約1ヶ月ぶりに図書館に行ってきた。
前の家も今の家も徒歩圏に図書館がある。
これは専業主婦な毎日をかなり潤わせてくれるアイテム。
アリガタイ。
しかも前の図書館と今の図書館を比べるとグレードが2.5倍くらいUPしてるのだ。
うしし。
住民票を移した時に「横浜市のしおり」をくれたので、
すかさず図書館や児童館なんかの近所の「便利施設」をクマなくチェックした私。
その結果図書館は前の図書館より随分立派である事が判明していたのだ。
なので今日の「初図書館」は行く前からかなりウキウキしていて期待度も大きかった。
かくして満を持して初図書館へ足を踏み入れた私。
一通り図書館内のマーキングを済ませた結果
、児童書のコーナーがスゴク充実していた事が一番の収穫だった。
特に絵本の数がすごくて乳児用の絵本や外国の絵本もあるのだ。
これは嬉しい。
大人のコーナーは前の図書館と比べると若干多いかな、くらいでこっちは期待以上ではなかった。
とはいえ、まぁ本を読める時間も限られてる訳で贅沢を言っちゃイケナイ。
ところで図書館から遠ざかっていた1ヶ月強の間に変化した事がある。
それは「恐るべきカブ」の挙動だ！！！
以前のカブは、外出先ではキョロンとおとなし〜くしていたのだ。
ところがこのところのカブと来たら、外面の良さは相変わらずなのだけど何が変わったって『絶えず何か喋っているのである』！！
図書館に足を踏み入れる手前で「ハッ」っと気が付く母。
浮かれていて忘れていたぞ。
「喋るカブ」･･･。
●最近のカブが喋らない瞬間。
�＿燭�に熱中してる時。
�⊇蕕瓩童�たり聞いたりするものに接した時。
この2点を踏まえると、まず図書館に置いてある本達に気を取られてる間はキョロキョロと静かにしているであろう。
ただし、その風景に慣れてくると「機嫌が悪くなって喋りだす」。
もしくは「始めての場所で機嫌が良くなって喋りだす」。
どっちにしても喋り出すのは時間の問題だ。
そして作戦を立てる母。
近頃のカブは「あっ！カブ、あれなに？アレ！？」っと指を差して注意を促すと
「なになに？なんか楽しいモンがあるの？」という表情で指を差した方向をキョロキョロと見るのだ。
その間はまさに「初めて見たり聞いたりするものに接した時」のモードになり、暫くは大人しくしてる。
よって本日の初図書館は「ドッキリ」の「寝起きシリーズ」のようなコショコショ声で「カブッ。アレなに？」「カブッ。どしたのぉ〜。これねぇ〜。かわいいねぇ〜」と喋り続ける事約30分。
キサマが一番怪しいって。
それにしたって、いくらコショコショ声で喋ったところで何しろ相手は図書館。
何人ひとが居ようとシ〜〜〜ンとした場所なのだ。
サスガに近くに寄るとその声は目立つ。
今回はイチオウこの作戦は成功でカブは奇声を上げたりする事なく私の胸に抱かれていたものの、この作戦もいつまで続く事やら。
とにもかくにもメデタク本を借りて来て、
今日からまた読書な時間が取り戻せそうな予感なのであった。
| 2000年07月05日(水) |
* 嗅いじゃうのかも。* |
今日の夕方、またまた例の爽やかチャリ親子にマンション前で会った。
っが。本日の親子は「爽やか」では無かった！
オコチャマのジョー君が(漢字を知らない。もしかしたら“ジョウ”君なのかも。）補助椅子に座ったまま泣いているではないか。ムム〜。いつも2人で髪をなびかせてニコニコしてるのに。どうしたジョー！立つんだジョー！
SHON「こんにちわ〜。ジョーくんどしたのぉ〜？」
ジョーママ「眠いのよ〜。まったくぅ〜。（困り顔）」
そうなのだ。
チャリンコに乗ったままグズられるのはサイアクだ。
危ないと思いつつも抱いてチャリは引けない。
