:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2008年11月29日(土)  罵倒

それであなたの気が済むのなら
好きなだけ罵れば良い
黙って 泣きながら耐えていれば
いつか 終わる
 
 *
 
一番乗りが君だなんてね
少し 笑ってしまったよ
私の意識に変革なんてもたらしてくれた
君の声に交わって息を吹き返した
速さは光の如く 深夜のドラマに月を失い
朝がくるまで待ち続けよう
 
 *
 
どうしてあなたが泣き出しそうな顔をするの
罵られているのは私であなたじゃない
気付いたら離れてしまう
いつかすがりついた そうせずには生きられなかった
私が消えていくのを予見した筈もない
 
朝がくるまで 私が言葉を発せなくなるまで
続いた罵りは いつ終息を迎えた?
 
 *
 
十一月の終わりのアンチテーゼ
雨音が聴こえている
どうして私は怯えているのだろう


2008年11月06日(木)  マイナス思考の静止画

大丈夫だよ 泣かないで
わたしが居るから心配しないで
構わないでよ 流される
心地良い音楽が聴こえてる
 
確かなものは君が伸べた手の温度だけ
風は吹き荒ぶが 明日には止むだろうと
年老いた予報士が応えていたから
端の方に蹲るあの日を捜しても
それは戻ってこないのに
 
遥か遠い場所へ行く際には
そっと手を握っていってよ
一人になるにはまだ早すぎて
乾いた身体が探したのは自分だけ
 
暖かな夜が恋しいなあ
急かしても急げないよ
足が絡まってうまくいかないから
緩やかな日々が愛しいなあ
初めては華やかなれば
大切にされた継ぎ接ぎの声を聞いた
 
君の夢を掬う術が無い
貧しい想像で双子のようにやけに眠い
大切にしすぎて見失うこと多々
つまらなすぎて吹き出していたように
 
野菜を食べてビタミンを補って
甚だ不快な健康嗜好
つまり真面目な日々は流れて舞うが
朝方の空気に溶け込むと言うこと
単純なマイナス思考の静止画


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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