となるとナダメすかしながらもチャリを進めないとイケナイのだ。
出会ったのはマンションの前で、
ようやく辿り着いたところでママもヘトヘトというシチュエーションだったのだろう。
ところで号泣するジョー君を見て発見した事がある。
ジョー君は1才3ヶ月ながらにして大柄でアンヨも上手どころか階段もヒョイヒョイ登るし、すごくスムーズに走る。
2才くらいに見えなくもないくらい「子供」っぽいのだ。
なんだけど、その号泣するジョー君の泣き声はまだまだ「赤ちゃん」の泣き方で、ウェ〜ンとママにまとわり付く姿も全く赤ちゃんなのだ。
顔を真っ赤にして涙をポロポロ流してる顔は、本人は真剣に泣いてるのだろうけど可愛らしくてついつい微笑んでしまった。
体が大きくても1才3ヶ月はヤッパリ1才3ヶ月なんだよね。
変な事に感心しちゃった。
あの赤ちゃん独特に泣き方っていつ頃からしなくなるんだろう。
子供の泣き方って赤ちゃんとはちょっと違うもんね。
何らかの理由で「泣くのをガマンしなくちゃ」って思うようになると変わってくるのかな。
「恥ずかしい」とか、逆に「ここで泣いてやれ」みたいな計算が働いたりするようになると、もう純粋な赤ちゃんの泣きかたじゃなくなるのかもしれないなー。
これからカブの泣き方を観察してみよう。
赤ちゃんらしいと言えば、赤ちゃんの「匂い」。
赤ちゃんって甘いような酸っぱいような何とも言えない良い匂いがするのけど、実は汗をかくと汗臭くなるって事が最近判明。
去年、産まれたての頃も暑くてイッパイ汗かいてアセモ作ってたんだけど、あの頃は(0〜1ヶ月）汗臭くなったりしなかったのになぁ。
勝手に赤ちゃんって汗臭くなったりしないもんだと思い込んでたからちょっと衝撃的だった。
それもこれも、だんだん人間らしくなって来てるって事なのかのぉ。。
そんな事を考えてたら、
カブが中学くらいになって汗どころか男臭くなって、
足とかもスゴイ臭くてムンムンさせて帰って来る日が現実にあるんだ、
と思うと「うそだ･･･。」と思う反面、
それでも我が子の匂いを嗅いでかねない自分も居そうでちょっと恐い…。
読書は好きなんだけど、
出産してからというもの、
HPなんかかも始めちゃったせいでなかなか本を読む時間を作れないでいる。
「自分の生活」に読書タイムがは含まれてないのは
ちょっと良くない状態なような気がしてる今日この頃。
何やってるでも無いんだけど、気が付くと1日が暮れているのであった。
カブのお昼寝タイム＝家事＋母の自由時間。
この魅惑なひと時は今のところだいたい1日に2回で、1回につきだいたい1.5〜2時間位。
この2回の昼寝タイムもオオムネスケジュールが決まっていて、
1回目は朝食兼の昼食をコーヒーをすすりながらなるべくユッタリした「気分」で頂く。
この「気分」を盛り上げるために、メンドッチくても必ずコーヒーを入れる事にしてる。
メールのチェックとHPの掲示板チェックを横目でしながらのブランチ。
･･･と言っておきながら、いかにこれを早く切り上げるかで「本日の自由時間」の内容が大きく変わってくるので、
食ってるモンは極めてイイ加減。
自分のご飯までユッタリ作ってたら1日中ご飯を作る女って感じだからね。
だもんで“味噌汁とゴハンと漬物”とか、パンにハムとチーズ挟んで、とかそんなモノをパクパクと頬張るのであった。
現実は厳しい。
そしてゴハンの後、いよいよホントの自由時間が訪れるのだ！
最近はお部屋の飾りモノ系なんかをセコセコと作ったりして過ごしていたのだけど、
今週から新聞も取り始めたので新聞くらいは読まないとな〜と思ったりして、
今日はイチオウ新聞を広げてみたりする。
が、1面と3面を読んだ後、テレビ欄とチラシのチェックで飽きる。
何しろ小1時間の自由時間なのだ。貴重なのだ。
たいてい「今日はアレをやろう」と心に決めているのだけど、メールチェックした時に魅惑的なメールが来てたりするとそのままパソにズルズルと引き込まれてしまう優柔不断な私。
このパターンを日々続けてると家事と育児とパソで1日が暮れていってしまうので、そのうち何となくスカっとしない気分になってくるのだ。
なので最近は1回目のお昼寝タイムではパソは我慢する事にした。
で、今日は新聞の後、家計簿を付けてカブのアルバムの整理をした。
･･･ムム！？これって自由時間じゃないじゃん。
しまった。
書くまで気が付いてなかったぞ。･･･う〜ん。そっか。
でも整理整頓好きの私としてはカブのアルバム作りは楽しみの一つだからヨシとするか･･･。
（何か急に損した気分になって来たぞ。）
2回目のお昼寝タイムは、だいたいHPの日記を書いて、その後晩ご飯の支度をする。
テルクンの帰りはだいたい23時くらいなんで、
前は「カブが寝てから支度すればイイや」なんてタカをくくって2回目のお昼寝タイムをまるまる自由時間にしていたんだけど、
そうするとたまに早く帰ってきた時にな〜んにもゴハンが出来ていないというピンチな状態に陥ってしまう。
それにご飯作成を後に回すと、カブがスンナリ寝てくれなかったりした日にゃ〜心の中で「早く寝てくれ〜。早く寝ろぉ〜。コンニャロォ〜」とダンダン寝かしつける手も荒々しくなってくるのか寝つきが悪い。
せっかく早く帰ってきた時くらいはユックリご飯を食べたいし、カブにとってもいい迷惑なんで結局2回目のお昼寝タイムで大方の支度を済ませてしまう事にしたのであった。
そして夕飯を食べて後片付けをしてフと時計を見るとだいたい1時･･･。お気に入りのちゃっとルームへ行ってもそこはママの集い。だいたいみんな落ちた後だったりするのであった。
さみしぃ。
とはいえ、1時からの小1時間は純粋な「自由時間」なので友達のHPを見に行ったり本を読んだりして、比較的ユッタリした気分で過ごせるのであった。
しかし･･･。
最近カブの動きが激しくなって来て、日中知らず知らずのうちに一緒に動いているのか、1時になる頃には睡魔が襲ってくる今日この頃。ノォォ〜ッ！！
後頭部がボンヤリしたままパソに向かっても本を読んでも盛り上がらず、仕方ナシナシ男どもが爆睡する寝室へと向かう。
そうやってアっと言う間に1週間が過ぎていくのであった。
今週中に絶対図書館行くぞ！
高校時代からの友達が遊びに来た。
彼女は23才で出産してるので、なんとなんと子供はすでに3年生。
約2年ぶりに会ったので子供の写真を見てホントにビックリしてしまった！！
子供って育って行くんだよなぁって。
彼女が結婚して出産してヒト段落したころ、
私が結婚妊娠と多忙気がズレしてしまって、ここ5年くらいは数回しか会ってない。
とは言え、昔からの友達って「時のブランク」を全然感じないで会えるんだよね。
高校を卒業してから彼女が結婚するまでの5年間、
近所の人に3姉妹と間違えられるくらい彼女は家に入り浸っていて、
加えてホントに姉であるマウキチとも仲が良かったし、
私の彼氏(テルクン）とも高校3年の時の同級生ってこともあって、
私ですら何だか家族のような気分になっていたもんだ。
大人になるとナンやらカンやらと知らず知らずのうちにカッコつけてしまって、
なかなか人に弱みを見せれなくなってしまうのだけど、
彼女に限っていえばその18からの5年間、
ホントに情けないくらい「弱み」を見せまくってるので、
今更何を隠すモノも無いわけで。
それは多分彼女にしてもそうで、
たまに再会すると変な意味で自分のルーツを思い出したりする。
その意味で言えばテルクンも制服を着てた頃からお互い知ってるので、
今更何もカッコ付けなくちゃならない事は無いのだけど、
同性の友達ってのはこりゃまたチョット違うんだよね。
なんて言うか、
いくら親しくても彼氏やダンナと違って「親しき中にも礼儀アリ」な部分もあり、
逆にその分だけ引いたところで見れたりするから。
まぁ、とにかく。
土曜日は久々に会ったナミヘーとおおいに飲み語り、
スッカリパワーが充電された私。
31才になった今でも、
お互いの関係も相手に対する気持ちも
17才の頃と変わってないのってやっぱり貴重。
カブのチャリンコライフのキッカケとなった「爽やかチャリ親子」。
この親子とは、その後も驚くべき偶然の連続で、
勝手に「これは何かの縁に違いない」と思い込んでいる。
買い物途中に信号待ちの交差点で一緒になった時、
あまりに気持ちヨサゲだったのでついつい話し掛けたのが最初だった。
誤解が無いように断っておきたいのが、
私は決して人見知りではないけれど、
知らない人にヤタラメタラに話しかけたりする人間ではない。
この日は久々の天気だった事、
引越し2日目の買い物でウキウキしてた事、
更にこの親子が(特にママ)がニコニコしてチャリに乗っていて話し掛けやすかった事･･･まぁ言ってしまえば「何となく、たまたま」そうしてしまったのだ。
結果的にその親子のお陰で私はカブとのチャリンコライフを始める事ができるようになったわけで、
私の中では「感じの良いママだったな。また会えるといいな。」くらいの感じだった。
ところが、2日後また同じ場所で会った。
家から歩いて10分の駅前の交差点。
「あ、また会った。」とちょっと嬉しくなったものの、
アチラにしてみればなんてことない事だろうから、
まぁ普通に「あ、こんにちわ。」と挨拶すると、
爽やか笑顔で「こんにちわ。」と返してくれた。
そしてまた颯爽と立ち去る親子。
「やっぱ早く補助椅子買いたいな」と思う私。
そしてその翌日。
例の丸太小屋へ遊びに行った。
2回目の丸太小屋だ。
その日は雨が降っていたのでチビッコは3組しか来てなくてガラガラだった。
が。
なんとまたもや「爽やかチャリンコ親子」が居たのだ！
ちなみに駅前の交差点と丸太小屋は全く逆方向。
丸太小屋に来てる親子はだいたいママ同士がつるんで来てるケースが多くて、
その3組の内2組もやっぱり一緒に来ていたのだけど、
そのチャリ親子はどうやら単独で遊びに来てるようだった。
そんな訳で子供同士も何となく交信しあってたるし、
お互い単独行動だった気安さでお話しをした。
最初の印象通りとても感じの良い人で、
私としてはイロイロ話しをしたかったんだけど、
そんな｢縁」を感じてるのは私だけだろうから、
ササヤカな「盛り上がり」は心の中にしまっておいて、
ここらで評判の良い小児科情報なんかを抜け目なく仕入れつつ
「また会えるとイイな。」なんて思いつつ帰宅した。
ここまでだったら普通の「偶然」。
まだまだ続くのだ。
そのまた4日後の事(昨日)･･･。
週末に補助椅子をGETして火曜日に初乗り、昨日2回目の出動。
マンションのエントランスからカブを乗せてチャリンコを引いていると
前方から「ウッソォ〜！」という声が。
声の主はなんとあの親子。そうなのだ。
同じマンションだったのだ！
ホントにビックリした！！
そして何だかスゴク嬉しかった。
でも何だろ、なんか嬉しすぎて怪しくなっちゃうかもしれない自分がいて、あまり長く話しをしなかった。
まだまだ子連れな付合いに不慣れな私は、
そんな感激も表に出す事ができずじまいだったのだけれど、
でも何だかやっぱり「縁」を感じた。
今後の進展に乞うご期待。
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